ユニバーサルシティ駅
ユニバーサルシティ駅(ユニバーサルシティえき)は、大阪府大阪市此花区島屋六丁目にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)桜島線(JRゆめ咲線)の駅である。
概要
ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)の最寄り駅として建設され、USJの開園に先立って開業した。ゴールデンウィークや夏休みなどの多客期には、当駅を始終着とする特急「ユニバーサルエクスプレス」が運転されていたが、2010年以降は運転されていない。第2回近畿の駅百選に選定されている。
駅は帆船をデザインコンセプトにしており、駅舎の外観も帆船をイメージしている[1]。また、駅員は男女とも船員風の制服を着用している。
当駅は、日本国内では比較的希少な片仮名表記の駅である。なお、建設時の仮駅名は「此花臨海駅」であった[2]。
駅構造
相対式ホーム2面2線を持つ地上駅。橋上駅舎を有しており、建築家の安藤忠雄の設計による帆船をイメージした、流線形の白い膜構造の屋根が特徴である[1]。2面2線という単純な構造であるが、双単線運転(路線記事参照)に対応するため、出発信号機がある。改札口は1箇所。日本語と英語の放送が流れる。
当駅が始終着となる列車は、回送列車として一度桜島駅まで行ってから折り返してくるが、団体列車や臨時列車以外は桜島駅まで運転しており当駅始発の列車は存在しない。
直営駅(西九条駅の被管理駅)かつアーバンネットワークエリアに入っており、ICOCAが利用可能(相互利用可能ICカードはICOCAの項を参照)。また、当駅発着の長距離乗車券に際するJRの特定都区市内制度における「大阪市内」に属する駅である。
ホーム | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | テンプレート:ColorJRゆめ咲線 | 上り | 西九条・大阪方面 |
2 | テンプレート:ColorJRゆめ咲線 | 下り | 桜島行き |
- 上表の路線名は旅客案内上の名称(愛称)で表記している。
利用状況
2013年度の1日平均乗車人員は21,959人である。
大阪府統計年鑑[3]によると、開業以降の1日平均乗車人員は以下のとおりである。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
---|---|
2001年(平成13年) | 18,769 |
2002年(平成14年) | 13,801 |
2003年(平成15年) | 16,748 |
2004年(平成16年) | 14,499 |
2005年(平成17年) | 14,322 |
2006年(平成18年) | 15,405 |
2007年(平成19年) | 16,272 |
2008年(平成20年) | 16,265 |
2009年(平成21年) | 15,452 |
2010年(平成22年) | 15,971 |
2011年(平成23年) | 17,951 |
2012年(平成24年) | 19,866 |
2013年(平成25年) | 21,959[4] |
駅周辺
2005年(平成17年)から、駅前・駅周辺にリバー産業や創建の分譲マンションが建ち始めており、マンションバブルの様相を呈している。周辺にはスーパーなどの店舗は少ないものの、大阪駅まで10分程度という利便性の高さが人気の一つの要因となっている。
路線バス
- 大阪市営バス 桜島二丁目東バス停
- 79号系統 : 桜島三丁目 行/西九条 行
- 北港観光バス ホテル京阪ユニバーサル・タワー前バス停
- 舞洲アクティブバス : ロッジ舞洲前 行/JR桜島駅 行
- 京阪バス ホテル京阪ユニバーサル・タワーバス停
- ダイレクトエクスプレス直Q京都号 : 京都駅八条口 行/京田辺市役所 行
歴史
その他
- 本家ハリウッドにあるユニバーサル・スタジオ・ハリウッドの最寄駅(メトロ・レッドライン)も当駅と同じ名称である。
- Universal city st 01.jpg
シティウォーク側から
- Universal city st 02.jpg
海側から
- Universal city st 03.jpg
改札口
隣の駅
- 西日本旅客鉄道
- テンプレート:ColorJRゆめ咲線(桜島線)
脚注
関連項目
外部リンク
テンプレート:近畿の駅百選- ↑ 1.0 1.1 テンプレート:Cite web
- ↑ 大阪浮揚の起爆剤になるか−USJ、今秋に着工 - KIPPO NEWS(関西地域振興財団、Vol.5 No.196 1998年8月5日発行、2012年8月28日閲覧)
- ↑ 大阪府統計年鑑 - 大阪府
- ↑ 鉄道事業ダイジェスト - JR西日本
- ↑ JR時刻表 2001年3月号
- ↑ JR時刻表 2003年4月号