八百津町
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目次
地理
岐阜県の中南部に位置し、面積の約8割が山林である。
名前の由来
- 八百津の地名の由来は、古代の地名からであるとするものがある。[1]、町を流れる木曽川に丸山ダムができる以前は木材を流しており、それを集積する港(津)が多い(八百)、などがある。たしかに八百津橋がかかる地域の地名は「港町(八百津町八百津港町)」ではあるが、八百津町のホームページにおいては町名の由来は述べられていない。
歴史
- 1889年(明治22年)7月1日:町制を施行、細目村が八百津町となる。
- 1955年(昭和30年)1月31日:和知村と合併
- 1955年(昭和30年)2月1日:錦津村と合併
- 1955年(昭和30年)3月25日:美濃加茂市の一部を編入
- 1956年(昭和31年)9月:久田見村、潮南村、福地村と合併。
- 2003年(平成15年)4月1日 美濃加茂市と加茂郡の6町1村(坂祝町、富加町、川辺町、七宗町、八百津町、白川町、東白川村)が、「美濃加茂市・加茂郡町村合併協議会」を設置。
- 2004年(平成16年)12月31日 合併協議会解散。
人口
行政
産業
古くから林業が行われているほか、第2次産業が盛んである。
教育
小学校
- 八百津町立
- 八百津小学校
- 錦津小学校
- 和知小学校
- 久田見小学校
- 福地小学校(2010年に閉校。久田見小学校に統合)
- 潮見小学校
中学校
- 八百津町立
- 八百津中学校
- 八百津東部中学校
高等学校
交通
鉄道
バス
- YAO(やお)バス - 東濃鉄道が委託運行するコミュニティバス。名鉄八百津線の廃止に伴う代替バスとして、運行が始まる。
- 東鉄バス - 主に八百津町内とJR美濃太田駅を結ぶ。本数は少ない。
- コミュニティバス802
道路
高速道路
- 町の西端を東海環状自動車道が走るが、町内にはインターチェンジはない。最寄は可児御嵩インターチェンジまたは美濃加茂インターチェンジ。
一般国道
一般県道
- 岐阜県道83号多治見白川線
- 岐阜県道350号野上古井線
- 岐阜県道351号御嵩川辺線
- 岐阜県道353号篠原八百津線
- 岐阜県道358号井尻八百津線
- 岐阜県道365号和知兼山停車場線
- 岐阜県道381号多治見八百津線
- 岐阜県道402号中野方七宗線
- 岐阜県道412号恵那八百津線
町内の道路通称名
- 犬山街道(岐阜県道83号多治見白川線の一部、岐阜県道381号多治見八百津線の一部)
名所・旧跡・観光
- 旧八百津発電所資料館(「旧八百津発電所施設」として国の重要文化財に指定)
- 明鏡寺観音堂(国の重要文化財)
- 人道の丘公園・杉原千畝記念館
- 五宝滝(宮本武蔵ゆかりの地)
- 蘇水峡(蘇水峡橋、丸山ダム、小和沢橋、旅足橋、新旅足橋)
- 上代田(日本の棚田百選)
- 八百津だんじり祭(大舩神社。4月第2土・日曜日)
- 久田見まつり(神明神社・白鬚神社。4月第3土・日曜日)
- めい想の森(私の青空 八百津の森づくり)