赤木誠
赤木 誠(あかぎ まこと、1958年10月24日 - )は、毎日放送(MBS)所属のアナウンサー。2006年度アノンシスト賞(スポーツ実況部門)受賞者。
来歴・人物
鹿児島県霧島市(旧国分市)出身。九州大学理学部数学科卒業後の1981年に毎日放送へ入社した。入社直後から、プロ野球(阪神タイガース戦)のナイター中継を中心に、ラグビーや駅伝などの中継でスポーツアナウンサーとして活動。2006年度のアノンシスト賞(スポーツ実況部門)を受賞したことがある。
阪神戦ではJNN全国ネットの中継に登場することも多く、阪神対巨人戦を毎年最低でも1回担当しているほか、日本シリーズでは2003年の対福岡ダイエーホークス戦、2005年の対千葉ロッテマリーンズ戦(いずれも阪神甲子園球場の第4戦)、オリックス・ブルーウェーブが日本一となった日本シリーズでは1996年の対巨人戦(グリーンスタジアム神戸での第5戦)を担当した。プロ野球の優勝実況にも多く関わり、1996年のオリックス(対日本ハムファイターズ)、1998年の横浜(対阪神、テレビ全国ネット)、2001年の大阪近鉄バファローズ(対オリックス、ラジオ[1])、2005年の阪神(対巨人)と過去4度のプロ野球優勝の瞬間を実況。2013年9月15日にMBSラジオで放送された『MBSタイガースライブ』では、東京ヤクルトスワローズ対阪神戦(神宮)中継の実況担当として、ウラディミール・バレンティン(ヤクルト外野手)がシーズン56号本塁打(1回裏・NPBのシーズン新記録)と57号本塁打(3回裏・2打席連続・アジアにおけるプロ野球のシーズン新記録)を放った瞬間を伝えた。
ラグビーでは年末年始にかけて行なわれる「全国高校ラグビー大会」で実況を担当している。民間放送共同機構で放送された頃は準決勝(全国ネット)の実況を担当し、地方予選では奈良県大会の決勝を担当(本来は奈良テレビ放送のアナウンサーの担当)。ちなみに赤木は、大阪府立北野高等学校の選手として橋下徹(前・大阪府知事。現・大阪市長、日本維新の会共同代表)が出場した試合も実況。『ジャンクSPORTS』(フジテレビ制作、関西地方では関西テレビで放送)では、橋下が知事就任前の弁護士時代にゲストで出演した回で、赤木の実況が収められたVTRを放送している。
出演番組
現在
- MBSニュース(不定期、プロ野球のシーズン中でも行う)
テレビ
- ※JNN(全国)ネットは上述にもあるとおり、プロ野球阪神タイガース対読売ジャイアンツ戦(2009年までで、現在はローカル中心)とTBSが制作する全日本実業団女子駅伝(2007年・第3移動車、2008・2009年・第3中継所)を担当している
- 過去にはCBCが制作したボクシング薬師寺保栄対辰吉丈一郎戦の辰吉陣営サイドのリポーターを務めた。
- GAORAプロ野球中継北海道日本ハムファイターズ主催試合(年数回程度)
ラジオ
- MBSベースボールパーク(前身の『毎日放送ダイナミックナイター』→ 『MBSタイガースナイター』→ 『MBSタイガースライブ』時代から実況・ベンチリポーターを担当)
過去
テレビ
ラジオ
- MBSダイナミックナイター ザ・オフ(1993年年度のナイターオフ番組)岡本育子とともに月・火曜日のパーソナリティを担当
- 太田幸司の熱血!!タイガーススタジアム(月曜日担当)
- with…夜はラジオと決めてます(2012年度のナイターオフ番組)
- 木曜日のスポーツ系企画「オレたちまだまだベースボールキッズ」に、プレゼンターとしてレギュラー出演。
関連人物
脚注
- ↑ 北川博敏の代打逆転サヨナラ満塁優勝決定ホームランがスタンドに入った瞬間、あまりの劇的な幕切れに「あー!あー!」と絶叫した。ちなみにRKB毎日放送の石田一洋アナウンサーは「最高の試合」にこの試合を挙げた際に、赤木のこの絶叫を引用している。テレビ・ラジオ局|報道関係者|「最高の試合」「名場面・名勝負」|2010年NPBスローガン「ここに、世界一がある。」スペシャルコンテンツ