生野駅 (兵庫県)
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生野駅(いくのえき)は、兵庫県朝来市生野町口銀谷(くちがなや)字中筋にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)播但線の駅である。特急「はまかぜ」が停車する。
駅構造
相対式2面2線のホームを持ち、交換設備を有する地上駅。駅舎は西口(姫路方面行きホーム側)と東口(和田山方面行きホーム側)両方にあり、ホームの跨線橋で連絡している。配線上では一線スルー化も可能であるが、信号機が片側設置のため、ホームは方向別になっている。一時期無人化されていたが、現在は福崎駅管理の簡易委託駅で、朝から夕方まで2009年3月に竣工した西口駅舎に駅員が配置されている。
鉄道では全国的に珍しい右側通行となっている。新井方面からは上り勾配となっていて、新井方面から見て駅構内は左側にカーブしており、さらに左側分岐であるため、左側通行では勾配途中で分岐制限を受けてしまうので、蒸気機関車はホームへの停車が困難だったからである。
2010年(平成22年)4月、西口駅舎内に朝来市観光情報センターがオープンした。
ホーム | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | テンプレート:Color播但線 | 下り | 和田山方面 |
2 | テンプレート:Color播但線 | 上り | 寺前・姫路方面 |
利用状況
1日平均の乗車人員は361人である(2010年度)。近年の1日平均乗車人員は以下の通りである。
- 565人(2000年度)
- 541人(2001年度)
- 528人(2002年度)
- 510人(2003年度)
- 489人(2004年度)
- 472人(2005年度)
- 457人(2006年度)
- 441人(2007年度)
- 453人(2008年度)
- 392人(2009年度)
- 361人(2010年度)
駅周辺
- 銀山まち回廊
- 但陽信用金庫会館(但陽美術館・但陽会館)
- 生野書院
- 生野マインホール
- 旧生野警察署
- 生野義挙碑(生野代官所跡)
- SUMCO生野クラブ
- 生野まちづくり工房井筒屋財
- 旧生野鉱山社宅(甲社宅)
- 国史跡生野銀山(当駅から神姫グリーンバス喜楽苑行きで、小野下車)
- 播但連絡道路 生野ランプ
- JR-Ikuno-pf-1.jpg
長谷側よりホームを望む
- JR-Ikuno-pf-2.jpg
新井側よりホームを望む
- Ikuno Station Asago Hyogo04n3200.jpg
西口の朝来市観光情報センター
- Ikuno Station Asago Hyogo06n3200.jpg
東口駅前ロータリー
バス
停留所名 生野駅(全但バスは生野駅裏)
歴史
- 1895年(明治28年)4月17日 - 播但鉄道が長谷駅から延伸し、その終着として開業。旅客・貨物の取扱を開始。
- 1901年(明治34年)8月29日 - 新井駅までの延伸に伴い、南へ300m移転。途中駅となる。
- 1903年(明治36年)6月1日 - 播但鉄道が山陽鉄道に営業譲渡。山陽鉄道の駅となる。
- 1906年(明治39年)12月1日 - 山陽鉄道国有化により国有鉄道の駅となる。
- 1909年(明治42年)10月12日 - 線路名称制定。播但線の所属となる。
- 1973年(昭和48年)4月1日 - 貨物の取扱を廃止。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により西日本旅客鉄道の駅となる。
隣の駅
※特急「はまかぜ」の隣の停車駅は列車記事を参照のこと。
- 西日本旅客鉄道
- テンプレート:Color播但線
- テンプレート:Color快速
- テンプレート:Color普通
- 長谷駅 - 生野駅 - 新井駅