マツダ・アテンザ
アテンザ (ATENZA) は、マツダが製造・発売する乗用車である。日本国外向けの車名はMazda6(マツダ6 )[1]。カペラの事実上の後継車として発売された。3代目は、マツダのフラックシップモデルとして位置づけられている[2]。また中国市場では、これまでに販売された歴代3世代を同時販売している[3]。
目次
初代 GG/GY系(2002年-2008年)
テンプレート:Infobox 自動車のスペック表 2002年5月20日に発表。マツダにとってはトリビュートが発表された2000年10月以来1年半ぶりの自社製新型車である。また、この系統で「カペラ」の名称を使用しないのは1994年にクロノスが6代目カペラに置き換えられる際以来の8年ぶりである。ボディタイプは「スポーツ」と称するハッチバックとセダン、ステーションワゴンの3種類。プラットフォームは、マツダ・GGプラットフォーム(セダン、スポーツ)およびマツダ・GYプラットフォーム(スポーツワゴン)を採用。「ボルト以外は全て一新」とPRされた様に「MZRエンジン」を含め全てがマツダの主導による新開発であり、以降のフォードのミドルクラス車(フュージョンなど)の基本プラットフォーム「CD3プラットフォーム」のベースとして採用される渾身の力作となった。
ヨーロッパ市場との関係などで全幅が1780mmあり、エンジンの排気量にかかわらず全車3ナンバーとなる。ただし、日本の道路事情を考慮して、ドアミラーを含めた車幅は他社同クラス車種の標準的な車幅(1750mm前後)のものと同等か、それ以下の数値に抑えて作られている。
エンジンは、フォードグループの新しい基本エンジンとなる、マツダの新開発機種「MZRエンジン」が搭載され、直列4気筒DOHCのLF-DE型2000cc、同L3-VE型2300ccがある。欧州仕様車にはRF-CDT型コモンレール2000ccディーゼル・ターボも搭載される(こちらは6速マニュアル車のみ)。日本仕様にはAJ型V6の設定はない。
「マツダスピード アテンザ」には、新開発L3-VDT型2.3L直噴ガソリンターボエンジン「MZR 2.3 DISI(ディジー) TURBO」、電子制御アクティブトルクコントロールカップリング4WDシステムを搭載(DISI(ディジー):Direct Injection Spark Ignition)。マツダ・アテンザのフラッグシップ的存在として、アメリカ・欧州・日本を中心としたアジア地域にアピールする狙いがある。
駆動方式は前輪駆動のほか、四輪駆動がある(スポーツワゴンとMSPアテンザ)。
発売当初はトランスミッションは4速AT(グレードにより、アクティブマチック付、アクティブマチック無し)のほか、スポーツ(5ドア)、スポーツワゴン2300ccの前輪駆動車にMTが、スポーツワゴンの四輪駆動に5速ATが採用されていたが、2005年6月のマイナーチェンジ時から、2000ccと2300ccのATすべてにアクティブマチック5速AT、MTは6速MTとなった。その際、主にフロントの外装デザインの変更、内装の質感向上、エンジンのダイレクトイグニッション化、電子制御スロットル化など、ボディ剛性、走行性能のさらなる向上が図られた。
全車、防府工場(山口県防府市)で製造されている。
当車両から採用されたマツダのブランドフレーズ「Zoom-Zoom」は現在までも採用されている。
マツダの得意分野である「走る楽しさ」を具体化し、デザインや走行性能に力を入れ、自動車評論家や自動車ファンの評価も高く、日本では2002年RJCカー・オブ・ザ・イヤーなどの受賞を始め、2008年までに世界中で132の賞を受賞した。なお初代アテンザの世界販売台数も132万台となっている。
また、スポーツモデルの23Z(セダン除く)発売記念としてリュック・ベッソン監督が手がけた、ショートムービー「RUSH」(ラッシュ)もネット上で公開された。
2006年のドイツ自動車顧客満足度(CSI)調査で、アテンザは最も高い861ポイントのスコアを獲得した。 東京都内では個人タクシーが、また宮城県警察や静岡県警でも、パトカーとしてどちらも4ドアセダンを導入している。
- Mazda Atenza 1g Interior.jpg
車内
- Mazda Atenza Sports Wagon rear.jpg
アテンザスポーツワゴン(リア)
- '03-'05 Mazda 6 Hatchback.JPG
マツダ6ハッチバック(リア)
- Mazda6 rear 20080320.jpg
マツダ6セダン(リア)
年表
- 2001年10月24日 - 第35回東京モーターショーにて、参考出品[4]。
- 2002年
- 1月 - アメリカ・デトロイトで開かれた北米国際オートショーにMazda6(日本名:アテンザセダン)を出展[5]。
- 1月31日 - アテンザに搭載されるNewI4エンジンの生産を広島市南区の新エンジン工場にて生産開始[6]。
- 2月14日 - 防府工場(山口県防府市)で第1号車をラインオフ[7]。
- 3月5日 - ジュネーヴモーターショーにMazda6スポーツワゴン(日本名:アテンザスポーツワゴン)を出展[8]。
- 5月20日 - 「アテンザ」を正式発表。セダン、スポーツを発売開始。翌月の6月24日にはスポーツワゴンを発売開始した。当初はスポーツとスポーツワゴンが各3グレード(いずれも20F・23C・23S)、セダンは4グレード(20F・20C・23E・23Eラグジュアリーパッケージ)用意されていた[9]。
- 6月20日 - スポーツワゴンの23Cと23Sに4WD車を追加。8月1日より販売開始[10]。
- 9月24日 - スポーツとスポーツワゴンの23Sに5MT車を追加。11月1日より販売開始(スポーツワゴンの23SはFF車のみ追加)[11]。
- 11月20日 - 2003RJCカー・オブ・ザ・イヤーを受賞[12]。
- 12月 - 世界各国で23の賞を獲得[13]。
- 2003年
- 2004年
- 2005年
- 6月23日 - マイナーチェンジ。
- セダンに設定されていた「23Eラグジュアリパッケージ」は仕様変更を経て「23EX」として独立し、スポーツとスポーツワゴンにも設定。また、スポーツとスポーツワゴンに20C、セダンに20Eを追加。これまで4WD車のみに設定されていた5EATを採用、MT車も5速から6速に変更され、その他細部の質感が見直された。同時に「マツダスピードアテンザ」(セダンに2.3L DISIターボエンジンを搭載した高性能版)の先行予約を開始。特典として、レザーシートのカラー選択(期間限定)とオリジナル本皮車検証ケースが贈呈された[19]。
- 2006年
- 2月28日 - 世界累計生産台数100万台を達成。マツダ車としては歴代最短となる4年1か月で達成した[21][22]。
- 4月19日 - 世界累計生産台数100万台記念し、全タイプの「23EX」をベースにブラウン色の専用レザーシート、運転席・助手席シートヒーター、メッキ仕様のアウタードアハンドルを装備した特別仕様車「23EX Brown Leather style」を発売[23]。
- 12月22日 - スポーツとスポーツセダンの「23S」をベースに、専用シート・ドアトリム・センターパネル・アウタードアハンドル等を施した特別仕様車「23SS」とセダンの「20E」をベースに、黒木目調のセンターパネル、アルミホイールなどを装備した特別仕様車「20ES」を発売[24]。
2代目 GH系(2008年-2012年)
テンプレート:Infobox 自動車のスペック表 エンジンは先代型の2.3Lエンジンに代わってL5-VE型2.5Lエンジンを投入。従来の2.3Lより排気ガスがクリーンになり、使用燃料をレギュラーガソリン(従来の2.3Lエンジンではプレミアムガソリン(ハイオク)指定)とするなど経済性にも配慮された。また、日本車初となる「リアビークルモニタリングシステム」をオプションで設定。これは時速60km/h以上の走行時、後方から来た車両をレーダーで検知するシステムで、ドライバーが方向指示器を使用する際に他の車両が接近してきたらランプと音で警告を行う安全装備である。あわせて今回のモデルチェンジでは、インパネ上方の集中ディスプレイに表示される機能をステアリングにあるスイッチで操作することで、ハンドルから手を離さずにエアコンやオーディオを安全かつ容易に操作できる「CF-Net(シーエフネット)」機能も採用された。
トランスミッションはセダンの20C/20E/25EX、スポーツの20C/25S(2WD車)/25Z/25EX、スポーツワゴンの20F/20C/25S(2WD車)/25Z/25EXがアクティブマチック付5速AT、セダンの25F、スポーツ・スポーツワゴンの25C/25S(4WD車)はアクティブマチック付6速ATとなり、スポーツ・スポーツワゴンの25S/25Z(2WD車)に設定の6速MTにも改良が加えられた。
さらに、2.5L車へのDSC(横滑り防止装置)やTCS(トラクションコントロールシステム)の標準化と初代(標準車)ではスポーツワゴンのみに用意されていた4WD車をセダン及びスポーツに拡大採用とし操縦安定性を向上させている。
北米仕様は先代同様、ミシガン州のマツダ・フォードの合弁会社「オートアライアンス・インターナショナル」で生産される。 ボディサイズ・室内寸法が日本・欧州仕様よりもひと回り大きくなっており、全長×全幅×全高は4920×1840×1470(mm)、ホイールベースは2790mm。基本デザインはアテンザのものを踏襲しており、パッと見は日本仕様や欧州仕様と区別が付きにくいが、リアは、ナンバープレートがテールランプ間にあるので容易に判別できる。エンジンはアテンザと共通の2.5L(L5-VE)に加え、CX-9にも搭載されるフォード・サイクロンエンジンのマツダ版である3.7L・V6・MZIも設定される。
また、宮城県警察が初代に続いてセダンをパトカーとして導入している。
アメリカ市場において、2011年に2009年-2010年モデルを65,000台、2014年に2010年-2012年モデルを42,000台のリコールを行っている。これは一般的なメカニカルトラブルやコンピューターソフトを起因とするリコールではなく、吸気系にガソリンの匂いを好むクモが巣を張ることを理由にした珍しいものであった[25]。
- Mazda Atenza Sedan (GH) rear.JPG
アテンザセダン リア
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アテンザスポーツ (前期型リア)
- 2007 Mazda Atenza-Sport-Wagon 01.jpg
スポーツワゴン(前期型リア)
- 2010 Mazda6 i Grand Touring -- 05-11-2010.jpg
マツダ6セダン(北米仕様)
- Mazda 6 rear 20080312.jpg
マツダ6セダン リア
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マツダ6ワゴン(フロント)
- Mazda 6 II Sport Kombi rear.jpg
マツダ6ワゴン(リア)
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車内
年表
- 2007年
- 8月 - アテンザの欧州仕様であるMazda6の新型が、2007年9月に開催された第62回フランクフルトモーターショーに出品された[26]。
- 10月24日 - 日本仕様のアテンザを東京モーターショーで発表[27]。
- 2008年
- 1月11日 - 「マツダアテンザ マツダスピードコンセプト」を東京オートサロン2008で公開[28]。
- 1月29日 - フルモデルチェンジ[29]。
- 2月28日 - 日本仕様の受注台数が、発売1か月で月間販売計画(3つのボディタイプ合わせて1500台)の3倍に当たる4,500台に達したと発表した[30]。
- 4月25日 - 北米仕様の「Mazda 6」の新型が発表された。2009年モデルとして2008年夏頃から生産・販売された[31]。
- 10月2日 - パリモーターショーにて欧州仕様である「Mazda 6」の2.2Lディーゼルエンジン車が世界初公開された[32]。
- 12月17日 - セダンの「20C」をベースにLEDドアミラーウインカー、ディスチャージヘッドランプ、アルミホイール、本皮巻ステアリング・シフトノブなどを装備し、スポーティーな外内装とした他、ボディカラーは通常の「20C」では選択できない「ライラックシルバーメタリック」や「ストーミーブルーマイカ」など6色を設定したセダン特別仕様車「2.0 Style edition」を発売[33]。
- 2010年
- 1月26日 - マイナーチェンジ。
- フロントデザインを変更すると共に、リアコンビネーションランプの回り込み部にウィングをモチーフとしたメッキを採用し、スポーツワゴンはボディ形状に合わせた伸びやかなデザインとした。アルミホイールは新デザインを採用。ボディカラーはマツダ車では初採用となる淡いブルー系「クリアウォーターブルーメタリック」、茶系の「ミッドナイトブロンズマイカ」の2色や「グラファイトマイカ」、「ブラックマイカ」の計4色の新色を加えた8色展開とした。内装はピアノブラックの加飾を施し、統一感のあるデザインとした。また、セダン・スポーツワゴンの2.0L車のエンジンをMZR 2.0L DISIエンジンに変更し、燃費性能を向上(ただしアクセラの同エンジンに搭載のアイドリングストップ機構「i-stop」は非搭載)。「平成22年度燃費基準+15%」を達成した。パワーステアリングやサスペンションの特性を改良し、操舵性と高速走行時の直進安定性を向上。また、フロントとリアのサスペンション、ダンパーの最適化を行い、乗り心地を高めた。ラインナップが整理され、セダンは20C/20S/25EX/25Cの4グレード(25Cは4WD専用グレード)、スポーツは2.0L車が廃止されたため、25S/25Zの2グレードとなり、6速MT車は25Zのみの設定に、スポーツワゴンは20C/20S/25S/25EXの4グレードとなった(スポーツ・スポーツワゴンに設定されている25Sは4WD車も用意される)[34]。
3代目 GJ系(2012年-)
テンプレート:See also テンプレート:Infobox 自動車のスペック表 本代では新世代技術の「SKYACTIV TECHNOLOGY」と新デザインテーマの「魂動(こどう)- Soul of Motion」を採用したフラッグシップモデルとして開発された。また、CX-5に次いで2車種目となる「SKYACTIV」全面採用車でもある。
この代から、先代まで設定されていたハッチバックモデルが廃止され、スポーツワゴンの名称は「アテンザワゴン」に変更された。
- メカニズム
ガソリンエンジン車は従来通り2.0Lと2.5Lの2種類が用意されるが、それぞれ直噴エンジン仕様となり、2.0L車は「SKYACTIV-G 2.0」、2.5L車は「SKYACTIV-G 2.5」となった。「SKYACTIV-G 2.0」は2代目アクセラやCX-5に採用されているPE-VPS型ではなく、圧縮比を13.0に高めた改良型のPE-VPR型となる。「SKYACTIV-G 2.5」は新開発の2.5L直噴エンジンPY-VPR型で、250N・mの高トルクを持つ力強い走りとクランクシャフトの振動を相殺するバランスシャフトを搭載したことで静粛性を兼ね備えている。
さらに、日本国内向けアテンザでは初[36]となるディーゼルエンジン車が設定され、エンジンにはCX-5同様に直噴ターボコモンレールディーゼルエンジン「SKYACTIV-D 2.2」を搭載するが、こちらもSH-VPTS型ではなく、改良型のSH-VPTR型を搭載している。
併せて、アイドリングストップシステム「i-stop」に加え、乗用車用では世界初となる蓄電器にキャパシタを採用したことで電気を急速に蓄え、使う時には一気に放出できる特長を持つ減速エネルギー回生システム「i-ELOOP(アイ・イーループ)」を全車に標準装備したことで優れた燃費性能を実現し、2.0Lガソリン車とディーゼル車は「平成27年度燃費基準+20%」、2.5Lガソリン車は「平成27年度燃費基準」をそれぞれ達成した。この「i-ELOOP」は、アクセルオフで発電する一種の回生ブレーキであるが、キャパシターに蓄えられた電力はエアコンを始めとした各種電装品で消費する[37]。蓄電量に十分な余裕があるときにはオルタネーターでの発電は行われず、発電のために燃料を使わないことで燃費を向上させている。
トランスミッションは発進時以外の全ての領域でロックアップし、スムーズで素早い変速が可能な6速AT「SKYACTIV-DRIVE」を採用。併せてディーゼル車にはマツダの日本国内向け車種では初めて、ショートストローク化による素早いシフトチェンジと構造の見直しによる軽い操作感を両立した小型・軽量設計の6速MT「SKYACTIV-MT」を設定した。
軽量高剛性ボディの「SKYACTIV-BODY」や軽量設計のシャシ「SKYACTIV-CHASSIS」も採用している。なお、この「SKYACTIV-CHASSIS」のホイールベースはセダンとワゴンで異なり、セダンの2,830mmに対して、ワゴンは80mm短い2,700mmとなるが、セダンはこの内の32mmを後席空間の拡大に充てているのに対し、ワゴンではリアのタイヤ位置とサスペンションの取り回しを見直して室内への張り出しを前方に寄せ、荷室容積と使い勝手を重視している[38]。
安全性能も強化されており、衝突回避や被害軽減を図る衝突被害軽減ブレーキに、より早い段階でドライバーの認知支援を行うアクティブセーフティ技術を取り入れた独自の先進安全技術「i-ACTIVSENSE(アイ アクティブセンス)」を採用した。
- エクステリア
エクステリアは2011年の東京モーターショーで出品された「雄(タケリ)」のデザインテイストを採り入れるなど、新世代車に採用されている共通デザインテーマ「魂動(こどう)- Soul of Motion」を採用し、凛とした存在感と生命感のあるダイナミックな美しさを表現したほか、「魂動」デザインを際立たせるボディカラーとして、こだわりをもつ職人の手で作り出すような精緻で高品質な「匠塗(TAKUMINURI)」専用プログラムで塗装した「ソウルレッドプレミアムメタリック(オプションカラー)」を設定した。尚、マツダと同じく広島を発祥とする広島東洋カープはこの色をモチーフとした特別塗装色のヘルメットを2013年のセ・パ交流戦やマツダがスポンサーとなるオールスターゲーム等で使用する[39]。
- グレード
グレード体系はセダン・ワゴン共通で「20S」・「25S L Package」・「XD(クロスディー)」・「XD L Package」の4グレードを設定し、車両本体価格はセダン・ワゴンで同一の価格に設定された。また、リアのエンブレム配置が変更となり、2代目まで左側にあった「MAZDA」のロゴエンブレムがなくなり、車名ロゴエンブレムが「Atenza」から「ATENZA」に変更された上で右側から左側に移動。右側には「SKYACTIV」搭載車の証として、CX-5でデザインを一新した「SKYACTIV TECHNOLOGY」エンブレムが装着された。
- Mazda 6 2013 MIAS.JPG
セダン(北米仕様)
- MAZDA ATENZA SEDAN GJ XD L Package 02.JPG
セダン XD Lパッケージ
(リア) - Mazda ATENZA WAGON 20S (GJ) front.JPG
ワゴン(フロント)
- Mazda Atenza wagon rear - Tokyo Midtown Design Touch 2012.jpg
ワゴン(リア)
- MAZDA ATENZA SEDAN GJ XD L Package 04.JPG
車内
- MAZDA ATENZA SEDAN GJ XD L Package 03.JPG
SH-VPTR型
ディーゼルエンジン
年表
- 2011年10月25日 - 同年12月から開催される東京モーターショーに、「雄(TAKERI)」を出品することを発表[40]。
- 2012年
- 8月2日 - 防府第2工場で、欧州向けワゴンより生産開始[41][42]。
- 8月29日 - 新型「Mazda6」セダンをロシア・モスクワで開催されるモスクワ国際モーターショーにて世界初公開[43]。
- 9月1日 - 筑波サーキットにおいて開催された「メディア対抗ロードスター4時間耐久レース」のパドックにおいて欧州仕様(プロトタイプ)を展示(日本初公開)[44]。
- 9月21日 - ドライバーの認知支援及び衝突回避や被害軽減を図る先進安全技術「i-ACTIVSENSE(アイ アクティブセンス)」を3代目「アテンザ」に搭載することを発表[45]。
- 9月29日 - 新型「Mazda6」ワゴンをパリモーターショーにて世界初公開。
- 10月6日 - 日本国内において11月20日の販売予定を発表し、予約受付を開始[46][47]。
- 10月26日 - 東京ミッドタウンで開催される「Tokyo Midtown DESIGN TOUCH 2012」にて新型「アテンザ」セダン・ワゴンを展示。[48]
- 11月20日 - フルモデルチェンジを発表し、同日より販売開始[49]。
- 12月12日 - オートカラーアウォード2013でソウルレッドプレミアムメタリック外装がオートカラーデザイナーズセレクションエクステリア部門を、オフホワイトインテリアが同インテリア部門を受賞[50]。
- 2013年
- 3月27日 - 2代目と3代目の一部車種のリコールを発表した[51][52]。
- 11月1日 - 一部改良[53]。低速走行時の衝突被害をブレーキの自動制御で軽減する「SCBS(スマートシティブレーキサポート)」を「20S」・「XD」にも標準装備し、全車標準装備化。また、「25S Lパッケージ」は燃費を向上したことで、「平成27年度燃費基準+10%」を達成。さらに、「XD」系では電動スライドガラスサンルーフのオプション設定を追加し、「XD Lパッケージ」に6MT車を追加。Lパッケージ系には「Boseサウンドシステム(11スピーカー)」を標準装備した。ボディカラーは「ストーミーブルーマイカ」に替わり、「ディープクリスタルブルーマイカ(2013年12月生産開始)」を追加した。尚、「XD Lパッケージ」の6MTについては「XD」とは異なり、6ATと装備を同等としたため、価格は6ATと同一となる。
- 11月13日 - 「2014年次RJCカーオブザイヤー」を受賞[54]。
- 11月23日 - 「2013-2014日本カー・オブ・ザ・イヤー」において、秀でたデザインやドライブフィールなどを持つクルマに与えられる「エモーショナル部門賞」を受賞[55]。
- 2014年
車名の由来
イタリア語で「注目」を意味する「アテンツィオーネ(Attenzione)」に由来した造語である。人々の注目を集める車となるよう願われて命名された[57]。
脚注
関連項目
外部リンク
テンプレート:自動車テンプレート:マツダ車種年表- ↑ ただし、3代目GJ系の中国仕様は日本と同様にアテンザの車名を使用する[1]
- ↑ 新世代フラッグシップモデル、新型「マツダ アテンザ」を発売 - マツダ 2012年11月20日
- ↑ 3世代アテンザを同時販売 - 中国新聞 2013年4月20日
- ↑ マツダ、「アテンザ」 「RX-8」を東京モーターショーに出品 - マツダ 2001年10月17日
- ↑ Mazda6北米仕様セダンを北米国際自動車ショーに出品 - マツダ 2002年1月8日
- ↑ マツダ(株)、NewI4エンジンの生産を開始 - マツダ 2002年1月31日
- ↑ マツダ(株)、「アテンザ」の第1号車をラインオフ - マツダ 2002年2月14日
- ↑ Mazda6スポーツワゴンと次世代スモールカーコンセプト「マツダMXスポーツ ラナバウト」をジュネーブショーに出品 - マツダ 2002年2月13日
- ↑ 新型ミッドサイズカー「マツダアテンザ」を発売 - マツダ 2002年5月20日
- ↑ 「マツダアテンザ スポーツワゴン」に4WDを追加 - マツダ 2002年6月20日
- ↑ 「マツダアテンザスポーツ、スポーツワゴン」に5MTモデルを追加 - マツダ 2002年9月24日
- ↑ 「マツダアテンザ」2003RJCカーオブザイヤーを受賞 - マツダ 2002年11月20日
- ↑ 「マツダアテンザ」が世界各国で23の賞を獲得 - マツダ 2002年12月25日
- ↑ 「マツダアテンザ」が世界各国で50の賞を獲得 - マツダ 2003年5月29日
- ↑ 「マツダアテンザ」に新グレード、23Z(【Zi:】)を追加 - マツダ 2003年7月9日
- ↑ 「マツダ アテンザセダン」に特別限定車「23E S-Limited(エス・リミテッド)」新登場 - マツダ 2003年10月16日
- ↑ 「Mazda6」が中国の2004年カー・オブ・ザ・イヤーを受賞 - マツダ 2003年12月22日
- ↑ 「マツダアテンザ」の限定車「23S Leather-Limited(レザーリミテッド)」を発売 - マツダ 2004年9月16日
- ↑ 「マツダ アテンザ」をマイナーチェンジして発売 - マツダ 2005年6月23日
- ↑ 「マツダスピード アテンザ」の先行予約を開始 - マツダ 2005年6月23日
- ↑ 「マツダ アテンザ」、世界累計生産台数100万台を達成 - マツダ 2006年3月17日
- ↑ この半年後にアクセラも100万台を達成したが、アクセラは2003年10月の発売から3年2か月での達成となったため、半年でマツダ車としての過去最短記録を塗り替えた。
- ↑ 「マツダアテンザ」世界累計生産台数100万台突破記念特別仕様車「23EX Brown Leather style(ブラウンレザースタイル)」を発売 - マツダ 2006年4月19日
- ↑ マツダ(株)、「アテンザ」、「MPV」、「ベリーサ」の特別仕様車を発売 - マツダ 2006年12月22日
- ↑ テンプレート:Cite news
- ↑ マツダ、フランクフルトモーターショーに新型「Mazda6」を出品 - マツダ 2007年8月7日
- ↑ 新型「マツダアテンザ」「マツダ大気(たいき)」を第40回東京モーターショーに出品 - マツダ 2007年10月2日
- ↑ http://www.mazda.co.jp/corporate/publicity/release/2007/200712/071214.html 「マツダアテンザ マツダスピードコンセプト」を東京オートサロン2008に出品] - マツダ 2007年12月14日
- ↑ 「マツダアテンザ」をフルモデルチェンジして発売 - マツダ 2008年1月29日
- ↑ 新型『マツダアテンザ』、国内販売で好調な立ち上がり - マツダ 2008年2月28日
- ↑ 北米向け新型「Mazda6」を初公開 - マツダ 2008年4月25日
- ↑ マツダ、パリモーターショーにコンセプトカー「マツダ清(きよら)」を出品 - マツダ 2008年9月9日
- ↑ 「マツダ アテンザ」 セダンの特別仕様車を発売 - マツダ 2008年12月17日
- ↑ 『マツダ アテンザ』をマイナーチェンジして発売 - マツダ 2010年1月26日
- ↑ 「マツダ アテンザ」、世界累計生産200万台を達成 - マツダ 2010年9月9日
- ↑ カペラ時代にはディーゼル車が設定されていた。
- ↑ 発電・走行用のモーターを持たず、オルタネーターを走行用の原動機としても用いる、簡易なハイブリッドシステムについてはハイブリッドカーを参照。
- ↑ マツダ 新型アテンザ 新型車解説 オートックワン 2012年11月20日(2012年12月3日 閲覧)
- ↑ 広島カープ、マツダなどが開発した新色「ソウルレッド」をヘルメットに採用Response.2013年3月19日(2013年5月3日 閲覧)
- ↑ マツダ、東京モーターショーで新世代中型セダンのコンセプトモデル「マツダ 雄(TAKERI)」を初公開 - マツダ 2011年10月25日
- ↑ 【速報】新型アテンザ、防府で生産スタート - 中国新聞 2012年8月2日
- ↑ マツダ、新型「Mazda6」の生産を防府工場で開始 - マツダ 2012年8月2日
- ↑ マツダ、新型「Mazda6」をモスクワモーターショーで世界初公開 - マツダ公式サイト、2012年7月25日配信、同年7月29日閲覧
- ↑ メディア対抗ロードスター4時間耐久レース - 2012年8月27日分ニュース配信
- ↑ マツダ、新型アテンザに先進安全技術「i-ACTIVSENSE(アイ アクティブセンス)」を搭載 - マツダ公式サイト、2012年9月21日配信、同年9月22日閲覧。なお「i-ACTIVSENSE」は2代目にも搭載されている「リアビーグルモニタリングシステム」「レーダークルーズコントロール」なども含めた技術の総称である。
- ↑ 【2012 パリショー】 マツダは新型「アテンザワゴン」をワールドプレミア マツダ独自の減速エネルギー回生システム「i-ELOOP」搭載 - 2012年10月6日ニュース配信、同日閲覧
- ↑ マツダ、新型「アテンザ」「アテンザ ワゴン」の価格を公表し予約開始 セダン、ワゴンとも250万円から、ディーゼル6速MTを用意 - 2012年10月6日ニュース配信、同日閲覧。
- ↑ 新型「マツダ アテンザ」を「Tokyo Midtown DESIGN TOUCH 2012」に出展 - マツダ 2012年10月23日
- ↑ 新世代フラッグシップモデル、新型「マツダ アテンザ」を発売 - マツダ 2012年11月20日
- ↑ http://www.jafca.org/seminar/2013-6.php オートカラーアウォード2013各賞決定!!]
- ↑ MAZDA アテンザのリコールについて|リコール等情報 - 2013年3月26日
- ↑ Mazda 「アテンザのリコール」に関するお詫びとご案内 - 2013年3月26日
- ↑ 「マツダ アテンザ」を一部改良 - マツダ ニュースリリース 2013年11月1日
- ↑ 「マツダ アテンザ」が「RJCカーオブザイヤー」を受賞 - マツダ ニュースリリース 2013年11月13日
- ↑ 「マツダ アテンザ」が「2013-2014日本カー・オブ・ザ・イヤー エモーショナル部門賞」を受賞 - マツダ ニュースリリース 2013年11月23日(2013年11月25日閲覧)
- ↑ テンプレート:Cite press release
- ↑ 公式サイト 製品一覧