レオ・ゴメス
テンプレート:Infobox baseball player レオナルド・ゴメス(Leonardo Gómez Vélez , 1967年3月2日 - )は、プエルトリコ出身の元プロ野球選手(内野手)。テンプレート:By~テンプレート:Byまで中日ドラゴンズに所属した。
来歴・人物
ルイス・エルナエス・ネボネス高からテンプレート:Byにボルチモア・オリオールズに入団。テンプレート:By、メジャー初昇格。テンプレート:Byにシカゴ・カブスに移籍。
テンプレート:By、中日ドラゴンズに入団。勝負強い打撃で主に4番打者として活躍し、1年目から打率.315、31本塁打の好成績を記録した。1999年には36本塁打、109打点で当時の球団外国人選手の最高成績(2006年にタイロン・ウッズが47本塁打、144打点で新記録をマーク)を収めてリーグ優勝に貢献した。特に優勝争いをしていた読売ジャイアンツ戦に強く、36本塁打の内、13本塁打を読売ジャイアンツの投手から放つ活躍をした。 2000年に「家族との時間を大切にしたい」という理由で一時退団した。しかし、翌年の中日は新外国人のティム・アンローやオジー・ティモンズを含め打撃が振るわないことから、2001年シーズン途中に来日して復帰。2002年に引退。現役終盤は足やヒザの炎症に悩まされていたため、再入団後は一塁手での起用も多かった。
現在はボルチモア・オリオールズ傘下マイナー球団でコーチをしている。2010年8月17日オリオールズ対マリナーズ戦を星野仙一が訪問した際、再会を果たす。[1]
プレースタイル
打席に入る際にブツブツと独り言を呟きつつ、下向きにバットを振って投手が投げるのを待っていた。4番打者ゆえに常に豪快なフルスイングで一発を狙い、転びそうになることもしばしば。空振りをした時にバットを杖のようにして体を支えることがあった。しかしコースはしっかり見極める事ができ、三振は少なめで、NPBでの通算成績は四死球が三振を上回っている。大抵の打者は打った直後にバットを投げ捨てて一塁へ全力疾走するが、ゴメスの場合打ってもバットを強くは投げ捨てず、そっと置くように手から放し、チョコチョコと一塁へ向かって走り出す。そのため打った後のスタートが若干遅めだった。サードの守備では、素手でボールを掴んでそのままファーストに放るというプレーがよくあった。
1999年4月18日、東京ドームの対巨人戦でソロ・2ラン・3ランを放ち、その後さらに満塁の場面で打席が回ってきたため観客が「史上初のサイクルホームランが見られるか」と色めき立ったものの、結局三振に倒れ記録達成はならなかった[2]。
エピソード
趣味は水上オートバイである。
敬虔なクリスチャンでロッカーで聖書を読んでいたり、将来の夢は牧師になることと語る。また、試合前にグレゴリオ聖歌を聞き、心を落ち着けていた。
好調時はヒゲを伸ばし続けるジンクスを行っていた。
女優の武井咲はゴメスのファンであったことを公言している。そのため、2012年の開幕戦で武井が始球式を務めた際には、中日の応援団がゴメスの応援歌を演奏していた。なお、この応援歌はゴメス入団の前年に在籍していたダネル・コールズに使用されていたものの転用である。また、この年には10年ぶりに来日し、2012年11月29日にTBS系列で放送された「ひみつの嵐ちゃん!」内のコーナー「嵐シェアハウス」に宅配業者役で登場し、ゲスト出演していた武井と初めて対面した[3]。
詳細情報
年度別打撃成績
テンプレート:By2 | BAL | 12 | 48 | 39 | 3 | 9 | 0 | 0 | 0 | 9 | 1 | 0 | 0 | 1 | 0 | 8 | 0 | 7 | 0 | 2 | .231 | .362 | .231 | .592 |
テンプレート:By2 | 118 | 445 | 391 | 40 | 91 | 17 | 2 | 16 | 160 | 45 | 1 | 1 | 5 | 7 | 40 | 0 | 2 | 82 | 11 | .233 | .302 | .409 | .711 | |
テンプレート:By2 | 137 | 552 | 468 | 62 | 124 | 24 | 0 | 17 | 199 | 64 | 2 | 3 | 5 | 8 | 63 | 4 | 8 | 78 | 14 | .265 | .356 | .425 | .782 | |
テンプレート:By2 | 71 | 284 | 244 | 30 | 48 | 7 | 0 | 10 | 85 | 25 | 0 | 1 | 3 | 2 | 32 | 1 | 3 | 60 | 2 | .197 | .295 | .348 | .644 | |
テンプレート:By2 | 84 | 333 | 285 | 46 | 78 | 20 | 0 | 15 | 143 | 56 | 0 | 0 | 0 | 4 | 41 | 0 | 3 | 55 | 5 | .274 | .366 | .502 | .868 | |
テンプレート:By2 | 53 | 149 | 127 | 16 | 30 | 5 | 0 | 4 | 47 | 12 | 0 | 1 | 0 | 2 | 18 | 1 | 2 | 23 | 0 | .236 | .336 | .370 | .706 | |
テンプレート:By2 | CHC | 136 | 427 | 362 | 44 | 86 | 19 | 0 | 17 | 156 | 56 | 1 | 4 | 3 | 2 | 53 | 0 | 7 | 94 | 8 | .238 | .344 | .431 | .775 |
テンプレート:By2 | 中日 | 135 | 562 | 483 | 84 | 152 | 23 | 1 | 31 | 270 | 81 | 2 | 0 | 0 | 2 | 74 | 3 | 3 | 76 | 13 | .315 | .407 | .559 | .966 |
テンプレート:By2 | 116 | 488 | 420 | 57 | 115 | 14 | 0 | 26 | 207 | 76 | 1 | 1 | 1 | 5 | 57 | 7 | 5 | 66 | 10 | .274 | .363 | .493 | .856 | |
テンプレート:By2 | 133 | 560 | 474 | 84 | 141 | 19 | 1 | 36 | 270 | 109 | 4 | 1 | 0 | 9 | 70 | 10 | 7 | 59 | 15 | .297 | .389 | .570 | .959 | |
テンプレート:By2 | 122 | 509 | 440 | 59 | 127 | 19 | 1 | 25 | 223 | 79 | 1 | 2 | 1 | 5 | 57 | 8 | 5 | 75 | 18 | .289 | .373 | .507 | .880 | |
テンプレート:By2 | 88 | 343 | 291 | 30 | 89 | 13 | 0 | 19 | 159 | 61 | 0 | 0 | 1 | 4 | 47 | 5 | 0 | 35 | 10 | .306 | .398 | .546 | .944 | |
テンプレート:By2 | 66 | 279 | 247 | 34 | 66 | 10 | 0 | 16 | 124 | 43 | 0 | 0 | 0 | 2 | 29 | 4 | 1 | 39 | 4 | .267 | .344 | .502 | .846 | |
MLB:7年 | 611 | 2238 | 1916 | 241 | 466 | 92 | 2 | 79 | 799 | 259 | 4 | 10 | 17 | 25 | 255 | 6 | 25 | 399 | 42 | .243 | .336 | .417 | .753 | |
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NPB:6年 | 660 | 2741 | 2355 | 348 | 690 | 98 | 3 | 153 | 1253 | 449 | 8 | 4 | 3 | 27 | 334 | 37 | 21 | 350 | 70 | .293 | .382 | .532 | .914 |
- 各年度の太字はリーグ最高
表彰
- NPB
記録
- NPB
- 初出場・初先発出場:1997年4月4日、対横浜ベイスターズ1回戦(ナゴヤドーム)、4番・三塁手として先発出場
- 初打席・初安打・初打点:同上、1回裏に盛田幸妃から右前適時打
- 初本塁打:1997年4月15日、対阪神タイガース1回戦(阪神甲子園球場)、2回表に中込伸から先制2ラン
- 100本塁打:2000年5月28日、対読売ジャイアンツ8回戦(東京ドーム)、8回表に河本育之から左越同点2ラン ※史上209人目
- 150本塁打:2002年6月12日、対阪神タイガース12回戦(ナゴヤドーム)、6回裏に井川慶から左越同点ソロ ※史上120人目
- オールスターゲーム出場:1回 (2000年)
背番号
- 15 (1990年)
- 11 (1991年)
- 10 (1991年 - 1995年)
- 12 (1996年)
- 4 (1997年 - 2002年)
脚注
- ↑ sanspo.com
- ↑ ちなみにこの年本塁打を放ったのはこの日が初めてであった。
- ↑ 武井咲 憧れの元中日ゴメス氏と夢の共演 「ひみつの嵐ちゃん!」 中日スポーツ 2012年11月21日