尾花沢市
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尾花沢市(おばなざわし)は、山形県の北東にある人口約2万人の市。尾花沢牛とスイカの産地で知られる。
目次
地理
隣接している自治体・行政区
- 山形県
歴史
- 1658年(万治元年) - 尾花沢代官陣屋が置かれる。
- 1889年(明治22年)4月1日 - 町村制が施行され、北村山郡尾花沢村、福原村、宮沢村、玉野村、常盤村が各成立。
- 尾花沢村 ← 尾花沢村、牛房野村、二藤袋村、朧気村
- 福原村 ← 野黒沢村、芦沢村、毒沢村、名木沢村、南沢村、寺内村、荻袋村
- 宮沢村 ← 押切村、正厳村、丹生村、高橋村、行沢村、中島村、岩谷沢村、市野々村、富山村
- 玉野村 ← 原田村、上柳渡戸村、下柳渡戸村、銀山新畑村、上ノ畑村、母袋村、鶴巻田村、北郷村
- 常盤村 ← 延沢村、細野村、畑沢村、鶴子村、六沢村
- 1897年(明治30年)7月26日 - 尾花沢村が町制を施行して尾花沢町となる。
- 1954年(昭和29年)10月1日 - 尾花沢町、福原村、宮沢村、玉野村、常盤村が合併し、尾花沢町となる。
- 1955年(昭和30年)4月1日 - 村山市大字五十沢字中五十沢および横内を尾花沢町に編入。
- 1959年(昭和34年)4月10日 - 尾花沢町が市制施行して尾花沢市となる。
行政
市長:加藤國洋(かとう くにひろ、2010年8月12日 - 1期目)
人口
東北地方の市でもっとも人口が少ない。県内の高畠町、庄内町、河北町よりも人口が少ない。
経済
郵便局
- 尾花沢郵便局(集配局)
- 玉野郵便局(集配局)
- 福原郵便局(集配局)
- 延沢郵便局
- 宮沢郵便局
- 寺内簡易郵便局
- 名木沢簡易郵便局
- 中島簡易郵便局
金融機関
姉妹都市
教育
- 高等学校
- 中学校
- 尾花沢市立福原中学校
- 尾花沢市立尾花沢中学校
- 尾花沢市立玉野中学校
- 尾花沢市立常盤中学校
- 小学校
- 尾花沢市立福原小学校
- 尾花沢市立寺内小学校
- 尾花沢市立尾花沢小学校
- 尾花沢市立玉野小学校
- 尾花沢市立上柳小学校
- 尾花沢市立鶴子小学校
- 尾花沢市立常盤小学校
交通
空港
市域内に空港はないが、最寄りの空港は山形空港(東根市)である。
鉄道路線
市内にある駅は町外れの芦沢駅(奥羽本線)のみである。主に、隣接する大石田町の大石田駅を中心とする。
なお、1970年までは大石田駅から山形交通尾花沢線が尾花沢駅までを結んでいた。
都市間バス路線
都市間バスは山交バス運行による2路線があり、ともに市内から東京、仙台を結ぶ直行機関として重要な役割を果たしている。停留所はダイエー跡地の尾花沢待合所。
- 特急48ライナー:新庄駅前 - 尾花沢待合所 - 仙台駅前
- TOKYOサンライズ号:新庄駅前 - 尾花沢待合所 - 東京(東京駅八重洲通り・浜松町バスターミナル)
一般路線バス
道路
- 一般県道
- 山形県道120号東根尾花沢線
- 山形県道121号尾花沢大石田線
- 山形県道123号荻袋大浦線
- 山形県道124号荻袋正厳線
- 山形県道187号芦沢停車場実栗屋線
- 山形県道188号銀山温泉線
- 山形県道301号鶴子尾花沢線
- 山形県道302号上五十沢構内線
- 山形県道305号大石田名木沢線
- 山形県道318号新庄長沢尾花沢線
観光ほか
- 銀山温泉(国民保養温泉地)
- 延沢城址
- おばなざわ花笠まつり(8月下旬)
- 尾花沢ふれあいまるだしまつり(10月)
- 芭蕉清風歴史資料館(尾花沢市は俳人松尾芭蕉十泊のまち)
- 新鶴子ダム
- 延沢銀山遺跡(国の史跡、1985年(昭和60年)12月21日指定)
出身有名人
- 琴ノ若晴將、元大相撲力士、佐渡ヶ嶽親方。
- 古瀬絵理、元NHK山形放送局キャスター、オフィス・トゥー・ワン所属
- 阿部美佳 - 脚本家
- 太田渉子 - スキー選手
- 佐々木則夫 -元 サッカー選手、指導者。現サッカー日本女子代表(なでしこジャパン)監督
- 石川栄耀 - 都市計画家
- 星川保松 - 政治家、民主改革連合代表