佳子内親王
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佳子内親王(かこないしんのう、1994年(平成6年)12月29日 - )は、日本の皇族。秋篠宮文仁親王と同妃紀子の第二女子。今上天皇の孫にあたる。身位は内親王。皇室典範における敬称は殿下。お印はゆうな。姉に眞子内親王、弟に悠仁親王がいる。
略歴
逸話
- 賜剣の儀で天皇から授けられた守り刀は、隅谷正峯の作。隅谷は1991年(平成3年)に眞子内親王の守り刀に始まり、1993年(平成5年)に皇太子妃雅子、1994年(平成6年)の佳子と、皇室関係の作刀を4年間に三度行っている。
- フィギュアスケートは学習院初等科2年から始める。所属は明治神宮外苑FSC。東京の地方大会であるスプリングトロフィー・フィギュアスケート競技大会には2002年(平成14年)-2003年(平成15年)シーズンから2008年(平成20年)-2009年(平成21年)シーズンに出場して、2007年(平成19年)4月にはノービスBクラスにおいて優勝を果たした。
- 手芸も得意で、2007年(平成19年)秋に開催された宮内庁職員の作品展に、軍手で作ったぐりとぐら人形(姉・弟との合作)を出品した他、弟宮の悠仁親王のためにフェルトでおもちゃを作ることもある[1]。
- 祖母である皇后美智子が手がけている皇后御親蚕を母・文仁親王妃紀子、姉・眞子と共に手伝っている。御親蚕において採取された糸で織られた絹は皇族が儀式に用いる着物に仕立てられ、佳子内親王も瑞鳥である鶴をあしらった晴れ着を仕立てた。
- 同様に1997年(平成9年)から、姉とともに天皇の稲作も手伝っている[2]。
- 2010年(平成22年)に行われた学習院女子中・高等科の学園祭では、5人のグループでAKB48や海外のアーティストなどの楽曲のダンスを披露した[3][4]。
- 今上天皇は、2010年(平成22年)12月23日の誕生日会見で、「御所で、皇太子一家、秋篠宮一家が集まり、大人同士が話し合っているようなとき、佳子は、よく愛子や悠仁の面倒を見、一緒に遊んでくれます。佳子のこのような気遣いをうれしく思っています」と述べ、佳子の心配りに謝意を表した。
- 一宮家の生まれであり、かつ宮家の当主ではないので宮号を冠しないが、学校生活の他、スケート大会などにおいては、「秋篠宮佳子」の名で登録されている[5]。
- なお、スケート大会の選手紹介では、「秋篠宮佳子さま」と一般的な敬称で呼ばれる。
賞歴
- 1級女子小学4年以上の部 - 優勝(8人中1位)
- 2007年(平成19年)3月31日 - 4月1日、2007年スプリングトロフィー・フィギュアスケート競技大会
- ノービスB(3級以上)女子小学6年以上の部 - 優勝(13人中1位)
系譜
佳子内親王 | 父: 文仁親王(秋篠宮) |
祖父: 今上天皇 |
曾祖父: 昭和天皇 |
曾祖母: 香淳皇后 | |||
祖母: 美智子 |
曾祖父: 正田英三郎 | ||
曾祖母: 正田富美子 | |||
母: 紀子 |
祖父: 川嶋辰彦 |
曾祖父: 川嶋孝彦 | |
曾祖母: 川嶋紀子 | |||
祖母: 川嶋和代 |
曾祖父: 杉本嘉助 | ||
曾祖母: 杉本栄子 |