石巻ゆうすけ
テンプレート:基礎情報 アナウンサー 石巻 ゆうすけ(いしまき ゆうすけ、1962年(昭和37年)9月24日‐ )は、関西テレビ放送のアナウンサー。役職はアナウンス部長。
来歴・人物
東京都立九段高等学校を経て、日本大学を卒業して入社以来、プロ野球(2004年(平成16年)まで)・競馬などのスポーツ実況を担当。ちなみに1996年のオリックスブルーウェーブのパ・リーグ優勝決定試合(9月23日、対日本ハムファイターズ戦。延長10回裏にイチローのサヨナラヒットで前年に続いての連覇を達成)の実況を担当したのが石巻である。
スポーツ中継、特に競馬は業務命令で始めた事を過去に『DREAM競馬』の公式プロフィールで明らかにしている(現在は番組リニューアルに伴いアナウンサーのプロフィールは削除された)。GIレースの実況は21世紀に入ってから本格的に始めており、2012年までは年に3レースを担当していた。
- 2003年(平成15年)の秋華賞では、スティルインラブの牝馬三冠達成の瞬間を伝え、先輩でもある馬場鉄志より先に「三冠達成実況アナ」の称号を得た。さらに2010年(平成22年)の秋華賞でもアパパネの牝馬三冠達成の瞬間を伝え、自身にとって2度目の三冠達成実況を担当した。
- 2006年(平成18年)の宝塚記念では、ディープインパクト5冠達成、2012年(平成24年)の宝塚記念では、前年の3歳4冠馬(クラシック3冠、有馬記念)で年度代表馬のオルフェーヴルの5冠達成、2013年(平成25年)の宝塚記念では前年の年度代表馬(牝馬三冠、ジャパンカップを制覇)・ジェンティルドンナ、前年のクラシック2冠(皐月賞、菊花賞)と有馬記念を制したゴールドシップ、この年の春の天皇賞を制したフェノーメノの3強が揃う中で、ゴールドシップの勝利(通算GI4勝目)を伝えた(宝塚記念の実況はこの年が最後となり、翌年からは後輩の大橋雄介が担当している)。
- 2006年(平成18年)には、『サタうま!』でアラブ首長国連邦・ドバイミーティング各レース、イギリス・キングジョージ6世&クイーンエリザベスステークスなどの海外のビッグレースの吹き替え実況を行っている。
- 関東で大きなレースがある場合は現地出張することもある。
以前は大阪国際女子マラソンなどにもかかわっていたが、2005年(平成17年)以降は競馬以外のスポーツからほとんど引退した。理由は、局内の事情で報道業務も行うことになった事による。
現在の出演番組
過去の出演番組
- 各種スポーツ中継(以下は主なもの)
- 関西テレビが中継にかかわるゴルフ大会
- 大阪国際女子マラソン
- enjoy! Baseball
- プロ野球ニュース
- すぽると!
- 競馬BEAT
- 2011年(平成23年)からは職場の立場上実況に専念し、そうでないときは放送スタジオ常駐となった。
- FNNスーパーニュースアンカー(月曜日、ナレーション)
競馬GI担当レース
2010年(平成22年)に干支一回り先輩の馬場鉄志が定年を迎えて以降、関西テレビではGI実況のシステムを見直し、年功序列制から適性等を考慮した役割分担制に移行した。石巻はアナウンス副部長という立場もあり、フジテレビジョンの例に倣い、グランプリや格のより高いレースを受け持つことになった。大橋雄介はマイル路線、岡安譲は中長距離路線に移行。
- 過去
- 宝塚記念(2005年 - 2013年)/杉本より引き継ぎ。
- 秋華賞(1997年、2001年 - 2006年、2010年 - 2011年)/馬場より引き継ぎ。中断期間中は大橋と岡安が担当
- マイルチャンピオンシップ(2012年)
- ジャパンカップダート(2010年、2012年)/馬場より引き継ぎ。2011年は大橋が担当。
- 阪神ジュベナイルフィリーズ(2001年 - 2004年、2007年 - 2009年、2011年)/馬場より引き継ぎ。中断期間中は大橋が担当
フジテレビでは、社内で偉くなった競馬アナウンサーは年末のグランプリレース・有馬記念を実況することになっており、2012年時点では青嶋達也がこれに該当する。宝塚記念は上半期のグランプリレースとして位置づけられており、ジャパンカップダート(2014年よりチャンピオンズカップに名称変更し、中京競馬場に開催場移転)は日本を代表するダートの国際競走として賞金が日本のダートレースで最も高い。