室蘭市入江運動公園陸上競技場
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室蘭市入江運動公園陸上競技場(むろらんし・いりえうんどうこうえん・りくじょうきょうぎじょう)は、北海道室蘭市の入江運動公園内にある陸上競技場。球技場としても使用される。施設は室蘭市が所有し、財団法人室蘭市体育協会が指定管理者として運営管理を行っている。
施設概要
- 収容人員 12,600人
- 日本陸上競技連盟第2種公認8レーンのトラック保有。
- 1989年はまなす国体にもサッカー競技会場として使用された。
- バックスタンドの後方にそびえる裏山、アウェイ側ゴール裏から眺める室蘭港の風景が特徴的であり、テレビ中継では入江競技場であることを示すアクセントとしてこれらの映像が使用されることが多い。
- 近隣には以下の設備がある。
- 北海道サッカーリーグ・道南ブロックリーグでも使用される。2013年は北海道サッカーリーグにおいて、新日鐵住金室蘭サッカー部のホームゲームを陸上競技場で5試合・多目的運動広場で2試合開催する。
コンサドーレ札幌のホームゲーム開催
- コンサドーレ札幌がジャパンフットボールリーグ(旧JFL)所属の当時は、1996年に2試合、1997年に1試合を当競技場で主催している。
- 1998年にコンサドーレ札幌がJリーグに加盟した際、第1ステージ前半は札幌厚別公園競技場が積雪と改修工事(芝生席の座席化)に伴って6月まで使えなかったため、この競技場がメインとして使用された。以後も室蘭が太平洋側に位置し比較的温暖な地域であることから、札幌ドームを本拠に加える直前の2001年まで、厚別が積雪で使用できない3月-4月のシーズンの試合で準本拠地として3-4試合主催された。
- 2000年3月に有珠山の噴火が発生したことから、同時期に開催される予定だったJ2・浦和レッドダイヤモンズ戦、ナビスコカップ・ガンバ大阪戦が延期された。このうちガンバ大阪戦は開催地を札幌厚別に変更した。(Jリーグの試合中止例参照)
- テンプレート:要出典範囲
- 2002年からは札幌ドームを本拠地に加え、積雪期間でも札幌市内で開催できるようになったため、室蘭での試合は大幅に削減されている。(1998年-2001年までは平均3-4試合だったのが、2002年以後はほぼ半数の1-2試合程度に減らされた)
- 2012年以後、当競技場でのコンサドーレ札幌のホームゲームは行われなくなった。2013年よりJリーグクラブライセンス制度が適用され、開催スタジアムに関して厳密な審査がなされる(特に来賓席、照明灯、座席数などが厳格に行われる)ためと報じられている[3]。