武田幸三

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武田 幸三(たけだ こうぞう、男性、1972年12月27日 - )は、日本の俳優。元キックボクサー東京都足立区出身。新日本キックボクシング協会、治政館ジム所属。国際総合武道教育連盟顧問。空手五段。

来歴

学生時代はラグビー部に所属し、ラグビー推薦で入学した国士舘大学時代に観たK-1でのブランコ・シカティックの試合に刺激され、すぐさま大学を中退し、キックボクシングを始める。当初はK-1とその他のキックボクシング団体の違いも分からず、またヘビー級でK-1に出るつもりで、90kgまで体重を増量したという。一時本気でK-1を目指すため、正道会館に入門して新空手の大会にも出場したが、治政館ジムに出戻った。国際総合武道教育連盟平野雅龍総裁)からは空手五段の認可を受けている。

1995年3月19日、新日本キックボクシング協会のリングでデビュー。

2001年1月21日、チャラームダム・シットラットラガーン(王者:タイ)に2R2:12KO勝ちし、ラジャダムナン・スタジアムウェルター級王座を獲得。ムエタイ史上4人目となる外国人王者となった。

2001年9月16日、チャーンヴィット・ギャットトーボーウボン(4位:タイ)にTKO負け(3R終了、流血によるドクターストップ)し、王座防衛に失敗した。

2003年3月1日、K-1にデビューし、K-1 WORLD MAX 2003 〜日本代表決定トーナメント〜に出場。決勝で魔裟斗に判定負けし、準優勝に終わった。

2004年7月11日、新日本キックボクシング協会「MAGNUM 5」でペットナークン・ソーサムルアイナムチョークと対戦。2R途中で武田が出血。偶然のバッティングとの判断で、2R終了時点で判定が行われ1-0の引き分けとなったが、ビデオ判定を行ったところ、肘打ち無しのルールであったが、肘打ちによる攻撃と判明。武田の反則勝ちへと変更された。

2005年2月23日、K-1 WORLD MAX 2005 〜日本代表決定トーナメント〜の1回戦で山本"KID"徳郁と対戦予定であったが、KIDの右腕負傷により前日に緊急参戦が決定した宮田和幸と対戦し、右ローキックでKO勝ちするものの、右脛負傷により村浜武洋との準決勝を棄権した。

2005年10月29日、新日本キックボクシング協会「小野寺力引退記念大会 NO KICK, NO LIFE 〜FINAL〜」で佐藤ルミナとスペシャルエキシビションマッチで対戦。最初はキックボクシングルールであったが、途中からオープンフィンガーグローブを着け、総合格闘技ルールに変わった。腕ひしぎ十字固めスリーパーホールドパウンドなどを繰り出した。

2008年12月31日、Dynamite!! 〜勇気のチカラ2008〜でK-1ルール初挑戦となる川尻達也と対戦。右フック、右跳び膝蹴り、左フックで1Rに3度のダウンを奪われTKO負けを喫した。

2009年10月26日、K-1 WORLD MAX 2009 World Championship Tournament FINALで組まれた引退試合でアルバート・クラウスと対戦し、2R2分19秒右目の負傷によるTKO負け。この試合を最後に引退した。入場時には長渕剛がこの日のために再レコーディングした『STAY DREAM』を使用し[1]、退場時には長渕と抱き合った[2]

2010年5月16日、新日本キックボクシング協会「FINAL 武田幸三引退記念興行」が開催され、メインイベントで佐藤嘉洋と「武田幸三引退エキシビションマッチ」で対戦した[3]

2010年から、よしもとクリエイティブ・エージェンシーの俳優部門に所属して、ドラマなどにも出演している。

人物

  • 身体のことを第一に考え、よく煮込んだ鶏のささみを食べ続けるなど、食生活を徹底している。
  • 鍛え抜かれた身体(特に腹筋)から、「超合筋」の異名を持つ。
  • 不器用ながらも破壊力のある右ストレートと、右ローキックで常にKOを狙う(本人曰く、「お客さんを沸かせてナンボ」)。ローキックの威力は魔裟斗に「武田のローキックが一番効く」と言わしめるほど。
  • K-1 WORLD MAXにうまく対応できていたとは言えず、KO負けを喫することも多かった。
  • 自らの半生が綴られた『ラストサムライ 片目のチャンピオン 武田幸三』で片目がほぼ見えていない状態で闘っていることを明かしたが、後に手術で回復している。
  • キン肉マンのキャラクター、ウォーズマンの大ファンである。
  • 現在は北千住焼き鳥屋ともんじゃ焼き屋を営んでいる。

戦績

プロキックボクシング

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エキシビションマッチ

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獲得タイトル

出演

テレビドラマ

舞台

CM

脚注

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関連項目

外部リンク

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  1. テンプレート:Wayback - K-1公式サイト(2009年10月20日)
  2. テンプレート:Wayback - K-1公式サイト(2009年10月26日)
  3. 【新日本キック】武田幸三が壮絶な引退エキシビジョンで現役生活にピリオド!宮本はドロー防衛 - 格闘技ウェブマガジンGBR(2010年5月16日)
  4. テンプレート:Wayback - 全日本新空手道連盟公式サイト