名古屋はええよ!やっとかめ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動先: 案内検索

テンプレート:Infobox Single 名古屋はええよ!やっとかめ(なごやはええよやっとかめ)は、つボイノリオが歌唱する楽曲である。プロデュースおよび作詞作曲編曲山本正之

概要

1985年6月21日東芝EMI(現:ユニバーサル ミュージック・EMI Records Japan)からシングルでリリース。B面は『エビふりゃーでゃースキ』 。レコード番号はTP-17729

つボイ自身のシングル曲としては1978年11月に発売された『一宮の夜』以来、6年半ぶりとなった。

1996年にリリースされたアルバム『あっ超~!×つボイノリオ』(TOCT9490)の11曲目にも収録されている。

この曲は、つボイが山本に依頼して製作されたものである。当初、タイトルは『大名古屋行進曲』とする予定だったが、つボイが「タイトルに名古屋弁を入れたい」と要望したことから、名古屋弁で“久し振り”を意味する「やっとかめ(八十日目)」を加え、このタイトルとなった。

1番・2番の歌い出しでそれぞれ東京大阪を「まああかん(もうだめだ)」と挑発し、これからのパフォーマー、イニシアチブ、そして未来首都名古屋だと宣言し、名古屋にまつわる様々な事物・現象を織り込んだ歌詞が特徴。ただし何故か岡崎市郷土菓子である淡雪や、名古屋の市花ではなく愛知県県花カキツバタも入れられている。発表後15年ほどは歌詞の内容とつボイ・山本の知名度とは裏腹に愛知県民の間でも認知度が低く、ご当地ソングとしては定着しなかったのだが、近年のインターネットの普及と発展と共に、Flashアニメが有志により製作され、気軽に見られるようになったことで、ネット上での知名度が高まり注目されるようになった。

山本本人のセルフカバーバージョンもある。タイトルは『名古屋はええよやっとかめ』。(山本『十三の魔王』(2000.7 BXCA-1013 ベラ・ボーエンタテインメント [1])所収)タイトルにが付かないほか、キー、一部歌詞が異なる。

この曲のイントロは、山本が作詞・作曲したことで有名な中日ドラゴンズの応援歌『燃えよドラゴンズ!』のサビに酷似する。ただし、意図的かどうかは不明である。

2010年にキングレコードより発売された『名古屋の歌だがね‐名古屋開府400年記念CD‐』(KICS-1511、ASIN:B002TK1VOS)の11曲目に収録された。

なおB面収録の『エビふりゃーでゃースキ』にも名古屋の名所・名物が数多く登場している。

備考

  • 高尾パチンコ機『CRくるくるポン萌2』では、特定回数連荘すると大当たり中にこの曲が流れた。

メディアへの登場

曲に登場する項目(歌唱順)

★印が付与された項目はつボイ版のみ。また、☆印が付与された項目は山本版のみとなる。

(参考)「エビふりゃーでゃースキ」に登場する項目

テンプレート:Reflist

テンプレート:つボイノリオ テンプレート:山本正之