アーサー・ウィーズリー

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アーサー・ウィーズリー (Arthur Weasley) は、J・K・ローリングの小説ハリー・ポッターシリーズ、及びその派生作品に登場する架空の魔法使いである。

登場巻

2巻3巻4巻5巻6巻7巻 ※1巻でも、ロンの父に言及あり

人物

ロン・ウィーズリーの父親で、純血の魔法使い。魔法省に勤務する役人であり、5巻までは「マグル製品不正使用取締局」局長、6巻からは「偽の防衛呪文ならびに保護器具の発見ならびに没収局」局長。

略歴

父セプティマス・ウィーズリーと母セドレーラ・ブラックの子として誕生。シリウス・ブラックとは遠縁の又従兄のようなもの(原文:something like second cousin once removed)にあたるという。誕生日は2月6日。生年は不詳であるが、4巻の記述から1952年度以前の出生である。

ホグワーツ魔法魔術学校在学中はグリフィンドール寮に所属。当時はホラス・スラグホーンの魔法薬学の授業を受けたが、スラグホーンはアーサーを出世株だと思っておらず、あまりお気に入りの生徒ではなかった。モリー・プルウェットとは学生時代から交際しており、ある晩、寮を抜け出して2人で朝の4時までデートをしたものの、当時の管理人アポリオン・プリングルに捕まり、お仕置きを喰らったというエピソードがある。モリー曰く、アーサーにはそのお仕置きの痕が今も残っているらしい。

卒業後は魔法省に就職。モリーと結婚し、6男1女をもうけた。

1991年冬、夫妻でルーマニア在住の次男チャーリーのもとを訪問する。

1992年夏、ハリーと初めて会う。ダイアゴン横丁に買い物に行った際、犬猿の仲であるルシウス・マルフォイと、公衆の面前で取っ組み合いの喧嘩をする。ハリーとロンが無断で車を使用したことで、車に魔法をかけているのが露見し、魔法省から尋問を受けるはめになる。

翌1993年初夏にはルシウスの策略でジニーが秘密の部屋事件に巻き込まれ、ホグワーツに呼び出された。同年夏、日刊預言者新聞のガリオンくじに当選し、一家でエジプト在住の長男ビルのもとを訪問する。その後シリウス・ブラックがアズカバンを脱獄した際には、シリウスがハリーを狙っていることをハリーに伝えるべきだと主張していた。

1994年夏ワールドカップ決勝戦後の騒動では、ビル、チャーリーとともに、臨戦態勢をとる。翌1995年初夏のヴォルデモート復活に際し、ダンブルドアから協力を(間接的に)要請され、妻・長男・次男とともに「不死鳥の騎士団」入りする。ハリーの懲戒尋問の際には魔法省まで同行している。

1995年冬、「騎士団」の護衛任務中、魔法省内でヴォルデモートの蛇に襲撃され、重傷を負う。この治療の際にマグル式の医術を用い、治癒が遅れた。

1996年夏、「偽の防衛呪文ならびに保護器具の発見ならびに没収局」の局長に昇進する。

1997年夏、七人のポッター作戦に参加。息子フレッドの護衛を行う。8月1日、息子ビルが結婚式を挙げる。結婚式が死喰い人に襲撃された際には、ハリーたちに守護霊で家族は無事だと伝えた。

翌1998年には死喰い人から逃れるためにミュリエルのところに移り、秘密の守人となって家族を守っていた。

1998年5月2日、最終決戦であるホグワーツの戦いにも参戦し、和解した三男パーシーと共に、傀儡の魔法大臣パイアス・シックネスを倒した。

外見

パーシーやロン同様、長身で細身の体型。頭髪は禿げ、わずかに赤毛が残っている。

性格・才能

モリーとは中年になっても恥ずかしい愛称で呼び合うほど円満であり、6男1女がある。夫妻とも純血の家系出身であるが、マグルおよび半純血を嫌悪していない。ただし、モリーのはとこの「会計士」(=スクイブまたはマグル)とは疎遠である。

大のマグル贔屓で、マグルが使用する電池やプラグを集めている。ただしマグルに関する知識は「電気」を「気電」と呼ぶなど、一般の魔法使いより多少マシな程度である。魔法省では「マグル保護法」をはじめマグル関係の法律を幾つか制定している[1]。長年、マグルと魔法使いとの友好関係に努めており、大の魔法嫌いのダーズリー家に友好的に振る舞っている他、フレッドが悪戯でダドリー・ダーズリーに呪いのキャンディー(ベロベロ飴)を食べさせたときは「こういうことが魔法族とマグルとの関係を損うのだ」と本気で激怒している。

穏和な性格で普段は妻の尻に敷かれているが、いざという時は頼りになる。本人は6巻で「これでもフレッドとジョージの父親なんだよ」と発言している。

魔法省に勤務していることからホグワーツ時代の学業成績は優秀と推測される。守護霊は、ウィーズリーの名前に因んでイタチで、7巻前半では守護霊を使ってハリー・ポッター達に連絡を送っていた。また、シリウスの所有していたバイクを改造したり、自身の車が空を飛べるように魔法をかけるなど、マグル製品に魔法をかける能力に長けている描写もあり、魔法の実力もなかなかと思われる。

人間関係

純血の一族でありながらマグル贔屓の性格が災いし、純血主義者のコーネリウス・ファッジの方針にそぐわないため、昇進が遅れていた。しかし、それでも省内に様々なコネを持っている。ルード・バグマンからはW杯のチケットを融通してもらった。闇祓いOBのアラスター・ムーディとも懇意で、「(拘留されたムーディを)放免できるのはアーサーだけ」とされる。アーサーもムーディを高く評価している。

アルバス・ダンブルドアやムーディなど、騎士団のメンバーとは良好な人間関係を築いている。セブルス・スネイプのことも、ダンブルドアがスネイプを信用していることもあり、ダンブルドアの死までは味方だと信じていた。

また、マグル贔屓であることから、純血主義者のルシウス・マルフォイとは前述のように本屋で取っ組み合いをするほどの犬猿の仲であり、ルシウスはアーサーの信用を傷つけるために、アーサーの娘のジニーに日記を渡して秘密の部屋事件を起こした。

肉親

  • セプティマス・ウィーズリー(父)
  • セドレーラ・ウィーズリー(母、旧姓ブラック)
    • ビリウス・ウィーズリー(弟)

家族

映画・ゲーム

秘密の部屋」から登場。マーク・ウィリアムズ (英語版) が演じている(日本語版の吹き替えは梅津秀行が担当)。

原作と異なり、頭髪は禿げ上がっていない。

ゲームでの声優は青山穣

脚注

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tr:Weasley ailesi#Arthur Weasley
  1. マグル保護法の制定に当たってはマグルの製品に魔法をかけても実際に使わなければ問題はないという抜け穴をつくり、アーサーも自身が所有するフォード・アングリアに魔法をかけていた。