占冠駅

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占冠駅(しむかっぷえき)は、北海道勇払郡占冠村字中央にある北海道旅客鉄道(JR北海道)石勝線駅番号K21電報略号シム。駅名の由来はアイヌ語の「シモカプ(静かで平和な川の上流)」から。

特急スーパーとかち」の全列車と、「スーパーおおぞら」の1往復(3・12号)が停車する。

歴史

駅構造

単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線、計2面3線のホームを持つ地上駅である。ホームの移動は跨線橋を使う。

のりば
1 テンプレート:Color石勝線 (上り) 新夕張南千歳札幌方面  
2 テンプレート:Color石勝線 (下り) 新得帯広釧路方面  
3 テンプレート:Color石勝線   臨時列車・貨物列車 (待避列車)
  • 2番線は新得方出発信号機と共に南千歳方出発信号機があるため、折り返し運転が可能である。

占冠村が業務を行う簡易委託駅新夕張駅による管理で、窓口は7時35分から15時25分(土日祝15時00分)までの営業である。駅舎の半分は追分工務所占冠管理室となっている。かつては社員配置駅だったため、駅事務室は比較的広く線路略図も掲示されている。

当駅を含む新夕張 - 新得間は普通列車が設定されていないため、当駅と新夕張駅、トマム駅、新得駅との間で特急列車の自由席を利用する場合は、特急料金が不要となる特例がある。

駅周辺

占冠村の中心駅であるが、街の中心から離れているため駅前には物産館しかない。村内のみならず、日高町(旧日高町)・南富良野町の住民にとって、新千歳空港・札幌方面への最寄駅でもある。

バス路線

隣の駅

西隣の新夕張駅との駅間距離(営業キロ)は 34.3km で、これは海峡線竜飛海底駅吉岡海底駅(臨時乗降場)・知内駅が廃止された2014年3月15日のダイヤ改正まではJR各社の在来線で最長であった。以降は海峡線・津軽今別駅 - 木古内駅間の 74.8km (営業キロ)が最長となっている。

北海道旅客鉄道(JR北海道)
テンプレート:Color石勝線
特急「スーパーおおぞら」・「スーパーとかち
新夕張駅 (K20) - (楓信号場) - (オサワ信号場) - (東オサワ信号場) - (清風山信号場) - 鬼峠信号場 - 占冠駅 (K21) - (東占冠信号場) - (滝ノ沢信号場) - (ホロカ信号場) - トマム駅 (K22)

関連項目

テンプレート:石勝線