洞爺駅
テンプレート:駅情報 テンプレート:駅情報 洞爺駅(とうやえき)は、北海道虻田郡洞爺湖町旭町にある北海道旅客鉄道(JR北海道)室蘭本線の駅である。駅番号はH41。洞爺湖町の代表駅であり、合併以前の旧虻田郡虻田町の代表駅であった。
特急「スーパー北斗」2号と急行「はまなす」を除く全列車が停車し、寝台特急「トワイライトエクスプレス」が旅客扱いをする北海道内最後(最初)の駅である。
歴史
- 1928年(昭和3年)9月10日:国有鉄道長輪線静狩駅 - 伊達紋別駅間開通に伴い、虻田駅(あぶたえき)として開業。一般駅。
- 1929年(昭和4年)1月23日:洞爺湖近くの湖畔駅まで洞爺湖電気鉄道線が開通。
- 1931年(昭和6年)4月1日:長輪線を室蘭本線に編入、それに伴い同線の駅となる。
- 1941年(昭和16年)5月29日:洞爺湖電気鉄道線が廃止。
- 1962年(昭和37年)11月1日:洞爺駅に改称。
- 1980年(昭和55年)5月15日:貨物取扱い廃止。
- 1985年(昭和60年)3月14日:荷物取扱い廃止。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により北海道旅客鉄道(JR北海道)に継承。
- 2014年(平成26年)8月30日:特急「北斗」・「スーパー北斗」全列車が停車するようになる[1](予定)。
駅構造
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駅舎入口前にある洞爺湖サミットの記念碑
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改札口(2007年10月)
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プラットホーム
単式ホーム・島式ホーム複合型の2面3線を有する地上駅。互いのホームは岩見沢方の跨線橋で連絡している。ほかに1番線側(駅舎側)に長万部方から分岐した側線を1本(1983年(昭和58年)時点では2本[2])、3番線の外側にも長万部方から分岐した側線を1本(1983年(昭和58年)時点では2本[2])有していた。
駅舎は線路の西側(岩見沢方面に向かって右側)に位置し、単式ホームに接している。コンクリート平屋の大きなもので、最近になって改築が行われた。直営駅でみどりの窓口設置駅(営業時間6時55分 - 18時20分)。近距離用の自動券売機あり。駅弁販売駅で駅レンタカー業務も行っている。
北海道洞爺湖サミットに合わせてLCD発車標・駅自動放送が導入された。
- のりば
1 | テンプレート:Color室蘭本線 | 長万部・函館・上野方面 |
2 | テンプレート:Color室蘭本線 | 待避線・当駅折り返し・大阪方面[注 1] |
3 | テンプレート:Color室蘭本線 | 東室蘭・苫小牧・札幌方面 |
ホームは駅舎側から1、2、3番線で、2番線は当駅折り返し列車や貨物列車の待避などに使われる。
駅名の由来
洞爺湖への観光地の駅として特急列車が停車するようになってから[2]、観光客の利便を図るため改称された。「洞爺」の名はアイヌ語の「トー」(湖)と「ヤ」(岸)に由来する[3]。
旧駅名の「虻田」は当駅の所在している地名より。地名はアイヌ語の「アブタ、ペッ」(魚鉤を作った川)に由来すると言われているが、別説もある[4]。
利用状況
駅弁
主な駅弁は下記の通り[5]。
- 豚丼
- 鮭めし
- ほたてめし
- 特製かにめし
- 洞爺のホッキめし
- 海鮮丼
- 元祖キンキ寿し 握り
- 元祖キンキ寿し 二色詰め
駅周辺
「洞爺」駅という名前ではあるが、湖まで5km以上離れており山越えもあるため、移動はバスなどを利用する必要がある。
- 国道37号・国道230号
- 道央自動車道虻田洞爺湖インターチェンジ
- 洞爺湖町役場(旧・虻田町役場)
- 伊達警察署洞爺交番
- 虻田郵便局
- 伊達信用金庫虻田支店
- 北海道銀行洞爺支店
- とうや湖農業協同組合(JAとうや湖)虻田支所
- いぶり噴火湾漁業協同組合本所
- 洞爺湖
- 有珠山
- 北海道虻田高等学校
- 道南バス「洞爺駅前」停留所
隣の駅
- 北海道旅客鉄道(JR北海道)
- 室蘭本線
かつて存在した路線
- 洞爺湖電気鉄道
- 虻田駅 - 見晴駅
- 当鉄道は専用のホームを有していた。
脚注
注釈
出典
関連項目
- ↑ テンプレート:Cite press release
- ↑ 2.0 2.1 2.2 2.3 書籍『国鉄全線各駅停車1 北海道690駅』(小学館、1983年7月発行)74ページより。
- ↑ 3.0 3.1 書籍『JR・私鉄全線各駅停車1 北海道630駅』(小学館、1993年6月発行)83ページより。
- ↑ 書籍『北海道鉄道駅大図鑑』(著:本久公洋、北海道新聞社、2008年8月発行)139ページより。
- ↑ JR時刻表2010年9月号(交通新聞社)687ページより。
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