ベイシティ刑事

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テンプレート:基礎情報 テレビ番組 テンプレート:Sidebar with collapsible lists 『ベイシティ刑事』（ベイシティコップ）は、1987年10月7日より1988年3月23日まで毎週水曜日21:00 - 21:54に、テレビ朝日系列の「水曜21時」枠で放送されていた日本の刑事ドラマ。主演は藤竜也と世良公則。

日本テレビ系列の『あぶない刑事』と同じ横浜の警察を舞台にしたドラマで、よく比較された。どちらも、ふたりのはみ出し者刑事を中心としたハードなアクションのなかにある洒落たセリフ廻しとドタバタコメディーが肝になっていた点で共通していた。

あらすじ

横浜を舞台に、港町署に設置された捜査課のお荷物セクション「別動班」（メンバーは4人）の主に二人の刑事（小池と星野）の活躍を描く。

キャスト

港町署捜査課別動班

小池 柾
演 - 藤竜也
警部補。
離婚歴があり英会話も堪能、ウィンドサーフィンなどのマリンスポーツを得意とする。使用銃はS&WM629センチネルアームズ、通称ジョン。
星野 秀夫
演 - 世良公則
巡査長。
元暴走族の総長で後輩の手を借りることもしばしば、刑事を辞め転職をしようと転職情報誌を読むこともある。使用銃はコルトナショナルマッチコンバットカスタム、通称マギー。
河合 あゆみ
演 - 石川秀美
巡査。
元少年課で刑事部屋ではスイーツを食べていることが多いがスポーツが得意であり男性顔負けのアクションを披露することも。使用銃はS&WM36チーフスペシャル、その後ワルサーPPK/Sシルバーモデルに変更。
山崎 末彦
演 - いかりや長介
警部補。≪別動班 班長≫
妻と子供2人と暮らす典型的なサラリーマンタイプの刑事、しかし時に小池や星野の行動をフォローすべく奮闘することもしばしば。使用銃はS&WM686。

港町署捜査課

  • 桜井 浩一（課長）≪港町署 捜査課≫ - 神山繁
  • 佐伯（刑事）≪港町署 捜査課≫ - 大川ひろし
  • 工藤（刑事）≪港町署 捜査課≫ - 市山登

ゲスト

第1話 「プールサイドの女」
第2話 「ヨコハマに消えた女」
第3話 「グッドバイ わが愛しき友よ!」
第4話 「チャイナタウンの女」
第5話 「美少女は俺がヤル!」
第6話 「デカの子供まで狙うなョ!」
第7話 「二人が走れば 死体があがる!」
第8話 「想い出は危険がいっぱい」
第9話 「囚人刑事とボディービルの美女」
第10話 「湘南大捜査線! 危険な女」
第11話 「襲われた美しいテニスギャル」
第12話 「サンタが殺しにやって来る」
第13話 「殺し屋たちの危険な大運動会」
第14話 「身替わり殺人･炎の中に消えた女」
第15話 「美女の写真は殺しの招待状!」
第16話 「再会 恋人は銃声とともに!」
第17話 「誘拐犯は二人の刑事!」
第18話 「子連れ刑事 ヨコハマ物語」
第19話 「復讐…」
第20話 「お嬢さま刑事 鉄人レースを激走」
第21話 「あぶないオンナ」
第22話 「時効 それぞれの10年」
第23話 「ヘビの入れ墨をした女」
最終話 「男たちのラストショー」

スタッフ

放送日程

各話 放送日 サブタイトル 脚本 監督 視聴率
第1話 1987年10月テンプレート:07日 プールサイドの女 柏原寛司
日暮裕一		 黒沢直輔 テンプレート:Color
第2話 10月14日 ヨコハマに消えた女 永原秀一 成田裕介 9.5%
第3話 10月21日 グッドバイ わが愛しき友よ! 宮下隼一 6.6%
第4話 10月28日 チャイナタウンの女 日暮裕一 黒沢直輔 テンプレート:Color
第5話 11月テンプレート:04日 美少女は俺がヤル! 宮下隼一 村川透 7.8%
第6話 11月11日 デカの子供まで狙うなョ! 永原秀一 7.3%
第7話 11月18日 二人が走れば 死体があがる! 柏原寛司 黒沢直輔 8.6%
第8話 11月25日 想い出は危険がいっぱい 大川俊道 5.9%
第9話 12月テンプレート:02日 囚人刑事とボディービルの美女 峯尾基三 成田裕介 8.5%
第10話 12月テンプレート:09日 湘南大捜査線! 危険な女 日暮裕一 5.9%
第11話 12月16日 襲われた美しいテニスギャル 宮下隼一 井藤雄才 7.8%
第12話 12月23日 サンタが殺しにやって来る 大川俊道 9.7%
第13話 1988年テンプレート:01月テンプレート:06日 殺し屋たちの危険な大運動会 日暮裕一 村川透 8.2%
第14話 1月13日 身替わり殺人･炎の中に消えた女 永原秀一 9.2%
第15話 1月20日 美女の写真は殺しの招待状! 大川俊道 黒沢直輔 9.0%
第16話 1月27日 再会 恋人は銃声とともに! 宮下隼一 6.5%
第17話 2月テンプレート:03日 誘拐犯は二人の刑事! 峯尾基三 成田裕介 8.1%
第18話 2月10日 子連れ刑事 ヨコハマ物語 日暮裕一 6.4%
第19話 2月17日 復讐… 永原秀一
高橋裕臣		 天野利彦 テンプレート:Color
第20話 2月24日 お嬢さま刑事 鉄人レースを激走 柏原寛司
巽祐一郎		 7.3%
第21話 3月テンプレート:02日 あぶないオンナ 大川俊道 黒沢直輔 8.3%
第22話 3月テンプレート:09日 時効 それぞれの10年 金子成人 6.1%
第23話 3月16日 ヘビの入れ墨をした女 平野靖士 村川透 7.8%
最終話 3月23日 男たちのラストショー 日暮裕一 9.3%
（視聴率は関東地区・ビデオリサーチ社調べ）

エピソード

  • 本作品はいかりや長介の民放の連続ドラマにおける初レギュラー作品でもある。藤竜也とは後年胃腸薬「キャベジン」のCMでも共演している。また、いがみ合っている上司役の神山繁とは「踊る大捜査線 THE MOVIE」でも（かつての）上司と部下の関係を演じており、こちらは信頼しあっている仲であった。
  • ガンアクションに重点が置かれ、小池刑事の愛銃はジョン(S&W M29 2.5インチカスタム）、星野刑事の使用銃はマギー（コルト・ナショナルマッチ　コンバットカスタム）と、それぞれ銃器に愛称が付けられている。「マギー」の由来は、アメリカのテレビドラマ「俺がハマーだ!」の主人公、スレッジ・ハマー刑事の使用銃の愛称（そのまま借用している）。小池や星野が自分の拳銃の名前を呼ぶと、拳銃が返事をするシーンもある。二人の使用するホルスターは「ジョンのパンツ」「マギーのドレス」と名付けられていた。
  • 星野刑事の使うマギーはバリエーションが数多く存在する。その理由としては撮影においてプロップガンが損傷すると調達されたパーツを現場で組み込むためである。また過酷な発砲シーンに耐えられるために小池刑事のジョンもS&WM66ベースのカスタムが使用されていたシーンもある。
  • 番組オリジナルのサウンドトラック（音楽担当は大谷和夫）とともに毎回劇中には著名なオールディーズ・ナンバーが多数オンエアされていた。第14話では、フランク・シナトラの、夜のストレンジャー（原題：Strangers in the Night）が使用されたのはその一例である。
  • 「プロハンター」「ベイシティ刑事」等、横浜が舞台のアクションドラマ劇中にて主演の藤竜也氏が考案、着用していた衣裳に「yokohama soul city」「YOKOHAMA MY SOUL TOWN」「HONMOKU GANG」等、横浜に纏わる名称が書かれていたが、実際に藤竜也氏公認ウエア「HONMOKU GANG」ブランドで同衣裳のレプリカを販売した（現在も活動、販売されているもよう。オフィシャルブログも存在）。90年代に横浜元町の店舗にて販売されたのが始まりと思われる。

外部リンク

テンプレート:前後番組

テンプレート:テレビ朝日水曜21時枠刑事ドラマテンプレート:Asbox

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