神鉄バス
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テンプレート:Infobox 神鉄バス株式会社(しんてつバス)は、神戸電鉄沿線で路線バスを運行しているバス会社。神戸電鉄の100%出資子会社である。
神戸電気鉄道(現・神戸電鉄)のバス部門を分社して発足。戦後に開業して神鉄沿線をエリアとして年々路線網を拡大していったが、近年は逆に縮小傾向にあり、2003年に大部分が阪急バスに移管され、自社の分譲地と最寄り駅を結ぶ培養路線のみの運行となった。
目次
沿革
- 1928年(昭和3年)7月30日 神戸有馬電気鉄道がバス営業開始。
- 1943年(昭和18年)8月31日 直営バス事業を神姫合同自動車(神姫バスの前身)に譲渡。
- 1949年(昭和24年)10月1日 バス事業、新たに免許を得て事業再開。
- 1998年(平成10年)4月1日 神戸電鉄のバス部門を分社し神鉄バスとして発足。
- 2001年(平成13年) 神鉄運輸サービスを吸収合併。
- 2001年(平成13年)12月1日 有馬温泉ループバス運行開始。
- 2003年(平成15年)10月1日 - 大部分の路線を阪急バスに移管(同社から運行を委託)。
- 2008年(平成20年)10月1日 星和台営業所路線でPiTaPa・ICOCA対応
- 2011年(平成23年)11月1日 有馬温泉ループバス路線休止(最終運行日は同年10月31日)。
- 2013年(平成25年)6月2日 社長川嶋勉が遺体で発見される[1]。
路線バス
星和台・ 西鈴蘭台駅前線
- 9・10・11・18系統
- 西鈴蘭台~星和台ポラール前~星和台4丁目~星和台東~星和台2丁目~星和台ポラール前~西鈴蘭台(一部区間便および星和台東を経由しない便あり)
鈴蘭台・中里町線
- 系統番号なし(平日のみ運行)
- 鈴蘭台~(ノンストップ)~中里北公園~中里中公園~中里町2丁目~中里町
中央病院線
- 系統番号なし
- 西鈴蘭台~鈴蘭台~東山団地~中央病院前
君影団地線
- 系統番号なし(団地内では内回りと外回りが有り)
- 鈴蘭台~君影団地~西鈴蘭台
- スルッとKANSAI対応磁気カードでは乗車できない。
※道路運送法改正以前は乗合許可路線(21条バス)だった。
阪急バスより委託路線
経由地の詳細は阪急バス唐櫃営業所を参照
- 鈴蘭台・神戸駅南口線
- 鈴蘭台・谷上駅線
- 西鈴蘭台駅前・神戸駅前線(ひよどり台北町経由)
- 西鈴蘭台駅前・神戸駅前線(しあわせの村経由)
- 泉台・中央病院前線
- 筑紫が丘・谷上駅線
- 筑紫が丘・山の街駅前線
- 筑紫が丘・山の街・泉台線
- 谷上・しあわせの村線
過去の路線
三田線
- 2002年10月1日に阪急バス山口営業所へ移管(4系統は移管前に廃止されている)
道場線
- 3系統:三田駅前~新道場~鎌倉峡口~JR道場駅前
- 15系統:三田駅前~新道場~鎌倉峡口
- 26系統:有馬町~有馬駅前~下山口~新道場~鎌倉峡口~JR道場駅前
- 27系統:有馬町~有馬駅前~下山口~新道場~鎌倉峡口
- 1999年4月1日に休止となる。
- 1月18日・19日に運行される三田駅前~塩田八幡宮間の臨時バスは阪急田園バスが担当
三宮線
- 2002年10月1日に阪急バス山口営業所へ移管
神戸北町線
- 23系統:谷上駅→箕谷→日の峰2丁目→大原3丁目
- 24系統:神戸北町→日の峰2丁目→箕谷→谷上駅
ひよどり台線
- 13系統:西鈴蘭台駅前→ひよどり台ホーム前→ひよどり台
- 14系統:ひよどり台→ひよどり台センター前→ひよどり台ホーム前→星和台2丁目→西鈴蘭台駅前
- 14系統:ひよどり台→ひよどり台センター前→ひよどり台ホーム前→西鈴蘭台駅前
- 25系統:西鈴蘭台駅前~しあわせの村中央~病院前
有馬温泉ループバス
- 系統番号なし(循環運転)
送迎バス
神戸親和女子大学の送迎バスを担当しており、大学と三宮間を結んでいる。こちらは神戸親和女子大学のロゴが入った専用の車両が使用される。また友生支援学校と青陽須磨支援学校の送迎も担当している。専用の車両は白の車体に赤のラインで以前神戸市養護学校の自家用所有だったものが、時期は不明だが神鉄バスに運行委託され現在に至っている。同じカラーの車両はこの他日本交通も所有しており、こちらは青陽東養護学校を担当している。いずれも学校の休校日などとなる時期に貸切として使用されるときは学校名の箇所に神鉄バスのロゴの入ったマグネットシールを貼ったものが使用される。