フラワーライナー

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フラワーライナーは、広島(広島バスセンター)尾道(尾道駅前)因島(因島総合支所前・土生港前)を結ぶ高速バスである。愛称名は、沿線にある尾道市因島フラワーセンターに由来する。

歴史

  • 1999年5月2日 - 本四道路向東出入口閉鎖にともない、向島島内が国道317号線経由となる。
  • 2003年2月1日 - 飲み物・おしぼりなどのサービスを廃止。
  • 2008年4月1日 - 収支の改善のため広島バスセンター - 尾道地区までの乗車料金を片道あたり200円、向島地区までを100円値上げ(因島島内は据え置き)。

運行会社

停車停留所

広島バスセンター - 不動院 - 中筋駅 - 高坂BS> - <三成 - (尾道市内主要停留所) - 尾道駅前 - 千光寺下(長江口)- (向島島内主要停留所) - 向島BS - 因島大橋 - 因島北IC入口 - (因島島内主要停留所) -土生港前>

  • クローズドドアシステムを採用しているため<停留所 - 停留所>でくくった中は発地側は乗車のみ、着地側は下車のみである。
  • 高坂BSで、エアポートリムジン広島空港福山駅前便)に接続している。高坂BSではエアポートリムジンとの乗り継ぎのみ可能で、下車して一般道に出ることはできない。
  • 一部の便は尾道駅前発着、他の便はすべて土生港前発着である。

運行経路

車内設備

  • 4列シート
  • トイレ

おのみちうずしおロマン号

本路線開設と同日から、鞆鉄道芸陽バスによって「おのみちうずしおロマン号」という高速バス路線が大田橋(尾道市) - 広島バスセンター間に開設されていた。こちらは尾道側は山波・長江口(千光寺下)・尾道駅前のみ停車、山陽自動車道広島東インターチェンジ・温品バイパス(現・広島高速1号線)経由、広島駅新幹線口 - 八丁堀 - 広島バスセンターの経路で運行されていた。両社3往復の6便体制であった。

ともに尾道市広島市を結ぶ形で競合していたが、のちに「おのみちうずしおロマン号」は土曜・日曜・祝日のみ運行となり、芸陽バスが撤退。鞆鉄道の営業エリアである沼隈町まで延長し、需要の掘り起こしを図ったが、その後路線廃止となった。「おのみちうずしおロマン号」の減便・廃止分が、そのままフラワーライナーの増便となる皮肉な結果となった。

外部リンク

広島~尾道・因島線・フラワーライナー(広島交通・詳細な停留所など)