山陽塩屋駅
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山陽塩屋駅(さんようしおやえき)は、兵庫県神戸市垂水区塩屋町一丁目にある、山陽電気鉄道本線の駅。駅番号はSY 08。
駅構造
相対式2面2線のホームをもつ高架駅。改札口は1階にあり1ヶ所のみで、基本的に窓口は無人化されている。ホームは2階にある。
のりば
(海側) | テンプレート:Color本線(下り) | 明石・姫路・網干方面 |
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(山側) | テンプレート:Color本線(上り) | 三宮・大阪・京都方面 |
※のりば番号は設定されていない。
バリアフリー
エレベータ、車椅子用トイレ設置。
仮駅
阪神・淡路大震災で当駅周囲は盛土であったため駅設備が大きく損傷した、そのため運転再開にあたってはコンクリートによる高架橋での建設を行い、先に本線部分が復旧され、駅設備の工事が竣工するまでの間、仮駅にて営業を行った。仮駅は現在ある駅より東側約300mの場所にある、国道2号線のJRを跨ぐ橋付近に相対式2面2線構造の地上駅で開設され、構内踏切が設置されていた。
利用状況
駅周辺
駅東側を塩屋谷川が大阪湾へ注ぐ。なお、当駅と東隣の須磨浦公園駅との間で渡る境川は、旧国の摂津国・播磨国の境界を成すことからその名がある。
歴史
- 1913年(大正2年)5月11日 - 兵庫電気軌道が一ノ谷駅(現在でいう山陽須磨 - 須磨浦公園間に存在、現存せず)から延伸した際の終着駅である塩屋駅として開業。
- 1917年(大正6年)4月12日 - 兵庫電気軌道が明石駅まで延伸、途中駅となる。
- 1927年(昭和2年)4月1日 - 宇治川電気により合併され、同社の駅となる。
- 1932年(昭和7年)12月 - 線路移設。
- 1933年(昭和8年)6月6日 - 宇治川電気の鉄道部門が分離され、山陽電気鉄道の駅となる。
- 1943年(昭和18年) - 電鉄塩屋駅に改称。
- 1967年(昭和42年)6月18日 - 停車中の下り普通列車で時限爆弾爆発事件発生(山陽電鉄爆破事件)。
- 1991年(平成3年)4月7日 - 山陽塩屋駅に改称。
- 1995年(平成7年)
- 1996年(平成8年)3月12日 - 新駅舎完成。
隣の駅
- 山陽電気鉄道
- 本線
- テンプレート:Color特急・テンプレート:Colorテンプレート:Color直通特急・テンプレート:ColorS特急
- 通過
- テンプレート:Color普通
- かつては山陽須磨駅と当駅の間に、一ノ谷駅、敦盛塚駅、境浜駅、東塩屋駅が存在していた(当時、須磨浦公園駅は未開業)。
- テンプレート:Color特急・テンプレート:Colorテンプレート:Color直通特急・テンプレート:ColorS特急
エピソード
- ミュージシャンの大江千里にはこの駅を舞台にした「塩屋」(アルバム「OLYMPIC」に収録。1987年)という曲がある。間奏には電車の到着する音が収録されているが、この音もわざわざこの駅で収録されたものである。