犀潟駅
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犀潟駅(さいがたえき)は、新潟県上越市大潟区犀潟にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)・北越急行の駅である。両社が同じ構内を共用する共同使用駅で、JR東日本が駅を管轄している。
JR東日本の信越本線と、北越急行のほくほく線が乗り入れ、接続駅となっている。ほくほく線は当駅が終点であるが、大半の列車が信越本線を通して直江津駅まで直通運転されている。
歴史
- 1897年(明治30年)5月13日 - 北越鉄道の駅として開業。
- 1907年(明治40年)8月1日 - 北越鉄道が国有化され、帝国鉄道庁(国有鉄道)の駅となる。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化に伴い、JR東日本に継承。
- 1997年(平成9年)3月22日 - 北越急行ほくほく線・六日町 - 犀潟間が全線開業、分岐駅となる。
駅構造
単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線、計2面3線のホ-ムを有する地上駅。ホームは北から順に1番線、2・3番線である。ほくほく線の普通列車は上下とも2番線から発着する。両ホームは跨線橋で連絡している(下記ホーム配置は北から順に)。なお特急「はくたか」は全列車が当駅を通過するが、越後湯沢行は1番線、金沢方面行は3番線を通過する。
直江津駅管理の業務委託駅で、駅業務はジェイアール新潟ビジネスが受託している。北越急行は駅業務をJR東日本に管理委託している(ジェイアール新潟ビジネスに再委託)。
駅舎は新潟県内の鉄道駅では最も古いもの。みどりの窓口(営業時間 7:30 - 18:10・途中で営業を休止する時間帯あり)、自動券売機(1台)の他、自動販売機、キャッシュディスペンサー、トイレなどがある。但し、券売機ではほくほく線経由での上越線各駅方面(六日町を除く)への連絡乗車券が購入できないため、予め窓口で購入する必要がある。
ほくほく線は下り2本・上り1本、この駅で折り返す六日町方面の列車が設定されている。
のりば
1 | テンプレート:Color信越本線 | (下り) | 柿崎・柏崎・長岡方面 |
---|---|---|---|
2 | テンプレート:Colorほくほく線 | 十日町・六日町・越後湯沢方面 | |
テンプレート:Color信越本線 | (上り) | 直江津方面 | |
3 | テンプレート:Color信越本線 | (上り) | 直江津方面 |
利用状況
- JR東日本 - 2013年度1日平均乗車人員は4,738人である。
- この乗車人員には「はくたか」など、ほくほく線と信越本線を直通する列車で通過するだけの乗客の数も含む(会社が異なるため形式上、境界駅で乗降したとみなされる)。「はくたか」は全列車が当駅を通過するため、実際の利用客はこの数字よりも大幅に少ない。
乗車人員推移 | |
---|---|
年度 | 1日平均人数 |
2000 | 3,959 |
2001 | 4,065 |
2002 | 4,140 |
2003 | 4,107 |
2004 | 3,924 |
2005 | 4,132 |
2006 | 4,356 |
2007 | 4,437 |
2008 | 4,424 |
2009 | 4,227 |
2010 | 4,213 |
2011 | 4,195 |
2012 | 4,588 |
2013 | 4,738 |
駅周辺
駅前は大潟区犀潟地区の中心地。国道8号に面している。
- 国道8号(直江津バイパス)
- 新潟県道129号犀潟柿崎線
- 新潟県道468号大潟上越線
- 新潟県道253号浦川原犀潟停車場線
- 犀潟郵便局
- 第一工業製薬 大潟工場
- さいがた病院
- 直江津電子工業
- 帝石トッピング・プラント 頸城製油所
- ブルボン 大潟工場
隣の駅
- 東日本旅客鉄道
- テンプレート:Color信越本線
- テンプレート:Color快速「くびき野」・テンプレート:Color快速「らくらくトレイン信越・おはよう信越」
- 通過
- テンプレート:Color普通
- テンプレート:Color快速「くびき野」・テンプレート:Color快速「らくらくトレイン信越・おはよう信越」
- 北越急行
- テンプレート:Colorほくほく線
関連項目
外部リンク
テンプレート:鉄道路線ヘッダー テンプレート:信越本線 (新潟地区) テンプレート:北越急行ほくほく線 テンプレート:鉄道路線フッター