ほんものは誰だ?!
テンプレート:基礎情報 テレビ番組 『ほんものは誰だ!』(ほんものはだれだ!)は、日本テレビ系列で1973年2月1日 - 1980年9月29日の木曜(1973年10月、後番組「木曜スペシャル」が枠拡大に伴い月曜日に移行)の19:30 - 20:00に放送されていた、ロート製薬一社提供のクイズ&ゲーム番組である。司会は文化放送OBの土居まさる。土居がオープニングで「人は見かけによらぬもの。人間は見かけだけですとなかなか中身が判断しづらいものです。しかし、そこを3人の中から何とか探り当てて本物を選び出していただきましょう」と言う。
番組概要
毎回、ある特技を持った3人の一般視聴者もしくは著名人がスタジオに登場する。解答者は3人に対して様々な質問をし、それを推理の参考にして「ほんもの」1人を選び出す(よって他の2人は「にせもの」。ただし芸能人グループや、『太陽にほえろ!』など他の番組の出演者をまとめて4人以上登場させる企画が稀にあり、この場合はあんどん式回答表示機が使えないので、手持ち式数字板を使っていた)。この体裁はその後の「推理クイズ・私がほんもの!」や、「エッ!うそーホント?」(これらも土居司会)という番組にも系譜される。番組末期には解答者を最も上手く欺いた「にせもの」の一般視聴者1人に「にせもの賞」として藤本主導でトロフィーが贈られた。
NHK総合で放送された「私の秘密」、「それは私です」のリメイク企画でもある。また、後年同局で放送される「おもしろ人間ウォンテッド!!」やフジテレビの「クイズ! 加トちゃんの1! 2! 3!」も同じルール。
番組の終焉
1978年に「ウルトラアイ」(NHK総合)が裏番組で放送開始した頃から番組人気に陰りが見え始め、1979年10月から裏番組で「人生ゲームハイ&ロー」(TBS) が放送開始してからは視聴率は低迷し、番組終了に追い討ちをかけた。そこで、翌年にリニューアルをしたが逆効果となってしまい、1980年9月29日で番組は終了した。
出演者
解答者
スタッフ
構成
音楽
プロデューサー
ネット局
系列は放送当時のもの。
- 日本テレビ
- 札幌テレビ
- 青森放送(1975年4月からテレビ朝日系とのクロスネット)
- テレビ岩手(1980年3月までテレビ朝日系列とのクロスネット)
- ミヤギテレビ(1975年9月までテレビ朝日系列とのクロスネット)
- 秋田放送
- 山形放送(1980年4月からテレビ朝日系とのクロスネット)
- 福島中央テレビ(テレビ朝日系とのクロスネット)
- 山梨放送
- 新潟放送(TBS系)→新潟総合テレビ(フジテレビ系・テレビ朝日系とのトリプルネット)(1977年10月 - )
- 信越放送(TBS系)
- 静岡放送(TBS系)→静岡第一テレビ(1979年7月 - )
- 北日本放送
- 北陸放送(TBS系)
- 福井放送[1]
- 名古屋テレビ(テレビ朝日系とのクロスネット)→中京テレビ(1973年4月 - )
- よみうりテレビ
- 日本海テレビ(テレビ朝日系とのクロスネット)
- 広島テレビ(1975年9月までフジテレビ系とのクロスネット)
- 山口放送(1978年10月からテレビ朝日系とのクロスネット)
- 四国放送[1]
- 西日本放送
- 南海放送[1]
- 高知放送
- 福岡放送
- テレビ長崎(フジテレビ系とのクロスネット)
- テレビ大分(フジテレビ系・テレビ朝日系とのトリプルネット)
- テレビ熊本(フジテレビ系・テレビ朝日系とのトリプルネット)
- テレビ宮崎(フジテレビ系・テレビ朝日系とのトリプルネット、NNS非加盟)
- 鹿児島テレビ(フジテレビ系・テレビ朝日系とのトリプルネット)
- 沖縄テレビ(フジテレビ系)