福田沙紀

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テンプレート:ActorActress 福田 沙紀(ふくだ さき、1990年9月19日 - )は、日本タレント女優歌手である。

熊本県熊本市出身。オスカープロモーション所属。

来歴

7歳でデビューし、地元熊本県でローカルタレントとして活動ののち2004年、第10回全日本国民的美少女コンテストで応募総数10万1192通の中から演技部門賞を受賞[1]し、美少女クラブ31の第2期生メンバーとなったのをきっかけにメジャーデビュー。当初はドラマ主題歌・コンサートCMなど、上戸彩をはじめとする先輩との抱き合わせ的な仕事が多かった。

2006年、出演していたクイズバラエティ『クイズ!ヘキサゴンII』(詳細は後述)でいわゆる「おバカタレント」のキャラクターが定着し、バラエティ番組での仕事が増える。

2007年、ドラマ『ライフ』に安西愛海役で出演し、女優として注目される。

2008年、舞台『フラガール』にて初舞台初主演を、同年『櫻の園』で映画初出演を務める。

2009年、『ゴーストフレンズ』にてドラマ初主演(西島隆弘とダブル主演)を、続いて翌クールでも『メイド刑事』で主演を務めたため、2クール連続でのドラマ主演となった。さらに、2007年で活動休止していた歌手活動をEMIミュージック・ジャパンに移籍して再開。私生活では堀越高等学校を卒業。

2010年、明治座の舞台『つばき、時跳び』にて初座長公演を務めた。明治座の舞台を踏む女優としては、当時16歳で『あずみ〜AZUMI on STAGE〜』にて主演を務めた黒木メイサに次ぐ2番目の若さでの主演となる。また、秋クールの『SPEC〜警視庁公安部公安第五課 未詳事件特別対策係事件簿〜』から2011年秋クールのドラマ『ランナウェイ〜愛する君のために』まで5クールにわたり、ドラマ連続出演(うち『カルテット』と『IS』では主演)を果たす。

人物

人物像
熊本市立池田小学校熊本市立京陵中学校を経て、堀越高等学校卒業。家族構成は父・母・3歳下の弟。熊本のローカルタレントである前田シゲは義理のいとこ。
沙紀という名前は、正義心の強い子に育って欲しいという願いで、『スケバン刑事』の主人公、麻宮サキから採られた。人見知りのため、初対面はもちろんのこと、過去に共演した人でも時間が経つと緊張して上手く話せないことがあり、機嫌が悪いのではないかと誤解されるのが悩みである。歌うことが好きなため、美少女コンテストでは音楽部門賞を狙っていたが、演技部門賞を受賞した瞬間予想外の出来事に固まってしまった。母親が中森明菜の大ファンであり、特に好きだという曲は「難破船[2]
演技に関しての目標はミラクルタイプで共演した八嶋智人のように脇役でも光るようになりたいとし、現在の主演ドラマが多い状況を「勉強」と称している。
趣味・特技
趣味はゲーム・読書・アクセサリーづくり。特技は金魚すくい。城マニアであり、故郷の城・熊本城一口城主でもある。
ウルトラマン』や『仮面ライダー』のファンである。子供時代のリアルタイム視聴によるため主として平成版の作品が対象が多いが、怪獣に関しては古くからの怪獣も知っている。一番のお気に入りは『ウルトラマンティガ』と『仮面ライダー555』。また『シャーマンキング』などのアニメ・漫画にも詳しく、自身も声優として出演することがあるものの、未だに「普通の女の子」役を演じていないため、女の子役をやりたいと希望している[3]
活動
オスカープロモーション所属の女性芸能人で結成された芸能人女子フットサルチーム「表参道BEAUTY」のメンバーだったが、一度も練習や試合・イベントに参加したことがないまま退団。しかし、サッカーをするのは好き。逆に主題歌を歌ったバレーボールは苦手である[4]。アルバム『VOICE』にて「VOICE」、「Re;start」、「もう一度」の3曲を作詞した。シングル「Spr*ing for you」は、初めてストーリー仕立てのPVに挑戦。学生服を身にまとい、卒業をテーマとした恋愛ドラマを演じている。学園祭のシーンでは、Linkin Parkの楽曲にあわせてドラムを演奏している。
その他
高校の同級生には俳優三浦春馬鮎川太陽女優蓮佛美沙子、アイドルグループHey!Say!JUMP八乙女光等がいる。

クイズ!ヘキサゴンII

福田が『ヘキサゴンII』に初出演したのは2006年5月24日放送分である。その際は最下位になり、司会者に「泣かんでいいで」と言われているうちに本気で泣き出したエピソードがある。そしてクイズでは珍回答を連発し、司会者から「レギュラー決定」と宣告された。その後、当時は少なかった常連出演者の1人となり(2006年には福田の他には香田晋里田まいのみ)、番組内では「おバカタレント」と扱われることになる。

しかしおバカタレントの中では比較的「予選ペーパーテスト」の点数は高く、おバカタレント以外で下位に入ることのあるゲスト解答者に勝利する機会も多かった。また2007年頃になると稀に高得点をマークし中位入りする機会もあり、香田、里田、大沢あかねほしのあきなど当時出演していたおバカタレントの中では1位抜けすることは多かった[5]。ちなみに点数が上がり始めた時期と同時期におバカが中心の企画「ちゃんと出題できるかな!?アナウンスクイズ」、「脳解明クイズ」が始まったため、常連おバカタレントの中で両企画とも代表者となったことがない唯一の人物でもある。

同じ九州出身おバカの香田、スザンヌと一緒のチームとなると「3枚ストッパー」と呼ばれた。

2007年6月20日放送分からライフの撮影を優先したため降板、その後全く出演しなくなったが、2007年7月11日放送分の「相手が書かない答えでシュート PKクイズ」の問題となった『都内の女子高校生300人に聞いた“こいつバカだなぁ”と思うタレントベスト20』では10位に選ばれている。

『ヘキサゴン』降板後はおバカタレントとして扱われることが無くなり、ゲストとして出演する他のクイズ番組でも平均的な成績を残している。2011年秋のオールスター感謝祭では総合6位入賞を果たした。

出演

テレビドラマ

Web ドラマ

バラエティ

過去の出演番組

スポーツ

映画

声の出演

舞台

CM

ラジオ

ポスター

  • 駅前放置自転車クリーンキャンペーン
  • 2008年技能検定
  • 2009年全国労働衛生週間
  • 2009年全国火災予防運動
  • 2011-2012年建設業年末年始労働災害防止強調月間(2011年12月1日 - 2012年1月15日)

写真集・書籍など

  • 2006.07 福田沙紀 DVD&PHOTO BOOK Little wing 撮影:橋本雅司

ディスコグラフィ

シングル

リリース日 タイトル 最高位 販売形態 商品コード 形態
FLIGHT MASTER
1 2005年5月18日 アタックNo.1 2005 20位 CD PCCA.70110
2 2005年9月7日 花束を下さい 48位 CD PCCA.02141
3 2005年12月14日 幸せのテレパシー 79位 CD PCCA.02210
4 2006年8月2日 グッド・バイ・マイ・ラブ 50位 CD PCCA.02260
5 2007年3月7日 夢空〜ゆめそら〜 150位 CD PCCA.02403
EMIミュージック・ジャパン
6 2009年8月12日 明日への光 19位 CD+DVD
CD
TOCT-40265
TOCT-40266
豪華盤
通常盤
7 2010年3月3日 Spr*ing for you 79位 CD+DVD TOCT-45026 初回生産限定盤
8 2010年12月8日 Snow Rain 81位 CD+DVD
CD
TOCT-40313
TOCT-45039
初回生産限定盤
通常盤

アルバム

リリース日 タイトル 最高位 販売形態 商品コード 形態
FLIGHT MASTER
1 2006年9月6日 Sakippo 100位 CD+DVD PCCA.02309 初回限定盤
EMIミュージック・ジャパン
2 2010年3月3日 VOICE 92位 CD+DVD
CD
TOCT-26948
TOCT-26949
初回生産限定盤
通常盤

タイアップ

楽曲 タイアップ 収録作品
アタックNo.1 2005 テレビ朝日木曜ドラマアタックNo.1』主題歌 1stシングル「アタックNo.1 2005
花束を下さい 日本テレビ系『音楽戦士 MUSIC FIGHTER』2005年9月度エンディング・テーマ 2ndシングル「花束を下さい
幸せのテレパシー 映画『甲虫王者ムシキング グレイテストチャンピオンへの道』主題歌 3rdシングル「幸せのテレパシー
グッド・バイ・マイ・ラブ フジテレビ木曜劇場不信のとき〜ウーマン・ウォーズ〜』挿入歌 4thシングル「グッド・バイ・マイ・ラブ
春夏秋冬 テレビ朝日系『恋愛百景』エンディング・テーマ
明日への光 テレビ朝日系金曜ナイトドラマメイド刑事』挿入歌 6thシングル「明日への光
リーク テレビ朝日系『恋愛百景』エンディング・テーマ
Snow Rain CM:シャープLYNX3D docomoSH-03C 8thシングル「Snow Rain

脚注

テンプレート:脚注ヘルプ テンプレート:Reflist

外部リンク

テンプレート:オスカープロモーション

テンプレート:美少女クラブ31
  1. 朝日新聞2013年9月21日夕刊『旬』「自分らしい色を目指して」
  2. テンプレート:Cite episode
  3. 『ムシキング』では少年役、『ケロロ』では謎の少女、『エアリス』ではボートの少年の役を担当している。
  4. テンプレート:Cite journal
  5. 司会者曰く「若いので単に物を知らないだけ」「吸収力が速い」。
  6. 2011年12月31日にBSジャパンで放映された。