激生!スポーツTODAY
テンプレート:Redirect テンプレート:基礎情報 テレビ番組
『激生!スポーツTODAY』(げきなま!スポーツトゥデイ、略称:激スポ!)はテレビ東京系列と中京、近畿の一部の独立UHF放送局、並びにBSジャパンで放送していたスポーツニュース番組。
目次
沿革
「メガTONスポーツTODAY」時代
1983年4月9日 - プロ野球公式戦開幕に合わせて、元NHKアナウンサーの鈴木文彌の司会で22:30 - 22:50(木曜日は木曜洋画劇場の関係で23:00 - 23:20、週末は22:30 - 22:55)に放送された『メガTONスポーツTODAY〜プロ野球速報〜』(メガトンスポーツトゥデイ プロやきゅうそくほう)として放送を開始(1986年10月以降は『メガTONスポーツTODAY』)。
放送開始当時、NHK総合テレビの『スポーツアワー』が22:45から放送されていたが、それよりも早い時間帯に放送されていたので「日本一速いスポーツニュース」を謳い文句にしていた。しかし、その後、テレビ朝日系で『速報!TVスタジアム』や『ニュースステーション』など、スポーツの速報をこの番組より早く行う全国ネット番組が出現し、この謳い文句は消えている。
なお、東海地方ではテレビ愛知の開局前だったため、岐阜放送がいち早く放送することになった(中日戦の取材はテレビ愛知開局まではTXが直接やっていたものと思われる。三重テレビ放送は一切ネットされず)。
1983年5月19日 - 鈴木が病気入院のため降板、元日本テレビアナウンサーの志生野温夫に交代した。その後平日版は1986年10月から23:00 - 23:20(1988年4月から23:30まで拡大)、週末版は1988年4月から23:00 - 23:25にそれぞれ移行。
オープニングはCGと実写とで制作され、当初はピッチャーをモータードライブで撮影した映像も使われたが、83年10月にマイナーチェンジされ、「プロ野球速報」と題しながらもプロ野球の試合の映像が登場せずフィギュアスケートやアイスホッケー、ラグビー等のウィンタースポーツが登場するものに変更となり、テーマミュージックのラストもマイナーチェンジ。その後、BGMにテレビ東京スポーツテーマ「Let's try 0012」を使用したものに移行した。
「スポーツTODAY」時代
1990年、平日は『ワールドビジネスサテライト』の23:00スタートに伴い番組は23:50(1994年4月から23:55に変更)スタート。またタイトルも『遊友スポーツTODAY』(ゆうゆう - )と名乗った時期もあった。
1990年代は山田透(一時山田くらのすけと改名)による「生実況」も人気を集めた。この時期は三重テレビ放送が、通常ニュースを含めて同社史上初めて夜のニュース番組を同時ネット。
当時のプロレスブームに乗り、スポーツニュースで無視されがちな格闘技を取り上げ毎週水曜日に格闘技特集コーナー「バトルウィークリー」を編成、当時独占契約のあった新日本プロレス、全日本プロレスを除いたプロレスインディー団体とUWF系、シュートボクシングやキックボクシング等のマイナー格闘技を取り上げていた。
「スポーツ10ミニッツ」、「スポーツTODAYワイド」時代
1998年から放送の規模を見直し、平日は23:45 - 23:55に『スポーツ10ミニッツ』(スポーツテンミニッツ)として、週末は従来と同じ23:00スタート( - 23:45、その後土曜日は23:30 - 0:15に移動)の枠での『スポーツTODAYワイド』として放送された。
「激スポ!」、「激生!スポーツTODAY」時代
さらに2001年に週末、1年後の2002年に平日のリニューアルが行われた。
- 平日 『激スポ!』(23:55 - 0:09。その後の日替わりエンターテインメント番組と合わせたワイドゾーン「スポパラ」の前半の番組として放送)
- 週末 『激生!スポーツTODAY』(土曜日23:45 - 0:25、日曜日23:24 - 24:00)
- (BSジャパンではスタートした一時期は平日サイマル放送をしていたが、その後は時差放送に変更された)
2004年3月28日 - 番組終了、21年にわたった『スポーツTODAY』のタイトルが幕を引くこととなった。この枠は2004年3月29日以降は『スポ魂(平日)、スポーツ魂(週末)』に移行することになった。
特徴
プロ野球
いわゆる巨人贔屓が、スポーツTODAYのプロ野球コーナーの特徴であった。プロ野球コーナーでは、基本的には試合結果をダイジェストで放送するものだったが、注目の1試合のみ放送室風の別室で、実況(主に山田透)・解説者付で重点報道していた。しかし、現実には巨人戦以外が放送室で「ONAIR」されることはなかった。2001年3月には、パリーグが先行開幕していたが、パリーグの開幕戦3カードは試合結果と簡潔な映像をダイジェスト版で放送し、ヤクルト対巨人のオープン戦が放送室で「ONAIR」されたこともあった。
放送時間
期間 | 月 - 金曜日 | 土曜日 | 日曜日 | |
---|---|---|---|---|
1983.4.9 | 1986.9 | 22:30 - 22:50(20分、木曜以外) 23:00 - 23:20(同上、木曜のみ) |
22:30 - 22:55(25分) | |
1986.10 | 1990.3 | 23:00 - 23:20(20分) | ||
1990.4 | 1994.3 | 23:50 - 24:10(20分) | 23:00 - 23:30(30分) | |
1994.4 | 1998.3 | 23:55 - 24:15(20分) | ||
1998.4 | 2000.3 | 23:45 - 23:55(10分) | 23:00 - 23:45(45分) | |
2000.4 | 2001.3 | 23:00 - 23:45(45分) | 23:30 - 24:15(45分) | |
2001.4 | 2002.3 | 23:30 - 24:15(45分) | 22:54 - 23:35(41分) | |
2002.4 | 2002.9 | 23:50 - 24:04(14分) ※『スポパラ』に内包。 |
23:24 - 24:00(36分) | |
2002.10 | 2003.3 | 23:40 - 24:20(40分) | ||
2003.4 | 2004.3.28 | 23:55 - 24:09(14分) ※『スポパラ』に内包。 |
23:45 - 24:25(40分) |
ネット局
TXN系列
- テレビ東京(基幹・制作局)
- テレビ大阪
- テレビ愛知(1983年9月1日開局以後)
- テレビせとうち(1985年10月1日開局以後)
- テレビ北海道(1989年10月1日開局以後 当時は札幌・小樽・旭川など道央地域のみ)
- TXN九州→TVQ九州(1991年4月1日開局以後)
- BSジャパン(2000年12月1日開局以後 後期は時差放送 これにより系列局のない県でも視聴可能に)
その他
末期のキャスター
- 平日
- 龍田梨恵(テレビ東京アナウンサー)月・火曜(-2004.3)
- 前田真理子(同上)水曜(-2004.3)
- 櫛山晃美 木曜(2004.1-3)
- 青山みなみ 金曜(同上)
- 村田和美 木・金曜(2002.4-2003.12)
- 週末
歴代キャスター
- 鈴木文彌(1983.4.9-)
- 志生野温夫(1983.5.19-、鈴木の後任)
- 板東英二
- 福井豊治[1]
- マーティー・キーナート
- 内藤はるみ
- 北嶋興
- 銅谷志朗(相撲コメンテーター)
- ボンバー森尾(Jリーグコーナー担当)
- 山田透(当時・くらのすけ)
- 須志田しのぶ
- 朝岡聡
- 簑田浩二
- 金田喜稔(サッカー解説)
- 水沼貴史(サッカー解説)
- 大仁田厚
- 関口郷子
- 青田昇
- ダンカン
- 爆笑問題(競馬予想)