SDガンダムフォース
テンプレート:Infobox animanga/Header テンプレート:Infobox animanga/TVAnime テンプレート:Infobox animanga/Manga テンプレート:Infobox animanga/Footer 『SDガンダムフォース』(エスディーガンダムフォース、Superior Defender Gundam Force)は、2003年にアメリカで先行放送され、2004年1月7日から12月29日までテレビ東京系列で放送されたテレビアニメ。同時期にBSジャパンでも時差放送された。通称『SDGF』[1]。ガンダムシリーズ初の地上デジタル・アナログ同時放送でもある。
概要
TVアニメガンダムシリーズの10作目にして、ガンダム生誕から25周年という節目に製作された、SDガンダム諸作品のうち、サンライズ谷原スタジオが母体となり、当初からTVアニメーションとして制作された初の作品[2]日本TVアニメ史上初のフル3DCGアニメーションでもある[3]。バンダイがアメリカにおいてSDガンダムの商品展開するにあたって企画・製作されたもののため、アメリカで先行放送され、製作の基準もアメリカの基準に則っている部分が多い。ただし、アメリカでは第2クール(26話)までの放送に終わっている[4]。
その商品展開上の性質から、原則として登場する人物以外のキャラクターは、ガンダムシリーズの中でも過去にアメリカでTV放送済みか、または正規映像ソフトがアメリカで発売済みの作品をモチーフとするものとされている。また、登場するキャラクターの一部は過去のSDガンダム作品に出典を持つ。他にも過去に発売されたSDガンダムシリーズのデザインが流用されており、ラクロア・天宮の主要なキャラクターは、SDガンダム英雄伝でのリニューアルデザインをベースとし、その他のキャラクターは、ラクロア側は『新SDガンダム外伝 鎧闘神戦記』の主要キャラクターと機兵、天宮側は『新SD戦国伝 超機動大将軍編』の主人公と敵側となっている。
本作品と『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』は、ガンダム史上において初めて、地上波テレビにおけるガンダムの新作シリーズ作品が同時期に放送される状態を作り出した[5]。
全52話で、TVシリーズ中第1位の話数である。また、6月2日放送の第22話「ビグ・ザム強襲」でテレビシリーズ通算500回目の放送を達成した。
作品解説
当初はシリアスなストーリーではなく、派遣会社のベビーシッターとなったキャプテンガンダムが、毎回ザコソルジャー達の盗んだものを取り返すという温和なストーリーだった。しかしアメリカからベビーシッターの設定にクレームがつき、現在の形となる[6]。
世界設定としては、従来のSDガンダムを踏襲している。また、旧作に登場した「スペリオルドラゴン」や「頑駄無結晶」などの、過去の作品における重要な要素も一部設定を変えて使われている。反面、種族自体の設定には、「ガンダムが喋ると口が点滅する」「騎士ガンダムの特異な生誕方法」「頑玉(武者頑駄無の生命)」等、独自の設定も多く含まれる。また、異文化に対するカルチャーショックを描いたシーンが多い。
設定に時間や空間の要素を取り込んでいるため、明示的にコメントはされていないが作品の設定構造は複雑に練られており、タイムパラドックスにも触れている。子ども向け作品ながらSF作品ということを考慮しており、プロデューサーの堀口は「ハードSF」と称している[7]。
SDガンダムで行われていたパロディも違った形で多く採用されており、一部のシーンはそれぞれの出展作品にちなんでいるものだけではなく、あらゆるガンダム作品から引用されたものも存在する。その一例として脚本家の竹田はコマンダーサザビー/ザコレッドの台詞を書く際、「シャアの台詞を書くのは楽しかった」と思い出を話している[8]。
出演声優は、主にガンダムシリーズは初出演という人物も多く、後にガンダム作品へ多く関わることになった神谷浩史は本作がガンダムシリーズ初出演作品である。神谷は「まさかガンダムになるとは思っていなかった」とコメントしている[9]。一方で池田秀一や大塚明夫を初めとした往年の作品に主人公のライバルとして出演していた声優も多く参加している。
本作は、今までにない新しい製作体制で行われていたため、最初のうちはスタッフも手探り状態であった。実際、フル3DCGの採用は往年のSDガンダムファンの中でも意見が分かれた。また、キャプテンガンダムのマスクの下に口があるということにも意見が多い[10]。
本作では監督に『GUNDAM THE RIDE』で縁があり、CGやVFXなどの分野に詳しい実写映画監督の阿部雄一(現アベユーイチ)を投入し、副監督として数多くのアニメ作品において監督や演出を務めた経験を持つ近藤信宏が起用された。副監督という役職を設けた理由は、実写とアニメ両方の面の要素を取り入れるためで、それぞれに明るい人物を配して新しいCGアニメーションを作るという意図を持った布陣であった[11]。
3DCG技術・モーションキャプチャー
アニメーション全体がトゥーンシェーディング方式を取り入れた3DCGにより表現された、滑らかなフル3DCGアニメーションとなっている。この技術の使用により、製作時間とコストの大幅削減を実現している。[3]
CGアニメーション製作の際、本作にはモーションキャプチャーが使われており、実際の人間の動きをトレースしつつ描かれている。第1話で、キャプテンガンダムがシールドを軸にキックアクションをするシーンは、放送前より本手法の代表的な1シーンとして紹介されている。この手法によって、サンリオピューロランドのアトラクションとして作られた特別編「破壊大将軍あらわる!!ザコ?」では、プロレスラーの橋本真也がアクター(声優も兼ねている)として参加している。
ただし、モーションキャプチャーは全て人間によって行われるため、人以外のキャラクターの製作には困難が付き物であることが、ダルタニアン岡崎がブログによって触れている。
本作品のCG製作は、製作時の全ての要素の洗い出した末、出来上がったデータを最終的に合わせている。加えて、デフォルメキャラという、モーションキャプチャーの役者とは異なる要素を持ったキャラクターを動かすため、デザインの通り動かせない、またはそれらが困難を極めたこともあった。爆熱丸の最初のデザインは、アクションするごとに角や肩などが身体の他の部分に当たってしまうものだったため、デザインの調整が施されたり、背中から剣を取り出すと、SDキャラクターがCG上自らの頭を叩き割る結果になってしまうなど。関連項目のマーガレット市長の件もそれに含まれる。また、本作の試作時には「武者○伝」のキャラクターがよく使用されていた。
また、製作時間やコスト削減の成功を収めた反面、ストーリー面においては余裕のない状況がいくつか生まれ、お蔵入りになってしまった展開も多く存在している。
モーションキャプチャーを担当した俳優には「着ぐるみに入っているように演じてくれ」という注文がなされるなどしている。また、多数のパーツが連鎖的に動き、弾かれたり絡まったりするロープの使用が3話以降使用禁止になり、後半はほとんどがワイヤーになっている。また、自然物は手間がかかるという理由で極力省かれている。
業界でもこの新しい製作体制は一目置かれており、スタッフがインタビューなどで度々それを語っている。実際、後述するように原作者の富野由悠季が興味を持ち、アポ無しで現場を見学しにいくほどであった。
製作の中で経験を重ねた結果、演出効果や製作効率は向上し、戦闘におけるスピード感や、ガンダムキャラクターの目の表情が多彩になるなど、描写は進歩していった。ザコソルジャーがひしめくシーンや天宮の合戦シーンなどにおいては、それぞれのアクションを明確に奥のキャラクターまで一つ一つ別に描写する[12]等、セルアニメでは困難と言える試みも行われている。製作自体は2002年から本格始動し、放送前にほぼ完成していた。アフレコなども早くから済んでいた[13]。
CGテクニカルディレクターである鈴木健一自身が「1話と26話では雲泥の差」「1話ごとにどんどん進化している」と、賞賛している[14]。しかしスタッフ達は初期にも良いエピソードがあるので、是非見てほしいと語っている。
本作品にて培われたCG技術は、短編OVA『GUNDAM EVOLVE』の、鈴木健一が監督を務めた武者頑駄無編など、CG作品にいくつか生かされている。
続編構想
本作品は、ジュネラルの正体・残りの五聖剣の行方・ソウルドライブの出所・敵役の生死不明者の謎・英知の園の巨人の足跡・ダークアクシズ要塞の行方など、謎のキーワードや伏線が残されたまま終了している。これらは、監督の阿部自身が『第二部・次元パトロール編』という続編を想定した伏線として残したことを、雑誌やトークショーなどで明かしている。
この構想は、ダークアクシズが次元を跨いだ侵略行為を行ったことから起こった次元の歪み(アベ曰く『次元骨折』)を正しに行くというストーリーである。現在はシュウト達が次元を行き来しているため次元は無事だが、生き残っているダークアクシズ要塞を放っておくと、ラクロアと天宮(ソラディオラーマ)が消滅してしまう。そのため、次元パトロールや大将軍、スペリオルドラゴンらは、それらの歪みを修復するために奔走するという展開である。ダークアクシズとの完全決着・シュウトとリリ、セーラの三角関係・敵に捕らえられ敵として現れるセーラなど、構想もいくつか練られている。
DVD-BOX特典『ザコザコアワーSpecial Edition』にて構想の一部が映像化されている。
商業展開
本作はBSジャパンでも放送されていたが、ガンダムエースを除いてアニメ雑誌等で取り上げられることも少なかった。最高視聴率3.2%、最低視聴率1.0%、平均視聴率2.1%は[15]SD、リアルに関わらず一連のガンダムシリーズの中でも後発の『SDガンダム三国伝 Brave Battle Warriors』[16]『ガンダムビルドファイターズ』と並び、成績が悪いものとなっている(2014年6月現在)。
商品においては、TVシリーズとしての前作である『機動戦士ガンダムSEED』の低価格プラモデルを踏襲したプラモデルシリーズや、可動することを重点に置かれた玩具『SDフレクション』シリーズが主に製作された。しかし、前者は低価格を求めた結果造型や可動が以前と同様に簡略化され、逆にフレクションは後に解消されたものの初期の造型はアニメに似せているとは言い難く、SDガンダム玩具としても定価がやや高額であった。結果、プラモデル・フレクションシリーズ両者ともに、玩具の売り上げは不振に終わった。なお、SDフレクションの兄弟商品とも言える『SDアーカイブ』も不振であった。
フレクションシリーズには、企画されたもののお流れになったキャラクターがいくつか存在する。海外のみの発売となったものも複数ある。一部の未発売品は監督のアベが所蔵していたが、オールナイトイベントの際ファンの手に渡った。
オリジナルサウンドトラックは1作のみで、劇中で使用された一部の曲が収められていない。2010年現在、ガンダムのTVシリーズにおいてサウンドトラックが1つしか発売されていないのは本作のみである。
アメリカでも人気が振るわず、全話放送を前に打ち切られ、公式サイトも閉鎖されてしまった。
レンタルDVDとしてのリリースは全13巻はTV放送後すぐにリリースされた。セルDVDは2008年9月26日にボックスとして発売された。それ以前より、アメリカでは放送された2クールまでセルDVDが発売されていたが、日本でのDVD-BOX発売決定告知の前に、放送されなかった後半のDVD化が進められた[17]。
2012年現在、テレビシリーズ放送中においてセルDVD及びVHSが長年展開されなかったガンダム作品は本作のみであり、BOX化は決まったものの、単品化は不明。
2008年5月9日にコレクションBOXの発売が発表された後は、様々な展開が再び行われ、DVD-BOX発売記念と連動したカードダスのスペシャル特典として、初の描き下ろしによるガンダムフォースがカードダス化されることとなったり、イベントも多数行われ、プラモデルの再発売も行われた。
さらに2009年には「GUNDAM BIG EXPO」のステージにおいて「SDガンダムアカデミー」としてSDガンダムの歴史を紹介するイベントに、神谷浩史、斎賀みつき、千葉進歩、そして伊藤健太郎が参加する。SDガンダムフォースのキャストが公式のイベントで生のトークを行うことはこれが初めてのことである。
ストーリー
人とロボットが共存する未来都市ネオトピアを舞台に、別の次元からやってきた「ダークアクシズ」と戦う「ガンダムフォース」の活躍とシュウト少年との交流を描く。やがて、「ダークアクシズ」の脅威にさらされる別の次元『異次元世界(ソラ・ディオラーマ)』にある二つの国、騎士ガンダム(ナイトガンダム)の国「ラクロア」と武者頑駄無(むしゃガンダム)の国「天宮(あーく)」へと戦いの舞台は移っていく。
登場人物・声の出演
- キャプテンガンダム(声:神谷浩史)
- シュウト/次回予告ナレーション(声:朴璐美)
- 翼の騎士ゼロ(声:斎賀みつき)
- 武者頑駄無爆熱丸(声:千葉進歩)
- 元気丸(声:小林由美子)
- リリジマーナ・ミヤ・ド・ラクロア(声:松来未祐)
- セーラ(声:中川亜紀子)
- ザッパーザク(声:柳沢栄治)
- グラップラーグフ(声:岩尾万太郎)
- デストロイヤードム(声:松本大)
- コマンダーサザビー(声:池田秀一)
放送リスト
誕生!ガンダムフォース編
話 | 放送日 | サブタイトル | 脚本 | 絵コンテ | 演出 | ザコザコアワー |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2004年 1月7日 |
その名はキャプテン | 中村浩二郎 | 阿部雄一 | - | |
2 | 1月14日 | 輝け!ソウルドライブ | 近藤信宏 | |||
3 | 1月21日 | 天駆ける騎士 ゼロ | 樋口達人 | 原博 | 鎌田恭彦 | |
4 | 1月28日 | 敵のムサイ艦を叩け! | 竹田裕一郎 | 岡嶋国敏 | ||
5 | 2月4日 | 結成!ガンダムフォース | 兵頭一歩 | 北村真咲 | ||
6 | 2月11日 | 炎の武者、ネオトピアを征く | 中村浩二郎 | 近藤信宏 | 下田久人 | 何故我々ダークアクシズは勝てないのか? |
7 | 2月18日 | 激走!ガンバイカー! | 樋口達人 アベユウイチ |
原博 | 山田弘和 | こんなの持ってるのに何故我々は勝てないのか? |
8 | 2月25日 | 姫とケーキと翼の騎士 | 竹田裕一郎 アベユウイチ |
鎌田恭彦 | 俺達が仕切ります! | |
9 | 3月3日 | 爆熱丸奮闘記 | 兵頭一歩 | 北村真咲 | コォラァ!今回も出番が少なかったぞ!俺様の活躍を忘れてないか?! | |
10 | 3月10日 | 必殺!トリプルアタック! | 田中哲生 | 下田久人 | - |
迷宮のラクロア編
話 | 放送日 | サブタイトル | 脚本 | 絵コンテ | 演出 | ザコザコアワー |
---|---|---|---|---|---|---|
11 | 3月17日 | 迷宮のラクロア・前編 | 高橋ナツコ アベユウイチ |
北村真咲 | 岡嶋国敏 | - |
12 | 3月24日 | 迷宮のラクロア・中編 | 山本裕介 | 鎌田恭彦 | ||
13 | 3月31日 | 迷宮のラクロア・後編 | アベユウイチ | 近藤信宏 | 山田弘和 |
侵略!ネオトピア編
話 | 放送日 | サブタイトル | 脚本 | 絵コンテ | 演出 | ザコザコアワー |
---|---|---|---|---|---|---|
14 | 4月7日 | ガンダムフォースの秘密にせまれ | 中村浩二郎 | 近藤信宏 | 下田久人 | コムサイの思い出を偲ぶザコ… |
15 | 4月14日 | 音速の翼 ガンイーグル! | 樋口達人 | 紅優 | 中山敦史 | あれ?いない… |
16 | 4月21日 | 深海の覇者 ガンダイバー! | 竹田裕一郎 近藤信宏 |
山田弘和 | 何故我々ダークアクシズはこんなにいろいろ持ってるのに勝てないのか? | |
17 | 4月28日 | 新たな刺客、その名は阿修羅丸 | 兵頭一歩 | 北村真咲 | 菊地雄一 | 武者頑駄無ってなんなのよ? |
18 | 5月5日 | S.D.G.基地 危機一髪! | 田中哲生 | 鎌田恭彦 | 武者頑駄無ってなんなのよ?2 | |
19 | 5月12日 | 決闘!爆熱丸対阿修羅丸 | 樋口達人 | 山本裕介 | 武者頑駄無ってなんなのよ?3 | |
20 | 5月19日 | フェンの災難 | 中村浩二郎 アベユウイチ |
陽希 | 下田久人 | T様再登場おめでとう! |
21 | 5月26日 | 覚醒!フェザードラゴン | 竹田裕一郎 | 奥山潔 | 菊地雄一 | エーン!T様どうなったの?! |
22 | 6月2日 | ビグ・ザム強襲 | 田中哲生 アベユウイチ |
北村真咲 | 山田弘和 | - |
23 | 6月9日 | 発動!キャプテンシステム | 竹田裕一郎 アベユウイチ |
望月智充 | ||
24 | 6月16日 | ピンチ!ソウルドライブ強奪 | 兵頭一歩 アベユウイチ |
窪岡俊之 | 中山敦史 | |
25 | 6月23日 | ネオトピア最大の危機 | 樋口達人 | 近藤信宏 | 菊地雄一 | |
26 | 6月30日 | 決戦!コマンダー対キャプテン | 中村浩二郎 アベユウイチ |
山本裕介 | △[18] |
漂流?ミノフス境海編
話 | 放送日 | サブタイトル | 脚本 | 絵コンテ | 演出 | ザコザコアワー |
---|---|---|---|---|---|---|
27 | 7月7日 | 突入!ダークアクシズ | 竹田裕一郎 | 近藤信宏 | 何で真っ白になっちゃったんだマグナムサイ?改めガンダムサイ | |
28 | 7月14日 | 三つの道 | 阿部雄一 | ザコ達は本当にダークアクシズへ帰れるのか? | ||
29 | 7月21日 | 必殺技封印!?ミノフス境海の脅威 | 沼田やすひろ | 窪岡俊之 | 下田久人 | やっぱりホントにどうしてもザコ達はダークアクシズに帰れないのか? |
30 | 7月28日 | 復活!俺たちが主役だ!? | 奥山潔 | 菊地雄一 | グラップラーグフ様とデストロイヤードム様はどうしてガンダムサイにいたのか?[19] | |
31 | 8月4日 | 魔剣エピオン | 竹田裕一郎 | 中山敦史 | なぜトールギス様はミノスフ境海にいたのか? | |
32 | 8月11日 | エピオン強襲! | 山本裕介 | 狂戦士エピオンとはなんだったのか?[20] |
激突!闇の騎士編
話 | 放送日 | サブタイトル | 脚本 | 絵コンテ | 演出 | ザコザコアワー |
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33 | 8月18日 | 奪還!呪われしラクロア姫 | 沼田やすひろ | 須永司 | 井上ジェット | ザコ達のいないガンダムサイってどうなってんのよ? |
34 | 8月25日 | 黒き衣のラクロア姫 | 近藤信宏 | 堀井慎也 | ラクロアってこんなところだったの? | |
35 | 9月1日 | 天下一等!元気丸〜っ!の巻 | 須永司 | 下田久人 | なんでポーンがこんなことしてるのか?[21] | |
36 | 9月8日 | おにぎりと英知の園 | 根元歳三 | 窪岡俊之 | 八木毅[22] | 英知の園って一体なんなのよ? |
37 | 9月15日 | 激突!闇のデスサイズ | 須永司 | 中山敦史 | 愛ってなんだ? |
漂流?ミノフス境海編2
話 | 放送日 | サブタイトル | 脚本 | 絵コンテ | 演出 | ザコザコアワー |
---|---|---|---|---|---|---|
38 | 9月22日 | リリ姫、復活! | アベユウイチ | 井上ジェット | ラクロアの姫ってなんだ?[23] | |
39 | 9月29日 | ガーベラの呼び声 | 沼田やすひろ アベユウイチ |
近藤信宏 | 鎌田恭彦 | ガーベラ様の正体ってなんだ? |
40 | 10月6日 | 騎馬王丸、襲来! | 根元歳三 | 山本裕介 | 騎馬王丸様の強さの秘密を探れ! | |
41 | 10月13日 | 囚われたシュウトとリリ | 竹田裕一郎 アベユウイチ |
須永司 | 八木毅[22] | この方は誰だ!揺れるガンダムサイからお送りします! |
天下統一!天宮編
話 | 放送日 | サブタイトル | 脚本 | 絵コンテ | 演出 | ザコザコアワー |
---|---|---|---|---|---|---|
42 | 10月20日 | 戦乱の天宮 | 竹田裕一郎 | 堀井慎也 | こんな所にもビグザムがいたの! | |
43 | 10月27日 | 究極の一手!騎馬王丸対シュウト | 中山敦史 | って…誰もいないザコ![24] | ||
44 | 11月3日 | 爆心丸、炎上!! | 根元歳三 | 近藤信宏 | 下田久人 | 武里天丸軍の戦力を見極めるブッシ![25] |
45 | 11月10日 | ガンダムフォース集合!! | 須永司 | 井上ジェット | 騎馬王衆ってなにブッシ? | |
46 | 11月17日 | 虚武羅丸の涙 | 沼田やすひろ アベユウイチ |
堀井慎也 | 虚武羅丸の秘密を探れブッシ![26] | |
47 | 11月24日 | 起動!武者大神将 | 竹田裕一郎 アベユウイチ |
鎌田恭彦 | - | |
48 | 12月1日 | 炎の天地城、元気丸の叫び! | 近藤信宏 | 下田久人 |
決戦!ダークアクシズ編
話 | 放送日 | サブタイトル | 脚本 | 絵コンテ | 演出 | ザコザコアワー |
---|---|---|---|---|---|---|
49 | 12月8日 | 破滅への序曲、ガーベラの正体 | 根元歳三 アベユウイチ |
須永司 | 中山敦史 | |
50 | 12月15日 | 世界消失!?ジェネラルの脅威 | 窪岡俊之 | 井上ジェット | ||
51 | 12月22日 | 大決戦!ジェネラルvsみんな | 山本裕介 | 鎌田恭彦 | ||
52 | 12月29日 | 帰り道 | アベユウイチ | 近藤信宏 | △[27] |
あらすじ
- 誕生!ガンダムフォース編(1話 - 10話)
未来都市ネオトピアの生物を侵略軍ダークアクシズが石化させる。しかし防衛機関S.D.G.の戦士キャプテンガンダムが少年シュウトの応援を得つつ敵を撃退。別次元から来たゼロや爆熱丸、キャプテンの教官ガンバイカーも仲間に加わった。
- 迷宮のラクロア編(11話 - 13話)
次元転送の実験中、ガンダム3人とシュウトはゼロの故郷ラクロアに漂着する。だがそこはダークアクシズとその仲間トールギスのために荒廃。ゼロたちは現地の三つ子の少年たちの協力を得てトールギスを打倒し、精霊の卵を手にした。
- 侵略!ネオトピア編(14話 - 26話)
敵となった友・阿修羅丸との悲しき戦いを経た爆熱丸。やがてS.D.G.の空中基地も狙われる中、ついに敵は本格的な侵攻を開始した。これに対しキャプテンはパワーの源=ソウルドライブで対抗し、さらに強敵コマンダーサザビーも倒す。
- 漂流?ミノフス境海編(27話 - 32話)
別次元を向かうキャプテンたちは異空間ミノフス境海で謎の子供武者・元気丸と出会う。そんな一行にまたも襲いかかるトールギスは、凶戦士エピオンへと変貌。ゼロは精霊フェザードラゴンの力でゼロカスタムとなり、敵を撃退する。
- 激突!闇の騎士編(33話 - 37話)
ラクロアで憧れのリリジマーナ・ミヤ・ド・ラクロア姫を救うゼロだが、彼女は混乱の元凶である騎士デスサイズが作り出した偽者だった。黒リリ姫はシュウトと心を通わせるもデスサイズの手により消滅。ゼロたちはトールギスの支援も得てデスサイズを倒すのだった。
- 漂流?ミノフス境海編2(38話 - 41話)
本物のリリ姫が復活するがラクロア全土の回復は困難に等しい。一行を乗せた戦艦ガンダムサイが再びミノフス境海を航行する中、今度は最高幹部のプロフェッサーガーベラや騎馬王丸が続々と来襲。騎馬王丸の猛攻で一行は爆熱丸の故郷・天宮へと漂着する。
- 天下統一!天宮編(42話 - 48話)
天宮では覇業に燃える騎馬王丸に対し、老武将・武里天丸の軍が抵抗を続けていた。乱戦の中、元気丸が騎馬王丸の息子だと判明。強大な機動武者大神将の力も制する元気丸、そして強化した爆熱丸やキャプテンたちの活躍で戦いは終わる。
- 決戦!ダークアクシズ編(49話 - 52話)
天宮にダークアクシズの魔神ジェネラルジオングが来襲。魔神に取り込まれたシュウトはロボットと人間が争いあう悪夢を見せられるが、キャプテンたちガンダムフォースが強敵を打倒。天宮、ラクロア、ネオトピアに平和が戻った。
スタッフ
- 企画 - サンライズ
- 原作 - 矢立肇、富野由悠季
- 監督 - 阿部雄一
- 副監督 - 近藤信宏
- キャラクターデザイン - 木村貴宏
- SDデザイン - レイアップ、高倉武史、横井孝二、カトキハジメ
- アクションコーディネーター - カラサワイサオ
- タイトル&グラフィックデザイン - 萩原栄一
- 美術デザイン - 統月剛
- 色彩設計 - 横山さよ子
- CGディレクター - 稲野義信
- CGテクニカルディレクター - 鈴木健一
- CGモデル・スーパーバイザー - 小高忠男
- CGプロデューサー - 松野美茂
- 編集 - 下川竜一
- 音響監督 - 百瀬慶一
- 音楽 - 池頼広
- 音楽協力 - テレビ東京ミュージック・サンライズ音楽出版・真野昇
- プロデューサー - 山川典夫、堀口滋、小水流正勝
- 製作 - テレビ東京・サンライズ・創通エージェンシー
主題歌
ソニー・ミュージックエンタテインメントのアーティストのタイアップが中心となっている。
- オープニングテーマ
- 『SUNRISE』(1月 - 3月)
- 歌 - PUFFY
- 『LOVE & PEACE』(4月 - 6月)
- 歌 - little by little
- 『太陽に焦がれて』(7月 - 12月)
- 歌 - 晴晴゛
- エンディングテーマ
- 『信じる力』(1月 - 3月)
- 歌 - Whiteberry
- 『ココロオドル』(4月 - 6月)
- 歌 - nobodyknows+
- 『キミと僕』(7月 - 9月)
- 歌 - I WiSH
- 『恋しくて…。』(10月 - 12月)
- 歌 - Les.R(レ・アール)
外部作品
漫画作品
- 漫画版『SDガンダムフォース』
- あおきけい&みかまるが担当するアニメ版SDガンダムフォースのコミカライズ。コミックボンボンにて2004年1月号から2005年8月号まで連載された。
- アニメを忠実に再現されているが、登場人物の設定やストーリーの展開などはアニメと大きく異なっており、SD戦国伝系統のコミックワールドのように、アニメとは大きく異なる独自の作品となっている。最終巻では独自のザコザコアワーが収録されている。
- 各話リスト
話数 | サブタイトル | 掲載号 | アニメ該当話 |
---|---|---|---|
1 | パワー全開! キャプテンガンダム | 2004年 1月号 |
1話 |
2 | 華麗に参上! 翼の騎士ゼロ | 2月号 | 3話(一部2話Aパート、4話Bパート終盤) |
3 | 砂漠の熱戦!! 爆熱丸見参!! | 3月号 | 5話 |
4 | ラクロアの救世主 友情パワーで勝利をつかめ!! | 4月号 | 11話 - 13話 |
5 | 突撃! S.D.G.の新戦力! | 5月号 | 15話 - 17話Aパート (一部14話Aパート、20話Bパート終盤) |
6 | 強襲! 天宮からの刺客 | 6月号 | 17話Aパート中盤 - 19話(一部21話Aパート) |
7 | ネオトピア最大の危機! キャプテンシステム発動せよ! | 7月号 | 20話 - 24話 |
8 | コマンダーサザビー出現! 取り戻せ! ソウルドライブ!! | 8月号 | 25話 - 26話 |
9 | ガンダムフォース反撃開始! 救え! ラクロアの都と石の姫 | 9月号 | 27話 - 32話 |
10 | 銀翼の騎士飛翔!! 光で闇を射ち破れ!! | 10月号 | 37話(一部8話Bパート) |
11 | 緊急着任! ハイパーキャプテンガンダム | 11月号 | 38話 - 41話(一部52話Bパート) |
12 | 戦乱の天宮! ちびっこ武者元気丸まかりとおる!! | 12月号 | 42話(一部27話 - 28話) |
13 | まとえ! 伝説の鎧!! 爆心丸 武者魂炎上!!! | 2005年 1月号 |
44話 |
14 | いざ天守閣決戦!! 炎の究極奥義で王手だ!!! | 2月号 | 44話Bパート中盤 - 45話 |
15 | キャプテンVS.キャプテン!? 虚武羅丸の忍術を断て!! | 3月号 | 46話 - 47話Aパート |
16 | 元気丸 涙の大神将起動!! | 4月号 | 47話Aパート中盤 - 48話 |
17 | 魔神復活へ!? 暗黒の使者ガーベラ強襲!! | 5月号 | 49話Aパート |
18 | キャプテン後継機マドナッグ 悪夢の兄弟対決!! | 6月号 | 49話Bパート |
19 | 世界は滅びるのか!? ジェネラルジオング降臨!! | 7月号 | 50話 |
20 | 輝ける未来へ! ガンダムフォース総攻撃!! | 8月号 | 51話 - 52話 |
- アニメ版との相違点
- ストーリー面
- 第1話、シュウトがジムたちと野球をしている最中でダークアクシズに遭遇する。
- 第3話、キャプテンガンダムがスフィンクスロボの熱風から爆熱丸を庇い、左腕を溶かされる。
- 第4話、ドア、ノア、コアがポーンリーオー達に襲われる。ゼロがキャプテンと爆熱丸と手を組んでトールギスを撃退する。
- 第5話、ガンイーグル、ガンダイバーズが同時出撃する。
- 第6話、阿修羅丸は、ブランベースサテライトワイヤー付近でゼロと爆熱丸の行く手を阻む。最期は爆熱丸のデカボーチョッパーのローターを使った「大回転天驚剣」によって戦死する。ブランベースサテライトワイヤーの中間地点が虚武羅丸に外され、ブランベースが落下しかける。
- 第7話、トールギス戦でガンイーグルが援護に駆けつける。キャプテンシステム作動中にコマンダーサザビーがソウルドライブを奪う。
- 第8話、ドーガ四天王が爆熱丸にあっさりと倒される。コマンダーサザビーは、キャプテンに自分にもソウルドライブを持っていることを明かし、ファイナルメガキャノンでキャプテンを倒すが、シュウトとゼロ、爆熱丸の応援によって復活したキャプテンによりソウルドライブ諸共体を貫かれる。
- 第9話、トールギスが既に凶戦士エピオンに変貌した姿で登場する。
- 第10話、キャプテンがデスサイズの放った魔法光弾からゼロを庇い、中破する。バグバグがキャプテンの力により白バグバグに変化し、ラクロアの石化を解く。
- 第11話。ラクロアが平和になった後、リリジマーナ・ミヤド・ラクロア姫が半ば強引にガンダムフォースのメンバーになる。キャプテンがハイパーキャプテンに生まれ変わり、プロフェッサーガーベラを撃退する。
- 第13話、爆熱丸は、騎馬王丸の「猛雷天破斬」により鎧を破壊されるが、清い心を取り戻し爆心丸へパワーアップした。
- 第14話、騎馬王衆は爆心丸を圧倒するが、最期は「爆界天翔」により敗北するが、一命を取り留める。
- 第15話、虚武羅丸はガンダムフォースの前に立ちふさがり、奥義「鏡転同血」でキャプテンと交戦。最期はゼロとキャプテンの連携攻撃に敗れ、キャプテンに叩きつけられ戦死する。
- 第18話、マドナッグは一時的に正気を取り戻し溶鉱炉に落ちそうになったキャプテンを助けるが、ジェネラルジオングに撃たれ溶鉱炉に落とされる。
- キャラクター
- 爆熱丸とガンイーグルの性格が若干変わっている。
- ザッパーザクとグラップラーグフ、デストロイヤードムの関係が良好になっている。
- デストロイヤードムと凶戦士エピオンの台詞が多い。
- ポーンリーオーはダークアクシズの派遣部隊という設定。
- マドナッグの一人称が「オレ」に変わっている。
- ザコザコフォース
- 月刊ガンダムエースで連載されていたSDガンダムフォースのパラレル外伝。漫画形式だが絵は本編同様のセル画を意識した3DCGである。
- SDGら本来味方であるキャラクター達が悪役として描かれており、キャプテンに至ってはコマンダーサザビーとの決戦後「ここはロボットが支配する世界だ」という台詞を吐くほど。他にも体育座りでいじけるトールギスや、スティールドラゴンの幼態スチームドラゴンなどが登場するなど、本編とは大幅に改編されている。単行本化は2011年現在予定されていないが、コレクションBOXの特典「ザコザコディスク」に収録されている。
- 『SDガンダムフォース外伝』
- 細井雄二の描くSDガンダムフォースの外伝。本編と多少設定が噛み合わない部分があるものの、基本的に原作の裏設定を中心に描いている。
- 『SDガンダムフォース4コマ漫画劇場』
- あずま勇輝の描くSDガンダムフォースの読み切り4コマ漫画。この作品のキャプテンたちはフルカラーの大きさになっている。
ゲーム作品
GBA版『SDガンダムフォース』
SDガンダムフォース初のアクションゲーム作品。
アニメ第1話から第26話までのストーリーがモチーフとなっているが、ゲームの展開上、アニメ版と異なる点が多い。
また、各ステージに存在するピンク色のハロを全て集めた後、キャラクターセレクトである条件を満たしてキャプテンガンダムを選択するとハイパーキャプテンガンダムが使用可能になる。
大決戦! 次元海賊デ・スカール!!
SDガンダムフォース 大決戦! 次元海賊デ・スカール!!を参照。
SDガンダムフォース カードゲーム
ネオトピア編が発売された。
タイアップ作品
- 『夢のタイムマシン〜SDガンダムフォース「破壊大将軍あらわる!!」ザコ?』
- サンリオピューロランドのアトラクションとして上映された4Dアニメーション。原作にも通ずる設定が出てくる。映像に合わせて動くモーションシートに、香りのシステム、立体レーザーも導入された。上映終了後、映像はセルDVD特典として同封された。
エピソード
原作者としてクレジットされている富野由悠季は、作品の製作体制に興味を持ち、現場に見学しにやってきたという。アポ無しであったため、スタッフは「T様が来た」と大騒ぎした。このエピソードがきっかけで、同じイニシャルを持つトールギスが「T様」と呼ばれることとなった。また、富野は時間があればコンテ作成をしたかったと意欲を見せていたという[28]。
第1クールOP『SUNRISE』の作詞において、PUFFYが「燃え上がれ、君よ走れ」というファーストガンダムの「翔べ! ガンダム」の歌詞を使用したいと考え、作詞を手かげた井荻麟こと富野に許可を求めた。富野はこれを快諾したという[29]。本作品に富野が関わったことが明確に示されているのはこのエピソードのみである。
アフレコは厳しく、キャプテンガンダム役の神谷によると「少しでも感情を出すとNGが出た」と語っている。また、シュウト役の朴も「いつでも代わりは用意できる」と平気で言われたなどと語っていた[30]。
キャプテンガンダム役の神谷浩史は、小さい頃からガンダムに乗ることが夢であり、「ガンダムになるとは思わなかった」とコメントしているが、デスサイズをはじめ端役を多く演じた伊藤健太郎は「ガンダムに乗られるとは思わなかった」と語っている[9]。
オールナイトイベントの開催からそのまま実現した、監督らがメインのDVD発売記念トークショーで、神谷浩史はこのイベントのためにビデオレターを残している。イベントには、当時放送していた『機動戦士ガンダム00』の武道館イベントのためいけず残念と語ったうえで、作品への思い入れを語り、キャプテンガンダムの決め台詞(武装火器を〜〜のくだり)を何も見ずに言ってみせた。上述の通り、アフレコは放送よりずっと前であったが、独特なので今でも覚えていると語っている[8]。また、自宅には、未だに本作品のフィギュア『SDフレクションシリーズ』を飾っていることを明かした[31]。
SDガンダム嫌いを度々公言している池田秀一は、本作品には割合愛着を見せる発言をインタビューにおいて行っている。(SDガンダムが苦手だったことにも触れている)コマンダーサザビーとの決戦収録の前の飲み会において、酔った勢いで神谷に「本当に倒す気で来い」と語ってしまったことを明らかにしており、本作品への情熱を訴えている[30]。
本作品は口パクがルーズなキャラクターが多く、非常にアドリブのしやすい環境だったと監督の阿部が語っている。副監督の近藤曰く「野放し状態」とのこと。特にザコソルジャーの声優は全員男性であることから、女性陣がザコソルジャーを演じたがるという一幕もあったという[32]。
第37話「激突! 闇のデスサイズ」にてリリジマーナ姫(本人)が2人いるというミスがある。本作品の作曲にはハリウッドオーケストラが用いられた。
浅草のバンダイ本社では、本作品の主人公であるキャプテンガンダムの等身大の模型が飾られていた。これは後々のガンダム関連のイベントにおいても度々登場する。
DVD発売決定後は、バンダイチャンネルでオリジナルのキャンペーンが実施され、さらにオールナイト上映会も開催された。
副監督の時に近藤は『ケロロ軍曹』のアニメ版製作に関わっていたため、一時期彼がコンテを担当した際に、時折本作を彷彿させるパロディ演出を行っていた。
SDデザインを担当したレイアップの寺島慎也は、後のSDガンダム三国伝 BraveBattleWarriorsのSDデザインも担当している。
脚注
関連項目
外部リンク
- SDガンダムフォース(サンライズ)
- SD Gundam Force(バンダイ 英語、ウェブアーカイブ)
- SDガンダムフォース サイコー!!!セレクション公式サイト(TOKYO MX)
- バンダイチャンネルキッズ(サービス終了、ウェブアーカイブ)
- ↑ http://www.sunrise-inc.co.jp/sd_gundamforce/message/index.html
- ↑ ただし、OVA等として制作された作品がTV放送されたことがあるので、初のTV放送ではない。
- ↑ 3.0 3.1 http://www.comtec.daikin.co.jp/DC/prd/mb/user/sunrise.html
- ↑ 後に発売されたDVDBOXには全話収録されている。これによりアメリカでも(DVD媒体とはいえ)全話視聴が可能となった。
- ↑ 再放送を考慮するなら『機動戦士ガンダムΖΖ』の本放送中に『機動戦士ガンダム』や『機動戦士Ζガンダム』が再放送されるなど、いくつか前例はある。尚、本作品に至っては、関西地区では先述の『SEED DESTINY』の本放送に加え、一時的にではあるが『機動戦士ガンダムSEED』の再放送が毎日放送で(奇しくも『SEED DESTINY』の放送直前の午後5時30分に)されていた為、ガンダムシリーズのテレビアニメが本放送・再放送を含め同時期に3作品放送されていた事になる
- ↑ ソウルドライブメモリーズ18P
- ↑ ソウルドライブメモリーズ19P
- ↑ 8.0 8.1 ガンダムEXPO東京2008・「We Love SDガンダムステージ」トークステージ
- ↑ 9.0 9.1 SDガンダムフォース・声優コメント
- ↑ 監督の阿部は「これでは表情がわからない」ということで、フェイスオープンを採用した。本人曰く、ここまで話題を呼ぶとは考えもしなかったという。
- ↑ ソウルドライブメモリーズ3P
- ↑ すなわち一つ一つのキャラクターをモーションキャプチャーで製作している。
- ↑ そのため、インタビューでは2クールも先の登場となる元気丸とライミ役のキャストのコメントが載っている。
- ↑ ガンダムエース2004年3月号46・47Pより
- ↑ 関東地区、ビデオリサーチ調べ。
- ↑ 平均視聴率は2.1%。関東地区、ビデオリサーチ調べ。
- ↑ 出展・http://www.rightstuf.com/cgi-bin/catalogmgr/tuZK9psgutsT42MZP7/browse/item/78953/4/0/0(海外サイト)
- ↑ ラストシーンに三人が登場
- ↑ 劇中にもザコザコアワー『あれからザッパーザク様に何があったのか?』
- ↑ この回からしばらく洞窟の中がステージとなる
- ↑ ポーンリーオーのポンポンアワー、洞窟ステージ最終
- ↑ 22.0 22.1 円谷プロダクションからの参加
- ↑ 黄色マイクザコは前回のテーマを引きずる
- ↑ 実質ザコザコアワー最終回
- ↑ 46話までザコブッシアワー
- ↑ ザコブッシアワー最終回
- ↑ 全キャラ揃ってのお別れシーン
- ↑ ソウルドライブメモリーズ19頁
- ↑ ガンダムエース2004年3月号44頁
- ↑ 30.0 30.1 SDガンダムフォース・テレビ東京公式サイトインタビューページ
- ↑ 神谷浩史、入野自由、置鮎龍太郎によるGUNDAM BIG EXPO・展示ブース観覧映像
- ↑ ガンダムエース2004年2月号44P