スペースハリアー

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スペースハリアー(ムービングタイプ)

スペースハリアー』(Space Harrier)は1985年セガが発売したアーケードゲームである。開発者は鈴木裕。『ハングオン』に続くセガの体感ゲーム第2弾として発表された。デラックス筐体の出荷価格は166万円。

公式略称は『スペハリ[1]

概要

アナログスティックで主人公ハリアーを操作し、スティックに取り付けられたトリガーおよびボタンまたは筐体に設置されたボタンで弾を撃ち、全18ステージで構成される幻想的な異世界で敵や障害物などを破壊したり避けながら突き進む擬似3Dシューティングゲームである。

自ら筐体にまたがり、それを動かして操作する『ハングオン』などとは異なりアナログスティック操作に連動してダイナミックに稼動する筐体、発色数32,000色による鮮やかな画面や、メインCPUにMC68000を2個、サブCPUにZ80を搭載し巨大なキャラクターを表示できる圧倒的なハードスペック、ヤマハYM2203(OPN)にPCMによるベースドラムスを加えたサウンド(作曲は川口博史による)、地平の3D表現・多重スクロール・高速スクロールなどの高い技術など、ゲームの技術進化を率先して取り入れている。

筐体は二種類あり、ジョイスティックの動きに合わせて前後左右(でかつ、斜めに傾いて)に揺れ動くコクピット式のムービングタイプと、後にゲームコーナーのプレイ場所の確保と、生産コストダウンを兼ねてコクピット式を廃し、ジョイスティックと画面に向かい合って固定式の座席に座り、体感要素を薄めたスタンダードタイプともいえそうな簡易版も発売された。

アーケード版が登場して以来、多くのパソコンやコンシューマー機器用ソフトとして移植され、アレンジ製作や販売もされている。

ゲーム内容

ステージ構成

全18ステージのうち、5と12はボーナスステージとなり、ユーライアにハリアーが飛び乗って、障害物を破壊して、壊した数によってボーナス点が入る様になっている。

ステージ ステージ名 ボス ボスBGMタイトル 備考
1 MOOT(ムート) スケイラ SQUILA
2 GEEZA(ギーザ) アイダ IDA
3 AMAR(アマー) ゴダーニ GODARNI ファミコン版ではボスが、アイダ(顔面石像)が2体現れ、数回攻撃してくるものに変更されている
4 CEICIEL(セイシェル) ドム(緑) WIWIJUMBO
6 OLISIS(オリシス) ローリーズ WIWIJUMBO
7 LUCASIA(ルケイシア) テトラ WIWIJUMBO
8 IDA(アイダ) シュラ SYULA
9 REVI(レビ) ドム(青) WIWIJUMBO
10 MINIA(ミニア) トモス WIWIJUMBO
11 PARMS(パームス) サルペドン GODARNI ファミコン版ではボスはステージ3と同じ
13 DRAIL(デュレイル) オクトパス WIWIJUMBO
14 ASUTE(アシュート) バーバリアン SYULA
15 VICEL(ビセル) バルダ VALDA ファミコン版ではボスが登場し、専用BGMが収録されているにも関わらず、BGMが変更されている。
16 NATURA(ナチュラ) スタンレイ STANRAY
17 NARK(ナーク) ウイウイジャンボ WIWIJUMBO
18 ABSYMBEL(アブシンベル) ゴダーニ→バーバリアン→スケイラ→アイダ→サルペドン→シュラ→バルダ それぞれのボスBGM ボスキャラクターとの連戦となる。マスターシステム版等ではそれらのボスの後に最終ボスハヤオーと対戦し、倒すとゲーム終了。

その他

  • AMショーでの発表までは自機が戦闘機だったが、ハードウェア機能の制約から自機キャラクタは表示パターンを削ってでも大きく表現したほうがいいと判断され、宙を浮く人間(超能力戦士)に変更された。アーケード版では自機キャラクタを一部反転させて使用しており、ハリアーが画面右に寄ると、本来右脇に抱えているブラスターを瞬時に左脇へ持ちかえる。
  • 敵や障害物の多くは1万点、障害物の一部は5千点という大雑把な得点設定だったが、17面ボスで出現する岩は1つ10万点だったため、ハイスコアを狙う際にはここが最大のポイントだった。
  • ボスとして登場するIDAは当時の開発部長の名前より命名された。以後、『ファンタジーゾーン』(1986年)などにも登場することになった。
  • 敵の出現パターンは常に一定で、敵弾は100%自機を狙ってくるため、常に動いていれば当たらない。パターンさえ覚えてしまえば全ステージクリアはそれほど難しくはない。
  • 当時の3Dシューティングゲームの様式を確立した作品である。『アタックアニマル学園』(1987年、ポニー・キャニオン)や『コズミックイプシロン』(1989年、アスミック)など、いわゆる「スペハリ系」擬似3Dシューティングゲームが当時盛んにリリースされた。
  • メインBGMには歌詞が付けられている。開発スタッフが会社の飲み会で演奏するために用意したもので、以下は公開されたその一部。

     夢をはぐくんだ 空をあおぎながら  ハートを包み込む 街に別れを告げる
     Ah 幾万光年の果て 時が離れていても  Ah 明日の二人の愛は 宇宙の闇を超える

     夢をはぐくんだ 空をあおぎながら  胸を突き抜ける 街に別れを告げる
     Ah この世界の二人は 未来へと進む  Ah 明日の二人の愛は 宇宙の闇を超える

     Move in a sky Shooting a shot  Dreaming a moon  and you get live again.
     Move in a sky Shooting a shot  Dreaming a moon  and you get love again.

      <間奏>
       Ah ウイウイジャンボ ユーライア ドムは青色
       Ah バーバリアン ビンズビーン ドムは赤色

     夢をはぐくんだ 空をあおぎながら  胸を突き抜ける 街に別れを告げる
     Ah この世界の二人は 未来へと進む  Ah 明日の二人の愛は 宇宙の闇を超える

2005年に発売されたCD『SPACE HARRIER II ~SPACE HARRIER COMPLETE COLLECTION~ ORIGINAL SOUNDTRACK』に、光吉猛修によるボーカル曲(上述のショートバージョン)を追加したものが2013年2月6日よりAmazon、iTunes Store、他音楽ダウンロード販売サイトで配信が開始されている[2]

ストーリー

遥かな宇宙の果てにある平和なドラゴンランドは、凶悪な魔生物に襲撃により、今や魔生物や、破壊マシーンの巣窟と化していた。

若き超能力戦士ハリアーはドラゴンランドの危機を救うべく、ショットガンを手に単身、ドラゴンランドへと突入していったのである。

キャラクター

主人公と仲間

ハリアー
ゲーム主人公。超能力戦士という設定は、体を自在に空中浮遊させるところからきている。武器は連射式ショットガンのみ。
ユーライア
ハリアーに味方する平和を愛する白い竜。ボーナスステージでハリアーを乗せた時にはユーライアを操作する事になる。最終ステージのゲームクリア時にはハリアーを迎えに来てくれる。

敵キャラクター

敵キャラクターは浮遊岩石を除いて、出現した瞬間にそれぞれ固有の効果音を出すのが特徴で、ムカデンスの場合は独特の電子音を発する。

浮遊岩石
浮遊している岩石。前方から迫ってくるが、弾は撃ってこない。
ムカデンス
複眼のような機首の戦闘機で、画面を直線的に動いて弾を撃つ。名前の由来なのか、ムカデ競走のように数珠つなぎのように出てくる時もある。
トモス
3体で登場する。花弁のような殻によって本体をガードし、本体を開いて弾を撃つ際に攻撃しないと破壊出来ない。
アイダ
顔面石像で、只地上にいるもの、地上から浮き上がるもの、空中を時計回りに円運動しつつ、ハリアーに向かって炎弾を吐く種類に分かれる。
スケッグ
ステージ2にのみ登場する緑色の怪物。ムカデンスに近い動きをする。
キャナリー
ステージ3と10に登場する昆虫のような羽根を持つ怪物。前方上空から飛来し、炎弾を吐く。
ルーパー
ステージ3等に登場。波を描くようにしてハリアーに迫ってきて、3ステージ後半ではスピードが速くなる。ステージ14ボスのバーバリアンの回りも囲っている。
ビンズビーン
20面体宇宙船で、破壊不可能な無敵キャラ。ステージ4、9、12、14、17に登場し、上、下の順で決まって現れるので対処はしやすいが、14では超高速で迫ってくるのであらかじめ先読みしないと回避は不可能に近い。
ジェット1
グラディウスビックバイパーの様に、先が二股に分かれたジェット機で、前方から横へ旋回しつつ弾を一発ないし、二発撃つ。
ジェット2
バルキリーに似た姿のジェット機、3機編隊で現れて弾を撃つ。
ドム
重機動モビルスーツロボット。緑、黒、赤、青という4種類がおり、緑と黒は3機編成でバズーカ弾を撃ちながら迫り、赤は超高速のバズーカ弾を連射。青は後方空中から現れる他、正面から飛行しながら3機編隊で襲ってくる時もある。
パーコーメン
ステージ5と7に登場。前方から編隊で羽ばたくように接近し、弾を撃つ。後述するスタンレイに似たフォルム。

障害物等

低木
ステージ1などに登場。破壊可能で当たると、ハリアーが「OUCHI!」と叫ぶが、ミスはしない。
大木
ステージ1の障害物で破壊可能。ステージ2などでは葉を落とした大木も登場する。
石柱
ステージ2などに登場する円柱で、破壊不可能。
ステージ2などに見られる。破壊可能だが、低木と違い、当たるとミス。
小キノコ
ステージ3と10に出てくる地上にある小キノコ。破壊可能だが、当たるとミス。
大キノコ
小キノコと同じステージに登場。破壊不可能。
タワー
円柱型のものや、ステージ4の街灯のような形、ビルディング型といった3種に分かれるもっともメカニカルな障害物。破壊不可能。 
岩柱
ステージ10に登場。ステージ7の氷柱は、これを色変えているもの。ドムのステージに出るせいなのか、3本同時に登場する場合が多い。
マンモス
タイトル画面ではドムと映っているが、ゲームではステージ7のみに登場する単眼のマンモス。性質は大木と同じ。
マンモスの骨
マンモス同様、ステージ7のみに登場。こちらの性質は低木と同じ。
これもステージ7のみに登場。こちらは岩や小キノコと同じ性質。

ボスキャラクター

ステージ最後に待ち受けるボスは倒さないと先には進めない。なお、ステージ4、6、7、9、10、13、16、17以外のボスは最終ステージに再登場する。

永久パターン防止として、ローリーズなどのボスは一定時間が過ぎると逃走し、その他のボスは吐く炎弾が早くなり、最後は回避が出来ない程に弾のスピードが上がる。

ステージ1「スケイラ」
細長いドラゴンで、体節一つ一つにムカデのように沢山の脚が生えているように見える。画面手前から奥を行き来して炎を連発してくる。
ステージ2「アイダ」
顔面石像で周囲を覆い、それを破壊すると、石像をプレイヤーの当たり判定のある位置にまで高速接近させる。更に炎を吐いてくる。
ステージ3「ゴダーニ」
胴体の前後に頭が生えた二つ頭のドラゴン。スケイラと似た様な攻撃をしてくる。
ステージ4「ドム」
8機ほどの集団で地上を移動し、バズーカ弾を撃ってくる。
ステージ6「ローリーズ」
集団で現れ、回転運動をしながら弾を撃ってくる豆のような形のボス。
ステージ7「テトラ」
三角形に目玉が生えた様なボス。トモスのように体を覆う部分が開かないと破壊出来ない。スーパー32X版の説明書には「三面体」という名前で記載されている。
ステージ8「シュラ」
アイダのように炎を吐いてくるが、周囲を回っている岩塊は撃ってもプレイヤーを襲う事は無い。その代わりにアイダと違い、岩塊全てを破壊しないと破壊出来ず、炎を絶え間なく吐いてくる。
ステージ9「ドム」
飛行型ドム3機の後に表れる。体が金色に輝いている間には攻撃は無効。
ステージ10「トモス」
殻を閉じている間には攻撃が効かない雑魚敵トモスの集団バージョン。攻撃自体はローリーズやテトラと同じ。
ステージ11「サルペドン」
ステージ3ボス、ゴダーニが骨になったようなボスで、攻撃も殆ど同じ。
ステージ13「オクトパス」
6体で現れ、画面前後を行き来しながら弾を撃つが、ローリーズとそれほど変わらない種類。
ステージ14「バーバリアン」
シュラと同じようなボスだが、中央がアイダで、周辺には岩塊の代わりにルーパーを従えている。
ステージ15「バルダ」
スケイラを骨にしたようなボス。攻撃も同じ。
ステージ16「スタンレイ」
ドムの母艦で、下部中央ハッチからドムを放出してくる。全ボス中唯一破壊不可能で、ドムやジェットの攻撃を一定時間耐えなければならない。
ステージ17「ウイウイジャンボ」
左右に破壊不可能なコマイヌを従え、障壁で守られたような本体はまるで原始人のような姿をしている。障壁を破壊しないと本体にダメージを与えられないが、その間、周囲から多数の障害物を飛ばし(破壊可能)、更にコマイヌはボス本体が倒されるまで炎を連発してくる。
ステージ18「ハヤオー」
マスターシステム等の家庭用機種に登場するオリジナルボス。二体のペアの燃える様な体色のドラゴンで、ゴダーニと違い、二つに分かれており、画面を縦横無尽に素早く動き、炎を連発し、その炎は高速でとてもかわしづらい。X68000版ではコマイヌの正体という形にされている。

他機種版

No. 発売日 対応機種 タイトル 開発元 発売元 メディア 型式 価格 売上本数 備考
1 テンプレート:Flagicon1986年12月21日
テンプレート:Flagicon1987年8月
テンプレート:Flagicon1988年
セガ・マークIII スペースハリアー セガ セガ 2メガビットロムカセット テンプレート:FlagiconG-1310
テンプレート:Flagicon7080
テンプレート:Flagicon5,500円(税別)
テンプレート:Flagicon 24.95ポンド
2 テンプレート:Flagicon1986年 Amstrad CPC SPACE HARRIER Elite Elite Systems フロッピーディスク
カセットテープ
FD:14.95ポンド
CT:8.95ポンド
日本国内未発売
3 テンプレート:Flagicon1986年 コモドール16 SPACE HARRIER フロッピーディスク 日本国内未発売
4 テンプレート:Flagicon1986年 ZX Spectrum SPACE HARRIER Elite Elite Systems フロッピーディスク 日本国内未発売
5 テンプレート:Flagicon1987年3月 PC-6001 スペースハリアー 電波新聞社 電波新聞社 カセットテープ 4,100円(税別)
6 テンプレート:Flagicon1987年12月 PC-6601 スペースハリアー 電波新聞社 電波新聞社 3.5"Dフロッピーディスク 6,200円(税別)
7 テンプレート:Flagicon1987年9月 X68000 スペースハリアー 電波新聞社 電波新聞社 5"2HDフロッピーディスク DP-3205003 6,800円(税別) -
8 テンプレート:Flagicon1987年12月 FM77AV スペースハリアー 電波新聞社 電波新聞社 3.5"2Dフロッピーディスク2枚 -
9 テンプレート:Flagiconテンプレート:Flagicon1987年 コモドール64 SPACE HARRIER Elite テンプレート:FlagiconMindscape
テンプレート:FlagiconElite Systems
フロッピーディスク
カセットテープ
テンプレート:Flagicon29.95ドル
テンプレート:FlagiconCT:14.95ポンド
-
10 テンプレート:Flagicon1988年7月25日 PC-8801 スペースハリアー 電波新聞社 電波新聞社 5"Dフロッピーディスク2枚 7,800円(税別) -
11 テンプレート:Flagicon1988年7月25日 X1 スペースハリアー 電波新聞社 電波新聞社 5"2Dフロッピーディスク2枚 7,800円(税別) -
12 テンプレート:Flagicon1988年12月9日
テンプレート:Flagicon1990年
PCエンジン スペースハリアー NECアベニュー NECアベニュー 4メガビットHuCARD テンプレート:FlagiconH67G-1002
テンプレート:Flagicon TGX040025
テンプレート:Flagicon6,700円(税別) -
13 テンプレート:Flagicon1988年
テンプレート:Flagicon1989年
Atari ST SPACE HARRIER Elite テンプレート:FlagiconElite Systems
テンプレート:FlagiconMindscape
フロッピーディスク
カセットテープ
テンプレート:FlagiconFD:14.95ポンド
テンプレート:Flagicon49.95ドル
-
14 テンプレート:Flagicon1989年1月6日 ファミリーコンピュータ スペースハリアー タカラ タカラ 2メガビットロムカセット[3] TFC-S0 5,500円(税別) -
15 テンプレート:Flagiconテンプレート:Flagicon1989年 Amiga SPACE HARRIER Elite Systems テンプレート:FlagiconMindscape
テンプレート:FlagiconElite Systems
フロッピーディスク
カセットテープ
テンプレート:Flagicon49.95ドル
テンプレート:Flagicon19.99ポンド
日本国内未発売
16 テンプレート:Flagicon1989年 IBM PC DOS SPACE HARRIER Elite Elite Systems フロッピーディスク - 日本国内未発売
17 テンプレート:Flagicon1991年12月28日
テンプレート:Flagiconテンプレート:Flagicon1991年
ゲームギア スペースハリアー セガ セガ 1メガビットロムカセット テンプレート:FlagiconG-3212 テンプレート:Flagicon3,500円(税別)
テンプレート:Flagicon24.99ポンド
-
18 テンプレート:Flagicon1994年12月3日
テンプレート:Flagiconテンプレート:Flagicon1994年
メガドライブスーパー32X スペースハリアー セガAM2研 セガ 16メガビットロムカセット テンプレート:FlagiconGM-4005
テンプレート:Flagicon84505
テンプレート:Flagicon4,980円(税別) -
19 テンプレート:Flagicon1996年7月19日 セガサターン SEGA AGES VOL.2
スペースハリアー
ゲームのるつぼ セガ CD-ROM テンプレート:FlagiconGS-9108 テンプレート:Flagicon3,800円(税別) -
20 テンプレート:Flagicon1999年12月29日
テンプレート:Flagicon2000年11月6日
テンプレート:Flagicon2000年11月8日
ドリームキャスト シェンムー 一章 横須賀 セガAM2研 セガ GD-ROM テンプレート:FlagiconHDR-0016 テンプレート:Flagicon6,800円(税別) - ミニゲームとして収録
21 テンプレート:Flagicon2001年9月6日
テンプレート:Flagicon2001年11月23日
ドリームキャスト シェンムーII セガAM2研 セガ GD-ROM テンプレート:FlagiconHDR-0164 テンプレート:Flagicon7,800円(税別) - ミニゲームとして収録
22 テンプレート:Flagicon2001年12月1日 ドリームキャスト 鈴木裕ゲームワークス Vol.1 セガAM2研 セガ GD-ROM テンプレート:FlagiconHDR-0164 テンプレート:Flagicon7,800円(税別) - 『シェンムー』に収録されたものと同一
23 テンプレート:Flagicon2003年5月19日 ゲームボーイアドバンス SEGA ARCADE GALLERY ビッツラボラトリー THQ ロムカセット - 日本国内未発売
24 テンプレート:Flagicon2003年9月25日 PlayStation 2 セガエイジス2500シリーズ VOL.4
スペースハリアー
セガAM2研 セガ CD-ROM テンプレート:FlagiconSLPM62384 テンプレート:Flagicon2,500円(税別) - リメイク版
25 テンプレート:Flagicon2005年3月16日 携帯アプリ セガエイジス
スペースハリアーDX
セガ セガ ボーダフォン - テンプレート:Flagicon月額300円(税別) -
26 テンプレート:Flagicon2005年10月27日 PlayStation 2 セガエイジス2500シリーズ VOL.20
スペースハリアーII
~スペースハリアーコンプリートコレクション~
M2 セガ CD-ROM テンプレート:FlagiconSLPM-62691 テンプレート:Flagicon2,500円(税別) - アーケード版の移植
27 テンプレート:Flagicon2007年10月29日 携帯アプリ ソニックカフェ
スペースハリアー
セガ セガ iアプリ - テンプレート:Flagicon月額300円(税別) -
28 テンプレート:Flagicon2008年7月23日
テンプレート:Flagicon2008年10月17日
テンプレート:Flagicon2008年11月3日
Wiiバーチャルコンソール スペースハリアー セガ セガ ダウンロード - 500Wiiポイント - セガ・マークIII版の移植
29 テンプレート:Flagicon2009年3月26日
テンプレート:Flagicon2009年5月29日
テンプレート:Flagicon2009年6月15日
Wii(バーチャルコンソールアーケード) スペースハリアー セガ セガ ダウンロード - 800Wiiポイント - アーケード版の移植
30 テンプレート:Flagicon2011年7月15日 Android ★ぷよぷよ! セガ
スペースハリアー
セガ セガ ダウンロード - 月額300円 -
31 テンプレート:Flagicon2012年11月21日 PlayStation 3ゲームアーカイブス スペースハリアーII
〜スペースハリアーコンプリートコレクション〜
セガ セガ ダウンロード - 800円(税込) - アーケード版の移植
32 テンプレート:Flagicon2012年12月26日 ニンテンドー3DSニンテンドーeショップ 3D スペースハリアー セガ セガ ダウンロード - 617円(税込) -

コンシューマ移植版

セガを代表するゲームとして後述するパソコンも含めて数多くの機種に移植がなされている。商品発売元の表記無き場合は全てセガ発売。

セガ・マークIIIマスターシステム版(1986年12月21日
ゴールドカートリッジの10作目。当時のゲーム誌『Beep』[4]でも「横スクロールのシューティングになるのではないか」といったデマが飛び交っている旨が記述されるなど移植の難しさを心配されたが、同機初の大容量2メガROMカートリッジの採用、並びに、マークIII版のメインプログラマである中裕司の、動きと表示の精細さを割り切り、BGプレーンにキャラクタを大きく描画するというアイデアによってアーケード版と同じ3Dシューティングとして制作された。
ピクセル単位で重ね合わせ処理が出来ないBGプレーンの仕様上、スプライトのような透過処理や、ドット単位での表示位置指定が出来ないことから、敵キャラクター表示の外周は表示パーツのサイズを縁とした枠がついたような表示になっている。
これらの設計により、動きの滑らかさは犠牲になっているものの、ダイナミックに動く大きなキャラクタと、一定の動作速度が確保された。
裏技で自機の戦闘機への変更・サウンドテスト・難易度の変更も可能になっている。
サウンドはPSG音源のみで、マスターシステムのFM音源には対応していない。
ハリアーのボイスはPSGサンプリングによって再現されているが、ボイス出力時にはサウンドが停止する。
一部のステージでは、敵キャラクターの出現パターンがアーケード版とは異なる。
アーケード版と比較して、地平の3D表現の一部(高低差表現)と背景画像はカットされている。
アーケード版にない要素として、メインタイトル表示時とゲームオーバー時のオリジナルサウンドが追加されている。
オリジナルの最終ボス「HAYA-OH」が登場する。ちなみに「HAYA-OH」の名は当時の社長の中山隼雄に由来する。名前の由来については、当時のテンプレート:要出典範囲で制作者が「イヤな上司の名前をつけた」と発言している。発売当時のTVCMではアーケード版のBGMを流していた。
PCエンジン版(1988年12月9日
NECアベニューよりHuCARDで発売。アーケード版ではなくX68000版をベースにした移植だがハードの制約上、スコアは画面外に表示され、スプライトの縮小、ボイスにノイズが入るなどの相違点がある。
しかしPCエンジンのCPUの速さを生かして60fpsの動作を実現しており、また敵の出現パターンもほとんどアーケード版に忠実なため、ゲームとしての移植度は非常に高い。
PCエンジン版への製作は電波新聞社FM-7への移植ソフトを多く手がけた紅林俊彦が行った[5]。PCエンジンでは初の4メガビットのHuカードとして発売されたタイトルでもある。
ファミリーコンピュータ版(1989年1月6日
タカラより発売。アーケード版ではなくセガマークIII版をベースにしており、最終ボスに「HAYA-OH」が登場し、タイトル表示時とゲームオーバー時のオリジナルサウンドも移植されている。
スプライトをキャラクタ表示に多用している事により、全体的にキャラクターが小さく設計され、ハードウェア、メモリ容量などから、一部のBGMやボスキャラクター・ハリアーのボイスがカットされている。
ほぼ同様のシステムと実装を行ったゲームに1987年ポニーキャニオンより発売されたアタックアニマル学園がある。
ゲームギア版(1991年12月28日
マークIII版をベースにした移植ではあるが、ほぼ全ての登場キャラクターの外見や名前が差し替えられている。最終ボスは「HAYA-OH」。全12ステージでパスワードコンティニュー制。
マークIII版には無いハリアーの位置による地平線の上下移動が再現されたが、画面解像度に対してキャラクターサイズが大きく、画面内でプレイヤーが動ける範囲が他機種と比較するとかなり狭いなどの問題もあった。
スーパー32X版(1994年12月3日
メガドライブに接続して32bitゲーム機にするアタッチメント、『スーパー32X』のローンチタイトルとして発売。ハードの機能の大幅な向上により、グラフィックやサウンドがほぼアーケード版と遜色のないレベルでの移植が実現。移植製作は有限会社ゲームのるつぼが担当。
フルフレーム表示(60fps)を実現させるため、画面の上下を黒帯でカットしていたり(それでもキャラクターが多くなるとフレームレートは落ちる)、影の半透明処理などが省略されるなどの細かな差異はある。また、マイコンソフトのアナログジョイパッドXE-1AP、AE1-EXにも非公式ながら対応しており、アーケード版のようなアナログ操作も可能となっていた。
『SEGA AGES VOL.2 スペースハリアー』(1996年7月19日
セガサターン版。アーケード版をほぼ忠実に移植している。同シリーズのアウトランと同様に、初期ロットには白いセガサターンでは正常に動作しないバグがある。移植は有限会社ゲームのるつぼが担当した。
シェンムー 一章 横須賀』(1999年12月29日)/『シェンムーII』(2001年9月6日
ドリームキャスト用ソフト。本編内のゲームセンターで遊べるミニゲームの一つとして『スペースハリアー』が登場。BGMの音色がアーケード版とは違っている。『シェンムー 一章 横須賀』では画面右下にゲーム中の時間が表示される。これも移植担当は有限会社ゲームのるつぼ。
『鈴木裕ゲームワークス Vol.1』(2001年12月1日)ISBN 4-7572-0889-8
アスペクトより出たゲームクリエイター鈴木裕の自伝。書籍に『ハングオン』、『スペースハリアー』、『アウトラン』、『アフターバーナーII』、『パワードリフト』が収録されたドリームキャスト用ゲームソフトが付いている。『パワードリフト』を除けば『シェンムー』に収録されたものと同一。
『セガエイジス2500シリーズ VOL.4 スペースハリアー』(2003年9月25日
PlayStation 2版。オリジナル面やHAYA-OHが登場する。擬似3Dではないフルポリゴンの3Dゲームとしてリメイクされた。オリジナルには無いパワーアップアイテムとして、画面上の敵の一掃やボスキャラに大ダメージを与える「フラッシュボム」や「バリア」、「ロックオンレーザー」が新た登場し、BGMも大幅アレンジされ、シリーズの名物的敵キャラクターだったドムのデザインが版権上の理由から全く別のものに変更されるなどした。
『セガエイジス2500シリーズ VOL.20 スペースハリアーII~スペースハリアーコンプリートコレクション~』(2005年10月27日
PlayStation 2版。アーケード版『スペースハリアー』、セガ・マークIII版『スペースハリアー』、『スペースハリアー3D』、メガドライブ用『スペースハリアーII』のオリジナル版が完全移植された。さらに隠し要素として、ゲームギア版『スペースハリアー』、ソフトを刺さずにマスターシステムを起動したときの画面、スペースハリアー3Dをステレオグラムでプレイできるオプションまで収録している(公式サイト参照)。移植はM2が担当した。
セガ アーケードギャラリー(SEGA ARCADE GALLERY)
ゲームボーイアドバンスで海外のみで発売の、セガの体感ゲーム4本(スペースハリアー、アウトラン、スーパーハングオン、アフターバーナー)を収録したタイトルに移植されたもの。キャラクターがややこじんまりした印象だが、色数や画面構成やサウンドなどは高いレベルで移植している。ただ、ステージクリアごとにメインBGMが最初のパートへリピートするなどの差異もあった。
携帯電話アプリ版
セガの公式モバイルサイト「ぷよぷよ!セガ」からダウンロード可能。モバゲーに無料体験版あり(2010年12月24日現在)。
Wii バーチャルコンソールアーケード2009年3月26日
アーケード版をほぼ完璧に再現。連射機能の標準装備、Wiiの「ヌンチャク」を操縦桿に見立てた操作モードの追加、クラシックコントローラーでの操作時には、アナログとデジタル操作をモードの切り替え無しにシームレスに併用できるなどの要素が追加された。
ニンテンドー3DS版『3D スペースハリアー』(セガ アーカイブス、2012年12月26日
アーケード版をベースに、Nintendo3DSの裸眼立体視に対応した移植作。(SEGA Mark-III/MasterSystem版『スペースハリアー 3D』とは異なる)
ムービングタイプのアーケード筐体をプレイした気分を味わえる様に、自キャラの動作に合わせて映像がローテートする「ムービング筐体モード」や、実際の筐体から発せられた機械音を再現する環境音設定も付加された。その他、連射機能、途中セーブ/ロード、リプレイ機能なども備わっている。Wii版と同じくアナログとデジタル操作をモードの切り替え無しにシームレスに併用可能。一定条件を満たすと「HAYA-OH」が出現するなど追加要素もある(アーケードと同じ出現無しモードもある)。敵キャラクターの「ドム」の名称が「VAREL」に変更された事も含め、敵の名称は「タイピング・スペースハリアー」が元となっている[6]
尚、余談ではあるがゲーム選択時に上画面に表示される3Dアイコンはムービングタイプ筐体の3Dモデルが使われている。

パソコン移植版

市販されたものの多くはマイコンソフトにより開発されている。

PC-6001mkII(6601)版(1987年3月
移植を担当したのは『タイニーゼビウス』や『グロブダー』などをPC-6001シリーズへ移植した松島徹。パソコン用に移植された同作としては最初期の作品で、かつターゲットが当時のソフトウェア市場においても盛りを遥かに過ぎたスペックの機種だった。このようなハードでの移植に際しプレイ感覚の再現を最優先した実装を行い、表示されるキャラクターは自機のハリアー以外は四角形と、その組み合わせで表現され、ドラゴンやモトス等、大型キャラクタ、ならびに特徴のある動きのキャラクタについては、複数の四角の組み合わせとその動きによって表現されている。また色については速度を稼ぐため、1プレーンしか書き換えを行っていない。テレビのにじみを利用し、ドットパターンにより実現しているため、ディスプレイによって色味が変わり、RGBディスプレイを利用した場合、モノクロの画面となる。
これらの実装から、雑誌広告などの画面写真は非常に寂しい物になっている反面、実際のゲームの表示は滑らかな動きが実現されている。
メモリ等の制限により、BGMは多くがカットされ、内蔵音源であるPSGで演奏される。
X68000版(1987年9月
PC-6001mkII用と同じく松島徹が移植を手がけた。
当時としては高機能だったこの機種でもオリジナル基板との能力差は大きく、上記の6001版程の割り切りは見せないものの、見た目よりもゲームの速度、動きを重視した設計になっている。キャラクタの影は省略され、地面の模様が市松模様からグラデーションの縞模様に変更された。オリジナルではステージクリア時に次のステージ切り替わる時の背景画像の上下移動も固定され2重スクロールも省略された。これらについて「可能であったが動作速度とプレイ感覚を優先し、省略した」旨がアフターバーナーの予告とともに別作品のドキュメントに書かれている。
また、コンティニューは、一定の面へ到達できなければ、その前のハードルとなる場所まで戻される形になっており、単純にコンティニューを繰り返すことによって先に進むことは出来なくなっている。
最終ボスはマークIII版と同じく「HAYA-OH」が登場する。
ゲームディスク内にはキャラクタデータが整然と格納されていたためキャラクタの書き換えが容易で、プレイヤーが書き換えたキャラデータがパソコン通信などで流通し、また雑誌で紹介された。同様に、PCM音声データも容易に書き換えることができた。
エンディングは永田英哉によるオリジナルのBGMと、スタッフによる演出が用意された。
FM77AV版(1987年12月
8Bit機ながら、グラフィックサブシステムにもCPUのある同機の性能を発揮した移植。PCエンジン版と同じく、紅林俊彦の手による。
他の8Bit機移植版が見た目を割り切り実現しているのに対し、敵や弾のグラフィックは通常の形状になっている他、X68000版で再現できなかった敵の影も再現されており、グラフィックスパターンの削減も最小限になっているなど、見た目に注力した設計になっている。
反面、BGMはパートが削られ、音色の再現性もあまり高くなく、一部に採譜ミスも見られる他、一部の効果音やハリアーのボイスがカットされており、ボーナスステージは別の曲に差し替えられている。BGMの担当は永田英哉。
PC-8801版(1988年7月25日
移植を行ったのは石田和久。[7]
関わりのあった呉ソフトウェア工房を経由した打診の結果、正式に受注し、開発が開始された。
スピード感、キャラクタの大きさを重視、色表現に妥協した移植になっており、重ねあわせや、書き換えに必要なプレーン数を減らすため、キャラクタはグラフィックスを利用しているものの単色で、ショット、敵弾はテキスト画面へ四角を描画することで表現され、背景も簡略化された。
これらの条件から、6601版同様、画面写真のみでは美しいとはいい難い表示となったが、反面大きなキャラクタの描画の一部にこそ処理落ちがあるものの、ゲームの動きについては多くの場面で比較的滑らかな動きを見せる。
サウンドについては、オリジナル基板と同じYM-2203を使っているため、オリジナルの出力を監視するボードによって、データを吸出し、FM音源部については、ほぼ同じ音色を実現しているものの、オリジナル基板でPCMを利用しているドラムス、ベース、効果音については、一部省略、もしくはノイズポートやFM音源部に割り当てするなど代替手段で再生される為、再現性が低い。
X1版(1988年7月25日
PC-88版同様ほとんどの敵キャラクタは単色表示のグラフィックスで描画される。元々VRAMへのアクセスが然程高速でない本機では、PCGも活用し、一部オブジェクト、背景などは、PCGに定義されたチェッカのパターンとテキスト画面を使い、解像度を犠牲にし色表現の再現を試みているため、静止画では88よりカラフルである。
ハリアーの位置による地平線の上下移動も実装されている。
BGMは、FM音源ボードにのみ対応し、PSGのみの環境では鳴らない。
ディスクを逆のドライブに装着しても起動する。
MZ-700
他のパソコン用の移植と異なり、「Oh!X」1988年10月号に掲載された古籏一浩が移植したプログラムである。
雑誌へダンプリストの形で掲載され、市販される形はとられていないが、セガから正式に掲載許諾を受けており、後に1989年3月号では、X1で動作するように機種依存の部分を書き換えるパッチも公開された。
テキストVRAM上にチェッカのコードを並べ文字色背景色の指定によりモザイクのような画面で実現している。解像度こそ低いものの、カラーで表現され、速度もウェイトが入れられている程である。
ゲームオプションとしてBGM、キャラクターの陰、地形の模様の有無も選択が可能。
解像度の低さから全体のデータ量が少なく、ゲームの全内容がオンメモリで実現されている。

評価

アーケード版

1991年にそれまで発売されていたアーケードゲーム全てを対象に行われた、月刊誌『ゲーメスト』読者の人気投票によるゲーメストムック『ザ・ベストゲーム』では17位を獲得、同誌では「3Dシューティングの原点ともいえる名作」、「華麗なグラフィックで描かれた、巨大でファンタジックな敵キャラたちが画面狭しと暴れ回る。本当に飛行しているような錯覚にとらわれるスピード感。これぞ名作である」と評し、また可動筐体に関しては「その動きはそれまでのゲームではとても考えられないもので、正直『怖い』というのが第一印象だった。事実、ゲームが始まるやいなや、あまりの動きの激しさに筐体を飛び降りた人もいたくらいだ。シートベルトがついたゲームは多分これが最初であろう」とコメントしている[8]

PCエンジン版

PC Engine FANの読者投票による「ゲーム通信簿」での評価は以下の通りとなっており、30点満点中22.7点となっている[9]

項目 キャラクタ 音楽 お買得度 操作性 熱中度 オリジナリティ 総合
得点 4.1 3.7 3.3 4.0 4.1 3.5 22.7
ファミリーコンピュータ版

ファミリーコンピュータMagazineの読者投票による「ゲーム通信簿」での評価は以下の通りとなっており、30点満点中18.01点となっている[3]。また、同雑誌1991年5月10日号特別付録の「ファミコンロムカセット オールカタログ」では「少しキャラの動きが遅いのが欠点かも」と紹介されている[3]

項目 キャラクタ 音楽 お買得度 操作性 熱中度 オリジナリティ 総合
得点 3.06 3.09 2.75 3.11 3.05 2.95 18.01
メガドライブ・スーパー32X版

メガドライブFANの読者投票による「ゲーム通信簿」での評価は以下の通りとなっており、30点満点中23.1点となっている[10]

項目 キャラクタ 音楽 お買得度 操作性 熱中度 オリジナリティ 総合
得点 3.8 4.0 4.3 4.0 3.8 3.3 23.1
セガサターン版

SATURN FANの読者投票による「ゲーム通信簿」での評価は以下の通りとなっており、30点満点中22.3点となっている[11]

項目 キャラクタ 音楽 お買得度 操作性 熱中度 オリジナリティ 総合
得点 3.6 3.8 4.0 3.8 3.7 3.6 22.3

続編・関連タイトル

スペースハリアー3D(1988年2月29日
セガ・マークIII/マスターシステム版。周辺機器の3Dグラス(液晶シャッター式)及びFM音源対応ソフトとして登場。3Dグラスを使用して立体画面でプレイすることが必須だが、裏技を使うと3Dグラス無しでプレイ可能になる。時系列はアーケード版の10年前の物語で全14ステージで構成されており、エンディングではハリアーとユーライアの出会いが描かれている。
基本的なシステムはマークIII版の『スペースハリアー』と同じだが、マークIII版の『スペースハリアー』でカットされていた地平の3D表現と背景画像が本作では再現されている。
ボーナスステージが存在せず、『スペースハリアー』のボーナスステージで演奏されるBGMがエンディングで流れる。
スペースハリアーII(1988年10月29日
スペースハリアーの続編。メガドライブの本体と同時発売されたローンチタイトルでもある。時系列はアーケード版の10年後の物語であり全13ステージで構成。スタートするステージを任意に選択可能だが、全ステージ(STAGE01-12+ボーナスステージ×2)をクリアしないと最終ステージ(STAGE13)へは進めない仕様となっている。
ハードウェア機能を駆使して、視点に合わせて変化する背景の市松模様や、半透明の影、迫力在るスピード感など、アーケード版で使われていた技術が使われているが、ハリアーのやられボイス出力時にサウンドが停止したり、フレームレートが低いなどの問題もあった。
ファンタジーゾーン/X68000版(DRAGON LANDステージ)(1989年
X68000の移植版のファンタジーゾーンのオリジナル要素として、スペースハリアー風の隠し面が収録されていた。ある条件を満たすと『スペースハリアー』をモチーフとした背景や敵キャラ、ボスキャラ、BGMで構成されたステージの「DRAGON LAND」へと進める。先に発売された同機種への移植のスペースハリアーでは再現できなかった地面の市松模様が再現されていた。
プラネットハリアーズ(2000年
アーケードのSEGAHIKARUボードで発売された関連タイトル。2人掛けの通信筐体で2人同時プレイも可能。4人のプレイヤーキャラから一人を選んでプレイする。連射可能なバルカンとロックオン攻撃できるミサイルの二種の主武器で戦うなど、スペースハリアーとはゲーム性が大きく異なる。裏技で自機を『ファンタジーゾーン』のオパオパにしてプレイすることも可能。
スペースファンタジーゾーン
かつてPCエンジンでNECアベニューより発売予定がされていたタイトル。『スペースハリアー』のような疑似3Dシューティングを、ファンタジーゾーンの世界感でオパオパを主人公に構築。製作発表から数年を経ても発売日未定が続き、一時は雑誌に広告も打つなど発売直前にまでこぎつけるもお蔵入りとなった。その後は流出したベータ版と思われるものがネットオークションへ出品されたり、動画投稿サイトへプレイ動画が配信されたりもした。

脚注

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外部リンク

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  • 3.0 3.1 3.2 テンプレート:Cite journal
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  • 取扱説明書のスタッフ欄を参照
  • 「3D スペースハリアー」インタビュー「SEGA AGES」から「バーチャルコンソール」、そして3DSにいたるまでの道のり - GAME Watch
  • 燃費博士 開発者 石田和久のプロフィール(詳細編)
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