中山美保

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動先: 案内検索

テンプレート:ActorActress 中山 美保(なかやま みほ、2月13日 - )は、日本お笑いタレントである。本名(結婚後):石田 美保子(いしだ みほこ)。

徳島県徳島市出身。よしもとクリエイティブ・エージェンシー大阪本部所属。

来歴

プール学院高等学校卒(女優八千草薫三ツ矢歌子などの出身校)。

幼年期は、父親の仕事の都合でインドネシア共和国ジャワ島)に育ったため、日本語がほとんどしゃべれなかったという。ちなみにこのとき現地人からは「ノニー」の愛称で呼ばれていた[1]

最初アカデミー芸術学院から中田プロダクションに入る。千日前にあった大阪劇場の専属女優として活躍の後、千土地興行(のちの日本ドリーム観光)の所属で千日劇場にコメディアンで出演し美貌女優で人気を得る、1967年5月、梅田コマ劇場宮城まり子自叙伝」で吉本新喜劇にデビュー。

20代から30代の頃は新喜劇のヒロインとして、藤井信子山田スミ子に続くマドンナとして活躍、井上竜夫末成由美らと共に、長年に渡り吉本新喜劇を支えた。

1989年「新喜劇やめよッカナ!?キャンペーン」で看板役者が次々と抜けてゆく中、桑原和男池乃めだからと共に新喜劇に残留。現在でも新喜劇の舞台に立ち続けている。

近年の役柄は、舞台の主人公もしくはヒロイン、そのヒロインの婚約者(山田亮が演じることが多い)の母親役、旅館の女将役、売店のおばさん役が多いが、たまに女学生の役もこなす(セーラー服姿は大変なインパクトを持つ→ヒロイン時代が長く、その後半、年齢上厳しかったにもかかわらず、セーラー服等、10代・20代の役をこなしており、その時代は誰もつっこめなかった。現在はそれを転じさせて使っている)。またその一方で、五十嵐サキ小籔千豊山田亮伊賀健二小米良啓太ら若手の育成にも余念がない。70年代前半には、ブーツ姿の女ギャングを演じたこともあり、当然物語としては腰砕けになるものの、当時はこうした役もある程度サマになった。

2010年頃からあまり舞台に出ていない。

エピソード

  • 夫は横山エンタツの長男である。したがって、エンタツの次男花紀京の義姉にあたる。
  • 女優の中山美穂とは一文字違いであったため、一時期よくそれをネタにされており、本人も「ミポリン」と自称した事もある。また、中山美穂本人となんばグランド花月の地下駐車場で実際に対面したこともあるという。また、この縁で、2001年のドラマ「夫婦漫才」(TBS系)に於いて、辻本ノブコ役 で、中山美穂(若い頃)→中山美保(現在)の二人一役の共演が実現している。
  • 生年は「不詳」である。後輩がパスポートを預かる際にも、生年が分かるパスポートは絶対に持たせないようにしている。同じく生年不詳とされていた今いくよ・くるよの2人の生年をあっさりと公表した吉本興業元常務木村政雄ですら、中山の生年は認知していないとされている。小学1年生の頃にインドネシアから引き揚げてきたとされることから、1934年太平洋戦争開戦前の引き揚げに相当)、あるいは1938年(太平洋戦争敗戦に伴う引き揚げに相当)の生まれではないかと言われているが、1936年生まれの桑原と1歳しか違わないなど諸説あり、真相は未だに明らかではない。また、テレビ番組でデビュー当時とされる写真が公開されたが、中山当人はその写真を「24歳の時に撮った」と証言している[2]
    • 2009年3月28日に関西圏で放送された新喜劇50周年記念特番の放送において、実年齢は75歳だと茶々で言われたが、"楽屋では桑原和男を「こっちゃん(旧芸名の原こち郎に由来)」と呼ぶ"ことから、少なくとも桑原と年齢は近接しているのが窺(うかが)える。
  • デビューした当時の富司純子が「映画以外でも、こんな綺麗な人がいてはるの!?」と驚いたように、確かに若い頃は相当な美貌の持ち主だったようである(チャンバラトリオ山根伸介談)。
  • 平気で「おばちゃん役」と言われるが、明らかにその言葉に対する不愉快さを出してしまうことがある。

主な持ちネタ

古参のメンバーでありながらこれといったギャグは持たず、容貌(年齢やシワ)をいじられることが多い。

  • うれしいことがあると、普通に楽しそうにしていたのが突然妖怪のような「ウヮーハハハハハハ」という笑い方になる。池乃めだかの同様のギャグ「ニャハハハハ」に近いがより単純。
  • (マドンナの母親役で出た際に)「ご先祖様ですか?」
  • (内場に首を見られて)
(内場)「おしゃれですね〜、ようさんネックレス巻いて」
(中山)「巻いてへんわ」
(座長)「巻いてはりますやん」(近づいて凝視して)「シワや〜」
首筋に触れて「いててて」
(中山)「どないしたん」
(石田)「シワが噛んだ」→少し間をおいて急に老人の歩き方になり「アワワワ、若さを吸い取られた〜。若さくれ〜」
(共演者)石田に接触されると若さを吸い取られたことをアピールしながらウェーブする。
(中山)「まぁ、よってたかって、何がシワシワシワよ」
(石田)「お〜、さすが元祖はキレが違うな」
  • (小籔千豊)
    • (中山を回して首筋に触れながら)「赤いリンゴに唇寄せて〜」と歌う。
(中山)「おたくな〜に人をレコードの針みたいに回してくれてんのよ」
  • また、足をがにまたにして大またで歩き、息子(あるいはそれに近い立場)役の共演者に『足、足、足…』と注意される。末成由美もこのギャグを使う。
  • 「彼、わたしのことを…キャサリンって呼んでくれますねん」(一同ずっこける)
  • (登場した際に)ほかのメンバー全員から死んだと言われ合掌される。

主な出演作

テレビ出演

映画

Vシネマ

脚注

テンプレート:脚注ヘルプ テンプレート:Reflist

外部リンク

テンプレート:吉本新喜劇
  1. ジャイケルマクソン2006年5月11日放送分での本人談による
  2. 『ジャイケルマクソン』2006年5月18日放送分