国道418号

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動先: 案内検索

テンプレート:Pathnav テンプレート:出典の明記 テンプレート:Infobox road

ファイル:落ちたら死ぬ.jpg
温見峠国道157号重複区間)岐阜側入口付近の「落ちたら死ぬ!!」看板
ファイル:R418-and-Nagano-r1.JPG
長野県道1号との交点(写真右が国道、2010年5月)

国道418号(こくどう418ごう)は、福井県大野市を起点とし、長野県飯田市を終点とする一般国道である。

概要

国道157号重複区間の温見峠を皮切りに、尾並坂峠、平谷峠、売木峠(旧道)などの峠を越えていく線形をとっている。

岐阜県加茂郡八百津町南戸(みなと)の岐阜県道353号篠原八百津線分岐点から恵那市笠置町笠置ダム付近までは狭隘路となっているが、付近で事業中の新丸山ダム建設に伴い水没することから、北岸にバイパス道路(丸山バイパス)が建設中であり、一部区間は2010年3月に供用を開始した。途中の新旅足橋では川の水面まで200mという非常に高い場所に橋がかけられている[1][2]

国道157号との重複区間である、本巣市根尾能郷の冬期閉鎖ゲート付近も狭隘路となっており、道路状況に対する注意喚起のため「落ちたら死ぬ!!」と書かれた看板が設置されている。ここから黒津までの区間は7年近く通行止めとなっていたが2012年10月、復旧工事が完了し通行可能となった。

要目

歴史

  • 1982年4月1日:一般国道418号(長野県飯田市 - 岐阜県本巣郡根尾村)として指定。長野県飯田市から下伊那郡売木村は国道151号と重複。
  • 1993年4月1日:長野県下伊那郡南信濃村(現 飯田市) - 下伊那郡売木村、岐阜県本巣郡根尾村(現本巣市)から福井県大野市を編入して起終点の方向を入れ替え、福井県大野市から長野県下伊那郡南信濃村(現 飯田市)となる。

重複区間

長期通行止め区間

岐阜県加茂郡八百津町(岐阜県道353号篠原八百津線分岐点)から恵那市(笠置ダム付近)までの約17.7kmは、本区間を管理する岐阜県可茂土木事務所と恵那土木事務所が通行を禁止している。この区間は丸山ダムの嵩上げ計画である新丸山ダムにより水没する予定[3]のため、すでに山側に付け替え道路が岐阜県道353号篠原八百津線に沿って建設されており、水没予定区間には車両が進入できないよう廃道化措置が行われている。ちなみに、水没予定区間には岐阜県道352号大西瑞浪線の起点や五月橋という橋のある深沢峡がある。

通過する自治体

接続する道路

バイパス

  • 小瀬バイパス(岐阜県)
  • 富加バイパス(岐阜県)
  • 丸山バイパス(岐阜県)
  • 八百津バイパス(岐阜県)

主な峠

  • 温見峠(標高1,040m):福井県大野市 - 岐阜県本巣市
  • 尾並坂峠(標高330m):岐阜県本巣市 - 岐阜県山県市
  • 平谷峠(標高1,164m):長野県下伊那郡平谷村 - 長野県下伊那郡売木村
  • 売木峠(標高980m):長野県下伊那郡売木村 - 長野県下伊那郡阿南町(売木トンネルにより旧道となっている)

道の駅

路線上は、以下の道の駅が所在している。

脚注

  1. 国道418号線を行くテンプレート:出典無効
  2. 岐阜新聞Web「丸山バイパス開通へ」
  3. 鳩山政権成立後、新丸山ダムの建設は凍結されている。
テンプレート:脚注ヘルプ

関連項目

テンプレート:国道418号 テンプレート:Asbox