池松壮亮
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テンプレート:ActorActress 池松 壮亮(いけまつ そうすけ、1990年7月9日 - )は、日本の俳優である。福岡県福岡市出身。福岡大学附属大濠高校[1]、日本大学藝術学部映画学科卒業[2]。ホリプロ所属。
目次
経歴
2001年、10歳の時にミュージカル『ライオン・キング』のヤングシンバ役でデビュー[注 1]。
2003年、ハリウッド映画『ラストサムライ』で映画初出演。主人公・オールグレン(トム・クルーズ)と心を通わす少年・飛源を演じて、第30回サターン賞では若手俳優賞にノミネートされた。
2005年、映画『鉄人28号』で主人公・金田正太郎役を演じ、映画初主演を果たす。
2007年、大河ドラマ『風林火山』では武田勝千代(信玄の少年期)及び、その息子である武田勝頼の二役を演じた。
2009年、『連続人形活劇 新・三銃士』で人形劇の声優に初挑戦した。2006年に放送された『新選組!! 土方歳三 最期の一日』で市村鉄之助を演じた池松の姿が脚本の三谷幸喜の印象に残っていたことがきっかけで主人公、ダルタニアン役に指名された。ダルタニアンの顔は池松のイメージも取り入れて作られている[注 2]。
この年の3月に福岡県内の高校を卒業して、大学進学を機に東京へ移る。
大学時代は映画学科で監督コースを専攻していたが、2013年3月に大学を卒業してからは役者の道一本で、意欲的に多彩なジャンルの作品に出演している[3]。
人物・エピソード
- 姉は劇団四季所属の女優、池松日佳瑠。4人兄弟で、ほかに妹と弟がいる。
- もともと児童劇団に所属していた姉とともに『ライオンキング』の子役オーディションを一緒に受けるよう親から勧められたことがデビューのきっかけである。当時は野球にしか興味が無かったため最初は抵抗したが「野球カードを買ってあげるから」という言葉につられて受け、合格しデビューを果たした[4]。
- 趣味は野球。小学・中学・高校と仕事と両立させながら野球部に所属しレギュラーを獲得していた。高校時代は硬式野球部では俳優活動と両立が不可能だったために軟式野球部に所属していた。ポジションはピッチャーとセンター。
- 特技は乗馬、水泳、ピアノ、書道、ラグビー。
- プロ野球は福岡ソフトバンクホークスのファンである。子役時代に始球式を2回務めたことがある。
- 中日ドラゴンズ所属の古本武尊選手とは小中高と同級生で幼馴染みである[1]。
- 日頃から映画をよく観ており、2011年には年間200本の映画を観ている[注 3]。プライベートでアミール・ナデリ監督『CUT』を観に行った際には一般人としてコメントし、その動画が映画の公式ブログに掲載されている[注 4]。
- 好きな女性のタイプは、スカーレット・ヨハンソン。
出演作品
テレビドラマ
- うきは〜少年たちの夏〜 (2002年11月22日、NHK福岡) - 主演・村上健作 役
- 大河ドラマ(NHK)
- ハチロー〜母の詩、父の詩〜(2005年1月24日 - 3月21日、NHK) - サトウハチロー(少年期) 役
- 新選組!! 土方歳三 最期の一日(2006年1月3日、NHK) - 市村鉄之助 役
- いのちの島(2009年11月23日、TBS) - 新見トオル 役
- とめはねっ! 鈴里高校書道部(2010年1月7日 - 2月11日、NHK) - 大江縁 役
- 15歳の志願兵(2010年8月15日、NHK) - 主演・藤山正美 役
- Q10(2010年10月16日 - 12月11日、日本テレビ) - 久保武彦 役
- 私が初めて創ったドラマ 「オーマイゴット!?」(2010年10月29日、NHK BShi) - 主演・ミツル 役
- 最後の晩餐 〜刑事・遠野一行と七人の容疑者〜(2011年5月14日、テレビ朝日) - 湯原周太 役[注 5]
- 陽はまた昇る(2011年7月21日 - 9月15日、テレビ朝日) - 湯原周太 役
- とんび(2012年1月7日 - 14日、NHK) - 市川アキラ 役
- エンドロール〜伝説の父〜(2012年3月18日、WOWOW) - 尾崎健太郎 役
- 車イスで僕は空を飛ぶ(2012年8月25日、日本テレビ) - 佐山タケヒロ 役
- 連続テレビ小説 梅ちゃん先生 第25週 - 最終週(2012年9月18日 - 9月26日、NHK) - 中谷広志 役
- この世で俺/僕だけ(2013年3月31日、BSジャパン) - 主演・黒田甲賀 役
- あさきゆめみし〜八百屋お七異聞(2013年9月19日 - 11月21日、NHK) - 吉三郎 役
- 三谷幸喜「大空港2013」(2013年12月29日、WOWOW) - 田野倉睦夫 役
- MOZU(TBS / WOWOW) - 新谷和彦 / 新谷宏美 役
- Season1〜百舌の叫ぶ夜〜(2014年4月10日 - 6月12日)
- Season2〜幻の翼〜(2014年6月22日 - 7月20日)
映画
- ラストサムライ(2003年12月6日、ワーナー・ブラザース映画) - 飛源 役
- 鉄人28号(2005年3月19日、松竹) - 主演・金田正太郎 役
- 男たちの大和/YAMATO(2005年12月17日、東映) - 前園敦 役
- UDON(2006年8月26日、東宝) - 水沢翔太 役
- 夜のピクニック(2006年9月30日、ムービーアイ / 松竹) - 榊順弥 役
- 蒼き狼 〜地果て海尽きるまで〜(2007年3月3日、松竹) - テムジン(少年期) 役
- 砂時計(2008年4月26日、東宝) - 北村大悟(中高生時代) 役
- DIVE!!(2008年6月14日、角川映画) - 主演・富士谷要一 役
- いけちゃんとぼく(2009年6月20日、角川映画) - ヨシオ(大学生時代) 役
- 半分の月がのぼる空(2010年4月3日、IMJエンタテインメント) - 主演・戎崎裕一 役
- 信さん・炭坑町のセレナーデ(2010年11月27日、ゴールドラッシュ) - 辻内守 役
- もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら(2011年6月4日、東宝) - 柏木次郎 役
- 行け!男子高校演劇部(2011年8月6日、ショウゲート) - 大和田舵 役
- 雨粒の小さな歴史(2012年11月24日、Tokyo New Cinema)[注 6]
- 星に☆願を(2012年) - 主演・福留 役[注 7]
- 横道世之介(2013年2月23日、ショウゲート) - 倉持一平 役
- 上京ものがたり(2013年8月24日、ファントム・フィルム) - 岡崎良介 役
- 自分の事ばかりで情けなくなるよ(2013年10月26日、SPOTTED PRODUCTIONS) - 主演・リクオ 役
- 愛の渦(2014年3月1日、クロックワークス) - 主演・ニート 役
- 大人ドロップ(2014年4月4日、東宝映像事業部) - 主演・浅井由 役[5]
- ぼくたちの家族(2014年5月24日、ファントム・フィルム) - 若菜俊平 役[6]
- 春を背負って(2014年6月14日、東宝) - 須永幸一 役
- わたしのハワイの歩きかた(2014年6月14日、東映) - 田嶋祐一 役
- 海を感じる時(2014年9月13日公開予定、ファントム・フィルム) - 高野洋 役[7]
- 紙の月(2014年11月15日公開予定、松竹) - 平林光太 役[8]
- バンクーバーの朝日(2014年12月20日公開予定、東宝) - フランク野島 役
劇場アニメ
- ONE PIECE THE MOVIE オマツリ男爵と秘密の島(2005年3月5日、東映) - DJガッパ 役
舞台
- ライオン・キング(2001年 - 2003年) - ヤングシンバ 役
- リリオム(2012年5月25日 - 6月3日、青山円形劇場) - 主演・リリオム 役
- 100歳の少年と12通の手紙(2012年9月23日、東京グローブ座) - オスカー 役[注 8]
- ぬるい毒(2013年9月13日 - 26日、紀伊國屋ホール) - 主演・向伊 役[9]
- 母に欲す(2014年7月10日 - 8月3日、東京 / 大阪) - 菅原隆司 役
人形劇
- 連続人形活劇 新・三銃士(2009年10月12日 - 2010年5月28日、NHK) - 主演・ダルタニアン 役
ラジオドラマ
- NHKラジオドラマ九州劇場(NHKラジオ)
- 飛べ飛べ 川へ(2004年6月13日) - 主演・永峰弘 役
- FMシアター(NHK-FM)
- 相方のあり方(2010年8月21日) - 主演・斉藤純 役
- 祖父と手紙と僕と(2012年4月7日) - 主演・斉藤祐介 役
ナレーション
CM
- ヤノメガネ(2002年)
- カルピス カルピスウォーター(2007年3月 - 8月)
- NTT docomo 「walk with you 2011 SUMMER」(2011年6月 - 8月)
- 日本生命 「みらい創造物語」シリーズ(2012年 - 2013年) - 主演・宗方真介 役
- リクルート リクルートポイント(2014年2月 - )
- 大和ハウス工業(2014年7月 - )
広告
- 西部ガス 企業広告(2004年 - 2006年)
webドラマ
ミュージックビデオ
ゲーム
- アンチャーテッド 砂漠に眠るアトランティス(2011年11月2日、ソニー・コンピュータエンタテインメント) - ネイサン・ドレイク(少年期) 役
書籍
雑誌連載
- プラスアクト ミニ「長い散歩」(2011年7月 -、ワニブックス)
その他
- 「アクターズファン」vol.5(2004年、ソフトバンクパブリッシング)
- 「少年俳優」vol.1(2005年、ぴあ)
脚注
- ↑ 1.0 1.1 テンプレート:Cite web 古本武尊選手と小中高の同級生
- ↑ C R E A T O R S N O W
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注釈
外部リンク
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