サンライズゆめ
テンプレート:列車名 サンライズゆめとは、西日本旅客鉄道(JR西日本)・東海旅客鉄道(JR東海)・東日本旅客鉄道(JR東日本)が、東京駅 - 岡山駅・広島駅・下関駅間を東海道本線・山陽本線を経由で運転していた臨時寝台特急列車である。
運行概況
従来臨時急行列車「銀河」81号・82号として運行されていた列車の東京駅 - 大阪駅間のダイヤを利用して、1998年秋から運転を開始。当時は下りは広島行または下関行、上りは岡山発で運転されていた。同年冬からは広島駅発着に統一して停車駅を大きく減らして運転していた。2000年春は下りが広島行、上りは下関発としていた。2006年夏季から運行区間を上下ともに東京駅 - 広島駅間に統一していたが、2008年冬季を最後に本列車は設定されなくなった。
冬期および夏期の多客時や、ゴールデンウィークや秋期にも運行されたことがある。この列車は、予備編成1本の運用であることから、隔日の運行になることが多い。
停車駅
東京駅 - 横浜駅 - 沼津駅 - 京都駅 - 新大阪駅 - 大阪駅 - 三ノ宮駅 - 神戸駅 - 明石駅 - 姫路駅 - 岡山駅 - 倉敷駅 - 福山駅 - 尾道駅 - 三原駅 - 西条駅 - 広島駅 - 岩国駅 - 柳井駅 - 徳山駅 - 新山口駅 - 宇部駅 - 下関駅
- 運転時期により、停車しない駅があった。
使用車両・編成
サンライズゆめ | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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JR西日本の後藤総合車両所および、JR東海の大垣車両区所属の285系電車7両編成で運転されていた。個室A寝台シングルデラックス」、個室B寝台「サンライズツイン」「シングルツイン」「シングル」「ソロ」、普通車指定席「ノビノビ座席」で組成し、3号車にはミニサロンが設けられている。
シャワー室は、3号車・4号車にあるが、4号車は個室A寝台利用客専用となっており、シャワーカードにより6分間利用することができる。個室A寝台利用客は車掌から配布されるシャワーカードで利用できるが、個室B寝台・ノビノビ座席利用客は、車掌から310円のシャワーカードを購入することにより、シャワー室を利用することができる。また、タオルと歯ブラシのアメニティセットも200円で車掌から購入することができる。
担当車掌区
「あさかぜ」との関連
285系電車の行先表示器には、現在も「特急あさかぜ 品川」「特急あさかぜ 東京」「特急あさかぜ 広島」「特急あさかぜ 下関」と、「あさかぜ」としての運行実績はないが、「あさかぜ」仕様の表示が用意されている。ただし、「サンライズゆめ」仕様の幕は用意されていないため、同列車での運用時は「特急」(列車名なし)と行先のみの汎用幕を使用していた。