幸村誠
テンプレート:Sidebar with collapsible lists 幸村 誠(ゆきむら まこと、1976年5月8日 - )は、日本の漫画家。神奈川県横浜市出身。多摩美術大学美術学部中退。血液型B型。既婚、三児の父。
経歴・人物
大学中退後、守村大のアシスタントを経て、2000年『モーニング』にてスペースデブリ(Space debris)の掃除屋を描いたSF漫画『プラネテス』でデビュー。『プラネテス』は同誌で不定期連載となり、2002年に星雲賞コミック部門を受賞した。また2003年にはNHK BS2でアニメ化もされ、2005年に星雲賞メディア部門を受賞した(全26話)。
2004年4月13日号の『イブニング』に、新選組の沖田総司の晩年を描いた読み切り作品『さようならが近いので』を掲載。
2005年4月から北欧のヴァイキング(Viking)を描いた歴史漫画『ヴィンランド・サガ』を連載中。当初は『週刊少年マガジン』にて毎号連載だったのだが、幸村の遅筆が原因で休載がしばしばあり10月で連載を中断。同年12月より『月刊アフタヌーン』に移り連載を再開した。
2009年に第13回文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞を受賞(受賞作は『ヴィンランド・サガ』)。
2012年に第35回講談社漫画賞一般部門を受賞(受賞作は同上)。
ステッドラー製の三角定規を愛用。
作品リスト
- プラネテス - 『モーニング』(1999年 - 2004年)
- さようならが近いので - 『イブニング』(2004年8号)
- ヴィンランド・サガ - 『週刊少年マガジン』(2005年4月 - 10月)→『月刊アフタヌーン』(2005年12月 - 連載中)
イラスト
雑誌インタビュー
- コミッカーズ2003年冬号 Space SF対談 幸村誠×太田垣康男
北欧紙による取材
2006年11月下旬、「ヴィンランド・サガ」の連載を聞きつけたノルウェーの新聞「アフテンポステン」紙の記者・ビョルケングと、スウェーデンのコミック協会会長・ストロンバーグの訪問取材を仕事場で受けている。両名は本物のヴァイキングの末裔で、資料として仕事場に置いてあったヴァイキングの斧と盾で幸村とチャンバラを演じた。
取材の様子は、『月刊アフタヌーン』2007年2月号に掲載された。また、ストロンバーグのブログにも掲載されている[1]。
脚注
- ↑ sekventiellt.se Tokyo Tour - Afternoon(061220) - Fredrik Strömbergのblog