女王の教室
テンプレート:基礎情報 テレビ番組 テンプレート:Sidebar with collapsible lists 『女王の教室』(じょおうのきょうしつ)は、2005年7月2日より9月17日まで毎週土曜日21:00 - 21:54[1]に、日本テレビ系列の「土曜ドラマ」枠で放送されていた日本のテレビドラマ。主演は天海祐希。
2006年3月17日・18日の21:00 - 22:54(宮崎放送は4月8日・15日の12:00 - 13:54)には続編として本作の前日譚を描いたSPドラマが放送された。
目次
概要
クラスを支配する女教師・阿久津真矢(天海祐希)と半崎小学校6年3組の児童との1年間にわたる「闘い」を描いたドラマ。神田和美(志田未来)を中心とした24名の教え子の思想・心理・成長を軸として物語が描かれている。
中学生になった和美が「先生アロハ!」と言い、真矢が封印し続けていた笑顔を見せた最終話のラストシーンでは瞬間視聴率31.2%を記録。初回(14.4%)から最終話(25.3%)の上げ幅10.9%[2]は、フジテレビ系『神様、もう少しだけ』(18.2%→28.3%、10.1%)以来7年ぶり、同局としては『星の金貨』(7.2%→23.9%、16.7%)以来10年3月ぶりの高記録で、21世紀に放送された日本のテレビドラマとしては初回の視聴率から初の10%超えを記録した。1990年代は10%を超えた作品が13作品あったが、2000年代では唯一の作品でもある[3]。
台湾や韓国などアジア各国でも放送されている。2006年7-10月に放送した香港では、最終話視聴率28.0%、平均視聴率25.3%を記録し、日本ドラマとしては史上最高視聴率を記録した。
『金八先生』や『ごくせん』、『GTO』、『キッズ・ウォー』等、熱血や道徳を推し進めた従来の学校教師ドラマとは対極をなす内容が大きな反響を呼び、開始早々から公式BBSや『あなたと日テレ』等をはじめ賛否両論の議論が巻き起り、PTA等の団体から名指しで非難されるなどした。
主演の天海は本作と役柄の性格が対極をなす前クールに放送されていた『離婚弁護士II〜ハンサムウーマン〜』(フジテレビ系)から2クール連続での主演となり,離婚弁護士II〜ハンサムウーマン〜の最終話(2005年6月28日)と、本作の第1話(2005年7月2日)が同じ週に放送された。
当時12歳だった志田未来や11歳だった福田麻由子の出世作としても知られている。
受賞
あらすじ
これは悪魔のような鬼教師と小学6年生の子供たちの戦いを描いた一年間の記録。
小学6年生になった神田和美は小学生最後の一年を楽しもうと張り切っていた。しかし、始業式当日和美の担任は「時間が無駄になる。」という理由で出てこなかった。噂ではその担任は有名な「鬼教師」で、彼女が担任になってしまうと地獄のような一年間を過ごすことになると言う。そして教室にその鬼教師、阿久津真矢が入ってきた。
テストの成績が悪い児童や、真矢に楯突いた児童に、「代表委員」と称して雑用係を務めさせるなど、冷酷に見えた真矢の真の狙いは、教師が「壁」となり立ちはだかること。それを乗り越える努力をさせない限り、子供達は真の「壁」を乗り越えることが出来ない。これに最初に気付いたのが和美であった。
キャスト
主要人物
- 阿久津 真矢(あくつ まや)(SP:富塚 真矢)(年齢不詳)
- 演 - 天海祐希[4]
- このドラマの主人公。新たに6年3組の担任になった文字通りの“鬼教師”。あらゆる事をそつなくこなす。全く笑顔(正確には歯を見せて笑うこと)を見せず、常に無口で無表情でクール。人生観・教育観、共にニヒリズム・虚無主義に立脚し、故に苛烈な言行・試練を教え子達に浴びせ与える。自然淘汰・帝王学・優者必勝社会思想を取り入れた恐怖政治同然の管理教育を敷くなど冷酷な性格に見えるが、内心では強靭な自立心が芽生える様、児童のことを考えており、何が起ころうが、教師を辞めようと思った事は一度もない。だがあえて本心を口や態度に全く出さず、自身を「良い先生」だと思ったことも一切無いと語る。児童たちが道を外すと、事あるごとに「いい加減に目覚めなさい!」といぶかしげに児童に浴びせ、問題の本質を児童自身が考え、解決させる力を培わせるためにあえてこのように追い詰める言動を行う傾向にある。
- 首から胸元に大きな切り傷痕があり、それを隠すためか服装は常に黒ハイネック。ドラマ本編ではヘアスタイルはシニヨン(最終回に真鍋由介らを駐車場まで助けに来たときのみポニーテール)。
- 公式には年齢不詳とされるが、公式ガイドブック(『女王の教室 The Book Episode 1&2』)から1994年度に25歳であったことから、ドラマ本編の2005年当時は36歳と推定される。
- SPでは彼女がどのように鬼教師に変貌したかの経緯が明かされる。詳細は、阿久津真矢の項を参照。
- 神田 和美(かんだ かずみ) - 24[5]
- 演 - 志田未来
- みんなと仲良く思い出を作りたいと考える、極普通な平和主義の女子。「てぃひっ!」や「だはぁー」など、個性的な言葉を発する。詳細は、神田和美の項を参照。
- 真鍋 由介 (まなべ ゆうすけ)- 23[5]
- 演 - 松川尚瑠輝
- 平成5年9月20日生まれ。[6]。
- スナックを営むオカマの優しい祖父と二人暮し。いつもふざけてばかりいるが、実の母親に捨てられた悲しい過去がある。和美の最初の理解者であるが、彼自身も和美によって成長していく。卒業式で7年ぶりに母親と再会した。
半崎小学校 6年3組の児童 (五十音順)
※最終回の卒業式、卒業証書授与式のシーンでは、五十音順ではなく、成績順で呼ばれていた為、役名の後ろに順番を表記。
- 安藤 桜 (あんどう さくら)- 18
- 演 - 森本更紗
- 和美、恵里花、桃と同じ塾に通う友達。特に桃と仲が良くていつも一緒にいる。
- 石橋 鉄矢 (いしばし てつや)- 4
- 演 - 伊藤純平(当時:子役、現在:ジャニーズJr.)
- 太田 徹 (おおた とおる)- 13
- 演 - 押川大輔
- 落合 初 (おちあい はじめ)- 8
- 演 - 田村勇馬
- 刈谷 孝子(かりや たかこ)- 2
- 演 - 佐々木ひかり
- 成績が優秀な女子。しかし母親からは「あなたは顔が悪いんだから、勉強が出来るようにならないと」と言われている。島田系の人たちには「ガリ子(ガリベンなため)」と呼ばれていた。和美たちのおかげで友情の大切さを知る。
- 黒木 秀樹(くろき ひでき)- 5
- 演 - 登野城佑馬
- 斉藤 望 -(さいとう のぞむ)- 14
- 演 - 梅岡南斗
- 佐藤 恵里花(さとう えりか)- 20
- 演 - 梶原ひかり
- 和美の親友で、多少わがままなところがある。真矢によって島田達と同じグループの班長にさせられて反感を買う。島田が自慢する財布を盗んでしまい、それを見つけた和美に濡れ衣を着せイジメのターゲットにする。しかし、自分が犯人である事がばれて自棄になり、教室を放火しようとするも真矢に見つけられる。この時、彼女のカッターナイフを素手で掴んだ真矢の掌には大きな切傷の後が残り、卒業式の後に真矢に心から謝罪をしている。和美から真の優しさや強さに触れて成長していく。
- 島田 マリ(しまだ まり)- 17
- 演 - 柳田衣里佳
- 平成5年10月15日生まれ。血液型はAB型。身長148cm、体重33kg[7]。
- ビジュアルメンバーのリーダー的存在。両親を馬鹿にする発言を真矢に盗聴されてしまう。エマ、里絵と仲が良いが、他のクラスメイトとは度々衝突した。和美達の友情に触れ、真矢の教えを受ける内に改心してゆく。ED(EXIT)でバックダンサーをしている。
- 進藤 ひかる(しんどう ひかる)- 22
- 演 - 福田麻由子
- 平成5年8月4日生まれ。血液型はB型。身長140cm、体重30kg[8]。
- 満点答案を真っ先に提出する天才少女。クールで心優しく正義感が強い。閉鎖的な性格の根源は愛する父を捨て仕事を選んだ上に、大切な親友を失う契機を作った母である。しかし本当の親友になってくれた和美との出会いをきっかけに本来の積極性を取り戻し、和美と共に6年3組を引っ張る存在となる。母とは阿久津先生の教えにより妥協した。
- 田中 桃 (たなか もも)- 19
- 演 - 伊藤沙莉
- 和美と同じ塾に通う友達。恵里花、桜と仲が良い。身長は小さいが気が強い。財布泥棒事件以降、恵里花達と共に和美をいじめ、真犯人と分かった恵里花とも絶交するが、それでも恵里花を気遣う和美の行動を見て友情を取り戻す。とてもノリが良い。ED(EXIT)でバックダンサーをしている。
- 田端 美知子(たばた みちこ)- 6
- 演 - 高橋香波
- 星仁美と幼馴染。
- 地井 圭次(ちい けいじ)- 9
- 演 - 高橋伯明
- 中村 一郎(なかむら いちろう)- 10
- 演 - 針井翔太郎
- 西川 浩一(にしかわ こういち)- 1
- 演 - 酒井翔太郎
- 頭が良く、クラスの中でも進藤に次ぐ成績を収めている。父(市川勇)は医師。
- 馬場 久子(ばば ひさこ)- 21
- 演 - 永井杏
- 平成5年9月17日生まれ。血液型はB型。身長138cm、体重30kg[9]。
- 勉強もスポーツも苦手だが、絵を描くことは人一倍上手である。性格は内向的でクラスに友人がいない。親友になってくれた和美を一旦裏切ってクラスの「監視役」になる。しかし和美の思いやりと暖かさに触れて、和美達と共に行動することを決意。進藤ひかるに憧れている。卒業制作の原画をデザインした。
- 不破 翔太(ふわ しょうた)- 15
- 演 - 野村エリヤ
- 星 仁美(ほし ひとみ)- 7
- 演 - 前田樹
- 田端美知子と幼馴染である。
- 松本 エマ(まつもと えま)- 11
- 演 - 高田彩香
- ビジュアルメンバー。マリ、里絵の親友。塾をさぼって中学生と遊んでいるところを真矢に盗撮されてしまう。
- 三田村 誠(みたむら まこと)- 3
- 演 - 鎌田篤
- 眼鏡をかけた男子。機械に強く、真矢のパソコンをハッキング(記録されていた6年3組の児童のデータベースを削除)したこともある。ただ、消したデータは真矢が別のディスクにそっくりコピーしていた。
- 宮内 里絵(みやうち りえ)- 12
- 演 - 中村泉貴
- 平成5年4月27日生まれ。血液型はB型。身長158cm、体重43kg[10]。
- ビジュアルメンバーの中でも血の気が多いのが分かる。エマとマリと親友。
- 山下 健太(やました けんた)- 16
- 演 - 西原信裕
- サッカーがとてもうまい男子。おちゃらけ。
半崎小学校 6年3組の児童の家族
- 神田 章子〈37〉
- 演 - 羽田美智子
- 和美の母。そそっかしく、1話あたり1枚は皿を割るシーンがある。和美達からも「ママしっかりしてよ」と言われる程である。子供達の内情もよく理解出来ておらず、人の意見に流され易い。どこにでもいる専業主婦で、仕事を1度もしたことがないというコンプレックスも持っている。自分を殺しつつも誤魔化してきたが、人間的に成長した和美を見て彼女自身にも変化が訪れる。
- 神田 武〈39〉
- 演 - 尾美としのり
- 和美の父。広告会社に勤めるサラリーマン。そそっかしい妻に辛く当たり、帰宅しても妻の話をあまり聞かない。子供達のことも全て妻任せであった。しかし、妻と和美が変わっていく事で彼にも変化が起こる。
- 神田 優〈15〉
- 演 - 夏帆
- 和美の姉。病弱で喘息持ちであるが妹想いである。家では眼鏡を掛けているが、出掛ける時はコンタクトレンズにする。自分の病弱さを理由に学校へ行っておらず、両親にもそれを隠し続けていたが、和美の成長を見て再度登校する決意を固める。
- 佐藤 芳江〈40〉
- 演 - 黒田福美
- 恵里花の母。豪邸に住む奥様。自分の子供が一番と思っており、典型的な教育ママであるが、恵里花を甘やかしている。恵里花の「たまごっち」が真矢に没収された際、クラスの保護者の先頭に立って学校へ乗り込み、教師達を罵倒するが、真矢に言いくるめられた途端、掌を返したように真っ先に真矢の味方につく。和美と恵里花が友達をしているから成績が伸びないと、2人の仲を引き裂こうともする。
- 進藤 麗子〈35〉
- 演 - 奥貫薫
- ひかるの母。シングルマザーであるが、自分の仕事をきちんと持っており、神田章子の憧れの存在。謙虚で和美達に優しく、外見的には理想の母だが、かつて娘の親友をひどい言葉で侮辱し、奪ってしまった過去を持つ。それ以来、ひかるは離れていってしまう。
- 真鍋 恭志〈54〉
- 演 - 篠井英介
- 由介の母方の祖父。小さなバーを経営するオカマで、由介が「おじいちゃん」と呼ぶと「おばあちゃまでしょ」とたしなめる。基本的に束縛せず、由介の思うようにさせている。
- 真鍋 真由美〈29〉
- 演 - 酒井若菜
- 由介の母で、恭志の娘。最終回に登場。卒業式に合わせて、真矢が必死に捜し出して密かに呼んでいた。
半崎小学校 教員
- 上野教頭〈45〉
- 演 - 半海一晃
- 小役人的な教頭。真矢のやり方には当初から批判的であり、常に彼女の行動を否定し続けていた。そして、教育委員会から指示があった時、真矢に児童指導のやり方を変えるよう強く迫る。しかし、最終回で子供達のクラスの雰囲気を見て、真矢の教育方針を認めた。真矢が今まで出会ってきた教頭の中で彼女の教育方針を認めた唯一の教頭でもある。
- 近藤校長〈55〉
- 演 - 泉谷しげる
- 真矢が再教育センターで指導を受けた後、真矢の過去の経歴・指導方針を承知の上で採用した。真矢を最後までかばい続けるが、頼りにならない人物。都合が悪くなると「あとは教頭先生に任せてありますから」と言って誤魔化す。校内ではジャージで通している。真矢の過去・教育方針を理解する人物である。
- 天童 しおり〈25〉
- 演 - 原沙知絵
- 初めて6年生の担任をすることになった新米教師。子供たちとは友達のように接したいと思っている。熱意はあるが、空回りしている。辛いことがあると一人カラオケでストレスを発散。結婚を考えている彼氏がいる。真矢には徹底的に批判され、教師を続ける自信をなくすが、卒業式直前には「少しは教師らしくなった」と言われる。真矢が学校を去った後に彼女のように黒い服を着て子供に厳しく接している場面が見られた。
- 実は真矢がかつて赴任していた中泉小学校の校長・天童喜一の娘。
- 並木 平三郎〈44〉
- 演 - 内藤剛志
- 6年生の学年主任。かつては情熱ある教師だったが、次第に他の先生や児童の顔色ばかり伺う教師になってしまっていた。しかし、真矢と仕事をするようになってからは、昔のような情熱を取り戻していく。そして真矢が辞めることになった際、「どうせ辞めさせるなら、自分みたいな教師を辞めさせればいいのに」と漏らしていた。
その他
- 天童 喜一〈54〉
- 演 - 平泉成
- 第9話に登場。しおりの父親で、真矢がかつて赴任していた小学校の校長。半崎小学校に訪問した際、他の教職員がいる前で、娘の教育者としての資質不足を厳しく批判するが、真矢と思わぬ形で再会する。
- 西郷 百合子
- 演 - 根岸季衣
- 第9話、第10話に登場。東京都教育委員会職員。教育委員会のHPに真矢について書き込まれたのに伴い、半崎小学校に調査しに来る。授業も見学し、厳しい目で真矢を見つめる。見学終了後、真っ先に校長と教頭を問い詰め、「即刻辞めさせるべきです」と物凄い剣幕で怒った。
スペシャルドラマ
キャスト(SPドラマ)
- 上田〈40〉
- 演 - 石原良純
- 東京都教職員再教育センター担当官。エリートではあるが、メリハリのない仕事に対して目標も達成感も持っていない。しかし、真矢やその教育方針に興味津々である。今回、真矢の壮絶な教師生活の過去を知る事になる数少ない人物である。
エピソード1〜堕天使〜
1994年 - 2000年 (登場人物の年齢は全てその当時のもの)
- 阿久津 真矢(後に 富塚 真矢)〈25 - 31〉
- 演 - 天海祐希
- 神原小学校6年1組の担任になった“新米教師”。初めて担任を任された事で希望に満ちていた。表面上は常に明るく笑顔を絶やさない天使のような教師。児童に対しては友達のように接しようとしていた。常に「良い先生」でありたいと熱意を傾けるが、その態度は児童とその親、更には周囲の同僚教師にまで反感を買ってしまう。
- 服装は白で明るいパステル系。ヘアスタイルは軽いウェービーヘアー。
- 富塚 保彦〈30 - 36〉
- 演 - 生瀬勝久
- 真矢の夫。いつも優しく真矢にも翔にも気遣いを忘れず常に愛を注いでいたが、翔の教育方針について「お前は自分の考えを翔に押し付けてるだけだ」などと度々口論するようになり、自分の会社の汚職事件を知っていながら見過ごしていたことを真矢に指摘され、激怒。チック障害になった息子の養育問題で妻と対立し、息子が水死した後、離婚した。息子が亡くなった時、真矢に「お前が殺したんだ」と嘆いた。
- 富塚 翔〈5〉(2000年当時)
- 演 - 武井証
- 等々力幼稚園に通う真矢の1人息子。親思いのいい息子で、どんなに困難なことも一生懸命取り組むが、チック障害になってしまい、その後チョウを取りに川辺に行った際に誤って転落し、溺死。
- 阿久津 真一〈58〉(1994年当時)
- 演 - 西岡徳馬
- 真矢の父。私立学校の経営者だったが、児童募集時に不正行為を行い、真矢に軽蔑され絶縁状態になった。真矢と保彦との結婚式に来た時に「これがお前にとって幸せなのか?女はいいな、いざとなれば結婚すればいいんだしな。」と嫌味を言い残し、最終的に和解出来ないままこの世を去る。
- 阿久津 美矢子〈53 - 59〉
- 演 - 江波杏子
- 真矢の母。孫の翔を失くし離婚もして行き場を失った真矢に家に戻るよう勧めるが、どん底に落ちていた真矢に拒否される。夫と真矢の和解を最後まで望んでいたが、その願いも虚しく死去。
- 池内 美栄子〈35〉(1994年当時)
- 演 - 三浦理恵子
- 池内愛の母。「愛ちゃんが、愛ちゃんが」が口癖であることから相当娘を溺愛していた様子。真矢の虐待疑惑が起こった際は真矢に対し怒りを露わにした。自分の子供が1番可愛いと思っていたが、娘が不良化した途端に簡単に見放した上、その原因が真矢にあるのではと責任転嫁した最低な性格。
- 桐谷教頭〈50〉(1994年当時)
- 演 - 金田明夫
- 典型的な小役人タイプであり、教育に対する考え方も古い。弱腰の分からず屋で、池内愛の問題が起こった時にも真矢の言い分を一切聞かず、「阿久津先生を信じていた。これは全教師に対する裏切りだ」と罵倒する。
- 松平校長〈56〉(1994年当時)
- 演 - 諏訪太朗
- 校長。常に教頭が意見し、愛の問題が起きた時にもその意見にただ相槌を打つのみであった。
神原小学校6年1組の児童(五十音順)
- 相田 たける
- 演 - 広野健至
- 荒井 えりな
- 演 - 角池恵里菜
- 池内 愛
- 演 - 後藤果萌〈12〉(1994年当時) / 戸田恵梨香〈18〉(2000年当時)
- 神原小学校6年1組。最初は真矢に憧れており、雑用を進んでこなしたり積極的に学級委員になるなどしていた。個人的に真矢と交換日記を始めたが、真矢が保護者の批判に負けたショックで「交換日記はできない」と言われた途端、一気に態度が急変し、理科実験で劇薬を混ぜ三角フラスコを爆発させるなどの悪戯以上の悪行を繰り返した挙句、わざと自分の体に痣等の傷を付け、真矢に虐待されたと嘘をついて親や学校に訴え、最終的に真矢が学校を去る原因を作った。
- 5年後に再会し、真矢と共に死を選ぼうとするが、真矢に「人から好かれたいなら多くのことを学びなさい」と叱咤され、復学する決心をした。付き合っている彼氏との間に子供が出来たが、真矢に墜ろす(中絶する)事を推奨され、病院で治療を受ける。その際に、自分の責任で学校を辞めさせてしまったことを真矢に謝罪し、「教師を辞めないで」と告げた。
- 池田 恭二
- 演 - 池田恭祐
- 石川 美代
- 演 - 石川美穂
- 大内 元気
- 演 - 大内元康
- 大坪 亜希子
- 演 - 大坪あきほ
- 大和田 篤郎
- 演 - 大和田篤司
- 岸 彩香
- 演 - 岸彩海
- 岸 翔太郎
- 演 - 岸翔真
- 鬼頭 歌子
- 演 - 鬼頭歌乃
- 清田 公平
- 演 - 清田陽平
- 近内 美緒
- 演 - 近内里緒
- 阪本 奨
- 演 - 阪本奨悟
- 佐久間 俊介
- 演 - 佐久間俊
- 鈴木 あきら
- 演 - 鈴木明里
- 鈴木 亮
- 演 - 鈴木亮介
- 砂川 政雄
- 演 - 砂川政人
- 千葉 一也
- 演 - 千葉一磨
- 日高 里香
- 演 - 日高里菜
- 廣瀬 真也
- 演 - 廣瀬真平
- 古川 あかり
- 演 - 古川茜
- 水黒 はるか
- 演 - 水黒遥日
- 村瀬 継
- 演 - 村瀬継太
- 薬師寺 卓也
- 演 - 薬師寺匠
- 矢端 名子
- 演 - 矢端名結
- 若林 大樹
- 演 - 荒木大悟
- 和田 真代
- 演 - 大野真緒
- 渡辺 彩
- 演 - 渡辺彩乃
- 渡会 なつき
- 演 - 飯島夏美
現在(2006年)の登場人物
- 神田 和美
- 演 - 志田未来
- 中学に入学するが、入学当初からクラス仲間との悩み等について、真矢に数回相談をしに行っている。
エピソード2〜悪魔降臨〜
2002年11月 - 2003年2月 (登場人物の年齢は全てその当時のもの)
- 阿久津 真矢〈33〉
- 演 - 天海祐希
- 中泉小学校6年2組の担任で離婚を経て教職に復帰。神原小学校での挫折から考えを改め、以前のような笑顔は見せず児童には厳しく接しようとするが、まだ中途半端なところもあり、自分の方針を語ってしまったため、6年2組の児童の一人であった英二にその部分を見透かされていた。
- 服装はグレーのパンツスーツもしくはジャージで、ヘアスタイルはポニーテール。しかし強い信念を持つようになるにつれ、服装の色はグレーから徐々に黒へと近づいていった。
- 天童 喜一〈51〉
- 演 - 平泉成
- 中泉小学校の校長。担任が今までに2人やめた後の6年2組の担任として、真矢を迎える。その際「特に表立って問題はないが」といじめが続いていたクラスの状況を見抜けなかった。
- 真矢のことを認めており、教育者としての自分の考えや理想・情熱も持っていたが、英二の事件の時は真矢を守り切ることができず、再教育センター送りを阻止できなかった。しかし、真矢の再教育センター行きが決まった際には、「学校現場には、あなたのような教師が必要だ。」と、言葉をかけるなど、真矢の教育方針を理解する数少ない人物である。その後半崎小学校で、娘の同僚教師として働く真矢と再会。(本編第9話より)
- 平野教頭〈50〉
- 演 - 清水章吾
- 中泉小学校の教頭で、面倒な事を極端に嫌う。非常に弱腰で臆病なため、学校や自分に対して不利なことになると、相手の御機嫌を伺ったりして事態を丸く収めようと躍起になる。英二の事件の直後に真っ先に真矢を辞めさせようとする。
- 宮内 典子〈35〉
- 演 - 西田尚美
- 英二の母。評判の良い長男を事故で亡くし、その後は英二が全てとばかりに異常なほど溺愛し、真矢の英二への暴行が疑われた際には「殺す。」とまで発言するほどである。そのため最後まで真矢の気持ちが分からなかった。英二によるクラスメイトへのいじめもまったく考えず、発覚した後も英二が殺人未遂を犯しておきながら謝罪をしなかった上、英二が自分に反発した際は、夫に言いつけると脅迫した身勝手極まりないモンスターペアレント。
- 宮内 雅臣〈40〉
- 演 - 矢島健一
- 英二の父親。東大法学部卒のキャリア。英二に対しても「お前が一番だ。世の中強い者が全てだ。」と口癖のように言っていた。逆に英二が心臓病で入院した際は心配せず、落伍者と見下し罵っていた。自分にとって有利な権利を駆使して真矢を黙らせようとする。「二度と教職に戻らせないようにすることなど簡単だ。」などと言い、英二の事件後、真矢の教師への情熱を完全に無くすべく、教職員再教育センターに送り込むよう教育委員会に圧力をかけるが、それが結果的に真矢をより強靭な信念を持つ鬼教師へと変貌させることになり、目論みは大きく外れた(そのことを悔しがっていた描写はない)。
中泉小学校6年2組の児童(五十音順)
- 青木 宏之
- 演 - 樋口真
- 池原 瞳
- 演 - 池澤ひとみ
- 植垣 優
- 演 - 山内颯
- 奥平・坂東と共に宮内の言いなりになって翼をいじめていた。
- 大原 彩
- 演 - 大橋彩香
- 岡本 一平
- 演 - 難波勇矢
- 奥崎 りな
- 演 - 奥田れな
- 奥平 ナオト
- 演 - 池田晃信
- 翼の後ろの席に座っている。宮内の言いなりになって、ほかの4人と翼をいじめたが、翼が学校に来なくなると今度は逆に彼がイジメのターゲットにされてしまう。
- 金田 明
- 演 - 金杉明美
- 具志堅 成美
- 演 - 金城成美
- 後藤 優子
- 演 - 後町有香
- 坂口 丈治
- 演 - 中田晴大
- 里中 翼
- 演 - 伊藤大翔
- 勉強も運動も苦手で、クラスでイジメを受けている。教科書や靴に落書きされたり、机の中にゴミなどを入れられたり、クラスメイトの奥平から尻にコンパスを刺されたり、植垣にズボンを下げられ、パンツを見せられたり、坂東に給食に鉛筆の削りかすを入れられたり、更には財布泥棒の犯人にされた。後に川に飛び込み、自殺未遂を起こすが、真矢にいじめに負けない勇気を持つことを教えられる。
- 志賀 唯奈
- 演 - 志賀谷ゆい
- 新川 七美
- 演 - 新谷七聖
- 太宰 仁
- 演 - 鈴木龍之介
- 壇 邦彦
- 演 - 東郷雅広
- 月山 冴子
- 演 - 津久井咲恵子
- 坂東 竜平
- 演 - 井津元悠汰
- 翼の前の席に座っている。宮内と共に翼をいじめていた。よく緑の服とジーパンをはいている。後に宮内に命令され、奥平をいじめるようになる。
- 万城 麻里
- 演 - 馬場麻里那
- 比嘉 涼太
- 演 - 渡辺悠
- 藤 舞華
- 演 - 藤谷舞子
- 南風原 めぐ
- 演 - 須田恵美
- 松本 薫子
- 演 - 松尾薫
- 丸山 鋭人
- 演 - 五十嵐真人
- 宮内 英二〈13〉
- 演 - 森田直幸
- 公式本では帝王の異名を持っている。元々は私立の小学校に通っていたが、心臓病で1年間入院した後に転入した為、一般的な6年生よりも年齢が高く13歳であり、体もクラスメートと比べ一回り大きい。真矢の胸にある古い向う傷を作った張本人である。容姿端麗で成績も良くスポーツ万能で教師からの評判も良いが、実際はクラスの影の支配者で過去に担任教師を2人辞めさせている。翼をいじめにより自殺未遂にまで追い詰めたことから真矢に体育館に呼び出され、なおも虐め行為を反省せず、「なぜ人を殺してはいけないのか」と人の命をなんとも思っていない問いをしたため殴り合いの対決になり、カッターナイフで切りつけるなど、彼女に怪我を負わせた。その後クラスから無視されて学校を辞めようとするが、真矢の一喝や翼からの励ましもあり、卒業する迄学校に行く決心をする。常にジーパンをはいており、愛用のペンでペン回しをする癖がある。彼のペンは改心後に「(いじめを行った)罰として、これ(ペン)貰っておく。返して欲しかったらいつでも会いに来て」の言葉と共に真矢が預かり、今でも大事に持っている。
- 森 慎之介
- 演 - 安達直人
- 渡部 華蓮
- 演 - 渡邉華珠
現在(2006年)の登場人物
- 真鍋 由介
- 演 - 松川尚瑠輝
- 中学入学当初、クラス仲間との悩み等について、和美同様、真矢に数回相談をしに行っている。
- ヤナギバ ノブヤ
- 由介の中学の同級生。由介と「青春金属バット」のコンビを組む仲だが、1年留年している。
スタッフ
- 脚本 - 遊川和彦
- 演出 - 大塚恭司、岩本仁志、渡部智明、木内健人
- 音楽 - 池頼広、麻吉文(エピソード2のみ)
- スタントコーディネート - 釼持誠(エピソード2)
- プロデューサー - 大平太(日本テレビ放送網)、仲野尚之(日活撮影所)
- 美術デザイン - 高野雅裕
- 製作協力 - 日活撮影所
- 製作著作 - 日本テレビ放送網、讀賣テレビ放送(エピソード2のみ)[11]
主題歌・サウンドトラック
- EXILE「EXIT」(2005年8月24日、rhythm zone)
- 池頼広「女王の教室 オリジナルサウンドトラック」(2005年9月15日、バップ)
- 池頼広「女王の教室 special edition 〜the best selection of 池瀬広〜」(2006年4月5日、バップ)
放送日程
- 番組視聴率は関東地区のもの。サブタイトルは新聞の番組欄などで使用されたものであり、公式なものではない。
- 連続ドラマ
各話 | 放送日 | サブタイトル(ラテ欄) | 演出 | 視聴率 | |
---|---|---|---|---|---|
第1話 | 2005年7月テンプレート:02日 | 悪魔のような鬼教師に戦いを挑んだ六年生の一年間の記録! | 大塚恭司 | 14.4% | |
第2話 | 2005年7月テンプレート:09日 | 鬼教師の目に涙!? 子役の秘められた過去と哀しい友情の告白! | 岩本仁志 | 16.6% | |
第3話 | 2005年7月16日 | 親友・裏切り・涙。小学校最後の思い出…先生お願い、私に踊らせて! | 17.0% | ||
第4話 | 2005年7月23日 | みんなにドロボウと言われてクラス崩壊・犯人探し…先生友達を返して!! | 大塚恭司 | 14.1% | |
第5話 | 2005年7月30日 | 友達も消えた…もう学校なんて行かない! 先生どうして私をイジメるの | 渡部智明 | テンプレート:Color | |
第6話 | 2005年8月テンプレート:06日 | 夏休みはありません! 追いつめられた子供が引き起こした悲劇と奇跡!! | 岩本仁志 | 16.9% | |
第7話 | 2005年8月13日 | 学校が燃える夜、鬼教師が流した血の涙…先生お願い、友達を助けて! | 大塚恭司 | 16.5% | |
第8話 | 2005年8月20日 | 卒業行事はやりません! 悪魔か天使か? 児童が知る鬼教師の哀しい過去 | 木内健人 | 14.6% | |
第9話 | 2005年9月テンプレート:03日 | 鬼教師への刺客 | 岩本仁志 | 17.4% | |
第10話 | 2005年9月10日 | 真矢、最後の授業 | 渡部智明 | 19.7% | |
最終話 | 2005年9月17日 | 真矢のいない卒業式 | 大塚恭司 | テンプレート:Color | |
平均視聴率 17.3%(視聴率は関東地区・ビデオリサーチ社調べ) |
- 2005年8月27日は「24時間テレビ28」放送のため休止。
- スペシャル
放送日 | サブタイトル(ラテ欄) | 演出 | 視聴率 |
---|---|---|---|
2006年3月17日 | エピソード1〜堕天使〜 | 岩本仁志 | 18.7% |
2006年3月18日 | エピソード2〜悪魔降臨〜 | 大塚恭司 | 21.2% |
エピソード
テンプレート:雑多な内容の箇条書き テンプレート:出典の明記
- 天海は宝塚時代、『川霧の橋』や『銀の狼』で冷酷な悪役を演じているものの、女優としての悪役は初挑戦。
- EDのダンスは、ドラマが冷酷で過激である分、せめて最後は明るく締めようと天海が発案。撮影終了後に天海が教え子に微笑みかけるシーンも挿入されている。このダンスの振付担当は、宝塚歌劇団の振付も担当する川崎悦子。公式BBSでは、「宝塚時代を思い出す」との書込みも見られた。劇中では、最終話ラストシーンで初めて笑顔を見せるまで笑顔のシーンは一切無かった(だが作中で幾度か不敵な笑みを浮かべており曖昧である)。
- 収録中、天海は子供達にむやみに近づかない等の「役づくり」を徹底させたが、子供達への演技指導や、相談に応じるという気配りも欠かさなかった。
- 2001年に廃校となった台東区立田中小学校でロケが行なわれている。教室のセットは、後番組『野ブタ。をプロデュース』やフジテレビで放映された『スクール!!』でも手直しをして使用された。
- 6年3組の教室の黒板の色は真矢の黒い服が映えるように特注で通常よりも明るい緑にしてある。
- 梶芽衣子主演『女囚さそり』シリーズを演出の設定でモチーフにしていると演出家の大塚恭司が述べている。
- 真矢は、『スター・ウォーズ・シリーズ』のダース・ベイダーがモデル。真矢の服装であるが、教師初任時は白を基調にしたものが多い。離婚後の就任時は灰色、半崎小学校就任時は黒と、次第に服の色調が暗くなる。
- 森田直幸(SPドラマの宮内英二役)は、真鍋由介役オーディションで松川と最終選考まで争った。
- 神田家のテレビ画面には、「エンタの悪魔」というバラエティー番組が映っていて、これに登場していたお笑いコンビ「島田夫妻」が、実際に『エンタの神様』に出演する事になった。『ミンナのテレビ』で、青木さやかによる「青木女王の教室」というパロディも作られた。決め台詞の「いい加減目覚めなさい」という台詞も青木が発言している。神奈月が、『ものまねバトル』で真矢の物真似をしたが、「いい加減目を覚ましなさい」と言い間違えてしまった。ピン芸人の田上よしえも、『女王の教室』のパロディコントを披露している。
スポンサーの対応
本作では、本編の過激な内容から、スポンサー各社に苦情が寄せられたことを受け、提供クレジットの表示を自粛する動きが出た[12]。
番組スポンサーのうち、石鹸・トイレタリー用品メーカーは当初から提供クレジットを表示していなかったが、第5話[12] - 第8話では全スポンサーが提供クレジットを表示せず、表向きは「スポンサー無し(パーティシペーション<PT>に同じ)」の状態となった。第9話では菓子メーカーの1社のみが表示され、第10話・最終話ではこれに清涼飲料メーカーを加えた2社が提供表示された。
ただし、提供クレジットを表示しなかったスポンサーのCMもスポットCMのような形で放映された。なお、SPエピソード2の前半1時間(土曜21時台)で提供クレジットを表示したスポンサーは、先述の2社と、携帯電話会社の3社のみであった。
また、番組開始当初の提供クレジットは日本テレビで定められているものではなく、ドラマ独自の物を使用していたが、第9話以降とスペシャルでは日本テレビで定められている物を使用した。
ネット局
- 同時ネット - テレビ大分[13]、テレビ宮崎を除く日本テレビ系列28局
- 月曜14:05 - 15:00 - テレビ大分(フジテレビ・日本テレビクロスネット)
- 火曜22:00 - 22:54 - 沖縄テレビ(フジテレビ系列)
- 土曜16:00 - 16:54 - 宮崎放送(TBS系列)、3ヶ月遅れ
関連商品
書籍
- 女王の教室 The Book - 日本テレビ編(2005年9月12日)
- 女王の教室 The Book エピソード1&2 - 日本テレビ編(2006年3月17日)
- シナリオ(第1話・最終話掲載)
DVD
- 女王の教室 vol.1 - 4(2005年12月21日、バップ)
- 女王の教室 DVD-BOX(2005年12月21日、バップ) - BOXのみ特典DISC付
- 女王の教室スペシャル「エピソード1〜堕天使〜」、「エピソード2〜悪魔降臨〜」(2006年6月21日、バップ)
- 女王の教室スペシャル DVD-BOX(2006年6月21日、バップ)
DVDについて
- DVD特典の6年3組創作ダンスノーカット映像で実際に踊っているのは21人だけである。和美・由介・進藤は出演していない。
- 上述の『エンタの悪魔』に出演した「お宮の松」が松川に指導した一発ギャグ(師匠であるビートたけしの「コマネチ」)は、本編でカットされているが、DVD特典に収録されている。
- 第1話、真矢が児童達に社会の現実について語るシーンで、「特権階級の人間は、ディズニーランドでも特別の入口から入って並ばずに人気のアトラクションに乗る事が出来る」のうち、太字表記した部分の台詞がカットされている(商標権の問題。またこのような制度は存在しない)。
備考
- 『演歌の女王』は、『女王の教室』スタッフで製作されており、出演者も天海祐希(主演)、半海一晃、福田麻由子、酒井若菜らが共通している。第三幕で「イメージできる?」、「いい加減目覚めろよ」という『女王の教室』に似た台詞が出て来る。
脚注
- ↑ 初回と最終回は30分拡大(当初、初回は15分拡大だが、30分拡大になった)。
- ↑ 最低視聴率は第5話の13.8%で第5話から最終話の上げ幅は11.5%になる。
- ↑ 次に記録するのは2011年4月期のフジテレビ系『マルモのおきて』(11.6%→23.9%、12.3%)、日本テレビとしては2011年10月期の『家政婦のミタ』(19.5%→40.0%、20.5%)。
- ↑ http://www.ntv.co.jp/jyoou/cast-in.html
- ↑ 5.0 5.1 最終回の卒業式、卒業証書授与式のシーンでは、五十音順ではなく、成績順で呼ばれていた為、役名の後ろに順番を表記。
- ↑ 第五話の卒業証書より。
- ↑ 第一話の真矢の発言より。
- ↑ エピソード1〜堕天使〜の真矢のパソコンの資料より。
- ↑ エピソード1〜堕天使〜の真矢のパソコンの資料より。
- ↑ 第一話の真矢の発言より。
- ↑ http://www.ntv.co.jp/jyoou/staff-in.html
- ↑ 12.0 12.1 テンプレート:Cite web
- ↑ 『たったひとつの恋』以降は、同時ネットで放送されている(2012年7月時点)。
関連項目
- 日本のテレビドラマ一覧
- 演歌の女王(出演者やスタッフなどが同じだが内容面での直接的な関係はない)
- 土曜ドラマ (日本テレビ)