仁方駅
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仁方駅(にがたえき)は、広島県呉市仁方本町二丁目にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)呉線の駅である。
概要
三原地域鉄道部管理の無人駅。国鉄時代は近くの仁方港から瀬戸内海対岸の堀江駅(堀江桟橋)までの航路である仁堀航路の連絡駅だった。連絡船の廃止以降は松山(堀江)への連絡機能は、阿賀港の最寄駅である安芸阿賀駅(呉・松山フェリーの寄港地)に譲った形になっていたが、呉・松山フェリーも2009年6月限りで廃止されている。
駅構造
相対式ホーム2面2線を有する地上駅。互いのホームは跨線橋で連絡している。自動改札機はないが、ICOCAは利用可能(相互利用可能ICカードはICOCAの項を参照)。ICカードは専用カードリーダーによる対応である。便所は男女別の水洗式が設置されている。
駅本屋は三原方面行きホーム側にあるが、呉方面行きホーム側にも出入口が設置されている。そのため、自動券売機は駅本屋内のほか、呉方面行きホームの上屋の下にも設置されている。
- のりば
1 | テンプレート:Color 呉線 上り | 竹原・三原方面 | |
---|---|---|---|
2 | テンプレート:Color 呉線 下り | 呉・広島方面 |
利用状況
1日の平均乗車人員は以下の通りである。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
---|---|
1999年 | 1,166 |
2000年 | 1,007 |
2001年 | 928 |
2002年 | 909 |
2003年 | 866 |
2004年 | 817 |
2005年 | 776 |
2006年 | 763 |
2007年 | 819 |
2008年 | 821 |
2009年 | 789 |
2010年 | 771 |
2011年 | 776 |
2012年 | 739 |
駅周辺
歴史
- 1935年(昭和10年)11月24日 - 呉線の三津内海駅(現・安浦駅) - 広駅間延伸により開業。
- 1946年(昭和21年)5月1日 - 仁堀連絡船開設。
- 1976年(昭和51年)6月1日 - 貨物扱い廃止。
- 1982年(昭和57年)7月1日 - 仁堀連絡船廃止。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により西日本旅客鉄道(JR西日本)に移管。
- (時期不明) - ジェイアール西日本広島メンテックによる業務委託駅となる。
- 2003年(平成15年)10月1日 - 業務委託駅から無人化。
- 2006年(平成18年)3月18日 - 臨時快速「瀬戸内マリンビュー」の停車駅となる。
- 2007年(平成19年)
- 2010年(平成22年)
隣の駅
- 西日本旅客鉄道
- テンプレート:Color呉線