京都府道・大阪府道13号京都守口線
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テンプレート:Infobox road 京都府道・大阪府道13号京都守口線(きょうとふどう・おおさかふどう13ごう きょうともりぐちせん)は、京都府京都市を起点とし、大阪府守口市を終点とする主要地方道。
京守線とも呼ばれる。京都市伏見区大手筋交点から枚方市枚方大橋南詰交点までと枚方市南中振から守口市大日交点までは昔の国道1号であることから、旧1号線、旧京阪国道と呼ばれることもある。
概要
1966年3月に枚方バイパスが、1972年には寝屋川バイパスが全線開通したため、主要地方道京都守口線に移管されて国道1号としての役割は明け渡したが、現在もなお地域の重要な道路として機能している。元々枚方-守口間は淀川左岸堤防上を通るルートであったが、堤防維持の面から好ましくないとして、1955年4月に枚方大橋南詰-守口八島間が現在のルートに変更されている[1]。
歴史
- 1953年3月 - 枚方大橋-木屋間が開通[1]
- 1954年4月 - 木屋-庭窪間が開通[1]
- 1955年4月 - 庭窪-守口八島間が開通し、枚方大橋南詰-守口八島間が現在のルートに変更[1]
- 淀川左岸堤防上の区間は廃道となったが、守口八島付近で現存する旧道の一部は大阪府道155号北大日竜田線となっている。
- 1971年6月 - 主要地方道京都守口線として認定、京都府道2号となる(大阪府は1972年7月認定。以前の京都府道2号は現国道307号)。
- 1984年3月 - 大阪府道13号となる。
- 1994年4月 - 路線番号を13号に統一。京都府道2号は兵庫県に合わせて元京都府道18号だった宮津八鹿線(現在の京都府道・兵庫県道2号宮津養父線)に変更。
- 2003年11月14日 - 淀川御幸橋が、上流側に架け替えられ供用を開始。
- 2010年6月19日 - 木津川御幸橋が、上流側に架け替えられ供用を開始。宇治川(淀川)・木津川の渡河部分ともに両側4車線化が完了。
路線状況
重複区間
別名
地理
京都市から八幡市にかけては、桂川の左岸を通り、宇治川・木津川を渡り、守口市までは淀川左岸を通る。特に八幡市御幸橋南詰から枚方市枚方大橋南詰の間は堤防上を通る区間が多く、特に枚方市樟葉から八幡市御幸橋南詰の間は淀川河川敷道路と京都八幡木津サイクリングロードをつなぐ区間で、自転車の利用が多い。全線にかけて京阪本線と併走している。
通過する自治体
接続路線
京都市
- 国道1号・京都府道35号大津淀線(大手筋交点)
- 京都府道79号伏見柳谷高槻線(外環横大路交点)
- 京都府道124号三栖向納所線・京都府道125号淀停車場線・京都府道204号奥海印寺納所線(納所交点)
- 京都府道15号宇治淀線(淀木津交点)
- 国道478号
八幡市
- 京都府道81号八幡宇治線(御幸橋)
- 京都府道22号八幡木津線・京都府道735号長尾八幡線(御幸橋南詰)
枚方市
- 大阪府道18号枚方交野寝屋川線(楠葉交点・楠葉南交点)
- 大阪府道17号枚方高槻線(牧野橋交点・牧野駅前交点)
- 大阪府道144号杉田口禁野線(かささぎ橋交点)
- 大阪府道139号枚方茨木線(ラポール枚方南交点 - 枚方大橋南詰交点で重複)
- 国道170号※重複(大阪府道・京都府道6号枚方亀岡線)・大阪府道21号八尾枚方線(枚方大橋南詰交点)
- 国道170号(枚方大橋南詰交点 - 伊加賀緑町交点で重複)
- 国道1号(南中振)
寝屋川市
- 国道170号・大阪府道19号茨木寝屋川線(石津元町交点)
- 大阪府道149号木屋門真線(菅原神社前交点)
- 大阪府道15号八尾茨木線(新宝町交点)
- 大阪府道15号八尾茨木線・大阪府道18号枚方交野寝屋川線(仁和寺交点)
守口市
- 大阪府道155号北大日竜田線(庭窪中学校前交点)
- 国道1号・大阪府道2号大阪中央環状線(大日交点)