福井雄三

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テンプレート:一次資料 テンプレート:Infobox 学者 福井 雄三(ふくい ゆうぞう、1953年(昭和28年)7月 - )は、日本の歴史学者東京国際大学教授鳥取県倉吉市生まれ。東京大学法学部卒。卒業後、ハザマにて勤務。1991年(平成3年)退職し、1992年(平成4年)より大阪青山短期大学助教授を経て、2012年(平成24年)4月より現職。専攻は国際政治学日本近代史

歴史観

ノモンハン事件
SAPIO』(2009年11月11日号)にて「ノモンハン事件は実は日本軍の大勝利だった」「(司馬遼太郎の)司馬史観というのは、東京裁判史観の掌の上で踊らされていた」との主張を展開した[1]
陸軍悪玉論海軍善玉論
戦後、海軍出身の作家らによって広がったこれらの説が間違っていたと主張。特に、山本五十六を批判している[2]
日独伊三国同盟
同条約とこれを推進した松岡洋右に対する評価は一般的には悪いが、独ソ戦が開始するとすぐに「ソ連を攻撃するように」と昭和天皇に直訴した行動を絶賛している。ドイツ軍と共にソ連を東西で挟撃していれば日本は第二次世界大戦の勝者となり、戦後に起きた共産主義の悲劇はなかったはずだと主張している[3]

著作

著作に関しては研究業績一覧を参照。

図書

共著

訳書

記事

脚注

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関連文献

関連項目

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外部リンク

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  1. テンプレート:Harvnb
  2. 自著『日米開戦の悲劇 ジョセフ・グルーと軍国日本』の中で、中川八洋の『山本五十六の大罪』などを引用しながら持論を展開。
  3. 自著『板垣征四郎と石原莞爾』を参照。ソ連やスターリンに関しては『世界最強だった日本陸軍』においても論じている。