大月ジャンクション
テンプレート:高速道路施設 大月ジャンクション(おおつきジャンクション)は、山梨県大月市にある中央自動車道の本線(西宮線)と富士吉田線を連絡するジャンクションであり、大月ICを統合した作りとなっている。ここでは一体化している大月ICもまとめて記述する。
なお、東京方面からの分岐は、実際に路線が離れるより4kmほど手前の67kmポスト付近である。また、河口湖方面からはJCT手前に花咲トンネルがあり、上り線はこのトンネルから分岐路まで車線変更禁止になっているため、トンネルに入る前に進行方向別に車線変更する必要がある。
連絡する路線
- 中央自動車道本線
- 中央自動車道富士吉田線
歴史
- 1969年(昭和44年)3月17日 : 相模湖IC - 河口湖IC開通と共に大月ICを供用開始。
- 1977年(昭和52年)12月20日 : 大月JCT - 勝沼IC開通に伴い、大月JCTの部分開通[1]。
- 1982年(昭和57年)9月20日 : 勝沼IC - 甲府昭和IC間の開通に先立ち、勝沼 - 河口湖方面を連絡するルートが開通。
- 2003年(平成15年)1月30日 : 下り線大月IC出口、河口湖方面のルートと、勝沼方面のルートを分離。
- 2003年(平成15年)2月13日 : 上り線大月IC出口を河口湖方面連絡ルートに付替。
- 2012年(平成24年)12月2日 : 朝に起きた笹子トンネル天井板落下事故発生の影響で下り線(勝沼I.C. - 大月JCT間,上り線(一宮御坂I.C. - 大月JCT間)通行止めに。
- 2012年(平成24年)12月29日 : 午後1時(JST)より、笹子トンネル天井板落下事故発生の影響で、(大月JCT - 勝沼I.C.間)は下り線を対面通行にして仮復旧した。
構造
現在(2003年2月13日以降)
大月インターチェンジ
大月インターチェンジ(おおつきインターチェンジ)は山梨県大月市大月町花咲にある中央自動車道本線(西宮線・この下本線と表記。)のインターチェンジである。
構造
大月JCTの建設時には大月JCTと別の施設であったが、2004年現在、構造的に大月JCTと一体化している。大月インターチェンジを利用する場合は上下とも大月JCTの分岐で河口湖方面へ入る必要がある。特に東京方面から来る(下り線)場合、67KP地点の大月JCT分岐で河口湖方面に入らないと、笹子トンネルを越えた23km先の勝沼ICまで一般道に下りることが出来なくなる。また大月ICと大月JCTの一体化工事の際、大月ICの流入路も河口湖方面(富士吉田線)・甲府方面(本線下り)・東京方面(本線上り)の3方向別に分けられた。
接続する路線
アクセス地域
山梨県大月市、北都留郡小菅村、丹波山村、東京都西多摩郡奥多摩町西部の最寄りインターチェンジである。
なお、小仏トンネルを先頭とした上り線の渋滞が上野原ICを超えている場合、当ICで流出して国道20号線を進み、相模湖ICで再び中央道に流入した方が早く通過できる事が多い。 ただし、目的地が首都圏中央連絡自動車道・国道16号の各外回り方面の場合は上野原から山梨県道・東京都道33号上野原あきる野線で檜原・あきる野方面へ回った方がよい。
周辺
脚注
- ↑ 東京 - 勝沼、東京 - 河口湖方面のみのハーフジャンクションの形式で、勝沼 - 河口湖方面はつながれていなかった
隣
- 中央自動車道本線(西宮線)
- (9) 上野原IC (20.1km) - 談合坂SA - (10) 大月IC/ (11) 大月JCT - 初狩PA - (12) 勝沼IC (19.7km)
- 中央自動車道富士吉田線(河口湖線)
- (11) 大月JCT/ (10) 大月IC - (1) 都留IC (7.2km) - 谷村PA - (2) 河口湖IC (23.5km) (大月方面ハーフインターチェンジ) - (3) 富士吉田IC(東富士五湖道路方面ハーフインターチェンジ)