Nobodyknows+

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テンプレート:Infobox Musician テンプレート:小文字 nobodyknows+(ノーバディノウズ)は、1999年に形成されたヒップホップグループである。2002年にメジャーデビュー。

概要

2007年3月まで、5MCに1DJという比較的珍しい形式をとっていた。現在は4MCに1DJの形式である。

日本有線大賞でヤス1番?のマイク電源が入っていないというハプニングが起こったものの、メンバー同士でマイクの交換をしながらカバーしていった。このときのマイクは最後まで電源OFFだった。

2004年末に音楽番組でDREAMS COME TRUEと共演し、初めて挨拶を交わした際、ヤス一番?が「以前ドリカムワンダーランドを観に行って感動した」というエピソードから話が弾み、「今度何か一緒にできたらいいね」と盛り上がりドリカム側からの熱望により、2005年2月2日、地元名古屋でドリカムのライブに飛び入り参加した。

ロックバンド175RメンバーのSHOGOがパーソナリティを務める、「SHOGOのオールナイトニッポン」の2005年7月9日放送でシングル「エル・ミラドール~展望台の唄~」の宣伝も兼ねてゲスト出演。だが、親密な交際は「特にありません」(関係者談)と証言。

その他の活動として、HIDDEN FISHノリ・ダ・ファンキーシビレサスDJ MITSUの三人で、『レッツゴー三万匹』のユニット名で、中小クラブなどにて活動。基本的にDJ MITSUがnobodyknows+の音源をかけつつ、二人がMCする形である。

地元が名古屋という関係から、近年は中日ドラゴンズとの関係が深い。2010年にはドラゴンズのチアリーディングチームであるチア・ドラゴンズのダンス曲「Winds of Wins」を提供し、浅尾拓也投手に登場曲「1-9(theme from No.41)」を提供した。2011年もチア・ドラゴンズに新曲「Fly High」を提供しているほか、ナゴヤドームでの中日戦の場内演出などをDJ MITSUが総合プロデュースしている。

2011年、DJ MITSUの呼びかけで、nobodyknows+とともに名古屋を拠点に活躍し交流のあるHOME MADE 家族SEAMOのコラボレーションで東日本大震災のチャリティーソング「HOLD MY HAND」を作成。2011年12月31日までの期間限定で配信されている。

2012年、地元愛知県公認の「あいち音楽大使」にも委嘱されている。

メンバー

全員東海地方出身である。現在も全員名古屋市在住。

HIDDEN FISH→漫☆画次郎(2012年より)→ちびまるお(2013年より)
ヒドゥンフィッシュ→まんがじろう→ちびまるお、1979年7月21日 - 本名:坂梨 博樹
A型。岐阜県出身。岐阜県立土岐商業高等学校 経理科卒。あどけない声で、nobodyknows+のマスコット的存在。HIDDEN FISH時の名前の由来は、本名の「坂梨」に「さかな(魚)」が隠れていることから。以降幾度か名前を変えているが、周辺からは結成当時から「ナシ」の愛称で呼ばれている。
crystal boy
クリスタルボーイ、1977年7月4日 - 本名:加藤 正道
O型。愛知県名古屋市出身。「nobody knows」時代からのメンバー。そのローボイスは、聞く人の耳に残る。CHEMISTRYの「君をさがしてた」のリミックスバージョンにSEAMO(参加当時の名義はシーモネーター)ともに参加。シーモネーター(現SEAMO)が主催した「男塾伝説」の「正義と微笑~純情派~」にソロで参加している。2010年、ソロアーティストとしてデジタルシングル「夜は短し踊れよ男子」「夜の蝶」「言葉以上…feat.AZU」を3カ月連続ドロップ。同年10月27日、1stミニアルバム「クリスタルボーイ」をリリース。ニューヨークロス等のUSブランド、スウェーデンロンドン等のEUブランド、galaxxxyOptimystic等のジャパンブランド等、各国のハイブランドからストリートブランドまでを幅広くセレクトしたショップ「BPM」のオーナー。
ヤス一番?
やすいちばん、1978年11月29日 -本名:鈴木 やすゆき
A型。岐阜県多治見市滝呂町出身。多治見市立多治見中学校底抜けに明るいフロウで、nobodyknows+の切り込み隊長と言われている。ライブでのマイクパフォーマンスは、大胆かつ繊細である。1995年16歳でマイクを握りそれと同時に名古屋市で活動を始める。Kamaholicks、buzzer beater(木曜会) 、わかば塾など様々なグループで活動の末、2004年nobodyknows に加入。2009年nobodyknows+の活動と平行し、ソロ活動を始動。
ノリ・ダ・ファンキーシビレサス
1980年8月20日 - 本名:高橋 哲
O型。凶悪なダミゴエフロウと、インパクト抜群の名前から、個性的なメンバー揃いの中でも一際強力な光を放っている。意外にも(?)メンバーの中では一番年下である。最近では地元名古屋で中学時代の同級生と日曜日のみ八百富という野菜の移動販売をしている。
また大のプロレス好きであり、度々プロレス会場で目撃され、TV中継が入った試合では、観戦している模様が映り実況アナに紹介される場面もあった。名古屋で開催されるプロレス興行にも、今池プロレス所属選手として試合に出場している[1]
DJシビレという名でDJとしても活動中。
DJ MITSU
ディージェイみつ、1972年3月12日 - 本名:山本 充洋
A型。「nobody knows」時代からのメンバー。実際に曲を作っているのは彼だが、裏方に徹する事が多い。彼の作る「theme from nobodyknows」は、「nobody knows」時代からおこなっているものである。
$TAX RECORDS(ドルタックスレコーズ)の設立者。

元メンバー

g-ton
ジートン、1975年1月22日 - 本名:後藤 和幸
B型。「nobody knows」時代からのメンバー。ロマンチックな歌詞を、そのハリのある、ハイトーンな声で歌い上げる。ドレッドヘアーがトレードマークである。2007年4月、音楽の方向性への違いにより、自主的に脱退。名前の由来は、よく「ごっとん」っと呼ばれていた事からである。

来歴

  • 1999年10月1日 - 愛知県名古屋市で結成(当時のユニット名は「nobody knows」、メンバーはg-ton、DJ MITSU、crystal boyの3人)。
  • 2000年8月29日 - はじめてインディーズCD「nobody knows」をリリース。地元名古屋HMVで4位にチャートインする。
  • 2001年5月5日 - 「nodody knows2」をリリース。 オリコンインディーチャートで19位にランクインする。
  • 2002年2月1日 - SMEと契約。
  • 2002年7月1日 - 「わかば塾」というマスクマンユニットをDJ MITSUのプロデュースの元に結成。この時既にnobodyknowsでDJ MITSU名義を使用していたので「BLACK TIGER」と名乗る。そしてインディー1st EP CD「お前は平田だろ?」をリリース。このわかば塾の3名こそ、ヤス一番?、HIDDEN FISH、ノリ・ダ・ファンキーシビレサスである。名古屋の老舗クラブ「LUSH」の最上階にあるDJ MITSUが経営する「SIGMA SOUNDS STUDIO」で活動していた。
  • 2003年2月19日 - 『nobody knows3』をリリースし、メジャーデビューを果たす。
  • 2003年6月1日 - メジャーとの契約上、「わかば塾」への曲の提供が難しくなったため、ヤス一番?、HIDDEN FISH、ノリ・ダ・ファンキーシビレサスの3人を加えた6人になり、ユニット名を「nobodyknows+」に改称する。
  • 2003年8月27日 - 「nobodyknows+」として初めてのシングル「以来絶頂」をリリース。
  • 2003年11月3日 - FMフェスティバル03の愛知代表に選ばれる。
  • 2003年11月19日 - ミニアルバムとして『ススミダス→』をリリース。
  • 2004年2月25日 - シングル「ポロン2」リリース。
  • 2004年5月9日 - 「Sony Music Fes.2004」に出演。
  • 2004年5月26日 - シングル「ココロオドル」リリース。
  • 2004年6月3日 - ファーストアルバム『Do You Know?』リリース。50万枚の大ヒットを記録し、nobodyknows+が全国区のアーティストとなった事を象徴するようだった。
  • 2004年12月31日 - NHK紅白歌合戦初出場。
  • 2005年1月13日 - 「シアワセナラテヲタタコウ/T.R.U.E」をリリース。
  • 2005年4月27日 - 「メバエ」をリリース。
  • 2005年7月6日 - 「エル・ミラドール~展望台の唄~」をリリース。
  • 2005年10月19日 - 「どうよ?」をリリース。TVCMでは同名のお笑い芸人「どーよ」を起用する。
  • 2007年3月24日 - アメリカ・ロサンゼルスにてTokyo Night2007にメインアーティストとして出演。
  • 2007年4月1日 - 公式サイトにてg-tonの脱退を発表。
  • 2007年4月25日 - 「Hero's Come Back!!」をリリース。
  • 2007年8月22日 - サードアルバム『vulgarhythm』をリリース。
  • 2008年4月9日 - 「アンダーレイン」をリリース。
  • 2008年7月30日 -「Villain's Pain (Hero's Come Back!!~Other Side~)/イマイケサンバ」をリリース。
  • 2009年2月11日 - 「Falllin'」をリリース。
  • 2009年3月11日 - 初のベストアルバム『best of nobody knows+』をリリース。
  • 2010年 - DJ MITSUが設立したレーベル、ドルタックスレコーズが復活。ソニーとの契約を解除し、同レーベルへ移籍。
  • 2010年6月24日 - 中日ドラゴンズチア・ドラゴンズ公式テーマソング「Winds of Wins」を限定流通シングルとしてリリース。この年から、4年連続で同球団チア・ドラゴンズにテーマソングを提供している。
  • 2013年9月25日 - 約6年ぶりにオリジナルアルバム『nobodyknows+ is dead?』をリリース[1]

ディスコグラフィ

シングル

  1. 以来絶頂(2003.8.27)
    1. intro
    2. 以来絶頂
    3. 太陽と少年 featuring ダンカン
    4. Theme from nobody knows pt.5~ヨロメキ~
  2. ポロン2(2004.2.25)
    1. ポロン2
    2. さくら Spring Field version(CRYSTAL BOYのソロ)
    3. ポロン2 -instrumental-
    4. さくら Spring Field version-instrumental-
  3. ココロオドル(2004.5.26)
  4. シアワセナラテヲタタコウ/T.R.U.E.(2005.1.13)
  5. メバエ(2005.4.27)
  6. エル・ミラドール〜展望台の唄〜(2005.7.6)
  7. どうよ?(2005.10.19)
  8. Hero's Come Back!!(2007.4.25)
  9. アンダーレイン feat.プリメラ(2008.4.9)
    1. アンダーレイン feat.プリメラ
    2. きになるき
    3. 好きだぜ、マリー。 -春version-
    4. アンダーレイン feat.プリメラ -instrumental-
  10. Villain's Pain (Hero's Come Back!!~Other Side~)/イマイケサンバ(2008.7.30)
    1. Intro
    2. Villain's Pain (Hero's Come Back!!~Other Side~)
    3. interlude
    4. イマイケサンバ
    5. Villain's Pain (Hero's Come Back!!~Other Side~) -instrumental-
    6. イマイケサンバ -instrumental-
  11. Fallin' feat.シゲルBROWN(2009.2.11)
    1. Fallin' feat.シゲルBROWN
    2. フォーリンLive at 今池オープンハウス in 1988) /シゲルBROWN&The Spice Stars
    3. Fallin' feat.シゲルBROWN -instrumental-
  12. Winds of Wins(2010.6.24、限定流通)
    1. Winds of Wins
    2. 1-9(theme from No.41)
    3. Winds of Wins [Inst]
    4. 1-9(theme from No.41) [Inst]
  13. Fly High(2011.4.12、限定流通)
    1. Fly High
    2. FOREVER
    3. Fly High [Inst]
    4. FOREVER [Inst]
  14. HOLD MY HAND(HOME MADE 家族SEAMOとのコラボチャリティーシングル 2011.8.31、期間限定配信)
    1. HOLD MY HAND
  15. Join Us(2012.6.8、限定流通)
    1. Join Us
    2. MUST BE TRUE
    3. Join Us [Inst]
    4. MUST BE TRUE [Inst]
  16. Let's Dance(2013.3.29、限定流通)
    1. Let's Dance
    2. Join Us (Remix) feat.SEAMO、KOOKAINAL、SAMON、with Yonesaki Junior High School
    3. Let's Dance (inst)
    4. Join Us (Remix inst)
  17. 愛のテーマ feat.中村耕一(2013.7.10)
    1. 愛のテーマ feat.中村耕一

ミニアルバム

  1. nobody knows(2000)「nobody knows」名義(自主制作)
    1. Theme from nobodyknows pt.1
    2. 正義と微笑
    3. Understan'?
    4. さくら
  2. nobody knows2(2001)「nobody knows」名義(自主制作)
    1. Theme from nobodyknows pt.2
    2. 続・スピーカーから
    3. 二十一世紀旗手 feat シーモネーター、ガリガリ亡者、ヤス一番?
  3. おまえは平田だろ?(2002)「わかば塾」名義
    1. intro
    2. Nunber One
    3. エル・サムライ
    4. Real Man
    5. ...!(Bounus Track)
  4. nobody knows3(2003.2.19)「nobody knows」名義
    1. 二十一世紀旗手(Reprise)
    2. 家々~撰ばれてあることの恍惚と不安とふたつ我にあり~
    3. Theme from nobody knows pt.4
    4. NEXT BATTER'S CIRCLE
    5. センチメンタル バス
  5. ススミダス→(2003.11.19)
    1. ススミダス→(PlayStation 2用ソフト「みんなのGOLF4」‘次のコースへ篇’CMソング)
    2. innocent word
    3. Rash feat.coba
    4. Theme from nobodyknows+ pt.6
    5. 狗尾草~coba_strumental~

アルバム

  1. Do You Know?(2004.6.30)
  2. 5MC&1DJ(2005.11.2)
  3. vulgarhythm(2007.8.22)
  4. best of nobodyknows+(2009.3.11)
  5. nobodyknows+ is dead?(2013.9.25)

DVD

  1. 出張ネバーランド@名古屋(2004.7.7)
  2. Do You Know? tour 2004(2005.4.27)
  3. nobodyknows+ tour 2006 "5MC & 1DJ" 〜くりぼうの面食い道中膝栗毛〜(2006.11.22)

脚注

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外部リンク

  1. テンプレート:Cite web