国道324号
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国道324号(こくどう324ごう)は、長崎県長崎市から熊本県宇城市に至る一般国道である。
概要
長崎県長崎市の長崎県庁に近い県庁前交差点から始まる。県庁を通過して浜町地区に差し掛かったところで浜町アーケード区間を通過する。商店街でありながらもこの区間も国道324号として指定されており、全国でも大変珍しい。浜町アーケードを過ぎて峠を越えると一転して住宅街が皆無となり、長崎自動車道との分岐点である連絡路と合流する。さらに峠を下ると天草灘を中継する茂木町地区にたどり着く。
海を経て苓北町の富岡港に到達すると、そこから天草灘・島原湾沿いを通る海岸道路として宇城市へと向かう。苓北町から天草市の鬼池港までは国道389号と重複するが、かつての国道389号は鹿児島県阿久根市から先程の富岡港を経て長崎市街へ向かう経路だった(詳細は国道389号を参照)。上天草市松島町合津からは国道266号と重複して天草五橋の起点である天門橋附近に到達する。なお、天草市から上天草市にかけては熊本天草幹線道路の一部路線である松島有明道路が並行している。
なお、浜町アーケード内及びその手前に掛かる銕橋は自動車・原動機付自転車では、午前5時から午前10時までの1日5時間通行できる。
路線
歴史
- 1970年4月1日 一般国道324号(長崎県長崎市 - 熊本県宇土郡三角町(現 宇城市))として指定。
- 1974年:国道266号の区域変更により、国道266号が天草上島の南側を通過するようになり、天草上島の北側(本渡市 - 天草郡松島町)が国道324号線単独区間となる。
- 2002年5月17日 熊本天草幹線道路の一部路線である松島有料道路が暫定2車線で開通。
- 2004年3月27日 ながさき出島道路供用開始
重複区間
海上区間
- 長崎市茂木港 - 苓北町富岡港(安田産業汽船)
通過する自治体
- 長崎県
- 長崎市
- 熊本県
- 天草郡苓北町 - 天草市 - 上天草市 - 宇城市
主な接続道路
バイパス道路
有料道路
観光名所・施設など
長崎県
熊本県
道の駅
- 有明(天草市)