オーストリア航空

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オーストリア航空の本部

オーストリア航空(オーストリアこうくう、Austrian Airlines AG)は、オーストリア共和国の国際航空会社。オーストリアのいわゆる「フラッグ・キャリア」であるが、資本関係としてはルフトハンザドイツ航空の傘下にある。オーストリアの公用語・ドイツ語でのオーストリアの国名は"Österreich"(2レターコードはドイツ語国名を元にしている)であるが、社名は英語名を使用している。

傘下にラウダ航空オーストリアン・アローズ(チロリアン航空)をもち、ウィーン国際空港ハブ空港として、インスブルック国際空港を準ハブとしている。日本へは成田国際空港に乗り入れ、日本人クルーも乗務する。営業事務所は東京都千代田区にある。

歴史

  • 1957年9月30日 - エア・オーストリアとオーストリアン・エアウェイズの合併で誕生。翌年にウィーン~ロンドン線を初開設する。
  • 1989年7月16日 - 3社(アエロフロート全日本空輸)共同運航でウィーン~モスクワ~成田線をA310で開設する。
  • 1994年 - ウィーン~関西 就航
  • 1997年 - ラウダ航空を傘下にする。[1]
  • 2000年 - 航空連合スターアライアンスに加盟する。
  • 2008年12月3日 - ルフトハンザドイツ航空がオーストリア航空グループの株式41.56パーセントを取得し、ルフトハンザ航空グループに入る事が明らかになった。[2]
  • 2009年9月3日 - ルフトハンザドイツ航空が株式の90%以上を取得し、オーストリア航空を買収した[3][4]

マイレージプログラムは旧スイス航空が運営していた「クオリフライヤー」に加盟していたが脱退した。その後、スターアライアンス加盟を機にルフトハンザ航空のプログラムである「Miles & More」に統合された。

就航路線

オーストリア国内

ヨーロッパ

中欧

東欧

南欧

西欧

北欧

アフリカ

アジア

北米・カリブ海

保有機材

ファイル:OE-LPB.jpg
ボーイング777-200ER
ファイル:B763 OE-LAZ.jpg
ボーイング767-300ER
ファイル:Austrian Airlines 01 (RaBoe).jpg
エアバスA320(復刻塗装)

現在の機材

機材 保有数 発注数 座席数 備考
B E
エアバスA319-100 7 - 138 138
エアバスA320-200 16 - 168</br>174 168</br>174
エアバスA321-100 3 - 200 200
エアバスA321-200 3 - 200 200
ボーイング767-300ER 6 - 36</br>26 178</br>199 214</br>225
ボーイング777-200ER 5 - 48 260 308
ボンバルディア DHC-8-Q400 13 - 76 76
フォッカー 70 8 - 75 75 2機 退役予定
フォッカー 100 15 - 100 100
76 0
  • 2014年3月現在

過去の機材

脚注

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関連項目

外部リンク

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  1. 1957~1997 「こだわりのエアラインガイド改訂版」イカロス出版
  2. Austrian Airlines takes off into new future with Lufthansa
  3. ルフトハンザ、オーストリア航空を月内グループ傘下にテンプレート:リンク切れ - 日本経済新聞
  4. ルフトハンザが欧州最大に オーストリア航空を買収 - 共同通信