焼きたて!!ジャぱん
テンプレート:Infobox animanga/Header テンプレート:Infobox animanga/Manga テンプレート:Infobox animanga/TVAnime テンプレート:Infobox animanga/Footer テンプレート:Sidebar with collapsible lists 『焼きたて!! ジャぱん』(やきたてジャぱん)は、橋口たかしによる日本の漫画作品。第49回(2003年度)小学館漫画賞少年向け部門を受賞。
目次
概要
週刊少年漫画雑誌『週刊少年サンデー』に2001年から2007年まで連載された。単行本は小学館:少年サンデーコミックスより全26巻。もともとは5週限定の短期集中連載だったが、正式に連載となった。
パンの魅力に魅せられた少年が、プロのパン職人として理想のパン「ジャぱん」を追究する姿を描く。作品当初はギャグ要素を織り交ぜつつも比較的真面目な作品だったが、徐々に荒唐無稽な設定が登場するようになっていった。また、作中にて専門用語を解説している。
テレビアニメ
テレビアニメ化され、2004年10月12日から2006年3月14日まで毎週火曜日19時00分から19時30分にテレビ東京系で放送された。全69話。パンチラなどのお色気描写は控えられている。また、原作で死亡した人物が辛うじて生存していたり、一部描写(カビの生えたパンを食べるシーンなど)をカットすると言った変更点もある。
番組スポンサーである山崎製パンが本作をテーマにした菓子パン(マヨネーズ焼きそば・米粉入りピザパンは惣菜パン)を製造し、全国のローソン(一部地域を除く)、デイリーヤマザキとジャスコで販売され、累計販売数は2005年2月時点で600万個を突破するヒット商品になった[1]。このパンの系統はジャぱんとパンタジアジャぱんに分かれており、前者はアニメに登場するパンをモチーフに、後者はアニメには登場しないパンで、和馬たちのいるパンタジアで販売している設定になっている。アニメ本編で正体不明の「ジャぱん」であるにもかかわらず、その本編中にパン商品のCMを流してネタバレをしてしまうというケースもあった。
なお、2006年1月12日にはバンダイよりニンテンドーDS専用ソフト「焼きたて!! ジャぱん ゲーム1号パンタジックグランプリ」が発売された。1号と名乗っているが、それ以降ゲームは発売されていない。
海外では台湾電視台、香港無綫電視翡翠台、韓国TOONIVERSEで放送されている。韓国版は、登場人物は韓国人、舞台は韓国に変更されている。
少年サンデーCM劇場『焼きたて!! ジャぱん』編
アニメ放送開始以前、連載誌である『週刊少年サンデー』のCMにこの「焼きたて!! ジャぱん」が起用されたことがある。
- キャスト
あらすじ
「太陽の手」と呼ばれるパンの発酵に適した温かい手を持つ少年、東 和馬は、幼少の頃、姉・稲穂に連れられて行ったパン屋St.Pierre(サンピエール)の主人から、「日本人にとっての『ごはん』より美味い日本独自のパン『ジャぱん』を創りたい」という夢を聞かされ、自らも「ジャぱん」を生み出すべく、独学でパンづくりを覚えていく。
中学校を卒業した和馬は、大手ベーカリー・チェーンの「パンタジア」東京本店の採用試験を受ける。和馬は河内 恭介、梓川 月乃、諏訪原 戒と共に最終選考に残るが、オーナーの孫娘で有力な新人を発掘するために採用試験に参加していた月乃は最終選考を辞退する。一方、河内は大げさな身の上話で和馬の同情を買い、最終選考課題の「クロワッサン」をルール違反をして二人で作ることになる。和馬は「324層クロワッサン(ジャぱん43号)」の生地を完成させるが、河内の話を真に受け、勝ちを譲るために採用試験を辞退してしまう。最終選考に受かった河内だったが、和馬が辞退した理由を月乃から聞かされると、その優しさに心打たれ、本店採用を辞退する。二人は月乃に拾われ、彼女が店長代理を務めるパンタジア・南東京支店に勤務することになる。
しかし、そこはパンタジアの支店とは思われないほどに寂れた店だった。実は、月乃の母は正式な妻ではなかったため、梓川一族の中でも冷遇され、寂れた店をあてがわれていたのだった。そうとは知らない和馬と河内は協力して南東京支店を盛りたてていき、やがてパンタジア・グループの新人職人が挑戦する新人戦に参加する。しかし、そこで二人は、正妻の子で異母妹である水乃から姉として扱われていない月乃の姿を目にする。南東京支店の店長である松代 健から月乃の境遇を聞かされた二人は、月乃の力になろうと誓い合う。
水乃そして水乃が放つ謎の職人・コアラ(正体は模糊山 剛)をも撃退した和馬だったが、さらに月乃の異母姉である雪乃の挑戦を受ける。パンタジアのライバルチェーンであるサンピエールのオーナー・霧崎 雄一と手を組んだ雪乃は、パンタジアを乗っ取るために、なりふりかまわず汚い手を使って和馬を潰しにかかるが、和馬はそうした妨害をことごとくはねのけてしまう。そして、雪乃は最期の切り札として酵母菌に造詣が深い冠 茂と和馬を対戦させる。しかし、タンパク質分解酵素エンドプロテアーゼを試合前に混入させ、親友の河内をも陥れた雪乃の汚い手口に和馬は怒りを爆発させ、見事冠に対しても勝利を収めるのだった。
新人戦終了後、研究所を雪乃の手によって爆破された冠も南東京支店に移籍する。冠は、雪乃の悪事を阻止するために、パンタジアが乗っ取られても別行動が取れる月乃個人名義の南東京支店に移籍したのだった。霧崎・雪乃によるパンタジア乗っ取りを防ぐための資金稼ぎとして、和馬・河内・諏訪原が出ることになったパンの世界大会、モナコカップでの日本チームの優勝に冠は5170万円を賭けた。冠が河内に教えたある作戦が大成功したためオッズは300倍、日本チームが優勝するのを待つばかりとなった。だが、サンピエールからの数々の妨害が和馬ら日本チームを待っていたのだった。しかし困難を乗り越えた日本チームは見事に優勝、120億円が手に入る。だが時すでに遅しサンピエールはパンタジア株50%以上を買い取り、パンタジアを企業買収してしまう。そんな時、サンピエールオーナー霧崎雄一は月乃をパンタジアの社長、雪乃をサンピエールの社長にして2社をテレビ番組焼きたて!! 25(アニメでは、焼きたて!! 9(ナイン))で対戦させ、パンタジアが勝てばサンピエールは株を返し、負ければ返さないと挑戦状を叩きつけ、月乃はそれに応じた。和馬は次第にパンタジア対サンピエール・月乃対雪乃の対立に巻き込まれていき、月乃を守るため、己が理想とするジャぱんに近づくために新たな挑戦者たちに対峙していくことになる。
登場人物
リアクション
従来の料理漫画では出された料理を食べた客や審査員が「うまい!」と唸る等のリアクションを起こすのが常識であるが、本作の場合、単なる演出のレベルにとどまらず、そのリアクションが過剰に大きい。作中の人物も「リアクション」として異常現象を認識している。この手の演出はジャぱんと同様にテレビ東京とサンライズが制作していたテレビアニメ『ミスター味っ子』や味っ子と同じ週刊少年マガジンで連載されていた『中華一番!』などに見られる。
作品世界内では審査員の起こしたリアクションが過剰であればあるほど旨いパンだったということになっている。リアクションは一般人であっても起こすことがあるが、ピエロや黒柳といったプロの審査員は、よりエスカレートしたリアクションを表現することに文字通り命を賭けている。リアクションの中には、下手をすると著作権侵害になりかねないようなものも数多くある。アニメのオリジナルのリアクションでは『NARUTO』、『ONE PIECE』などのジャンプ系の漫画のパロディーが頻出する。原作では、1話ないし数話まるごとリアクションだけに費やされることもある。
初期のリアクションは、うまさのあまりのけぞるなど控えめなものであったが、徐々にリアクションはエスカレートしていき、臨死体験したり、人間外の者に変貌したり、命に関わる非常に危険な寸劇などを行ったり、果ては地球を救ったりと荒唐無稽な暴走を見せつけた(アニメでは第1話から既に大袈裟なリアクションを演出している)。後半では変身するリアクションがほとんどになり、その中でも「すりゴマ」が入ったパンを食べたら「釣りバカ」になるなど無理やりの駄洒落のリアクションが大きな割合を占めるようになった。初期はパンの美味さを表現していたリアクションが、変身するためにパンを食べるということが増えた。
中盤辺りまでは変身するなどの演出もあくまで精神世界での出来事であり、他のリアクションも精々身体を張ったり、セットを用いて演技を行なう程度だったが、後半からは本当に肉体が変質するようになっていった。
- リアクション例
- ガレットを食べた際に、登場人物全員が少女漫画風になる(ガレット→マーガレットつながり)。
- クロワッサンを食べた際、審査員である黒柳が月面に初めて降り立った宇宙飛行士アームストロングと化す。
- ノーベルガンダム(操縦系統はモビルトレースシステム型ではなく、普通のコクピットになっている)が月面上にてジェットストリームアタックで攻撃してきた黒い三連星を、やはり踏み台にしつつハリセンで倒す。黒い三連星(パン職人として登場)のデザインは、『機動戦士ガンダム』に出てくるパイロット達そのままの姿で声優もそれを意識したものであった(アニメ版のみ。その際、「この番組は『焼きたて!! ジャぱん』です」とのテロップが出た)。
- 『銀河鉄道999』の世界観に紛れ込む。あまりにも999そのままの内容であり、このリアクションは原作のみでアニメではパロディ的な表現になった。しかし原作の最後のページに松本零士が感想を書いている。収録巻にて「アニメじゃきっとそのまま放送できない」と既に予想されていた。
- 大怪獣ガメラのように回転して空を飛ぶ(原作、アニメ共に版権元(原作では大映、アニメでは角川映画)の許可を得ている)。この時は河内でさえ「権利、大丈夫なんかいな?!」とツッコミを入れたほど。
- パンを食べた審査員が臨死体験をして天国へ行く(その際の評価は死ぬほど美味い)。
- 画風が一時的に変化(劇画風、少女漫画風、印象派など)。
- 和馬のジャぱん61号・大麻ジャぱんを食べたピエロがタイムトラベルによって過去へ行き亡くなった母親に会う。
- 黒柳が河内のカニパンを試食した際、手がカニのようにチョキにしかできなくなり、横歩きした。
- 黒柳が河内のダブルクラストのフランスパンを試食した際、黒柳の学生時代の友人で「ダブるクラスメイト」の「キッド」という青年にまつわる回想話が始まった。
- カナヅチだったピエロがかまぼこジャぱんを食べて、エラ呼吸(!?)になり泳げるようになった(アニメ版のみ。原作では本当に沈んでおり、モナコ警察のファラオに助けられている)。
- 秋田県大曲市の名産「曲がりネギ」を諏訪原が河内に食べさせた際、河内が『NARUTO』のうずまきナルト、諏訪原がうちはサスケに変身。サスケになった諏訪原は火遁焼きネギの術(火遁豪火球の術)の他、ネギ分身(影分身)とよこざわ長ネギ連弾(うずまきナルト連弾)などナルトの術パロディも使う。(アニメ版のみ)。
- アニメ最終話の一話前、雪乃とのタルト対決では東と雪乃のタルトを黒柳に同時に食べさせたために、一話丸ごとリアクションにしてしまった。内容は『ロード・オブ・ザ・リング』(『指輪物語』)のパロディ(原作では「和馬の夢」としてリアクションとは無関係に描かれたものだったが、アニメではリアクションとして処理された)。
また、和馬のパン等のせいでリアクションを取ったまま人間に戻れなくなってしまった人達も少なくない。原作終盤のストーリーでは、「意思を持ったパン“魔王”が食べた人間の精神と肉体を支配して、パン人間ヒューパンとすることで世界征服を謀る」「津波から世界を救う為、地球上の全大陸を浮遊させる」という、もはや料理漫画とは到底思えない展開となり、暴走したまま最終回を迎えた。
用語
- 太陽の手
- 通常、体の末端である手の温度は体温よりも低くなるが、血行が盛んならば手の温度と体温の差は小さくなる。そのような手をフランスではこう呼ぶ。パンの調理においては手の中で生地の発酵が進みやすいという利点がある。末端部の血行が必要以上に盛んだと体温を奪われやすく、生物としての人間の生存には不利なので、実際の持ち主は非常に限られている。また、生地の発酵においてのイースト菌の貢献率は7%程度にしか過ぎないので、太陽の手があるからといってそこまで大きな差があるわけではない。
- 主な所有者
- 東 和馬
- 冠 茂
- エドワード・カイザー
- グラン・カイザー(彼の場合は、さらに通常の2倍超の太陽の手甲を装備した「太陽の手・ギガントス」)
- 主な所有者
- 太陽の手甲(ガントレット)
- 全身を鍛え、その上で腕の筋肉を強化することで人為的に血行を促進して手の温度を上昇させ、太陽の手に近い能力を得ることが出来る。
- 主な所有者
- 河内 恭介
- 松代 健
- 模糊山 剛
- 諏訪原 戒(彼の場合は、ドライアイスを握ることで手を冷やし、身体の防衛本能を利用してさらに血流量を増やす「太陽の手甲・オーバーコート」)
- 霧崎 雄一
- ボブ・カイザー
- 主な所有者
- 女神の手(ラ・マン・デユヌ・デエス)
- 幼少期から指関節の柔軟性を鍛えることで獲得できる、柔軟性の極めて高い手。利点は、あらゆる固さのパンをこねることが出来ること。
- 主な所有者
- 東 和馬
- 諏訪原 戒
- エドワード・カイザー
- ボブ・カイザー
- グラン・カイザー(彼の場合は、手を足として使い続け、さらに柔らかくなった「女神の手・ウルティマ」)
- 主な所有者
- 吹雪の手
- 太陽の手の対極に位置する能力。異常に手が冷たい為、当然パン制作に最も不向きだが、特にバターを多用するタルトを作る際は手の温度でバターが溶けにくいので、無発酵の物を作るのに最も適している手である。
- 所有者
- 梓川雪乃
- 所有者
- ベーパーアクション
- 通常、パン生地は200℃前後で15分ほどかけて焼成するが、それを敢えて300℃以上の高温で3分ほどで焼成することにより、生地内の水蒸気を一気に爆発させ、ふっくらとしたパンに仕上げること。オーブンと生地の温度差が大きいほど良いが、チョコレート等を混ぜていない純粋な生地でないと、温度が上昇しにくい。
- ホットプレス
- パンをプレスして潰しながら焼く。日本でいうホットプレスサンドを作る手法。
- 超低温長時間焼成
- 150℃前後のパンの焼成温度としては超低温で長時間焼くことでパンの色を焦がさず焼き上げることが可能であるが、通常は水分が飛ぶことによって味や食感が損なわれる。作中では水飴にコーティングすることでその欠点を克服した。
- バイタルグルテン
- 小麦などの植物性タンパクから精製したグルテンのことで蛋白強化剤といわれる添加物のこと。通常はグルテンを形成しない穀類でパンを作るときに用いるが、作中ではモチモチした食感を作るためにグルテンを通常の二倍にするダブルグルテンとして用いられた。
- トュルニュ
- 生地を一定方向にねじる手法。そうすることによって、熱が伝わりにくい部分が生じる。その部分は焼成中でも生地の発酵が進み(これを窯伸びという)、パンがよりふっくらと仕上がる。ただ、ねじりすぎるとガスが抜けてとてつもなくまずいパンになってしまう。
- フォンデュ
- 生地を折り曲げることで窯伸びをさせる手法。トゥルニュよりも簡単な上、二度折り曲げることでよりふっくらさせることが出来る。 堤が作るジャムフォンデュとは別の意味である。
- クリーミング処理法
- あらかじめ泡立てることにより空気を含んだバターを生地に加えると、ふっくらとしたパンに仕上がる。ケーキなどで主に使われる手法。
- リミックス法
- 一次発酵の後に生地を再度捏ね、新たなグルテンを作りふっくらしたパンを作る方法。失敗するとグルテンが破壊される為に非常に硬いパンになってしまう。
- 老麺法
- イーストの代用品として充分に発酵した古い生地を新しい生地に加えること。熟成した生地を加えることで風味豊かなパンになる。
- ヒューパン
- 霧崎が自ら開発したパン・魔王を食べ続けることによって進化した、人間(ヒューマン)とパンの融合した生命体。ヒューパンへと進化した者は肉体がパンとなり、ゆえに物理的な損傷を身体に受けても平気な無敵の存在。ヒューパンをこの世から消滅させる方法は、彼らの身体を食べることのみである。しかし身体の一部(パン)を食べた人間は瞬く間にヒューパンへと変わってしまう。
- ヒューパンの食糧は専らパンであり、霧崎=魔王は全人類をヒューパンへと変えることで、自分達パンによって世界を支配することを企む。
- フラワーオブプラチナ
- 最高級の小麦粉を最高の状態に仕上げて生地を作り、最適な温度で焼き上げたときに現れる現象。パンの生地内が黄色く輝く。
ジャぱん
カッコ内は特徴。また※は山崎製パンによって製品化したジャぱん。
- 本場
- 1号 - 豆乳食パン ※
- 2号 - 炊飯ジャーぱん(炊飯器で焼いたパン)
- 3号 - 電子レンジパン(発酵に電子レンジを使う、ゴマをトッピング)
- 8号 - ミドリ亀パン(ホウレン草・抹茶・よもぎをねり込み緑色に仕上げ、水飴にくるんで超低温長時間焼成し緑色に焼き上げる) ※
- 9号 - たい焼きジャぱん
- 12号 - チョココロネ ※
- 16号 - 無発酵パン(富士山を模したナン)
- 21号 - カステラジャぱん ※
- 22号 - かまぼこジャぱん(不味い魚であろうと美味しく食べられるよう、かまぼこを生地にねり込み製作)
- 24号改 - フランスジャぱん(山羊バター使用のフランスパン)
- 32号 - わさび入り食パン(カビ防止)
- 43号 - 324層クロワッサン(太陽の手によって生成される「太陽の生地」を使用) ※
- 44号 - 試作史上最強のジャぱん(焼成時、オーブンに敷く葉長石「ペターライト」の板)
- 51号 - にんにく入りのパン(シルクパウダーを使用)
- 51号戒(改) - うなぎ海苔パン(シルクパウダー・海苔・うなぎ・黒豆)
- 54号 - アンパン
- 55号 - アンパン(54号改・ばあちゃんの自家製餡子入り)
- 56号 - (アニメのみ)米糠入りクロワッサン
- 56号改 - (アニメのみ)竹炭入りクロワッサン ※
- 57号 - 歌舞伎揚げパン(表面がガチガチになった、売れ残りのパンを歌舞伎揚げに)
- 58号 - メロン寿司パン(パン生地とクッキー生地を別々に焼き、メロンクリームを間に挟む) ※(「クッキーメロンパン」の名で販売)
- 59号 - お好み焼きサンド(パンを潰しながら焼き(ホットプレス)、お好み焼き風に味付け。原理はイタリアのパニーニ)
- 60号 - モチモチジャぱん(こねたパン生地を洗ってグルテンのみを取り出し、新しく作った生地に加える「ダブルグルテン」)
- 61号 - 大麻(おおあさ)ジャぱん(大麻乳・大麻きな粉・大麻油・鍋ふち黒糖によるキャラメリゼ) ※
- 焼きたて!! 25(アニメでは焼きたて!! 9)シリーズ
- 大間(おおま) - ウニ茶碗蒸しパン(紫ウニ・身土不二・パンの器・クルトン)勝利。
- 大口(おおくち)(アニメのみ) - 和風ジャぱんまん(黒豚・手延べ麺製法)勝利。
- 西都(さいと) - 埴輪ジャぱん(完熟マンゴー・塩の花・パンワッフル)勝利。
- 大曲(おおまがり) - 折曲ジャぱん(曲りネギ・ブランシール・ダブルフォンデュ)勝利。しかしこの回は、黒柳は、東のパンを食べていない。
- 十六島(うっぷるい) - 十六島海苔パン(十六島海苔のコーラ煮・クリーミング処理法・リミックス法・ライスペーパー)敗北。
- 下呂(げろ) - トリプル笹パン(中津川の栗きんとん・老麺法・笹茶・笹の香り・笹の効能)
- 伊予(いよ)(原作のみ) - ジャぱんケーキ(ビワ蜜・白玉粉・蕎麦の実のフレーク・焼き揚げ)
- 千歳(ちとせ)(原作のみ) - たこ焼きジャぱん(地中海水牛のモッツァレッラチーズ・ボンバーピザ・インカのめざめ)
- 富浦(とみうら) - ビワタルト(超高タンパク粉・ビワ餡・発酵生地)(アニメ版では、超高タンパク粉・黒糖漬けのビワ・太陽の手)
- 能生(のう)(原作ではつくば市・コッペパン) - 能生味噌ジャぱん(能生味噌・米粉・野生よもぎ・「ペターライト」の板)
- ジャぱん(そのままだと食パンよりやわらかく、焼くとフランスパンより硬い、ジャぱんの完成形)
- その他
ルパン
- 1号 - パンドール戒(パンドール生地と自作の鋳型の間にクロワッサン生地を挟み、生地表面を焦がさず黄金色に仕上げる・果物を色付きのハチミツに漬けて光沢をつけ、生地表面に貼り付けると共に、チョコで陰影をつけ浮き上がらせる)
- 3号 - パン・デ・エピス戒(大量の食材を潰して混ぜ、香りとコクを深める)
- 6号 - スポーツパン(スッポンの肉、スッポンの生きた血の赤ワイン割をねり込み、動物性蛋白質・滋養強壮効果・アントシアニンを含める・水飴にくるんだうえで超低温長時間焼成を行い、鮮やかな赤色に焼きあげる)
- 大曲(おおまがり) - ねじ曲ルパン(曲りネギ・ブランシール・トュルニュ)
ゴぱん
スタッフ
- 企画 - ディーライツ、アニプレックス
- 原作 - 橋口たかし(週刊少年サンデー連載)
- 監督 - 青木康直
- シリーズ構成 - 隅沢克之
- キャラクターデザイン - 前澤弘美、戸部敦夫、菱沼義仁
- 美術監督 - 池田繁美
- 色彩設計 - 佐藤美由紀
- 撮影監督 - 大神洋一
- 編集 - 鶴渕友彰
- 音楽 - 岩崎琢
- 音響監督 - 木村絵理子
- 企画プロデューサー - 杉山孝太
- アソシエイトプロデューサー - 古瀬和也、岩上敦宏
- プロデューサー - 山川典夫、富岡秀行
- アニメーション制作 - サンライズ
- 企画・製作 - パンタジア(サンライズ、ディーライツ、アニプレックス)
- 製作 - テレビ東京、サンライズ
主題歌
オープニングテーマ
- 「Promise」(第30話 - 第53話) (2005年5月17日から11月8日まで)
- 作詞 - 小林夏海 / 作曲 - 北浦正尚 / 編曲 - 河野圭 / 歌 - TiA
- 「小さな詩」(第54話 - 第69話) (2005年11月15日から最終回まで)
- 作詞 - 舞衣子 / 作曲 - TATTSU / 編曲 - イワイエイキチ / 歌 - MARIA
エンディングテーマ
- 「SUNDAY」(第1話 - 第12話) (放送開始から2004年12月まで)
- 作詞・作曲 - 田中明仁 / 編曲 - 長田進、河合誠一、The Babystars / 歌 - ザ・ベイビースターズ
- 「To All Tha Dreamers」(第13話 - 第29話) (2005年1月から5月中旬まで)
- 作詞 - Diggy-MO'、Bro.Hi / 作曲 - Diggy-MO'、Shinnosuke / 編曲 - Shinnosuke / 歌 - SOUL'd OUT
- 「ハミングバード」(第30話 - 第42話) (2005年5月下旬から8月中旬まで)
- 作詞・作曲 - tetsuhiko / 編曲 - tasuku / 歌 - little by little
- 「Re:START」(第43話 - 第53話) (2005年8月下旬から11月8日まで)
- 作詞 - 椎名慶治 / 作曲 - 椎名慶治、永谷喬夫 / 編曲 - 渡辺善太郎、永谷喬夫、椎名慶治 / 歌 - surface
- 「Merry Go Round」(第54話 - 第62話) (2005年11月15日から2006年1月23日まで)
- 作詞・作曲・歌 - 星村麻衣 / 編曲 - CHOKKAKU
- 「ココロビーダマ」(第63話 - 第68話) (2006年1月31日から3月7日まで)
- 作詞・作曲・歌 - RYTHEM / 編曲 - CHOKKAKU
- 「ホウキ雲」(第69話) (最終回のみ)
- 作詞・作曲・歌 - RYTHEM / 編曲 - CHOKKAKU
各話リスト
話数 | サブタイトル | 脚本 | 絵コンテ | 演出 | 作画監督 |
---|---|---|---|---|---|
パンタジア新人戦編 | |||||
1 | 来たぞッ!! 太陽の手を持つ少年! | 隅沢克之 | 青木康直 | 佐藤照雄 | しんごーやすし |
2 | マハラジャッ!! 富士山が降ってきた日! | 山本恵 | 岩崎太郎 | 堤弘子 | |
3 | 黒コゲ!! これが究極の黒輪さん!? | 高橋哲子 | 大森英敏 | 石踊宏 | 澤田貴秋 |
4 | ヒヒーン!! 馬味(うま)いパンを作れ! | 大和屋暁 | 近藤信宏 | 福本潔 | 吉川真一 |
5 | 美(う)メェ〜ッ!! 決め手は究極のバター! | 井内秀治 | 太田知章 | 宮前真一 | |
6 | 本店だ!! 踊るマイスター! | 下山健人 | 大森英敏 | 政木伸一 | 佐久間健 |
7 | びっくり服部!! 秘密のタレで変身じゃ! | 高橋哲子 | 山本恵 | しんごーやすし | |
8 | 河内(改)!! 太陽のガントレット! | 大和屋暁 | 近藤信宏 | 岩崎太郎 | 平塚知哉 |
9 | 負けへん!! 大阪パンで勝負や! | 隅沢克之 | 山田徹 | 澤田貴秋 | |
10 | それぞれの開幕!! パンタジア新人戦開始! | 友永和秀 | 宮本佐和子 | ||
11 | クズカスッ!! 和馬が選んだ最低バター! | 川瀬敏文 | ボブ白旗 | 秦義人 | 吉川真一 |
12 | 和馬失格!? 起死回生のウルトラC! | まついひとゆき | 太田知章 | 宮前真一 | |
13 | ヘイお待ちィ!! メロンパンでメロンメロン! | 大和屋暁 | 政木伸一 | 佐久間健 | |
14 | 美麺(うめーん)〜ッ!! 焼きそばパンの落とし穴! | 隅沢克之 | 矢野雄一郎 | 友永和秀 | 中路景子 |
15 | 最強チーム!! 小野小町さんで勝つんじゃ! | 山本恵 | 岡嶋国敏 | 醍醐 | |
16 | ミドリの奇跡!! 魔法使い和馬ッ! | 下山健人 | 大森英敏 | 山田徹 | 澤田貴秋 |
17 | 大決戦!! コアラの竜VS和馬のカメ! | 高橋哲子 | 近藤信宏 | 山本恵 | しんごーやすし |
18 | 祈りをこめて!! 墓前の誓い! | 大和屋暁 | 矢野雄一郎 | 小山田桂子 | 宇田明彦 |
19 | 悪夢の準決勝!! 雪乃の卑劣な罠! | 隅沢克之 | 井内秀治 | 岩崎太郎 | 平塚知哉 |
20 | 不屈の闘志!! 逆境をバネに立ち上がれ! | 加瀬充子 | 政木伸一 | 佐久間健 | |
21 | 試作史上最強のパン!! ジャぱん44号じゃッ! | 大和屋暁 | まついひとゆき | 小倉宏文 | しんごーやすし |
22 | 決勝戦直前!! 和馬に迫る黒い影 | 増田敏彦 | 小山田桂子 | 宮本佐和子 | |
23 | モチモチ対決!! 東和馬VS冠茂! | 川瀬敏文 | まついひとゆき | 秦義人 | 吉川真一 |
24 | 空飛ぶマイスター!! 勝つのはどっち!? | 佐藤照雄 | 竹内進二 | ||
25 | なんやてっ!! 河内、漢の猛特訓! | 高橋哲子 | 近藤信宏 | 山田徹 | 澤田貴秋 |
26 | 新人戦最終試合!! 歌って踊るフランスパン! | 下山健人 | 増田敏彦 | 小山田桂子 | 馬場健 |
モナコカップ編 | |||||
27 | レッツみんなでパン作り!! ジャぱん2号じゃッ! | 隅沢克之 | 岩崎太郎 | 木宮茂 | 平塚知哉 |
28 | 百億の男!? パンタジア存亡の危機! | 大和屋暁 | 政木伸一 | 佐久間健 | |
29 | 迫撃!! ブラックジャぱん誕生! | 隅沢克之 | 加瀬充子 | 山田徹 | 澤田貴秋 |
30 | いざフランス!! 目指せモナコカップ! | 下山健人 | 近藤信宏 | 小倉宏文 | しんごーやすし |
31 | 一触即発!! 禁断のロダン作戦! | 川瀬敏文 | 佐藤照雄 | 竹内進二 | |
32 | これぞ世界レベル!! 嵐を呼ぶルーレット! | 山本恵 | 秦義人 | 吉川真一 | |
33 | 3時のおやつ!! ジャぱん21号じゃッ! | 大和屋暁 | まついひとゆき | 太田知章 | 西山忍 |
34 | ルパン3号!! パン・デ・エピス戒(改)! | 井内秀治 | 篠崎康行 | 平塚知哉 | |
35 | 世界が注目!! モナコカップ本選スタート! | 高橋哲子 | 政木伸一 | 佐久間健 | |
36 | スピード勝負!! アレでチンしてッ! | 川瀬敏文 | 東海林真一 | 小倉宏文 | しんごーやすし 杉本幸子 |
37 | サバイバル!! 無人島のパン職人! | 下山健人 | 山本恵 | 山田徹 | 澤田貴秋 |
38 | いざ泳げ!! 南の島のタイ焼きくん! | 佐藤照雄 | 佐久間健 | ||
39 | 地獄へのダイブ!! 新たなる謀略! | 大和屋暁 | 加瀬充子 | 政木伸一 | 野田康行 |
40 | ピエロ大誤算!! 最後の晩餐、お味はいかが? | 隅沢克之 | 南康宏 | 秦義人 | 吉川真一 |
41 | 王様の質問!! 美味しそうなパンを最初に食べさせるのは? | 東海林真一 | 山田徹 | 澤田貴秋 | |
42 | 奇々怪々!! カイザーの正体! | 川瀬敏文 | 山本恵 | 福本潔 | 平塚知哉 |
43 | 栄養たっぷり!! スポーツパン対決! | 下山健人 | 佐藤照雄 | 根岸宏樹 | 芳川弥生 |
44 | 音速の脅威!! ゴぱん97号! | 高橋哲子 | 加瀬充子 | 政木伸一 | 佐久間健 |
45 | 裸・裸・裸!! 華麗なるパン勝負! | 大和屋暁 | まついひとゆき | 小倉宏文 | しんごーやすし |
46 | ピエロ護送!? 愛がぎっしり詰まったパン! | 近藤信宏 | 佐藤照雄 | 橋本貴吉 | |
47 | ヴィクトリー!! パン業界に革命を! | 下山健人 | 大森英敏 | 太田知章 | 西山忍 |
48 | 名探偵ピエロ!! 命をかけたリアクション! | 山本恵 | 山田徹 | 澤田貴秋 | |
49 | VIP席で再会!! ヘブン・アゲイン! | 大和屋暁 | 笹木信作 | 岩崎太郎 | 平塚知哉 |
50 | 宇宙を魅せる!! ゴぱんを継ぐ男! | 川瀬敏文 | 東海林真一 | 根岸宏樹 | 芳川弥生 |
51 | 集められた究極の食材!! 史上最大の決勝戦! | 隅沢克之 | 加瀬充子 | 秦義人 | 吉川真一 |
52 | 時を越えるピエロ!! ジャぱん世界の頂点へ!? | 佐藤照雄 | 戸部敦夫 | ||
焼きたて!!9編 | |||||
53 | 霧崎からの挑戦状!! 新番組『焼きたて!!9』スタート! | 隅沢克之 | 増田敏彦 | 小山田桂子 | 宇田明彦 |
54 | ご当地パン対決!! なんてったってアイドル! | 高橋哲子 | 池端隆史 | 山田徹 | 澤田貴秋 向山祐二 |
55 | 目覚めよ!! スーパー黒柳! | 大和屋暁 | 山本恵 | 根岸宏樹 | 芳川弥生 |
56 | 危うし黒柳!! 失われたリアクション | 下山健人 | 増田敏彦 | 小山田桂子 | 毛利志乃舞 |
57 | ウー、マンゴー!! CMAPの大逆襲! | 川瀬敏文 | 笹木信作 | 福本潔 | 平塚知哉 |
58 | 愛は西都も救う!! 太陽の手VS炎の腕! | 木村恵之 | 近藤信宏 | 池端隆史 | 佐久間信一 |
59 | ニンニンニン!! オレの忍道だってばよ! | 大和屋暁 | 加瀬充子 | 小倉宏文 | 榎本勝紀 |
60 | 曲がったことが大キライ!! 戒とモニカの二人三脚! | 東海林真一 | 山田徹 | 向山祐治 和田伸一 藤田正幸 | |
61 | 冠の秘密!! 仁義なきジャム対決! | 高橋哲子 | 岩崎太郎 | 松本佳久 | 平塚知哉 |
62 | 兄弟決戦!! 父が選んだ一流の男! | 川瀬敏文 | 飯島正勝 | 小山田桂子 | 宇田明彦 |
63 | 海苔パン対決!! 超有名人が出るんですよ! | 木村恵之 | 井内秀治 | 綿田慎也 | しんごーやすし 杉本幸子 |
64 | 伝統の味!! 日本を思うココロはひとつ! | 下山健人 | 池端隆史 | 佐久間信一 | |
65 | 恐怖のリベンジ!! パンダ男、現る! | 高橋哲子 | まついひとゆき | 山田徹 | 向山祐治 和田伸一 |
66 | 奇跡の蒸しパン!! パンダがパンダになった日! | 川瀬敏文 | 加瀬充子 | 松本佳久 | 平塚知哉 |
67 | 太陽VS吹雪!! 究極のタルト対決! | 木村恵之 | 増田敏彦 | 小山田桂子 | 毛利志乃舞 |
68 | これが私の進む道!? ロード・オブ・ザ・ビワ | 下山健人 | 笹木信作 | 小倉宏文 | 榎本勝紀 |
69 | 本当に美味いパンを食べさせるのは!? ジャぱんよ、永遠に! | 隅沢克之 | 佐藤照雄 戸部敦夫 |
佐藤照雄 | 戸部敦夫 |
放送局
放送局 | 放送期間 | 放送日時 | 備考 |
---|---|---|---|
テレビ東京 | 2004年10月12日 - 2006年3月14日 | 火曜 19:00 - 19:30 | |
テレビ大阪 | |||
テレビ愛知 | |||
テレビ北海道 | |||
テレビせとうち | |||
TVQ九州放送 | |||
BSジャパン | 2004年10月14日 - 2006年3月16日 | 木曜 17:55 - 18:25 | |
岐阜放送 | 日曜 8:00 - 8:30 | ||
東日本放送 | 2004年10月30日 - 2005年4月30日 | 土曜 6:00 - 6:30 | 第26話で打ち切り |
テレビ和歌山 | 月曜 18:30 - 19:00 | ||
三重テレビ放送 | 木曜 17:00 - 17:30 |