国道438号

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国道438号(こくどう438ごう)は、徳島県徳島市から香川県坂出市に至る一般国道

概要

徳島駅前の元町交差点で国道192号と分かれた直後、正面に眉山と阿波踊り会館を望む区間には新町橋通りという愛称が付いている。徳島市中心部は、一部4車線(最高8車線)・電線類地中化高機能舗装など道路整備も行き渡っており、また、朝夕は渋滞の酷い区間でもある。神山町上分まではバイパス道路なども整備されており走りやすいが、そこから先は川井峠や見ノ越など峠区間を中心に狭隘で自動車の離合が困難な区間が増える。

徳島・香川県境の三頭峠は早くから阿波・讃岐両国の人の往来が盛んで、代表的な金毘羅街道の一つでもあったが、自動車道路としての整備は遅れていた。しかし、1997年に全長2648m三頭トンネルが開通し、交通事情は劇的に改善した。香川県内に入ると概ね平坦な道が続く。坂出市内は4車線化されている。

全線を通して見ると、国道192号を境に、では道路の格、整備ともに差が大きい。その南の区間は、一部は『酷道』として知られる。ただ、日本百名山剣山剣山スキー場に向かう唯一の道路であり、交通量は多い。徳島県コリトリ~見ノ越は冬季閉鎖される。192号より北の区間は、徳島市から琴平に向かう最短(距離時間ともに)ルートであるため、こちらも交通量は多いが、こちらは全線で2車線以上が確保されている。

2009年2月現在でも困難な道があるため、徳島県徳島市から香川県坂出市へ行く場合、国道11号を経由するか、つるぎ町までは国道192号を経由する方が安全性かつ快適性がある。また、神山町~つるぎ町の間と、徳島県道12号鳴門池田線との交点~徳島・香川県境の区間は急勾配が長距離に亘って続く。

路線データ

一般国道の路線を指定する政令[1]に基づく起終点および経過地は次のとおり

歴史

  • 1972年昭和47年)3月10日
    徳島県が徳島県道4号坂出貞光線、徳島県道22号貞光剣山線、徳島県道14号徳島剣山線として県道認定。
  • 1982年(昭和57年)4月1日
    一般国道438号(徳島市 - 坂出市)として指定。県道坂出貞光線を昇格させたもので、当時の徳島市 - 貞光町[注釈 3]は国道192号と重複していた。
  • 1993年平成5年)4月1日
    徳島市 - 貞光町[注釈 3]の経路を徳島県道22号貞光剣山線経由に変更。徳島市 - 東祖谷山村[注釈 2]は国道439号(旧徳島県道14号徳島剣山線)と、木屋平村[注釈 1] - 東祖谷山村[注釈 2]は国道492号(同日指定)と重複。

路線状況

バイパス・拡幅事業

別名・愛称

重複区間

道路施設

橋梁

トンネル

上記2つのトンネルは防災訓練がありその時は通行止めになる。

  • 府能隧道:L=180m、高さ制限3.3m、1922年完成、煉瓦造り
  • 川井トンネル:L=186m、w=6.0 1966年完成
  • 見の越トンネル:L=114m、 1966年完成
  • 土釜トンネル
  • 蜂須トンネル:2003年12月開通
  • 野田ノ井トンネル
  • 美霞洞トンネル

以上の9つのみ

道の駅

ファイル:R438道の駅ことなみ.jpg
道の駅ことなみ付近

地理

通過する自治体

交差する道路

沿線

主な峠

  • 府能峠(佐那河内村 - 神山町)
  • 川井峠(神山町 - 美馬市)標高764m
  • 見ノ越(美馬市 - 三好市)
  • 三頭越(美馬市 - まんのう町)

脚注

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注釈 テンプレート:Reflist

関連項目

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  • 一般国道の路線を指定する政令”. 電子政府の総合窓口 イーガブ. 2012年10月14日閲覧。
  • 道路統計年報2011 - II. 道路の現況 表26 pp.24-25”. 国土交通省. 2012年10月14日閲覧。
  • 道路統計年報2011 - II. 道路の現況 表27 pp.24-25”. 国土交通省. 2012年10月14日閲覧。
  • 一般国道の指定区間を指定する政令”. 電子政府の総合窓口 イーガブ. 2012年10月14日閲覧。

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