目白
テンプレート:Pathnav テンプレート:Infobox Settlement 目白(めじろ)は、東京都豊島区の町名。郵便番号171-0031。2011年10月1日現在の住民基本台帳人口による人口は12,411人[1]。2011年1月1日現在の面積は0.934km2[2])。
目次
地理
豊島区西部に位置する。同区南長崎、西池袋、南池袋、雑司が谷、高田、新宿区高田馬場、下落合、中落合と接している。高級住宅街の一つでもある。東日本旅客鉄道の山手線目白駅を中心とする。
巷間で言われる「目白」のイメージは一丁目のほとんどを占める学習院大学および3丁目に所在する尾張徳川家由来の『徳川黎明館』『徳川ビレッジ』、さらには隣接する新宿区下落合・中落合・西落合の歴史的背景に依拠するところが大きいが、現在その大部分はごく平均的で閑静な住宅地である。文教地域として知られ、近接する目白台と共に幼児教育の私塾が数多く存在する。殆どが住宅地であり、娯楽施設はほとんどない。
目白一丁目の大部分を学習院大学キャンパス(学習院大学、学習院高等科、学習院中等科)が占める。また、目白通りを挟んで学習院向かい側の二丁目には、川村学園、目白小学校がある。三~五丁目は目白通りを挟んで新宿区下落合および中落合と隣接している。
豊島区目白と田中角栄元首相の邸宅「目白御殿」や日本女子大学の所在する文京区目白台は異なる街だが、混同されることが多い。もっとも、両者とも元来目白不動尊の一帯の台地を「目白台」と呼称してきたことから生まれた地名ではある。
汎称地名
汎称地名としての「目白」は新宿区下落合・中落合・西落合の一部まで「目白」と呼ばれることがあり、椎名町や西池袋といった目白からかなり離れた地域でも集合住宅名に目白を冠したものが存在する。このうち新宿区内は明治時代に近衛家、相馬家の旧華族の大邸宅が建ちその後一般に分譲された現在の下落合二~四丁目、ならびに現在の中落合に大正時代、箱根土地株式会社(現・株式会社コクド)が開発・分譲した「目白文化村」である。50年以上住んでいる目白住民は「目白が丘」と呼ばれる「高台」部分を「目白」と認識しておりテンプレート:要出典実際の下落合駅付近や中井駅付近は、その「高台」からはずっと離れており尚且つそれらの駅自体は「高台」より下にあるため、目白としての認識度は薄い。近隣の文京区目白台や新宿区下落合(一部)が、その「高台」部分でありそれを総称して「目白」と呼ばれる事が多い。具体的には、キリスト教の教会である目白聖公会は、豊島区の目白ではなく、新宿区の下落合にあるが、最寄り駅は目白駅であるため、そのような名称とされている。クリスマスには目白聖公会の敬虔な信徒により目白駅前でクリスマスキャロルを歌う「キャロリング」を行うのが恒例行事となっている。
歴史
もともとは北豊島郡長崎町、高田町、雑司ヶ谷町、巣鴨町の各一部。1932年に東京市に編入され、豊島区の一部となる。このとき高田町、雑司ヶ谷町、巣鴨町の各一部をもって目白町が起立。1966年住居表示の施行に伴い、現行の目白一~五丁目が成立。このとき椎名町1丁目が併合されるなど範囲に若干の異動があった。
地名の由来
交通
鉄道
路線バス
道路
- 明治通り
- 目白通り - 大学キャンパスに接しているが学生街は形成されていない。
- 山手通り
- 新目白通り - 目白通りのバイパスとして建設された放射7号線を指す。通称『十三間通り』。目白の近くを通るが、目白には接しない。
施設
目白一丁目
目白二丁目
- 東京消防庁豊島消防署目白出張所
- 目白警察署
- 豊島区立目白小学校
- 学校法人川村学園
- 豊島区立目白第二保育園
- ヨネクラボクシングジム
目白三丁目
- ホテルメッツ目白
- リッチモンドホテル東京目白
- 三菱東京UFJ銀行目白支店、目白駅前支店
- 三井住友銀行目白支店
- りそな銀行池袋支店目白出張所
- 切手の博物館
- 徳川黎明会
- 赤堀栄養専門学校
- 草苑保育専門学校
- 草苑幼稚園
- 河合ニットデザイン専門学校
- 目白庭園(赤鳥庵)
目白四丁目
- 目白第一区民集会室
- 豊島区立目白図書館
- 目白の森
- 住友ゴム工業目白寮
目白五丁目
- 心身障害者福祉センター
- 豊島区立目白第一保育園
- 愛心幼稚園
- 日本外国語専門学校目白新館
- 目白福祉専門学校
脚注
関連項目
外部リンク
テンプレート:豊島区の町名- ↑ 豊島区政策経営部広報課 "町丁別の世帯と人口(平成23年10月1日現在)"平成20年4月25日更新.(2011年11月24日閲覧。)
- ↑ 豊島区政策経営部広報課"3-2 住民基本台帳による町丁別世帯と人口(平成23年1月1日)"(2011年11月24日閲覧。)