熊山駅
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ファイル:JR熊山駅上りホーム.jpg
上りホーム
ファイル:JR熊山駅下りホーム.jpg
下りホーム
熊山駅(くまやまえき)は、岡山県赤磐市千躰(せんだ)にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)山陽本線の駅である。
概要
赤磐市に唯一存在する駅であり、「JTB時刻表」では市の代表駅とされているが、市役所のある下市地区(旧山陽町)へ行くバス等の公共交通手段はない。このため、実際には市の代表駅という位置づけにはなっていない(下市地区からJRに乗る場合、岡山駅または瀬戸駅を利用する場合が多い)。また、合併前の旧熊山町の中心地松木地区も当駅からやや離れている。
当駅を最寄りとして、岡山白陵中学校・高等学校があるため、平日の登下校時間帯にはそこへ通う学生で大変混雑する。
駅構造
単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線、合計2面3線のホームを持つ地上駅。駅舎は姫路方面行きホーム側にあり、島式の岡山方面行きホームへは跨線橋で連絡している。この跨線橋は2009年(平成21年)2月に近代化産業遺産の認定を受けた[1]。
直営駅(東岡山駅の被管理駅)で、みどりの窓口が2007年(平成19年)2月2日から営業を開始した。ICOCA利用可能駅(相互利用可能ICカードはICOCAの項を参照)。自動改札機は簡易式のため、降車客の乗車券は駅係員が集札する(窓口非営業時は改札機裏側の集札箱に乗車券を投入する)。
ホーム | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | テンプレート:Color山陽本線 | 上り | 和気・姫路方面 |
2 | (予備ホーム) | ||
3 | テンプレート:Color山陽本線 | 下り | 岡山・三原方面 |
上り本線は1番のりば、下り本線は3番のりば。2番のりばは上下線共用の待避線(中線)であるが、2009年(平成21年)3月改正ダイヤの時点では定期旅客列車の停車は設定されていない。
利用状況
1日の平均乗車人員は以下の通りである[2]。
乗車人員推移 | |
---|---|
年度 | 1日平均人数 |
1999 | 1,407 |
2000 | 1,473 |
2001 | 1,453 |
2002 | 1,500 |
2003 | 1,540 |
2004 | 1,516 |
2005 | 1,487 |
2006 | 1,483 |
2007 | 1,449 |
2008 | 1,382 |
2009 | 1,341 |
2010 | 1,368 |
2011 | 1,378 |
駅周辺
歴史
- 1917年(大正6年)7月10日 - 国有鉄道山陽本線の和気駅 - 万富駅間に熊山信号場開設。
- 1930年(昭和5年)8月11日 - 駅に昇格、熊山駅となる。旅客・貨物の取扱を開始。
- 1960年(昭和35年)10月15日 - 貨物の取扱を廃止。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅となる。
- 2007年(平成19年)6月17日 - ICOCA対応の簡易型自動改札機を導入。同年9月1日よりICOCAが利用可能となる。
隣の駅
- 西日本旅客鉄道
- テンプレート:Color山陽本線
脚注
関連記事
外部リンク
テンプレート:Navbox- ↑ 津山の扇形機関庫など11カ所認定 経産省の近代化産業遺跡テンプレート:リンク切れ山陽新聞2009年2月7日
- ↑ 出典:岡山県統計年報