取調室 (テレビドラマ)

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テンプレート:基礎情報 テレビ番組 テンプレート:Sidebar with collapsible lists 『取調室』（とりしらべしつ）は、日本テレビ系列の2時間ドラマ「火曜サスペンス劇場」（毎週火曜日21:02 - 22:54）で放送されていたシリーズのひとつ。1994年から2003年にかけて放送。全19作。原作は笹沢左保。主演はいかりや長介。

概要

刑事ドラマや刑事小説でありがちな被疑者逮捕までを追う作品ではなく、タイトルが示す通り、主人公であるいかりや長介扮する佐賀県警捜査一課の刑事で「落とし（被疑者から自供を得る事）の達人」水木正一郎警部補と逮捕された被疑者との取調べのやりとり、送検に至る過程を中心に物語が進行する。いかりやのライフワーク的な作品。

製作著作は第1作 - 第15作が宝映企画、第16作 - 第19作は日本テレビエンタープライズ。

2004年3月20日に主演のいかりやが死去したため、後任を決めることも検討されたが、最終的にシリーズは第19作をもって終了となった。2012年・2013年にBS日テレでシリーズが再放送された。

登場人物

水木家

  • 水木正一郎（佐賀県警捜査一課刑事・階級は警部補。異名は「落としの水さん」） - いかりや長介
  • 水木加代子（水木の妻） - 藤田弓子（第13作 - 第19作）
  • 水木直子（水木の娘） - 有森也実（第13作 - 第19作）

佐賀県警

捜査一課

  • 石川康伸（課長） - 西田健（第1作 - 第12作）
  • 西山（課長） - 田中健（第13作 - 第19作）
  • 古賀栄（管理官（第2作では「細川管理官」）） - 誠直也（第1作） ⇒ 木村栄（第2作 - 第11作）
  • 御子柴良平（刑事・水木の相棒） - 西川忠志（第1作 - 第6作）
  • 大河原大介（刑事・水木の相棒。あだ名は「ビッグ」（「大河原大介」より）） - 宮川一朗太（第7作 - 第12作）
  • 八重垣正人（刑事・水木の相棒） - 斉藤陽一郎（第13作 - 第19作）
  • 衣川（佐賀県警嬉野署警部補（第1作） ⇒ 佐賀県警捜査一課警部補（第2作 - 第12作）） - 及川ヒロオ（第1作、第2作） ⇒ 沼田爆（第3作 - 第12作）
  • 荒巻行雄（刑事・階級は警部補） - 渡辺哲（第13作 - 第19作）
  • 田丸（警部補・刑事） - 粟津號（第7作、第8作）
  • 上原（係長） - 水島涼太（第1作）
  • 山際（刑事） - 森永健司（第2作）
  • 森川（刑事） - 田井宏明（第7作、第8作）
  • 小滝（刑事） - 田嶋基吉（第1作 - 第6作）
  • 高井（刑事） - 寺田英孝（第1作 - 第4作） ⇒ 畑山東一郎（第5作、第6作）
  • 貝塚（警部補） - 江良潤（第10作） ⇒ 粟津號（第11作） ⇒ 赤塚真人（第12作） ⇒ 水島涼太（第13作、第14作）
  • 七尾（刑事） - 山崎智弘（第8作） ⇒ 槌屋和成（第10作 - 第12作）
  • 人見（刑事） - 佐久間英之（第10作 - 第12作）
  • 坂本（警部補） - 深水三章（第17作）

その他

  • 土肥（副署長） - 土肥一夫（第3作 - 第10作）
  • 唐沢峻一（捜査本部長） - 塚本信夫（第1作）
  • 松浦（捜査本部長） - 鈴々舎馬風（第2作）
  • 江口（捜査本部長） - 塚本信夫（第3作）
  • 安河内（捜査本部長） - 江藤漢（第4作）
  • 宮地（捜査本部長） - 小島三児（第5作）
  • 滝口（捜査本部長） - 天田俊明（第6作）
  • 人見（捜査本部長） - 高野真二（第7作、第8作）
  • 藤村（捜査本部長） - 岩尾拓志（第10作）
  • 黒田（捜査本部長） - 野本博（第11作）
  • 遠山（捜査本部長） - 上田耕一（第12作）
  • 小笠原（捜査本部長） - 小沢象（第13作）
  • 浦沢（捜査本部長） - 西沢利明（第15作）
  • 都倉（捜査本部長） - 藤田宗久（第18作）
  • 河津（捜査本部長） - 大林丈史（第19作）

鑑識課

  • 村山（係長） - 小沢象（第3作）

ゲスト

第1作（1994年） 「冷徹の頭脳を持つ殺人容疑者に県警本部が挑んだ十八日間!」
第2作（1995年） 「動機なき殺人? 県警捜査本部が難攻不落の知能犯に挑んだ十二日間」
第3作（1995年） 「不敵に笑う女容疑者! 県警本部が元艶歌手の最後の意地に挑んだ12日間」
第4作（1996年） 「殺人罪成立の必要条件? 県警本部がタレント助教授の策略に挑んだ十日間」
第5作（1996年） 「故郷で死にたかった…愛妻殺し容疑の実業家に県警本部が挑んだ十二日間」
第6作（1997年） 「優しい笑顔と鉄の心を持つ陶芸界のマドンナに県警が挑んだ十二日間」
第7作（1997年） 「人妻を焼殺した化学者の冷血な情熱に県警本部が挑んだ十二日間」
第8作（1998年） 「殺人捜査の裏を知りぬいたエリート警部の犯罪に県警が挑んだ12日間」
第9作（1998年） 「数多くの人の命を救った女医が犯した殺人に県警本部が挑んだ10日間」
第10作（1999年） 「打算? 情? 美人画商の動機なき殺人に県警が挑んだ10日間」
第11作（2000年） 「ホシは元外科医の女性評論家、凶器なき密室殺人に県警が挑んだ12日間」
第12作（2000年） 「長崎壱岐殺意の潮流「折り鶴」が見た美人秘書の偽りのアリバイ」
第13作（2001年） 「凶器なき密室殺人…元女優が隠し続けた3ミリの傷と四角い血液」
第14作（2001年） 「血の海に震える指－悪女とヒモ男の2つの取調室に挑んだ12日間」
第15作（2001年） 「佐賀と東京の同時殺人－惨殺死体と水死体を結ぶ奇妙な女の友情」
第16作（2002年） 「血の海の密室同時殺人 Yの刺しゅうと吉野ヶ里に隠された女の悲恋」
第17作（2002年） 「慈母のような女が復讐鬼になった ノゴミ人形が暴く7年前の転落死」
第18作（2002年） 「血染めナイフが切り裂く母と娘 一粒の真珠が暴く父殺し40年」
第19作（2003年） 「未亡人が暴く仮面夫婦の18年間 死者からの着信記録と強盗犯発生で勾留8日で取調べ中止」

スタッフ

放送日程

話数 放送日 サブタイトル 原作 脚本 監督 視聴率
1 1994年テンプレート:04月19日 冷徹の頭脳を持つ殺人容疑者に県警本部が挑んだ十八日間! 山田正弘 鷹森立一 17.3%
2 1995年テンプレート:07月18日 動機なき殺人?
県警捜査本部が難攻不落の知能犯に挑んだ十二日間 		山田正弘
洞澤美恵子 		19.2%
3 10月31日 不敵に笑う女容疑者!
県警本部が元艶歌手の最後の意地に挑んだ12日間 		12.1%
4 1996年テンプレート:04月30日 殺人罪成立の必要条件?
県警本部がタレント助教授の策略に挑んだ十日間 		洞澤美恵子 14.2%
5 12月10日 故郷で死にたかった…
愛妻殺し容疑の実業家に県警本部が挑んだ十二日間 		17.0%
6 1997年テンプレート:06月24日 優しい笑顔と鉄の心を持つ陶芸界のマドンナに
県警が挑んだ十二日間 		「サンセット刑事」 16.7%
7 9月テンプレート:09日 人妻を焼殺した化学者の冷血な情熱に
県警本部が挑んだ十二日間 		「敵は鬼畜」 21.2%
8 1998年テンプレート:05月19日 殺人捜査の裏を知りぬいたエリート警部の犯罪に
県警が挑んだ12日間 		「悪魔の処刑」 20.1%
9 12月テンプレート:01日 数多くの人の命を救った女医が犯した殺人に
県警本部が挑んだ10日間 		「十九歳の葬式」 17.3%
10 1999年テンプレート:06月15日 打算? 情? 美人画商の動機なき殺人に県警が挑んだ10日間 「水木警部補の敗北」 18.6%
11 2000年テンプレート:01月25日 ホシは元外科医の女性評論家、
凶器なき密室殺人に県警が挑んだ12日間 		「遥かなり蒼天」 17.9%
12 6月27日 長崎壱岐殺意の潮流「折り鶴」が見た美人秘書の偽りのアリバイ 「不倫岬」 16.4%
13 2001年テンプレート:02月20日 凶器なき密室殺人…元女優が隠し続けた3ミリの傷と四角い血液 「もしもお前が振り向いたら」 17.9%
14 9月11日 血の海に震える指
－悪女とヒモ男の2つの取調室に挑んだ12日間 		「湖愁の果て」 15.9%
15 12月18日 佐賀と東京の同時殺人
－惨殺死体と水死体を結ぶ奇妙な女の友情 		いずみ玲 18.5%
16 2002年テンプレート:02月26日 血の海の密室同時殺人
Yの刺しゅうと吉野ヶ里に隠された女の悲恋 		「暗鬼の旅路」 那須真知子 田中登 18.1%
17 8月テンプレート:06日 慈母のような女が復讐鬼になった
ノゴミ人形が暴く7年前の転落死 		いずみ玲 鷹森立一 16.6%
18 10月テンプレート:08日 血染めナイフが切り裂く母と娘 一粒の真珠が暴く父殺し40年 16.5%
19 2003年テンプレート:05月27日 未亡人が暴く仮面夫婦の18年間
死者からの着信記録と強盗犯発生で勾留8日で取調べ中止 		19.5%

※視聴率はビデオリサーチ社調べによる関東地区のもの

関連項目

外部リンク

テレビドラマデータベース

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