竹富町

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竹富町(たけとみちょう)は、沖縄県八重山郡

地理

八重山諸島のうち、西表島竹富島小浜島黒島波照間島鳩間島新城島由布島の有人島と、その周囲にある仲の神島などの無人島からなり、石垣島与那国島尖閣諸島は含まない。

町役場は町外の石垣島(石垣市)にある。町内の各島への航路は基本的に石垣島を起点としており、各島間を相互に連絡する航路はほとんどないためである。役場がその町村の区域外に位置する町村は、竹富町以外には鹿児島県の十島村三島村の2村しかない。

  • 東端:竹富島([[[:テンプレート:座標URL]]24_19_15_N_124_6_7_E_{{{9}}}&title=%E7%AB%B9%E5%AF%8C%E7%94%BA%E3%81%AE%E6%9D%B1%E7%AB%AF 北緯24度19分15秒東経124度6分7秒]
  • 西端:仲御神島([[[:テンプレート:座標URL]]24_11_33_N_123_33_19_E_{{{9}}}&title=%E7%AB%B9%E5%AF%8C%E7%94%BA%E3%81%AE%E8%A5%BF%E7%AB%AF 北緯24度11分33秒東経123度33分19秒]
  • 南端:波照間島([[[:テンプレート:座標URL]]24_2_44_N_123_47_18_E_{{{9}}}&title=%E7%AB%B9%E5%AF%8C%E7%94%BA%E3%81%AE%E5%8D%97%E7%AB%AF 北緯24度2分44秒東経123度47分18秒]
  • 北端:鳩間島([[[:テンプレート:座標URL]]24_28_38_N_123_49_2_E_{{{9}}}&title=%E7%AB%B9%E5%AF%8C%E7%94%BA%E3%81%AE%E5%8C%97%E7%AB%AF 北緯24度28分38秒東経123度49分2秒]

字の一覧

の一覧。

西表島
その他の島
  • 竹富(たけとみ・竹富島)
  • 小浜(こはま・小浜島)
  • 黒島(くろしま・黒島)
  • 新城(あらぐすく・新城島) ※505番地のみ下地島、あとは上地島。
  • 鳩間(はとま・鳩間島)
  • 波照間(はてるま・波照間島)

人口

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歴史

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行政

  • 役場 - 石垣市美崎町11
  • 西表東部出張所 - 竹富町字南風見201-47
  • 西表西部出張所 - 竹富町字上原584-1
  • 波照間出張所 - 竹富町字波照間2750-1
  • 小浜ふれあいセンター - 竹富町字小浜60
  • 離島振興総合センター - 竹富町字南風見201-47(西表東部出張所と同じ)

交通

空港

港湾

ファイル:IshigakiRitohTerminal.jpg
石垣港離島ターミナル。竹富町の各島への交通の拠点となっている。
ファイル:Ishigaki port RITOH Pier Okinawa,JAPAN.jpg
竹富町の各島へ就航する船 - 石垣港(旧離島桟橋)

おもに石垣港から各島へ、高速旅客船貨客船フェリー)が就航している(八重山観光フェリー安栄観光石垣島ドリーム観光波照間海運の各社が就航)。 また、西表島の他の地域と道路で繋がっていない船浮集落へは、白浜港から船便(船浮海運)がある。※航路の詳細は各社の項目を参照。

※括弧書きの港への定期船乗り入れはない。

西表島内
  • 大原港
  • 上原港
  • (船浦港) ※かつて安栄観光が就航していたが、上原港に変更。
  • (祖納港)
  • 白浜港
  • (仲間港)
  • 船浮港
その他の島
  • 竹富東港 - 竹富島 ※竹富港とも呼称される。
  • 小浜港 - 小浜島
  • 黒島港 - 黒島
  • (上地港) - 新城島・上地島
  • 鳩間港 - 鳩間島
  • 波照間港 - 波照間島

道路

路線バス

名所・旧跡

通信

電話

竹富町は、沖縄県内では南北大東島とともに「電話の自動ダイヤル化」がもっとも遅れた地域である。

1979年、全世帯が即時通話網となった。当初、市外局番は竹富島098094、小浜島098093、黒島098092、西表島東部098095、西表島西部・鳩間島098096、波照間島098098と島ごとに異なり(さらに西表島は東部と西部に分かれていた)、町内に6つの市外局番が存在していた(役場のある石垣市は09808)。町内でも島外(西表島は東部と西部相互間も含む)へ電話をかけるときは市外局番からダイヤルする必要があった。

1983年、先に石垣島と統一した与那国島とあわせて、まずは竹富島が石垣島と同じ「09808」に市外局番を変更し、次に残る町内すべてが同じ市外局番に統一した。加入数が少なく番号の飽和などの逼迫した事情もないことから、市内局番は空き局番だった「5」を竹富町の統一局番とし、これまでの市外局番の末尾数字を市内局番の後に続く4桁の電話番号の頭数字とした(これまでの市外局番の後の電話番号の頭数字は2から始まっていた。例・098095-2XXX→09808-5-5XXX。黒島では竹富島が先行して統一したため、統一後の電話番号の頭数字は4とした)ことから、市外局番で行っていた町内の島の区別は、市内局番に続く4桁の電話番号の最上位の1桁でわかるようになった。これにより市外局番から10桁をダイヤルしなければいけなかった町内各島相互間などへのダイヤルが「5-XXXX」の5桁で済むこととなったほか、同じ市外局番となった石垣市や与那国町へも5桁のダイヤルで済むことになり利便性が向上した。

1990年代に入ると、インターネットなど通信の多様化にともない利用される電話番号が増加したため、「5」のほかに空き番号だった「4」も市内局番に利用されるようになった(「4」は石垣市や与那国町でも使われているが、市内局番に続く電話番号4桁の上位1~2桁を地域ごとに割り当てている)。2002年12月には、NTT以外の電話会社の新規参入を促すため市内局番の2桁化が企図され、市外局番を「0980」とし末尾の「8」を市内局番の頭番号としたことから、町内の市内局番は「84」または「85」となった。

同時に、宮古諸島でも「09807」だった市外局番を「0980」とした。「0980」は従来(1983年以降)から名護市などの沖縄本島北部で使用されており、同番号は県内3ヶ所で使用されることとなった。天気予報電話サービスは「市外局番+177」でその地域の天気予報を聞くことができるが、「0980」を使用している3ヶ所はそれぞれ予報区域が異なるため、竹富町が含まれる「石垣島地方」の予報を地域外から聞く場合は市外局番変更前のまま「09808-177」をダイヤルすることとしている(宮古島も同様に「09807-177」のまま。沖縄本島地方は「0980-177」で予報を聞くことができたが、のちに北部と098を使用している中南部や久米島と同じ予報区域(本島中南部・北部・久米島は電話サービスでは3ヶ所まとめて予報アナウンスを行っている)であることから、「098-177」のみとなっている)。
竹富町の各地域の電話番号の変遷
地域(局番名) ダイヤル化当時
(1979~1983)
市外局番統一
(1983~2002)
市内局番2桁化
(2002~)
竹富島(竹富) 098094-2XXX 09808-5-2XXX 0980-85-2XXX
小浜島(小浜) 098093-2XXX 09808-5-3XXX 0980-85-3XXX
黒島(沖縄黒島) 098092-2XXX 09808-5-4XXX 0980-85-4XXX
西表島東部(沖縄大原) 098095-2XXX 09808-5-5XXX 0980-85-5XXX
西表島西部(西表) 098096-2XXX 09808-5-6XXX 0980-85-6XXX
波照間島(波照間) 098098-2XXX 09808-5-8XXX 0980-85-8XXX

日本郵政グループ

郵便局

  • 西表島郵便局(西表)
  • 西表大原郵便局(南風見)
  • 竹富郵便局(竹富)
  • 小浜島郵便局(小浜)
  • 黒島郵便局(黒島)
  • 波照間郵便局(波照間) - 日本最南端に位置している。
  • 鳩間簡易郵便局(鳩間)

ゆうちょ銀行ATMは、鳩間簡易郵便局を除く各局に設置されている。なお、ホリデーサービスは各局とも実施されていない(2010年4月時点)。

郵便番号

かつては島ごと(西表島は東部と西部)に集配郵便局があったため、郵便番号も5桁時代から島ごとに異なっていた。なお、現在は石垣市にある八重山郵便局が集配を担当しており、町内に集配郵便局はない。 島ごとの郵便番号は以下のとおり(括弧内は現在の郵便番号)。

  • 竹富島 - 907-11(907-1101)
  • 小浜島 - 907-12(907-1221)
  • 黒島 - 907-13(907-1311)
  • 西表島(東部) - 907-14(907-1431~5)
  • 西表島(西部) - 907-15(907-1541~4)
    • ※鳩間島は、5桁時代は907-16だったが島内の簡易郵便局が無集配となり、西表郵便局による集配区域となったため907-1544となった。
  • 波照間 - 907-17(907-1751)

放送

町内ではテレビ・ラジオとも石垣島に近い竹富島・小浜島・黒島・西表島東部が石垣島にある石垣中継局を受信。また石垣島から離れている波照間島も間には海しかなく電波障害になるものがないため、同中継局を受信している。

一方、西表島西部と鳩間島は東部と間に高い山があるのと、石垣島から遠いためテレビ・ラジオも良好に受信できないため西部の祖納に中継局が置かれており、そこから受信している。同中継局は与那国島への電波を送る役割も同時に果たしている。またごく稀だがテレビでは石垣島北部の川平テレビ中継局を受信しているところもある。

なお、中波(AM)放送は夜間になると日本国外(中国台湾朝鮮半島など)との混信により受信困難であるため、NHKは祖納テレビ中継局、民放は石垣・祖納両中継局で超短波(FM波)による放送を行っている。中波ラジオ放送の中継局をFMで放送を行うのは国内初の事例となった。

テレビジョン

1967年沖縄放送協会(OHK)によって放送が開始され、1972年の本土復帰と同時にNHK沖縄放送局に引き継がれた。但し、沖縄本島とは放送内容が異なっていた。1976年、沖縄本島や本土と同時放送となると同時に教育テレビの放送が開始され、これまでのチャンネルは総合テレビとなった。

放送開始当時(総合テレビのみ)のチャンネルは、US10ch(日本の8chに相当)だった。コールサインは復帰前のOHKは沖縄本島と宮古と八重山それぞれ放送局があったので八重山はKSGAだった。復帰後はしばらく沖縄本島と宮古・八重山の先島地区は放送内容が異なっていたため、先島地区はJOVQ-TV(沖縄宮古テレビジョン)だった。1976年に沖縄本島と同時放送となった後は、先島の親局だった宮古平良局は中継局となったため沖縄放送局のコールサインとなった。なお、ラジオ放送は復帰後すぐに放送開始されたが、開始当初から沖縄本島からの放送だったため沖縄放送局のコールサインが使われていた。

1993年、民放の琉球放送(RBC)と沖縄テレビ(OTV)の放送が開始された。一方、琉球朝日放送(QAB)は1995年に開局後も町内を含め先島諸島ではアナログ放送の中継局が設置されなかったため受信は不可能だった[2]

2006年に沖縄県内で開始された地上デジタルテレビジョン放送は、町内の多くが受信する石垣中継局で2008年12月、西表島西部や鳩間島を対象地域とする祖納中継局は2009年4月にそれぞれNHKのみ開局し、民放各局はいずれも2009年10月に開局。アナログ放送では未開局だったQABもデジタル新局として放送を開始された。

テレビ中継局一覧
中継局
リモコンキーID
総合
(1)
教育
(2)
RBC
(3)
OTV
(8)
QAB
(5)
石垣(出力100W) 26 24 33 35 36
祖納(出力1W) 17 13 32 42 48

ラジオ

NHKは、1972年の本土復帰に合わせてラジオ放送を再開し、ラジオ第1放送ラジオ第2放送の中継局を石垣島に開設したことから、町内からはこれを受信した。また、テレビの同時放送が始まった1976年にはFM放送も開始された。

しかし、西表島西部では夜間になると日本国外の放送との混信によりAMラジオ放送の聴取が困難になることから、1991年に同島を中心に発生した群発地震を契機として同年、防災対策の観点から同島西部の祖納にラジオ第1放送の、2003年にはラジオ第2放送の中継局を混信の少ないFMで開局した。

  • ラジオ第2の中継局新設は、1972年に沖縄放送局のラジオ放送再開で設置されて以来31年ぶり。
  • 祖納中継局はNHKFMの中継局が設置されていない。

民放は、復帰前の1964年に琉球放送(RBCiラジオ)が宮古島に中継局を開設したことから、町内からはこれを受信していたが、2004年に琉球放送とラジオ沖縄 (ROK) がFMによる中継局を石垣島と西表島に開局した。このほか、2007年に石垣市で開局したコミュニティFM石垣コミュニティーエフエム」(FMいしがきサンサンラジオ)は、町内の一部(西表島東部まで)を「放送エリア」に含んでいる[3]

ラジオ中継局周波数一覧
中継局 NHK1 NHK2 NHKFM RBCi ROK
石垣 540 1521 87.0 89.0 87.8
祖納 85.2 83.1 83.9 81.5
  • 周波数単位はのNHKAMの石垣局はkHz、あとは全てMHz。
  • 出力は石垣局はNHKAMが1kW、あとは100W。祖納局はすべて10W。

出身有名人

  • 音楽
    • 池田卓 - 西表島(船浮)出身。
    • 那良伊千鳥 - 西表島(祖納)出身。
    • 鳩間加奈子 - 鳩間島出身。
    • SHINOBU - 小浜島出身。DA PUMPの元メンバー。
  • その他
    • 平田大一 - 小浜島出身。脚本家・演出家。
    • 吉野高善 - 小浜島出身。医師・政治家。

関連項目

脚注

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外部リンク

テンプレート:Sister

テンプレート:八重山諸島

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  1. 1.0 1.1 八重山毎日新聞2005年3月29日配信
  2. アナログ放送もごく一部ながらかろうじて受信できた世帯もある。[1]
  3. 会社案内 - FMいしがきサンサンラジオ