東京グローブ座
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テンプレート:ホール概要 東京グローブ座(とうきょうグローブざ、英語:The Globe Tokyo)は、東京都新宿区百人町の劇場である。客席数703席。1988年4月に開場した。運営はジャニーズ事務所傘下の株式会社東京・新・グローブ座が行っている。
ジャニーズ事務所所属の俳優・タレント主演のミュージカル公演を中心に、他の演劇・ミュージカルの公演も行っている。
概略
公務員宿舎「新宿西戸山住宅」を解体、西戸山再開発事業の一角「民間活力導入による国有地再開発第1号」として建設された[1][2]。
ロンドンのグローブ座の構造を参考に、当時の様式になぞらえた張り出し舞台を、円筒状の客席が囲むように設計されている。設計は、建築家の磯崎新である。
- 1988年4月8日に開場した。シェイクスピア作品の上演を運営方針として、海外の劇団を招いて公演を行ってきた。
- 1989年1月から1996年6月まで高萩宏が制作担当支配人を務めた。
- 2000年12月31日から2001年1月1日に跨って、大江千里のライブ「BOYS&GIRLS FOREVER」が行われ、21世紀を迎えた。
- 松下電器(現・パナソニック)の支援により「パナソニックグローブ座」として運営してきたが、赤字が重なり一時閉鎖される。
- 2002年に、ジャニーズ事務所に買収され、2003年3月1日に嵐初主演映画「ピカ☆☆ンチ LIFE IS HARDだからHAPPY」の独占上映を行い再開した。しかし、その後半年閉鎖・改装を行う。
- 2004年に、改装披露記念公演東山紀之主演「ロミオとジュリエット」で、設備の整った劇場としてリニューアルオープンした。
脚注
- ↑ 参議院会議録情報 第118回国会内閣委員会第10号
- ↑ 長谷部浩の「劇場で死にたい」 ほぼ日刊イトイ新聞、1999年5月23日