宮川公男

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動先: 案内検索

テンプレート:BLP unsourced 宮川 公男(みやかわ ただお、1931年11月16日 - )は、日本経営学者一橋大学名誉教授麗澤大学名誉教授商学博士(一橋大学、1963年)。埼玉県行田市生まれ。

略歴

学歴

職歴

兼職

小樽商科大学商学部、北海道大学経済学部、東北大学経済学部、福島大学経済学部、東京大学経済学部・大学院総合文化研究科・大学院農学生命科学研究科、東京工業大学工学部、名古屋大学経済学部、京都大学経済学部、九州大学経済学部、早稲田大学大学院商学研究科、中央大学理工学部でも教鞭をとる。

学外における役職

経済企画庁システム分析調査室室長、通商産業省情報化対策委員会のシステム監査部会長、産業構造審議会リース産業部会長、経営情報学会会長、システム監査学会会長、統計研究会理事長等を歴任。

弟子

弟子に鈴木典比古伊丹敬之杉山武彦など。また厚生労働事務次官を務めた金子順一シティバンク銀行会長を務めた長門正貢はゼミナールの教え子。

著書

単著

  • 『意思決定の経済学――マネジリアル・エコノミックス(1-2)』(丸善, 1968年-1969年/第2版, 1973年-1976年)
  • 『数学基本講座(6)オペレーションズ・リサーチ』(春秋社, 1970年)
  • 『経営数学入門』(実教出版, 1974年/改訂版, 1993年)
  • 『基本統計学』(有斐閣, 1977年/新版, 1991年/第3版, 1999年)
  • 『新しい企業環境への挑戦』(日本経済新聞社, 1978年)
  • 『経営統計入門』(実教出版, 1982年)
  • 『政策科学の基礎』(東洋経済新報社, 1994年)
  • 『政策科学入門』(東洋経済新報社, 1995年/第2版, 2002年)
  • 『統計学でリスクと向き合う――あなたの数字の読み方は確かか』(東洋経済新報社, 2003年/新版, 2007年)
  • 『高速道路何が問題か』(岩波書店[岩波ブックレット], 2004年)
  • 『意思決定論――基礎とアプローチ』(中央経済社, 2005年)
  • 『高速道路 なぜ料金を払うのか ―高速道路問題を正しく理解する』(東洋経済新報社, 2011年)
  • 『日経平均と「失われた20年」: 平均株価は経済の実体を正しく映しているか』(東洋経済新報社, 2013年)

共著

  • 野々山隆幸佐藤修)『経営科学と情報処理』(実教出版, 1987年/改訂版, 2009年)
  • 小林秀徳)『システム・ダイナミックス――経営・経済系の動学分析』(白桃書房, 1988年)

編著

  • 『意思決定の経済分析』(中央経済会, 1965年)
  • 『PPBSの原理と分析――計画管理の予算システム』(有斐閣, 1969年)
  • 『システム分析概論――政策決定の手法と応用』(有斐閣, 1973年)
  • 『現代経営学全集(8)経営計画』(ダイヤモンド社, 1979年)
  • 『基礎経済学大系(15)経営学』(青林書院新社, 1981年)
  • 『解説システム監査基準』(中央経済社, 1987年)
  • 『システム監査基準解説』(中央経済社, 1993年)
  • 『経営情報システム』(中央経済社, 1994年/第2版, 1999年/第3版, 2004年)
  • 『政策科学の新展開』(東洋経済新報社, 1997年)
  • 『2025年の世界と日本――エコノミスト300人の予測から』(東洋経済新報社, 1998年)
  • 『シナリオ2019――日本と世界の近未来を読む』(東洋経済新報社, 2007年)

共編著

  • 森田優三竹内清)『統計学入門』(有斐閣, 1969年)
  • 今井賢一岡本康雄)『企業行動と経営組織』(日本経済出版社, 1971年)
  • 土方文一郎)『企業行動とイノヴェーション』(日本経済新聞社, 1973年)
  • 山本清)『パブリック・ガバナンス――改革と戦略』(日本経済評論社, 2002年)
  • 花枝英樹)『株価指数入門――正しい理解と利用のために』(東洋経済新報社, 2002年)
  • 大守隆)『ソーシャル・キャピタル――現代経済社会のガバナンスの基礎』(東洋経済新報社, 2004年)
  • (山本清)『行政サービス供給の多様化』(多賀出版, 2009年)

訳書

  • ミルトン・フリードマン『消費の経済理論――消費函数』(厳松堂, 1961年)
  • S・フリードランド『企業金融の経済学』(東洋経済新報社, 1967年)
  • フレモント・J・ライデン, アーネスト・G・ミラー編『PPBSとシステム分析』(日本経済新聞社, 1969年)
  • T・R・プリンス『計画と管理のための情報システム』(ダイヤモンド社, 1971年)
  • ドナルド・ファラー, ジョン・マイアー『企業の経済学』(東洋経済新報社, 1972年)
  • ユージーン・M・ラーナー, ウイラード・T・カールトン『財務分析の理論――新しい企業金融論』(東洋経済新報社, 1972年)
  • ロバート・L・ハイルブロナー『企業文明の没落』(日本経済新聞社, 1978年)
  • ロバート・D・バゼル編『エレクトロニック時代の経営戦略』(TBSブリタニカ, 1987年)
  • ウィリアム・E・ハドソン『民主主義の危機――現代アメリカへの七つの挑戦』(東洋経済新報社, 1996年)
  • ロバート・ハイルブローナー『未来へのビジョン――遠い過去、昨日、今日、明日』(東洋経済新報社, 1996年)