江部乙駅
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江部乙駅(えべおつえき)は、北海道滝川市江部乙町西12丁目4にある北海道旅客鉄道(JR北海道)函館本線の駅である。駅名の由来はアイヌ語の「ユベ・オツ」(チョウザメがいるところ)から。
当駅より旭川方面は旭川支社の管轄となる。駅番号はA22。電報略号はエオ。
かつては急行「かむい」が停車していた。
駅構造
- 2面3線の島式・相対式ホームを持つ駅。1番のりばは改札口の目前、2・3番のりばへは跨線橋を渡る。
- 無人駅(深川駅管理)。以前は有人駅であったが、その後簡易委託へ変更後に窓口業務を全て廃止しており、駅舎内には現在も閉鎖された出札窓口が残されている。出改札業務など利用客の応対を行う駅員はいないものの、旧事務室は冬季間に駅構内の除雪作業などを行う職員が詰所として利用している。
- 平日朝は滝川駅より当駅止まりの普通列車を設定しており、折り返しで岩見沢行き普通列車となる。いずれも平日のみ運転で、休日は滝川-岩見沢間の運転となる。
- 日中は当駅で特急列車の通過待ちをする普通列車もある。
- のりば
1 | テンプレート:Color函館本線 | 滝川・岩見沢・札幌方面 |
2 | テンプレート:Color函館本線 | 当駅を始発・終着とする列車や特急列車の通過待ちに利用 |
3 | テンプレート:Color函館本線 | 深川・旭川方面 |
駅周辺
滝川市と合併する前の江部乙町の中心駅であったため、小さな街としての形態が整っている。駅前には温泉旅館や商店が残っており、徒歩5分の位置に江部乙市街がある。幹線道路沿いに郵便局などの金融機関や公共施設、商店街が並ぶ。路線バスも幹線道路沿いに停車する。
- 国道12号
- 北海道道323号江部乙停車場線
- 道の駅たきかわ
- 滝川市役所江部乙支所
- 滝川警察署江部乙駐在所
- 江部乙郵便局
- 北門信用金庫江部乙支店
- たきかわ農業協同組合(JAたきかわ)江部乙支店
- えべおつ温泉
- 空知商工信用組合滝川支店江部乙出張所
- 空知中央バス「江部乙中央通」「江部乙町西12丁目」(国道12号線沿い)停留所
歴史
- 1898年(明治31年)7月16日 - 北海道官設鉄道の駅として開業。一般駅。(滝川駅から4M63C、約7.7km地点)
- 1901年(明治34年) - 現在地に移転[1]。
- 1905年(明治38年)4月1日 - 鉄道作業局(国有鉄道)に移管。
- 1926年(大正15年)2月 - 駅舎改築。跨線橋設置[2]。
- 1953年(昭和28年)2月27日 - 駅舎改築[2]。
- 1954年(昭和29年)9月26日 - 台風15号(洞爺丸台風)により跨線橋崩壊[2]。
- 1955年(昭和30年)2月1日 - 跨線橋改築[2]。
- 1964年(昭和39年)8月 - 複線化に先立ち、下りホーム増設及び跨線橋拡張[2]。
- 1982年(昭和57年)11月15日 - 貨物扱い廃止。
- 1984年(昭和59年)
- 2月1日 - 荷物扱い廃止。
- 11月10日 - 営業無人化。以後運転要員のみ配置(出札業務は継続)。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化によりJR北海道に継承。
- 1997年(平成9年)12月19日 - 運転業務無人化、出札業務は簡易委託で継続。
- 2003年(平成15年)4月1日 - 簡易委託廃止、無人化。