文化庁メディア芸術祭
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文化庁メディア芸術祭(ぶんかちょうメディアげいじゅつさい、テンプレート:Lang-en)は、文化庁メディア芸術祭実行委員会(文化庁、国立新美術館)が主催しているアートとエンターテインメントの祭典。メディア芸術の創造とその発展を図ることを目的に、1997年度から毎年実施されている。
アート部門、エンターテインメント部門、アニメーション部門、マンガ部門 の4部門について大賞と優秀賞を選定、表彰している。受賞者にはそれぞれトロフィー、賞金、そして文部科学大臣賞が贈呈される。
実施当初は、デジタルアート(インタラクティブ)、デジタルアート(ノンインタラクティブ)、アニメーション、マンガの4部門だったが、2003年度(第7回)から現在の4部門に変更された。
受賞作品展は、1997・1998年度(第1・2回)は新国立劇場小劇場、1999年度(第3回)は草月会館、2000〜2006年度(第4〜10回)は東京都写真美術館、2007年度(第11回)からは国立新美術館で開催されている。
アート部門
各年度の大賞作品を示す。ここでは便宜上、デジタルアート(ノンインタラクティブ)部門(第1〜6回)とともに扱う。
- デジタルアート(ノンインタラクティブ)部門
- 第1回(1997年):"Soul Blade(アメリカ版「ソウルエッジ」)" オープニングムービー(ナムコ)
- 第2回(1998年):ハッスル!!とき玉くん(森本晃司)
- 第3回(1999年):愉快な機械(岸啓介)
- 第4回(2000年):1(武仲貞宗)
- 第5回(2001年):安重(Anjyu)(大場康雄)
- 第6回(2002年):TextArc print: Alice's Adventure in Wonderland(CRISPIN JONES with IDEO)
- アート部門
- 第7回(2003年):デジタル・ガジェット 6,8,9(クワクボリョウタ)
- 第8回(2004年):3minutes²(ElectronicShadow)
- 第9回(2005年):Khronos Projector(AlvaroCASSINELLI)
- 第10回(2006年):イマジナリー・ナンバーズ2006(木本圭子)
- 第11回(2007年):nijuman no borei(Jean-Gabriel PERIOT)
- 第12回(2008年):Oups!(Marcio AMBROSIO)
- 第13回(2009年):growth modeling device(作者:David BOWEN)
- 第14回(2010年):Cycloid-E(Michel DECOSTERD / Andre DECOSTERD)
- 第15回(2011年):Que voz feio(醜い声)(山本良浩)
- 第16回(2012年):Pendulum Choir(Cod.Act(Michel DÉCOSTERD / André DÉCOSTERD))
- 第17回(2013年):crt mgn(Carsten NICOLAI)
エンターテインメント部門
各年度の大賞作品を示す。ここでは便宜上、デジタルアート(インタラクティブ)部門(第1〜6回)とともに扱う。
- デジタルアート(インタラクティブ)部門
- 第1回(1997年):KAGE(近森基)
- 第2回(1998年):ゼルダの伝説 時のオカリナ(宮本茂)
- 第3回(1999年):AIBO(ERS-110)(大槻正、空山基)
- 第4回(2000年):ドラゴンクエストVII エデンの戦士たち(堀井雄二、すぎやまこういち、鳥山明、山名学、眞島真太郎)
- 第5回(2001年):突き出す、流れる(児玉幸子、竹野美奈子)
- 第6回(2002年):SOCIAL MOBILES(CRISPIN JONES with IDEO)
- エンターテインメント部門
- 第7回(2003年):ファイナルファンタジー・クリスタルクロニクル(スクウェア・エニックス、任天堂開発チーム)
- 第8回(2004年):まわるメイド イン ワリオ(「まわるメイドインワリオ」開発チーム)
- 第9回(2005年):Flipbook!(JuanCarlosOspinaGONZALEZ)
- 第10回(2006年):大神(神谷英樹)
- 第11回(2007年):Wii Sports(「Wii Sports」開発チーム)
- 第12回(2008年):TENORI-ON(岩井俊雄 / 「TENORI-ON」開発チーム代表・西堀佑)
- 第13回(2009年):日々の音色(ナカムラマギコ / 中村将良 / 川村真司 / Hal KIRKLAND)
- 第14回(2010年):IS Parade(林智彦 / 千房けん輔 / 小山智彦)
- 第15回(2011年):SPACE BALLOON PROJECT(大八木翼 / 馬場鑑平 / 野別剛士 / John POWELL)
- 第16回(2012年):Perfume "Global Site Project"(真鍋大度/MIKIKO/中田ヤスタカ/堀井哲史/木村浩康)
- 第17回(2013年):Sound of Honda / Ayrton Senna 1989(菅野薫/保持壮太郎/大来優/キリーロバ・ナージャ/米澤香子/関根光才/澤井妙治/真鍋大度)
アニメーション部門
テンプレート:Main 各年度の大賞作品を示す。
- 第1回(1997年):もののけ姫(宮崎駿、徳間書店、スタジオジブリ、日本テレビ、電通)
- 第2回(1998年):クジラの跳躍(たむらしげる)
- 第3回(1999年):老人と海(ALEXANDER PETROV)
- 第4回(2000年):BLOOD THE LAST VAMPIRE(北久保弘之)
- 第5回(2001年):千と千尋の神隠し(宮崎駿)、千年女優(今敏)(2作品同時受賞)
- 第6回(2002年):クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ アッパレ!戦国大合戦(原恵一)
- 第7回(2003年):連句アニメーション「冬の日」(川本喜八郎、他)
- 第8回(2004年):マインド・ゲーム(湯浅政明、ロビン西)
- 第9回(2005年):浮楼(榊原澄人)
- 第10回(2006年):時をかける少女(細田守)
- 第11回(2007年):河童のクゥと夏休み(原恵一)
- 第12回(2008年):つみきのいえ(加藤久仁生)
- 第13回(2009年):サマーウォーズ(細田守)
- 第14回(2010年):四畳半神話大系(湯浅政明)
- 第15回(2011年):魔法少女まどか☆マギカ(新房昭之)
- 第16回(2012年):火要鎮(大友克洋)
- 第17回(2013年):はちみつ色のユン(ユン/ローラン・ボアロー)
マンガ部門
テンプレート:Main 各年度の大賞作品を示す。
- 第1回(1997年):マンガ日本の古典(22名の漫画家)
- 第2回(1998年):坂本龍馬(黒鉄ヒロシ)
- 第3回(1999年):アイ'ム ホーム(石坂啓)
- 第4回(2000年):バガボンド(井上雄彦、吉川英治)
- 第5回(2001年):F氏的日常(福山庸治)
- 第6回(2002年):セクシーボイスアンドロボ(黒田硫黄)
- 第7回(2003年):カジムヌガタイ-風が語る沖縄戦-(比嘉慂)
- 第8回(2004年):夕凪の街 桜の国(こうの史代)
- 第9回(2005年):失踪日記(吾妻ひでお)
- 第10回(2006年):太陽の黙示録(かわぐちかいじ)
- 第11回(2007年):モリのアサガオ(郷田マモラ)
- 第12回(2008年):ピアノの森(一色まこと)
- 第13回(2009年):ヴィンランド・サガ(幸村誠)
- 第14回(2010年):ヒストリエ(岩明均)
- 第15回(2011年):土星マンション(岩岡ヒサエ)
- 第16回(2012年):闇の国々(ブノワ・ペータース/フランソワ・スクイテン)
- 第17回(2013年):ジョジョリオン ―ジョジョの奇妙な冒険 Part8―(荒木飛呂彦)