鈴木早智子
テンプレート:Infobox Musician テンプレート:AV女優 鈴木 早智子(すずき さちこ、1969年2月22日 - )は、日本のタレント、女優、歌手であり、Wink(現在活動停止中)のメンバーである。本名同じテンプレート:要出典。
愛知県[1]出身。センス・プロダクション所属。愛称はさっちん。
目次
来歴
愛知県名古屋市で、3兄弟(4歳下に弟、8歳下に妹)の長女として生まれる。その後東京都目黒区、埼玉県草加市と転居が続く。幼少の頃から歌手に憧れていた。
1986年、第1回「ロッテCMアイドルは君だ!」コンテストに出場し、最終選考まで残る[2]。オスカープロモーションに所属するが、入学した高校が芸能活動を禁止していたために自主退学。アルバイトとレッスンの日々を送る。
1987年7月、ワニブックス社の雑誌『UP TO BOY』の第7代ミスアップ・グランプリを受賞(第9代グランプリが後にデュオを組むことになる相田翔子)。
1988年4月、相田翔子と結成したWinkとしてシングル『Sugar Baby Love』で歌手デビュー。アルバム内のソロ楽曲ではクール・アンド・ザ・ギャングのカバーや来生たかおの提供曲などを歌っている。また鈴木本人もMiyoko.Aというペンネームで数曲の作詞を手掛けている。活動中から相田と同じく単独で映画、ドラマにも数度出演。
1996年のWink活動停止後は、プロダクション尾木系列の尾木エージェンシー(1998年4月、ネバーランドに改編)に移籍し、ドラマや舞台で活動。
歌手活動からしばらく遠ざかっていた1998年5月から、テレビ東京のリアリティ番組『ASAYAN』で、小室哲哉プロデュース権を賭けた「再起に賭ける芸能人」[3]に出演。ニューヨークで共同生活をしながらレッスンを行う企画であったが、鈴木は共同生活を拒否したり、レッスンの途中で退場したりするなど周りと同調しない様子を見せていた(なお、鈴木はレッスン当初からニューヨークで単独生活することが、『ASAYAN』のスタッフから確約されていた[4]。しかし、単独生活については他のレッスン参加者に最初から伝えられておらず、ニューヨーク到着初日に鈴木からレッスン参加者に直接伝えるよう同番組スタッフに命じられていた[4]。鈴木のレッスン風景のほとんどが放送でカットされ、彼女のレッスン中の小休止の部分が強調された結果による上記の行動は、『ASAYAN』によるやらせ演出であり、これら一連の『ASAYAN』の「再起に賭ける芸能人」の演出は、『単独で出演したバラエティー番組での「許せなかった出来事」』と、後年自著で述べている[4])[5]。
1998年8月上旬、『ASAYAN』の「再起に賭ける芸能人」のニューヨークでのレッスン後半、バンダイ・ミュージックエンタテインメント(現・ランティス)からCDリリースの打診を受け、「再起に賭ける芸能人」を離脱(中途帰国)した。同年10月、Wink活動停止後初のソロ・シングル「INNOCENT SKY〜悲しみも届かないあの空の向こうへ〜」を発売。
2003年、Wink活動停止後初のソロ・アルバム『零〜re-generation〜』を発売、翌年にはライブを行う。
2008年12月、『第50回日本レコード大賞』に相田翔子と2人でWinkとしてゲスト出演、「淋しい熱帯魚」を歌唱した 。
2009年9月、『SEPTEMBER SHOCK 鈴木早智子』というアダルトイメージビデオに出演。
2010年11月、初の自叙伝『負けじ魂』を出版。芸能活動復帰を発表した。
現在は舞台、ラジオ、テレビ番組・映画に出演しつつ、写真集を発表するといった芸能活動を行っている。1980年代アイドルが集まる番組に出演する機会も多い。
エピソード
- 2010年6月17日発売の『週刊文春』(文藝春秋)で、妻子ある俳優・津田英佑と4年にもわたって不倫関係にあったことが報じられた。同誌の直撃取材に対し、不倫を認めるコメントをした。それに対し、津田は18日付の自身のブログで不倫の事実を完全否定。両者の言い分が食い違う中、鈴木は20日付の自身のブログで、騒動について謝罪し、当面の間の芸能活動自粛を発表した。なお、津田の「否定」に対しては言及していない。
出演
※すべて単独での出演。Winkとしての出演番組、CM等はWinkを参照。
テレビドラマ
- オレの妹急上昇(1988年1月18日、フジテレビ系) 第9話 - 清水ハルコ 役
- 真夜中は別の顔(1992年1月 - 3月、テレビ朝日系)
- 結婚オペレーション10to7(1992年10月、テレビ朝日系)
- 江戸の用心棒II 第15話「縁談アリ地獄」(1996年3月5日、日本テレビ系) - お由紀 役
- メロディ(1997年1月5日 - 3月30日、TBS系)- 吉川雅美 役
- ドラマ30『幼稚園ゲーム2 〜社宅篇〜』(2002年5月 - 7月、TBS系)
- ウルトラQ dark fantasy(2004年4月 - 9月、テレビ東京系)
- 愛の劇場『温泉へ行こう5』(2004年、TBS系) 第19-20話 - 中邑 役
- 特命係長・只野仁(2005年2月11日、テレビ朝日系) 第16話 - 工藤絵理 役
- 恋する!?キャバ嬢(2006年1月 - 3月、テレビ東京)
- 地獄少女(2006年、日本テレビ系) 第3話 - 鶴田笙子 役
- 4姉妹探偵団(2008年2月、テレビ朝日系)第6話 - 光子 役
- パズル(2008年5月、テレビ朝日系) Piece7 – 池村亜希子 役
- ザ・ライバル「少年サンデー・少年マガジン物語」(2009年5月5日、NHK) - ウェートレス 役
テレビ番組
- 志村けんはいかがでしょう(フジテレビ系、1995年4月 - 9月)
- 〜明日も絶対〜パチるん?埼玉版(テレビ埼玉、2006年4月 - 12月)
- ガキの使いやあらへんで(日本テレビ、2009年 4月19日)
- プロインタビュアー 吉田豪の元○○な人々(関西テレビ、2010年7月19日 - 7月23日、7月26日 - 8月1日)
他多数
CM
映画・オリジナルビデオ
- キンピラ (1990年12月、東映) 松本千代役
- 勝手にしやがれ!成金計画 (1996年9月、ケイエスエス) 三奈子役
- ROMANTIC MANIA ロマンティック マニア(1997年2月、ケイエスエス 初主演映画)主演:林英子役
- 逆鱗組七人衆 (2005年9月、さざ波) 山田ハルコ役
- 熱帯 濡れた監禁 女探偵 神楽明日香 (2009年5月、ATTACK ZONE)主演:神楽明日香役
- 宿命のジオード(2010年2月、ロックライアードピクチャーズ)主演:三輪聖子役
インターネット番組
- コイカツ 恋愛ノウハウトークライブvol.2(マシェリバラエティ マシェバラ 2010年11月5日)
舞台
- 怪盗チェリーのレストラン(銀座博品館劇場)※主演
- PINO〜ピノキオ〜
- Annie
- 眠れぬ夜の電波ハイジャック〜LAZY MIDNIGHT〜
- ちぎれた雲はどこへ行く(2007年7月29日 - 9月1日)
- THE WINDS OF GOD~零のかなたへ~(2008年9月2日 - 9月9日)
ディスコグラフィ
※Winkとしてシングル25枚、アルバム25枚発売(Wink#ディスコグラフィ参照のこと)
シングル
- La Gioconda(1996年2月25日)
- ラ・ジョコンダ
- 眠り姫でいたくない
- ラ・ジョコンダ(オリジナル・カラオケ)
- 眠り姫でいたくない(オリジナル・カラオケ)
- INNOCENT SKY〜悲しみも届かないあの空の向こうへ〜(1998年10月28日)
- INNOCENT SKY〜悲しみも届かないあの空の向こうへ〜
- PEACE OF MY LIFE
- INNOCENT SKY〜悲しみも届かないあの空の向こうへ〜 (INSTRUMENTAL)
アルバム
- Mode(1992年3月25日)
- ラスト・ダンスは頬よせて
- 1999年の退屈
- ハリウッドな恋にして
- 最後の楽園
- TRANSFER
- 不実な仔猫たち
- 零〜re-generation〜(2003年12月10日) - Wink活動停止後初のソロアルバム
- UNBREAK MY HEART
- SOMEBODY TELL ME
- 止まった時計
- ノスタルジア
- 変わらない想い
- VOICE
- 竹田の子守唄
- 雨音はショパンの調べ
- 帰り着く場所に
- MY SWEET ROAD
書籍・写真集
- Merci(1997年1月、ぶんか社、撮影:武藤義)ISBN 4821121263
- Trentaine(1999年8月、テイアイエス、撮影:山内順仁)ISBN 4886182062
- Voice(2005年3月、ベストセラーズ、撮影:野村誠一)ISBN 4584170967
- one track memories(2009年9月25日、ジーオーティー、撮影:福島裕二)ISBN 9784860845605
- 負けじ魂(2010年11月6日、光文社)ISBN 978-4334976323
DVD
- Voice(2005年9月、ジェネオン・エンタテインメント)
- NATURAL 〜Respect my life〜(2009年1月、GPミュージアムソフト)
- September Shock(2009年9月、MUTEKI)※アダルト・イメージ・ビデオ
- one track memories(2009年10月、antenna)
出典・脚注
関連項目
- ネバーランド (芸能プロダクション) - 過去に鈴木が所属していた芸能プロダクション(現在は解散している)
外部リンク
- センス・プロダクション - 所属事務所
- 鈴木早智子公式ブログ「Heart To Heart」 - 公式ブログ(2009年12月 - 2010年6月20日)
- ↑ 鈴木早智子オフィシャルブログ(2008.05-2009.12)テンプレート:リンク切れ
- ↑ この時のグランプリは立花理佐。
- ↑ 日本国内をはじめ、中国、香港、東南アジア諸国等を市場とした女性向け煙草のコマーシャルの、イメージソングCDリリース歌手を選出するプロジェクトだった。そのため、20歳以上の女性が出場者として選出された。この事項は、『ASAYAN』で小室哲哉が語った。
- ↑ 4.0 4.1 4.2 鈴木早智子『負けじ魂』、光文社、2010年11月。
- ↑ 鈴木は、ニューヨークでのレッスン中、ミュージカル『ミス・サイゴン』のナンバー「I STILL BELIEVE(今も信じてるわ)」を披露している。