宮城県道8号仙台松島線
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宮城県道8号仙台松島線(みやぎけんどう8ごう せんだいまつしません)は、宮城県仙台市宮城野区と同県宮城郡松島町とを結ぶ主要地方道である。通称「利府街道」。
概要
当道は、仙台市宮城野区原町三丁目(坂下[1])交差点(国道45号交点)から利府町を経て松島町愛宕交差点(国道45号交点)とを結ぶ。仙台都市圏の仙塩地区にとって国道45号(塩竈街道/石巻街道)は仙台と日本三景・松島とを結ぶ道路という意味があるが、高度経済成長によりモータリゼーションが進展したため国道45号の渋滞が頻発するようになった。その迂回路として当道の整備が進み、まず1974年(昭和49年)4月30日に利府町主要部を迂回する「利府バイパス」が供用開始された[2][3]。
現在は仙台市内から利府町の区間で概ね片側2車線に整備され、当道の西端付近では北四番丁に直通する形になっているが、仙台方面が平日の朝夕ラッシュ時に、松島方面は土日休日に自然渋滞が発生している。また、沿道の利府町には、イオンモール利府を初めとしたロードサイド店舗が集積し、宮城スタジアムや宮城県総合運動公園総合体育館(セキスイハイムスーパーアリーナ)を初めとした大規模集客施設が集まる宮城県総合運動公園(グランディ21)があるため、グランディ21でイベントがある場合などには宮城県警察も出動して渋滞による混乱を回避する努力がなされている。
路線データ
- 実延長:23.1 km(仙台松島道路と利府中インター入口 - 利府中インター間除く)
- 起点:仙台市宮城野区原町三丁目
- 終点:松島町愛宕
- 本線(テンプレート:Googleマップ経路図)
別名
- (東仙台付近)松原街道
- (全線)利府街道
- (利府町内の区間)利府バイパス
有料道路
重複区間
- 利府町利府塩釜IC入口 - 利府町MOVIX前:宮城県道3号塩釜吉岡線
通過する自治体
- 宮城県
- 仙台市(宮城野区) - 宮城郡利府町 - 同郡松島町
接続する道路
- 国道45号(仙塩街道)
- 宮城県道140号東仙台停車場線
- 国道4号(陸羽街道)
- 宮城県道141号今市福田線
- 宮城県道35号泉塩釜線
- 宮城県道270号利府岩切停車場線
- 宮城県道259号加瀬沼公園線
- 宮城県道3号塩釜吉岡線
- 宮城県道260号利府停車場総合運動公園線
- 三陸自動車道・利府中インターチェンジ
- 宮城県道40号利府松山線
- 宮城県道144号赤沼松島線(長老坂)
- 宮城県道9号大和松島線
脚注
関連項目
- 日本の道路一覧
- 東北地方の道路一覧
- 宮城県の県道一覧
- 三陸縦貫自動車道 - この宮城県道8号線(主要地方道仙台松島線)のバイパスである仙台松島道路(利府中IC - 松島北ICの区間のみ)が都道府県道としては珍しく高規格幹線道路(一般国道自動車専用道路。B路線)に指定されている。
- ↑ 通称および原町三丁目の旧地名
- ↑ こうほうりふ No.384(利府町 2007年5月)
- ↑ 利府町40年の歩み 「黎明期・胎動期」(利府町)